あ〜、思い出の「ふくしん」 : Resutoran fukushin

本日のランチは、福井市「レストラン ふくしん」です。

スマホの中に溢れかえる写真データを整理していたら懐かしのソースカツ丼の写真が出てきた。
きめ細かいパン粉と丼の柄で福井県の名店「レストラン ふくしん」と分かる。
2023.7月末をもって、惜しまれながら閉店してしまった。
閉店までに最後の晩餐よろしく新幹線代40,000円ほど支払い到着するも痛恨の定休日に遭遇してしまう大失態を演じたお店だ。
写真を眺めているだけで、あのスパイシーなウスターソースの味が蘇る。
ギシギシッとカツを噛み込むとジュワジューシーな豚の脂のエキスとスパイシーソースが見事なコラボを見せる。
きめ細かなパン粉に染み込んだソースがごはんにしっとりと滴る。
ソース味のお米だけ食べてもまるでおかずのようだった。
もう、思い出しただけでも涎が出てきた。
1日だけ復活なんてないかな…。

本日のランチは、福井市「レストラン ふくしん」です。

たまたま、Yahooニュースの閲覧で2023.7月末の完全閉店を知った。
吾輩の独断評価の中で数少ない5.0を獲得している店だ。
手の込んだ料理でもなく、値が張る食材を使っている訳でもなく、豪華絢爛な店でもない。
なのに、5.0を叩き出した。
初入店は、2009.4月である。
春先に福井県を訪れるのは、九頭龍川でサクラマスを仕留めるためだ。
14年前に初めて食べた時のあの感動は忘れない。
吾輩が全国を食べ歩き評価5.0を付けさせて頂いたお店は、神奈川県「富士屋ホテル メインダイニングルーム ザ・フジヤ」、栃木県「川蝉」、東京都「宇ち多”」に福井県「レストラン ふくしん」と福岡県「若松屋」の５軒のみだ。
今日時点で1,238軒(重複訪問有り)訪問して5軒のみである。
なんと、0.004％だ。
思い出しただけでも孤高の一店だな。
ただ、ビックリしたのは、北九州市門司の「若松屋」さんがトップページの”おすすめレストラン”から消えている。
イヤな予感がしてネット検索すると2023.5月末で閉店しているではないか！！！！
先代から娘さんが引き継ぎ運営していると１年前に聞いていたが、コロナの影響なのか、後継ぎ問題なのか、名店が無くなるのは本当に寂しいな・・・。
さて、本日は、最後のふくしんを堪能するべく首都圏から片道16,310円の電車賃を支払い、遥々、福井県まで参上した。
交通費含めて34,000円前後の”ソースかつ丼”だ。
どんだけ〜！であるが、ふくしんのためだ。
金の問題ではない。
駅前からタクシーに乗り込み到着すると行列なし。
ラッキー。
入口に近づいて仰天した！！
定休日だ！！！！！
確か、定休日は、毎週火曜日と第三水曜日だ。
まさか、今月は、1日が土曜日始まりだったので、今日は「第三週目の水曜日なのか？」
「第二回目の水曜日じゃないのか⁈」
これまで、何度も繰り返してきた未確認地獄。
こんな痛手は、食べ歩き始まって以来だ…。
「(お〜、神よ。何故ゆえこんな仕打ちを吾輩に与えるのだ？)」
万事休すで、寂しく福井駅へ引き返した。
傷心の心が癒えぬまま吾輩がとった行動が我ながら怖かった。
金沢駅のおもてなしドームの下で徐にスマホを取り出しスケジュールを確認した。
7/31のXデーまで19日間だ。
どこかに隙間が無いか確認した。
どうしてもふくしんのソースカツ丼が食べたく行動したが、やはり、天は見放した…。
空きは、ない。
あー、ふくしんよ。
これまで、本当にありがとう。
サクラマスが釣れた時も釣れない時も、常に優しく寄り添ってくれた。
あの、丼からハミ出るカツ。
蓋を開けた時のワクワク感。
一口目の感動。
二口目の感嘆。
三口目の感激。
四口目の感服。
五口目は、感涙だ。
あのラード臭の中に漂うスパイシーなウスターソース。
決して肉質が優れている訳でもなく、細かなパン粉を塗して揚げた後、独特な特製ソースにジャブ漬けして白ご飯に乗せるだけ。
とにかく、美味くて、美味くて、旨かった。
もう、さよならだ。
あの味を思い出しただけで涙が出てきた。
さあ、ふくしんよ、7/31まで駆け抜けてくれ！！
吾輩なんかよりもっともっと思い出を抱えた福井県民たちがいる。
彼らのために揚げて、ジャブ漬けして、丼に盛って、蓋をして、目の前に感動を届けてくれ！！
本当にありがと〜〜〜〜〜。
ふくしんよ、永遠なれ。

サクラマス釣りの疲れを癒すのは、ソースカツ丼の名店「ふくしん」だ。福井県のソースカツ丼は、ヨーロッパ軒が元祖のようだが、ふくしんの方が完全に凌駕している。肉の大きさ、ソースの旨み(香辛料)、お客の絶え間なさ。ソースカツ丼以外にも多数メニューがあるが、ほぼ、注文はソースカツ丼オンリーである。ここのところの物価高で値上げされない事を望みます。

