地物を使った技巧派 【和洋折衷】の料理に舌鼓 … 『魚菜専科 入舟』。
蛍烏賊と蕨 黄身酢がけ。
河豚の煮凝り。
烏賊の明太子和え、はたはた寿司いくらのせ、鰊煮、山菜玉子巻。
こんな感じで供されました。
〆鯖。
鮪焼霜、鮃の本菜巻き、甘海老。
生海胆。
造り盛込み。
若筍煮。
竹蒸し(海鮮茶碗蒸し)。
いたりあんな皿。鯛の双身焼、金目鯛海胆のせ、北寄貝、帆立貝。
鯛に鯛のすり身で造った練り物を合せた双身焼。
金目鯛に生海胆をのせ軽くロースト。
北寄貝のロースト、右奥には野菜のテリーヌ。
北寄貝の紐と帆立貝にバルサミコ酢。
螺貝の壺焼。
毛蟹(半分)。
蟹みそ。
山菜天ぷらと三梨牛のダイスカットのステーキ。
ばっけ(蕗の薹)味噌。
香の物。いぶりがっこ(燻り雅香)も入ってます。
焼おにぎりの茶漬。
自家製ジェラート(桜ソースがけ)。
店主 心意気と題し
口上。
看板。
店の外観。
점포명 |
Iri Fune(Iri Fune)
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장르 | 일본 요리、해물、향토 요리 |
예약・문의하기 |
018-863-6060 |
예약 가능 여부 |
예약 가능
予約は電話のみ受付 |
주소 |
秋田県秋田市山王2-10-10 |
교통수단 |
이즈미소토아사히카와 역에서 1,909 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산 |
¥10,000~¥14,999 ¥6,000~¥7,999 |
예산(리뷰 집계) |
¥10,000~¥14,999
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지불 방법 |
카드 가능 (JCB、AMEX、Diners) |
개별룸 |
가능 2인 가능、4인 가능 전석 개인실 |
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금연・흡연 |
흡연/금연석 분리 2020년 4월 1일부터 간접흡연 대책에 관한 법률(개정 건강증진법)이 시행되고 있으며, 최신 정보와 다를 수 있으므로 방문 전에 음식점에 확인하시기 바랍니다. |
주차장 |
가능 |
공간 및 설비 |
차분한 공간,카운터석 있음 |
음료 |
일본 청주(사케) 있음,소주 있음,외인이 있음 |
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요리 |
채소 요리를 고집함,생선 음식을 고집함 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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위치 |
독채 레스토랑 |
홈페이지 |
秋田市内の割烹としては間違いなく三本の指に入ると云われている【魚菜専科 入舟】。
前夜に伺った料理店 【たかむら】では〆の食事で思いもよらぬ結末に終わってしまった。
事前予約の上、昼のランチのミニ会席のコース料理ではなく夜に供する会席コース料理を
昼に供して戴けるように予めお願いしておいた。
二軒で供される料理を単純に対比してみたいと思い、料理代 壱萬円の予算でお願いしたい
旨を伝えたところ店主より八千円の予算で充分に満足できると諭されてしまい、それならば
と云うことで八千円の予算で料理を準備して戴いた。
予約時間の am11:30に店に伺い名前を告げると入って直ぐ右手側のテーブルと椅子が
置かれた個室風のボックス席に通された。
個人的には割烹料理店ではカウンター席で料理を戴くのが何かと好きなのだけれど…。
友人はビールを旨そうに呑み運転手の當方は緑茶で我慢をし早速に料理を供して戴いた。
【猪口】:【蛍烏賊と蕨の黄身酢がけ】。
