Restaurant name |
Koohiiten Kofuia
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Categories | Traditional Café |
0235-22-8778 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
山形県鶴岡市錦町13-11 |
Transportation |
JR羽越本線 鶴岡駅 徒歩2分 288 meters from Tsuruoka. |
Opening hours | |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
15 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK 店舗脇に2台分有 |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Counter |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Remarks |
令和4年12月より火曜日定休日の他に、毎週水曜日・木曜日は焙煎作業の為、客席での喫茶営業は致しておりません。 |
twitter ID : jigenace777
Instagram ID : jigenace777
ちょっと山形お散歩。(笑)
鶴岡の朝。
鶴岡駅にあるCafe Coffea (カフェコフィア)へ。
鶴岡という地にあり、実は日本のコーヒー文化を語る上で外せない貴重な一軒と言えるでしょう。
しかしながら、ひとことでコーヒーを語るといっても、どこに焦点を当てるかによって、登場する人物や店は異なります。
「あそこの店が一番美味い」なんてよく耳にしますが、味覚や好みは人それぞれ。また、「あそこが一番好き」というのも、その店と客の相性が大きく影響するので人それぞれ。
この2点については、ぼくがコーヒーを考える時の焦点としては範囲外です。
味について明確に自分の好みを伝えることができれば、匠(たくみ)のいる店であれば簡単に入れることができうるからです。
好き好きについては、好きな店に行けばいいだけですし。
ぼくの注目する焦点とは。。。
まず、コーヒーを語る時、神戸は外せません。
勝麟太郎(勝海舟)の尽力で始まったコーヒーの輸入によって、神戸、放香堂加琲は1878年(明治11年) に創業、現在に至ります。
その後、1928年創業の自家焙煎に拘った萩原珈琲、今では当たり前の珈琲店のデザインを造った茜屋珈琲店も神戸発です。
後発ですが、東京には、自家焙煎やネルドリップに拘った店で、御三家と言われた3店(現在2店)があります。
吉祥寺もか(クローズ)の標交紀(しめぎ ゆきとし)氏、銀座カフェ・ド・ランブルの関口一郎氏、南千住カフェ・バッハの田口護氏です。
カフェ・ド・ランブルは1948年創業です。
1975年には原宿のアンセンーニュダングルなどもネルドリップに拘った店として登場しています。
また、御三家とはコンセプトこそ異なりますが、1911年創業、日本にコーヒーの存在を知らしめ、「銀ブラ」を流行語にした銀座パウリスタの存在も忘れてはなりません。
※銀ブラ→銀座でぶらぶらではありません。
・コーヒーの入れ方について
よく「たてる」と言いますが、
漢字で書く「点てる」はドリップ。
「煎れる」はパーコレーター、サイフォンなど。
「淹れる」は広範囲、すべてを含むと「入れる」です。
水出しコーヒーについては抽出というのが正確でしょうけど、「入れる」でいいのかも。
・コーヒーの豆について
まずはブラジル、ここからコーヒー文化が浸透したと言っても過言ではありません。
今でこそ大手のコーヒー企業も、実は当時、命懸けで現地のコーヒー豆の調査、発掘をしたという人知れずアングラの努力もそこにあります。
・コーヒーの焙煎について
珈琲店自身で自家焙煎を始めたのは、おそらくカフェ・ランブルでしょう。
ぼく的に衝撃を受けたのは、ベシエでしたけど。
・コーヒー店のデザインについて
現在のコーヒー店のデザインの先駆けとなった店が神戸にあります。
しかし、あまりその功績は知られていません。
などなど、4つの観点に分けてみました。
これらをひとつひとつ解説すると、長編物語になってしまいますから割愛しますが、この4つに焦点を絞ると、それぞれ語るに外せない店が存在します。
Cafe Coffeaの場合、コーヒーの点て方の分野になるかと思います。
◆マンデリン
点滴でじっくりと点てたマンデリン。
酸味控えめ、エッジのある苦味、口に合いました。
吉祥寺モカ出身の門脇氏が点てた一杯のマンデリンに、ぼくの頭の中の奥の方に埋もれていた錆びた引き出しが多々開かされてました。(笑)
マスターもお歳ですが、これからも末永く継続されんことを願います。