Restaurant name |
Nikusoba Dokoro Gorai Kou(Nikusoba Dokoro Gorai Kou)
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Categories | Soba |
Phone number (for reservation and inquiry) |
023-666-6116 |
Reservation Availability |
Reservations available
平日のみ予約可 |
Address |
山形県山形市大字大森600-1 |
Transportation |
865 meters from Takase. |
Opening hours | |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (AMEX) Electronic money Not Accepted QR code payment Accepted (PayPay、d Barai、au PAY) |
Number of seats |
30 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
Smoking / Non-smoking area separated 屋外に灰皿 Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
OK |
Space/facilities |
Wide seat,Counter,Tatami seats |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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With children |
Kids are welcome(Babies are welcome,Preschool children are welcome,Elementary school students are welcome) |
The opening day |
2017.7.6 |
山形県の山形市大森にある蕎麦屋さんです。カウンター、テーブル席、御座敷があります。
◼️頂いたメニュー
・ミニゲソ天丼セット ¥900
2020.8
今日は35度を超える猛暑日になるとのこと。こんな暑い日は、山形名物の冷たい肉そばを食べたいなということで、以前から気にはなっていたお店へと足を伸ばしてみることにしました。ナビに従い、工場地帯を抜けて、周りに田んぼが見えてくるあたりまで来ました。住宅地へと入っていくと、遠くにのぼりが見えてきました。駐車場には車が並んでおり、静かな環境の割にはお店は人気店のようです。
暖簾をくぐり、玄関を開けると、自動的にチャイムが鳴るようです。中へ入ると、2階まで吹き抜けの高い天井で、板の間にテーブルが並んでいます。玄関で靴を脱ぎ、中へ上がると、思っていたよりも、洋的なセンスがちりばめられているおしゃれな造りに驚きました。左手の階段下には、カウンターテーブル席があり、正面にはテーブルが並んでいます。玄関から右手にはお座敷があり、そちらに大方のお客さんは入られているようでした。板の間には、暖炉が設置されており、窓から見える風景は、緑の稲穂広がる田園風景を見ることができます。洋のセンスと和の雰囲気がマッチしていて素敵な感じです。
配膳でパタパタと移動されている奥様(?)から「空いているお好きな席へどうぞ」ということで、暖炉が見えるテーブル席へと座りました。
メニュー表にあったランチメニューが気になりました。おいなりさんか、ミニゲソ天丼とセットにできるようです。せっかくだからと、冷たい肉そばとミニゲソ天丼のセットをお願いしました。
5分程度で配膳されました。
【ミニゲソ天丼セット(冷たい肉そば)】
河北町でふだんから肉そばを頂いていると、どうしても比較してしまいがちです。特に山形市では新しく肉そばを提供するお店が増えているので、興味心ありありなのです。
こちらの肉そばの第一印象は、とてもきれい!かつ、美味しそう。本場の方が、コリコリの親鶏をざっくばらんに乗せているようにも思えるほど、こちらは丁寧に仕上げられている感じがします。これは、お店の雰囲気からくるものでしょうか。センスのよい環境から生まれた肉そばもまた、センスの良い雰囲気を投影しているかのような。かといって、本場を卑下しているのではなく、あちらは庶民的なきどらなさが好きなのです。
さて、さっそくと頂いてみます。箸でそばをもちあげると絡まるそばの重みを箸先に感じます。器から山が盛り上がるように色黒いそばが顔を出してきます。少しずつそばがほぐれて一口でいける量となり、それを頂きます。
もにゅっと口いっぱいに広がるそばと絡むスープの甘み、そしてさっぱりとする冷たさが、絶妙な感じです。冷たすぎず、しょっぱ過ぎず、くどくなり過ぎない甘みが口の中に広がり、喉越しよくそばが通り抜けていく感覚は、まさに山形名物の冷たい肉そばです。
この肉そばは文句なく美味しいです。鶏肉もきれいに薄切りにされ、食べやすい大きさであり、鶏肉の硬さを実感できる上で、でも噛み切れる硬さであるという丁度良さ。そして丁度良い大きさだからこそ、そばに絡まりやすく、そばと一緒に口に滑り込んでくるのもまた良い感じです。本場は、そばはそば、鶏肉とは交互に食すことが多い感じがします。(私見)
レンゲも普段は直飲み派の私には不要なのですが、これも丁度良い使い心地の良さ。最後は、どんぶりを片手に持って、傾けた汁をレンゲで底に沈んでいたそばと鶏肉とをまとめて掬い上げて頂きました。実に、気持ちよい完食でした。
そして、セットのミニゲソ天丼ですが、お茶碗にもられたご飯も盛りが良く、その上にゲソ天が一口サイズで丁度良いくらいにのっています。味付けタレは薄いものの、ご飯がとてもすすみます。そばが美味しかったから、その余韻もあったのかな。御飯自体が美味しかったのかもしれません。個人的にはもっとタレをダクっといくのが好きですが、こうしたあっさり味で頂いて満足できたのであれば、これはとても満足していたものだったのでしょう。
ということで、小鉢の沢庵もぺろりと頂いて、きれいに完食しました。
最後にスタンプカードを頂いてお店を後にしました。
お店も接客も雰囲気が良かったです。機会があれば、お店の名をもつ特別な肉そば【伍らい光そば】を頂いてみたいとも思いました。
ご馳走様でした。