蛍烏賊は目や軟骨は全て取り除かれていて蕨のほのかな苦味と黄身酢の味がなかなか。
當店の【黄身酢】いい味です。
【八寸】:洋食に適しそうなウエーブ型の白磁のプレートの左側に【河豚の煮凝り】、右側に
【烏賊の明太子和え、はたはた寿司いくらのせ、鰊煮、山菜玉子包み焼】と云う内容。
特に手の込んだものも驚くような味のものもなかったが【はたはた寿司】は秋田ならではの
味だろう~、他は普通に美味しく戴けるレベル。
【向付】:またまた木炭を模造したような面白い器に【〆鯖、鮪焼霜、鮃の本菜巻き甘海老】、
【生海胆】の【造りの五点盛】。
【〆鯖】は塩と酢の塩梅がなかなかだったが【鮪】の焼霜は脂身でない分、中途半端な印象。
他の【鮃】、【甘海老】、【海胆】も至って普通。
ここまで戴いて店主が日本海の海の幸に鳥海山の山の幸である山菜を合わせた山海の味
を一緒に口に運ばせて単体の味に、ひとひねり加えた味の料理を供される傾向がおぼろげ
ながら感じられるようになってきた。
自然の苦味を料理に加えるのも面白いとは思うが【鮃】は【昆布〆】にしたものを使うので
あれば本菜と合わせるのもアリと思うのだが単なる野締めされた鮃だったので普通に鮃の
刺身として食べさせた方が美味しいだろうと感じられた。
【煮物】:【若筍煮】。
【筍】は春の食材であり小気味良い歯応えがあり美味しいものであったし【若布】はトロトロに
炊かれており、【若竹煮】としては好みのもの。出汁の効かせ具合も文句なし。
【蒸物】:海老や鮑、蟹脚などの海の幸と椎茸、筍、三つ葉などの山の幸をふんだんに使った
具だくさんの【竹蒸し】で蒸したて熱々のもの戴きました。
とてもふんわりとして滑らかな口触りの出来で、たっぷり出汁の味もいい感じでした。
煮物の【若筍煮】から蒸物の【竹蒸し】への料理のつなぎ方も良く考えられていると思います。
【強肴】:完全に和食の枠から逸脱したイタリアンの皿が登場と思いきや【鯛の双身焼】など
和を感じさせるものを組み込んで他に【金目鯛に海胆】、【北寄貝】や【帆立貝】のローストや
【野菜の和風テリーヌ】等とても賑やかな皿だったが味付はオリーブオイル&バルサミコ酢と
完全にイタリアンテイスト。
【焼物】:【螺貝の壺焼】と【毛蟹】が半分個。蟹味噌は猪口型の小鉢の中に入れられていた。
どちらも、見た目とおり、普通に美味しいと云うレベル。
【油物】:【山菜の天ぷら】と【三梨牛のダイスカットステーキ】。
【天ぷら】は【蕗の薹】と【たらの芽】、これをほろ苦い【ばっけ(蕗の薹)の味噌】とともに戴く。
秋田を代表するブランド牛である【三梨牛】はダイスカットのステーキで肉汁と肉の旨みと
スパイシーさが一体化し美味だった。
【御飯】:【焼おにぎりの茶漬】と御当地名物の燻り雅香も入った【香の物】。
【焼おにぎり】の中には焼いた紅鮭が入っていた。炊き置きした食事を供される位であれば、
茶漬でサラサラ〆るのも良いかも。
【水物】:自家製ジェラートに【桜風味のソース】をかけたものと【ほうじ茶】。
御任せ料理の食事が終わり店主の【牧野 誠悦】氏としばし談笑…。
とりあえず地物の食材を使って料理を組み立ててくださったことは良く伝わってきたし確かに
店主が話されたように品数も量も多めで満腹感は得られた。
我々の伺った四月上旬と云う時期が、どうやら秋田では海の物にしろ山の物にしろ季節的に
中途半端な時期だったことから店主も苦肉の策で【強肴】に【イタリアンテイスト】の皿などを
供されたようである。
冬場の寒い時期に伺えば秋田沖で獲れた【河豚】の料理や朴葉焼などがコースの中に入る
のだと話されていた。
品書きを見るとアラカルトメニューが非常に充実されており【○鍋】なども戴けるようである。
本格的な日本料理を味わう店と云うより【和洋折衷】色々な味を愉しみたい向きに適している
と思われる店であるように感じられた。
機会があれば店主に奨められた冬の時期に出直して再訪してみたいと思う…。
余談ではあるが當店へは読売Gの原監督も秋田遠征時には顔を出されていかれるのだとか…