田辺で一番!
【2016年8月18日】
母に会うために故郷へ
今日は、アメリカから一時帰国した長女も一緒だ。
いつもの田辺の居酒屋で一献。
故郷の肴は最高だ。
いつものように和歌山の酒
今日は端からワンカップをやっつけていくことにした。
「黒牛(純米)」
「鯨えびす(純米吟醸)」
「さいかの里(純米)」
「太平洋(純米)」
「紀伊國屋文左衛門 夏のロック(純米)」
◆トッコロ
◆ごんぱち(イタドリ)
◆鶏もつ煮
◆まびき菜
◆万願寺唐辛子
山の幸はお日様の匂い、
海の幸は潮の香り
そして、肉は大地の香り
南紀に生まれたことをシアワセに思う。
初ものの
◆さんまのお造り(1,000円)をいただく、生はもちろん、炙りもそして、腸をペースト代わりにして、なんて気の利いたお造りだろう。
〆は
◆潮汁(300円)と
◆鰻の棒寿司(1,500円)
隣には娘、生まれ故郷で、美味しい料理、シアワセな1日に感謝。
【2014年8月13日】
親父の初盆で弟も帰省。
最近は、田辺に戻れば必ずここに立ち寄ります。
この時期、5月のケンケン鰹や中秋からのウツボなどの華々しい料理はないですが、魚は夏が一番美味しい時期。
まずは、夏の風物詩の代表格‘鱧の落とし’と‘鱧の子の卵とじ’をオーダー。
落としは、梅肉か酢味噌を選ぶが、梅肉はさすが和歌山。レベルが違う。
夏の鱧は梅肉がやはり美味い。
‘鰹のあら煮’
骨の間の髄がなんとも美味で、へそと呼ばれる心臓の部位はサイコーのご馳走です。
酒は、和歌山の酒、‘黒牛’‘さいかのさと’‘ いち辛’‘鯨えびす’一通りいただきました。
いつもカウンターですので、何しようかな?っと悩んでいるとき、店主がオススメをつぶやくので、ツラレテどんどんオーダーしました(笑)
刺身盛り合わせ、トッコロ、太刀魚の塩焼きと煮付け、きゅうりのラー油漬、たこ旨煮、海老団子、鶏軟骨煮、コアジの唐揚げ、、、、
どれも美味しくいただきました。
仕上げの‘鯖の棒寿司’サイコーでした。
さあ、次はウツボの季節に来店します。
【2014年5月4日追記】
今日の目的はケンケンガツオの美味しさを妻に伝えたく、この時期に訪問。
ヤイトガツオと
ケンケンガツオの造り
灸の跡のような紋がある幻の鰹らしいです。
ヤイトガツオとケンケンガツオって載せたら、みんなビックリするで~って言うんで載せときます。
3月末から5月中頃にかけて、沖を西から東に流れる潮流、
黒潮がどんどん北上し、すさみ町沖に接岸するくらいまで迫ってきます。
今年の鰹、、心配してましたが、やっと揚がり始めたようです。
夕方水揚げされた「ケンケンガツオ」
その食感を「モチガツオ」と呼んでいます。
これを高知のように焼いたりしません。そのまま刺身でいただきます。
そうする必要がないほど新鮮、そして、モチガツオと言われるほどのモチモチとした食感なのです。
ただし、そのモチモチ感、朝水揚げされたものでも、感じることができません。
夕方に水揚げされたものがその日の消費者の食卓には並ぶわけのです。
美味しい釣り方と夕方に市場に出回る流通システムを構築した和歌山の南紀の食のこだわりと伝統的な食文化に脱帽です。
あっ、酒は特別純米酒「鯨えびす」
和歌山県の最南端の酒です。
ゴンパチ(イタドリ)と筍・蕨・蕗の炊いたん。
貝はトッコロ。
そして、アナゴの湯引き。
因みに、ケンケンガツオとはケンケン漁法で高知の1本釣りのように魚を傷つけない、圧迫しない。
すぐにシメて冷却する水揚げ方法のことです。
【2013年9月15日訪問】
ひとり酒、日曜日で20時くらいに入店したため目当ての秋刀魚も品切れ。
しかし、こんな台風の日でも満席状態。
「磯もん」の「とっころ」「獅子唐」をシンプルにポン酢で
串で「鱚」「穴子」を
酒は「黒牛」と「鯨えびす」
酒にベストチョイスでした。
【2012年11月】
父の誕生日が近いので大学生の息子を連れて実家に
夜は息子と二人のサシ飲みだ。
何気に田辺では地元のファンも多い「紀州魚介庵 かんてき」を予約しておいた。
今では広い範囲に「味光路」と名前を変えているが、古い人間は、このあたりを「親不孝通り」と呼んでいる。
学生の頃、ここを通る時、このネーミングも後押しして、ハラハラ、ドキドキしたものだ。
さてさて、遠く離れての息子と一献もいいものだ。
田辺の地産地消の郷土料理を中心にオーダーした。
まず、さし当たっては、
◆カメノテ
◆ウツボのモツ煮
◆ゴンパチの煮付け
カメノテは貝の一種、ゴンパチとは田辺弁で標準語ではイタドリ(虎杖)のこと。
このゴンパチは箸休めに丁度いい。
