Restaurant name |
Menkyo Kaiden(Menkyo Kaiden)
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Categories | Udon (Wheat noodles)、Regional Cuisine |
0555-23-8806 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
山梨県富士吉田市上吉田東1-4-58 |
Transportation |
中央自動車道 河口湖I.C.から3.2km 719 meters from Mt Fuji. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
~¥999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Table money/charge |
チャージ料なし |
Number of seats |
41 Seats ( カウンター5席 / 4人掛け座卓9卓36席) |
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Maximum party size | 41people(Seating) |
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables 出入口横 自動販売機前に灰皿設置 |
Parking lot |
OK 店頭と横に24台 |
Space/facilities |
Counter,Tatami seats |
Occasion |
With family/children |Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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With children |
Kids are welcome(Babies are welcome,Preschool children are welcome,Elementary school students are welcome) |
Dress code |
なし |
Website | |
Remarks |
2004年6月18日、富士吉田市上吉田の保健所通り2番街から移転 |
PR for restaurants |
お店の前に行列が絶えないのには訳があります。
その理由はぜひご自身の目と舌でご堪能ください。 絶対に損はありません。 |
うまいこと休みが入り、急に思い立って山梨方面へ旅行に行ってきました。
嫁さんと2人での旅行は子供が生まれてから初めてで、何だか新鮮な気分です。とはいえお互いアラフィフなのでラブラブチュッチュなどはなく、クルマでドライブが中心になりました。
この日は甲府盆地から山を越えて河口湖エリアへ向かいました。
全く事前情報がない状態で行ってみましたが、湖畔沿いは人人人で大混雑。よく見るとほとんどの観光客がインバウンドの外国人です。
とりあえずクルマを停めて飲食店を探してみましたが、どこもかしこも混雑しています。
ここは思い切って発想の転換。
湖畔から河口湖駅まで歩き、富士急に乗って富士吉田市の名物"吉田うどん"を食べに行こうとなりました。
河口湖駅から富士吉田市の玄関口富士山駅までは僅かふた駅、気軽に移動できるかと思いきや…ダイヤは30分に1本おきといわゆるローカル鉄道です。
やがてやってきた大月行きに乗り、富士山駅に到着しました。
さて全く土地勘のない富士吉田市に来ましたが、吉田うどんを扱うお店はどこでしょうか。
観光パンフレットを見てみると駅内に1軒、徒歩10〜15分圏内に数軒あるようです。
その中から比較的近そうな「麺許皆伝」を目的地に決めました。
雲一つない快晴に恵まれ、富士山もキレイに見えます。
あたまをくもの うえにだし♫
しほうのやまを みおろして♫
かみなりさまを したにきく♫
ふじは にっぽんいちの やま♫
そんな富士山を眺めながら歩くことおよそ15分、「麺許皆伝」に到着しました。時刻はPM12:40です。
口コミ数も多く大人気店のようですが幸い並び列はありません。それでも入店すると満席になっており、店内で暫く待つよう案内されました。
あらかじめ注文も訊かれ、2人とも「欲ばりうどん(700円)」をお願いしました。私は大盛り(100円)チョイスにトッピングワカメ(50円)を付け、一緒にたきこみご飯大(300円)も注文しました。
食べ過ぎのようにも思えますが朝はパンだけなので腹ペコです。これくらいは余裕でしょう。
店内はカウンター数席以外は全てお座敷であり、4人がけテーブルが幾つも並んでいます。
ということはすなわち、脱いだ靴がたくさん並んでいるという状態なのです。靴の履き間違いには要注意。
事実、靴のトラブルも発生しているようですよ。
お店の方は皆さんハキハキと働き、好ましい印象です。
厨房奥ではご主人がうどんを茹でており、お客さんが退店する度に特徴的な「どぉ〜〜もっ!」という挨拶が聞こえてきます。
2022年のうどん100名店だそうで、期待が高まりますね。
注文からおよそ12〜3分で"欲ばりうどん"が運ばれてきました。同時に"たきこみご飯"も運ばれ、早速いただきましょう。
吉田うどんとは何たるやを知らないまま訪ねたので、うどんのうんちくは語れません。
まずは何も考えずにうどんを啜ってみます。
まさに「考えるな、感じろ」ですね。
かなり太めのうどんはうねうねとうねり、エッヂの効いた荒々しい印象を受けます。
口に入れた瞬間、まるでほうとうを思わせるかための食感に思わず「ウマっ!」と声が出ました。嫁さんも「うん、美味しいね」と言い、お互い顔を合わせてニンマリ。
このかたさのうどんは味噌煮込みうどん好きの私達からすると完全にストライクゾーンです。
大盛りうどんは箸で掴んでも掴んでも下から出てきます。
まるで"無限吉田うどん"、これはウマい。
ちく天は別添えで用意されており、こうした細かい配慮は嬉しいですね。
自分好みのタイミングでちく天を沈め、ふやふやにして食べていきます。
他の具材は…
・肉(こちらでは牛肉を使用)
・油揚げ
・ワカメ
・茹でキャベツ
・ネギ
茹でキャベツが入っているのは珍しい気がしますが、どことなくタンメン文化を感じるのは気のせいでしょうか。
甘めの味付けをされた肉、これまた甘い油揚げ…それらと交互にうどんを啜りながら食べ進めていきます。
具材のワカメは元から量が多めです。
トッピングの注文をした時に店員さんからワカメの量について説明されましたが、私が「ワカメ盛り盛りで食べたいんです」と言うと趣旨を解ってくれたようでした。
小皿のワカメを投入し、うどんと一緒に食べます。しっかりと食物繊維が補え、ウマさ倍増です。
そのウマさを更に増幅させるアイテムが卓上にある天かすと謎の辛味調味料です。
天かすは言わずもがなですが、小鉢に入った謎の辛味調味料をひと匙入れてみました。
単なる七味かと思いきや若干湿り気があります。
吉田うどんのシンプルかつ滋味深いスープに溶け込むと、今までに味わったことのない風味が広がりました。
これはウマい!!
今度は箸ではなくレンゲを持つ手が止まらなくなりました。何とも言えない妙な中毒性を感じる調味料です。
うどんのレビューばかりになってしまいましたが、"たきこみご飯"も甘じょっぱい味付けでうどんの箸休めにもなったります。
かたいうどんが食べにくい小さいお子さんにはこれだけでも充分かと思います。(大)を注文して複数でシェアできたりしますし。
謎の辛味調味料を入れたおかげでウマさが増幅し、完食完飲ごちそうさまでした。
今夜の夕食は少量でも大丈夫そうです。むしろ要らないかもしれません。
満腹のお腹をさすりながら富士山駅へと戻りましょう。
駅まで下り坂なのが幸いです…