旬の食材を五感で愉しむ春の贅沢！弥生の宴 : Ootani

名古屋市中村区の中村公園前大鳥居から南下した豊国通り沿いに佇む、日本料理の極みを追求する名店「味処 おおたに」。

春風が心地よく吹き抜け、店内に入れば非日常を感じるオープンな空間に静謐な空気が漂い、少し凛とした雰囲気が広がります。料理が始まると店内は一気に活気に満ちあふれます。

料理は日本料理の技術が光る、確かな味わい。名古屋で有数の人気日本料理店として、多くの人々に愛されています。超予約困難なため、年に数回だけの夢の時間を楽しみに訪問しました。

【味処 おおたに　弥生のお献立】
●先付　：桜海老、寒いか酢味噌和え、新生海苔ジュレ
●椀物　：蛤真丈のお椀
●お造り：石鯛、初鰹のお造り　白魚の白板昆布締め
●お造り：本鮪のお造り　とろみ醤油
●八寸　：鰻の白焼き
　　　　　車海老、えんどう豆の東寺揚げ、海老塩添え
　　　　　平貝の磯辺餅
　　　　　三河もち豚の角煮と原木椎茸の柔らか煮
　　　　　加藤農園フルーツトマトのゼリー寄せ
　　　　　きゃらぶき
●冷し鉢：なめらか胡麻豆腐
●煮物　：蛍いかの天ぷらと春野菜小鍋、毛蟹あんかけ
●御飯物：本鱒と新ごぼうの炊き込み御飯
　　　　　春菊と京揚げの赤出汁
●香の物：きゅうりのぬか漬け　白菜の柚子漬け
　　　　　新玉ねぎの浅漬け　ミニトマトの甘酢漬け
●甘味　：苺のデコポンジュレ
　　　　　黒糖のアイスクリームと珈琲わらび餅

「弥生のお献立」と銘打たれた料理は、春の息吹を感じさせる素材と技が見事に融合しています。

先付の桜海老と寒いか酢味噌和えは、彩り鮮やかな一皿で春の訪れを華やかに演出。

椀物の蛤真丈のお椀は、蛤の出汁が凝縮され、一滴一滴に春の力強さを感じる一品。プルプルとした卵豆腐と若芽、春を祝うように存在感ある艶やかなピンクの道明寺麩が添えられています。