◆ウツボの刺身
◆秋刀魚の刺身
ウツボはこの時期が一番美味い。
鰤の漁に一緒に水揚げされる外道だ。だから、鰤漁と同じ今の時期から3月までだ。
夏頃は臭みが強くて食べれないらしい。
秋刀魚もそろそろ時期が終わりだ。
今は最も美味い。
普通の刺身もよかったが、さっと炙って、ハラワタに火を通して、わさびの代わりに付けていただくこの食べ方は、なかなか酒に合う。
◆ウツボのツミレ鍋
◆鱈の白子の天ぷら
◆蟹の甲羅焼き
ウツボのツミレは100%でツナギ無し。あっさりして美味しい。
鱈の白子、蟹の甲羅焼きは、イマイチ。
白子好きの息子の要望。やはり白子は河豚に限るかな。
蟹の甲羅焼きは、更にイマイチ。
蟹味噌がほとんどない。身だけだ。
それもパサパサ。
和歌山に来て蟹を注文したこちらが問題なのだが、、
◆鯖の棒寿司
鯖は脂ののり加減も程よく、美味しくいただけた。
さて、日本酒。地酒のカップ酒があったので一通り飲んでみた。
◆「黒牛」純米(名手酒造店)海南市
◆「いち辛」純米(世界一統)和歌山市
◆「鯨えびす」純米(尾崎酒造)新宮市
◆「さいかのさと」純米(九重雑賀)岩出市
特徴的なので言えば、「鯨えびす」は、本州最南端の酒。
和歌山県の真ん中が田辺だが、そこより以南の酒蔵はここの尾崎酒造のみだ。
それから、前回、海南市の出張で飲んだ「黒牛」だが、あの時とは、別物のようになかなかいい酒でした。ボクの先入観だったのかなあ?
かんてきの店主の言うことには、黒牛が一番人気のようだ。
調べたら無濾過生原酒の火付け役のようだ。いわゆる、ムロナマゲンだ。
オヤジとボクが育った「魂の蘇りの聖地」南和歌山の名産を息子に少しでも伝えられたかな?
Restaurant name |
Kanteki
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Categories | Izakaya (Tavern)、Seafood |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0739-26-1081 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
和歌山県田辺市湊1163-8 |
Transportation |
JR紀勢本線 紀伊田辺駅より徒歩3分 191 meters from Kii Tanabe. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥4,000~¥4,999
|
Method of payment |
Credit Cards Not Accepted |
Number of seats |
26 Seats ( カウンター8席 小上がり座敷席 4人×3卓 6人×1卓) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
Smoking establishment Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Counter,Tatami seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Cocktails,Particular about Japanese sake (Nihonshu),Particular about Japanese spirits (Shochu) |
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Occasion |
Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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朝一番にやってきて、一通り終えたのが17時。
これからは故郷、田辺に戻る機会もかなり減ることになるだろうと、お気に入りのお店に立ち寄ることにした。
開店は17時30分、カウンター席が一つだけ空いていた。
付き出しは
◆ウツボのモツと煮こごり
酒の肴に最高、味付けもバツグンに美味い、
酒は
◆ハーフ&ハーフの後、紀土特別純米酒
◆マグロ頬肉の造り
そして、つまのワカメみたいなのは南紀独特の「ヒトハメ」
◆カンパチのカマ塩焼き
ぷりッぷりやん↺⇈
合わせた酒は「熊野桜」
本州最南端の酒。