お造りでは、石鯛と初鰹が美しい姿で並び、石鯛の脂の乗った旨みと初鰹の鮮やかな赤身が引き立ちます。

八寸には、鰻の白焼きや三河もち豚の角煮などが並び、春の豊かな恵みが五感を満たします。

煮物の餡掛け小鍋では、蛍いかの天ぷらと春野菜が絡み合い、まさに春の風情が満ちています。

最後の甘味、苺のデコポンジュレや黒糖のアイスクリームと珈琲わらび餅が、心を癒すひとときを約束します。

季節の移ろいを感じさせ、素材と技が織り成す贅沢な時間を提供する名店。「味処 おおたに」は、春の訪れを心ゆくまで楽しむ至福のひとときを約束してくれます。

ご馳走様でした！
それではまた次回まで「ご機嫌よう♪」

晩春の息吹が満ち溢れた3月下旬の小春日和の夜。
名古屋の日本料理を活気だてる「味処おおたに」さんで旬の料理を愉しみに訪問して来ました。

今回も丁寧に仕事をされた全料理を堪能。
カラダとココロが全身から力漲る喜びのエナジーを感じた。

出汁の味は勿論、素材と調理から立ち昇る薫り&食感など全要素が美味しく感じられる素敵なひと時。

【本日のコース】
弥生のお献立

先付 :甘海老とホワイトアスパラの冷製茶碗蒸し
椀物　 :竹の子真丈のお碗
造り　：鯛、縞鯵のお造り、白魚の白板昆布締め
造り :鮪のお造たさりと花山椒の醤油漬け
八寸　：牡蠣の磯辺揚げ、宮崎牛と京壬生菜の胡麻酢、山うどのきんぴら、さよりの手毬寿司、粟麩の蕗味噌焼き、百合根きんとん
冷し鉢：なめらか胡麻豆腐
煮物　：蛍いかと春野菜の小鍋　毛蟹のあんかけ
御飯物：鯛と桜海老、新ごぼうの炊き込み御飯
　　　　白菜となめこの赤出汁
香の物：きゅうりのぬか漬け、黄かぶの柚子漬け、
　　　　べったら漬け、ミニトマトと新玉ねぎの甘酢漬け
甘味　：苺チョコ　桜とあずきのアイス最中

名残り食材から走りに至る素材までを活用して、2023年春を感じる料理に今回も感動。

ホワイトアスパラの冷製茶碗蒸しはアスパラガスの旨みが凝縮されて初夏に季節がスキップしたかの如く。茶碗蒸しの甘海老もプリプリで非常に美味しい。

竹の子真丈は竹の子の食感残るシャキシャキとした具材がアクセント。

お造りが薄造りと柵切によって２皿に変えられる日本料理の基本をしっかりと守られているのも気持ちが良い。

薄造り系は「鯛、縞鯵のお造り、白魚の白板昆布締め」全部が大好物でテンションMAX

鮪は花山椒のわさび漬けなど薬味としての役割を考えられた素材の組み合わせで、旨味の化学反応を起こさせていた。

毎回心躍る八寸。
牡蠣の磯辺揚げは青海苔が塗された牡蠣のフリットで磯の香りが口いっぱい充満。宮崎牛と京壬生菜の胡麻酢はしっかりとした食べ応えある肉料理。さよりの手毬寿司が物凄く好きな味。

なめらか胡麻豆腐は「味処 おおたに」のスペシャリテ。
カリカリの胡麻せんべいと豆腐の滑らかさが非常に美味しい。

最後の炊き込み御飯は鯛と桜海老を新ごぼうと合わせて、味と薫りと食感が愉しめる。一粒ひとつぶが噛みしめるたびに甘味を増してくる。

今回も逸品揃いのコース料理は至福の味。
ご馳走様でした‼︎‼︎
それではまた次回まで「ご機嫌好う」

初夏の風を感じる皐月の夜、名古屋の日本料理を活気だてる「味処おおたに」さんで旬の料理を愉しみに訪問して来ました。

今回も丁寧に仕事をされた全料理を頂戴して、カラダ全身が喜ぶ気がした。出汁の味は勿論のこと、素材と調理から立ち昇る薫り、食感など全要素が美味しく感じられる素敵なひと時。

【本日のコース】
皐月のお献立

先付 :とうもろこしのムースと蓴菜
椀物　 :浅利真丈、白ずいきのお椀
造り　：石鰈、いさき、白海老のお造り
造り :鮪のお造り　とろみ醤油
八寸　：太刀魚の幽庵焼き、三河もち豚角煮、帆立貝柱の信田巻き、稚鮎フライ、ばい貝の旨煮
冷し鉢：なめらか胡麻豆腐
煮物　：毛蟹、夏野菜のあんかけと平貝のあられ揚げ
御飯物：鯛と新生姜、ヤングコーンの炊き込み御飯、おくらとみょうがの赤出汁
香の物：きゅうりのぬか漬け、柚子大根、水茄子の浅漬け、ゴーヤの甘酢漬け
甘味　：黒糖アイス最中、宮崎マンゴーと小玉スイカのゼリー

とうもころし、蓴菜、枝豆、稚鮎、夏野菜、新生姜、ヤングコーン。

先付け～甘味まで、爽やかな初夏を料理で愉しませてくれる「味処　おおたに」の素晴らしいコース。

浅利真丈は噛み締めるとホロホロっと崩れながら浅利の風味が口いっぱいに拡がる。上品な出汁と浅利の融合がカラダが喜ぶ優しいお吸い物。

毎回お造りが薄造りと柵切によって２皿に変えられる日本料理の基本をしっかりと守られているのも気持ちが良い。

薄造り系は涼を感じ類お皿に薬味も添えて盛り合わせられ、鮪は素材の組み合わせによる旨味の化学反応を起こさせていた。

毎回心躍る八寸は太刀魚の幽庵焼きが脂の載りよく素晴らしかった。豚の角煮は身がホロホロっと崩れるまで味が染みた仕上がり。

なめらか胡麻豆腐は「味処 おおたに」のスペシャリテ。カリカリの胡麻せんべいと豆腐の滑らかさが非常に美味しい。

最後の炊き込み御飯は鯛を新生姜と合わせて、ヤングコーンを組み合わせることで味と薫りと食感が愉しめる。一粒ひとつぶが噛みしめるたびに甘味を増してくる。

今回も逸品揃いのコース料理は至福の味。
ご馳走様でした‼︎‼︎
それではまた次回まで「ご機嫌好う」

名古屋の日本料理店で味・価格・お店の雰囲気・大将の人柄全てで群を抜いて人気を博す「味処 おおたに」。

予約困難店としても有名でいつかは行ってみたいと思っていたら、幸運にもお誘い戴き訪問の機会を戴けた。いつもお誘い戴く幹事さんには本当に感謝！ありがとうございます。

店内はL字型のカウンターと小上がりのテーブル席がある。今回はカウンター席の料理の盛り付けをする場所近くに座ることができて、盛り付けを観ながらお店の雰囲気も愉しめた。

【本日のコース】
神無月のお献立

先付 :いくら、松茸のおひたし
椀物　 :渡り蟹真丈のお椀
造り　：鯛、鮪、秋刀魚のお造り
造り :戻り鰹のたたき
八寸　：かます塩焼き、甘海老と生湯葉、三河もち豚角煮、帆立貝柱の燻製、牡蠣の有馬煮
冷し鉢：なめらか胡麻豆腐
煮物　：穴子と里芋まんじゅうの煮物
御飯物：鯛、松茸の炊き込み御飯、法蓮草の赤出汁
香の物：きゅうりのぬか漬け、今市かぶ甘酢漬け、柚子大根、ごぼう醤油漬け
甘味　：安納芋アイス最中、シャインマスカットの白ワインゼリー

秋を感じさせる素材がふんだんに取り入れた献立。
中秋の神無月を愉しむ品々にどれも舌鼓を打たされる味わい。

松茸、芋類、戻り鰹、秋刀魚、シャインマスカット。
先付け～甘味まで、豊穣の秋を料理で愉しませてくれる「味処　おおたに」
噂通りの素晴らしいコースでした。

椀物の渡り蟹の真丈は出汁が非常に上品な仕上げで胃に染み渡る優しいお吸い物。
真丈も丸ごと蟹を頬張っているかの如く口いっぱいに右へ左へと風味が拡がる。

もっとも印象的な料理はやはり「八寸」
帆立貝柱の燻製、牡蠣の有馬煮は薫りと濃厚な味わいが絶品の仕上がり。

かますの塩焼きも脂の旨さが舌に拡がる質の良さ。
豚の角煮は身がホロホロっと崩れる程のさ味が染みた仕上がり。

なめらか胡麻豆腐はメンバーから伺えば「味処 おおたに」のスペシャリテ。カリカリの胡麻せんべいと豆腐の滑らかさが非常に美味しい。

最後の炊き込み御飯も鯛と松茸の味わいと薫りを閉じ込めた一粒ひとつぶが噛みしめるたびに甘味を増してくる。

逸品揃いのコース料理は至福の味。
大将との会話も楽しめて大満足の夕餉を堪能しました。

ご馳走様でした‼︎‼︎
それではまた次回まで「ご機嫌好う」