本日のランチは、福井県福井市「レストラン ふくしん」です。

九頭龍川へサクラマス釣りに行った時の昼飯は、ふくしんで福井名物”ソースカツ丼”を食べるのが定番となった。
福井県でソースカツ丼と言えば、ヨーロッパ軒が一番の老舗のようであるが、ボリューム・味共に「ふくしん」に軍配が上がる。
メニューは、豊富に取り揃えるが、当然のように定番”ソースカツ丼”をチョイス。
拘りは、ソース多めである。
この甘辛い味が食欲に火を点けるのである。
待つこと、５分。
運ばれてきた。
蓋がキッチリ閉まっていないところに微妙な期待感が溢れでる。
ソースとラードの香りが仄かに鼻腔を刺激する。
裏返した蓋に２枚のカツを乗せ、臨戦体制を整えた。
心しないとこのボリュームに腹がついてこない。
さあ、一口目をかじってみよう。
「サクッと感の歯応えにソースのジューシー感。これが、甘辛い絶妙な味ときたら堪らない」
これぞ、福井県名物ソースカツだ。
こんなに美味しいカツが３枚も堪能できる。
いつも思うが、これだけのご当地グルメが東京で名を馳せないのがなんとも不思議である・・・。

本日のランチは、福井県福井市「レストラン ふくしん」です。

サクラマス・フィッシングで消耗したスタミナを回復しなくては、片道５時間半のドライブには、耐えられない。
で、いつも、帰り際に寄るのがこのレストラン。
福井は、ソースカツ丼発祥の地と言われている。
江戸のソースカツ丼は、ご飯の上にキャベツ、その上にカツ。
これが定番。
一方、福井のソースカツ丼は、カラッと挙がったカツを甘タレにジャブ漬けし、コロンッと飯の上に乗せる。
シンプル・イズ・ベストの王道。
当然、”ソースカツ丼”を注文。
待つこと、１０分。
運ばれてきた。
「(蓋が閉まっていない。半分、パフォーマンスであるが、意外と嬉しいな。)」
では、蓋を取るぞ。
御開帳～～～～。
旨そうである。
実に、旨そうである。
意味なし蓋にカツレツを２枚、乗せる。
蓋が小皿に変わる瞬間である。
”サクッ”と一口噛むと衣から上質のラードがジュルルッと滲み出る。
それに、特性甘みダレがマッチングし、最高だ。
こんな、ご当地物の孤高の一杯が、釣りによる遠征で頂けるのは、最高なのである。

本日のランチは、福井県福井市「レストラン ふくしん」です。

先々週のサクラマス釣行の時に見つけた美味しくてボリューム満点、青い屋根がカワイイ？洋食屋。
越前蕎麦の開拓もしたいところでしたが、時間との関係ですぐに行くことのできる「ふくしん」へ。
満車の駐車場の空きスペース１台へ滑り込んで早足で入店。
駐車待ちをしている車の助手席から降りてきた淑女と無言の競争。
何気なく早足になる自分がさもしかった・・・。
人一人通れる入口に淑女と挟まるかと思いましたが、なんとか１着でゴールイン。
でも、さもしさをむき出した甲斐があり最後の一人で満席。
良かった～。
常に人待ち。
人気の程が伺えます。
今回、注文したのは”パリ丼”
ところで、パリ丼って？
福井県出身者しか分かりません。
どうも、昭和４５年に洋食の老舗ヨーロッパ軒の現社長が、欧州へ料理の勉強へ行き帰国後、新しい丼物のメニューを考えました。
ソースカツ丼と同様にメンチカツにソースをジャブ付けし、御飯にのせる。
これが、旨かった！
ヨーロッパ旅行の申し子としてできた丼物にフランスの首都パリの名を頂戴して命名したらしい。
気になる蓋を開けるとこんな感じ。
「ご開～～帳～～」
なんか、豪華さに欠ける・・・。
料理の苦手な主婦が冷凍食品のメンチカツを無造作にのせた手抜き料理のよう・・・。
まあ、こういう素朴な家族経営の洋食屋は見た目より味です。
一口目をパクリッ！！
おっ、牛肉の上質な味がするこの独特な牛肉の味と甘いソースの味が相まってホントに旨い。
今回もごはん粒一つも残さず完食。
ふくしんの文字に出会えます。

本日のランチは、福井県福井市「レストラン ふくしん」です。

福井県の洋食と言えば「ヨーロッパ軒のカツ丼」が有名です。
カツ丼といっても、卵閉じではなくソースカツ丼。
福井のソースカツ丼は、キャベツ無しできめ細かいパン粉を塗し、平べったくなるまで叩き込んだカツレツです。
どうも、この店、量が半端じゃなく多いよう。
カツ丼大盛りは、蓋が閉まらないらしい。
こんな情報を元にカーナビをセットして向かいました。
想像と全然違う外観に通り過ぎてしまうほど。
何故だか、福井でチロリアン風。
駐車場も満車、ツーリングバイク軍団も押し寄せる人気。
さっそく、入店です。
店の中は整然とはほど遠いガチャガチャとした印象で、女性店員が注文取りと片付けとに奔走する姿が印象的。
行列ができるほどではないが、常にお客さんが入れ替わる盛況振り。
もちろん、注文するのはソースカツ丼（大）
待つこと、５分。
運ばれてきました。
なんじゃ、こりゃ！！
驚愕を通り越す唖然の一品。
なんと、肉４枚！！！！
薄く叩いてるとは言えど、普通のトンカツ屋の２枚分。
食べる時には、蓋にカツを乗せ換え１枚ずつお米の量と調整しながら食べ進める。
３枚目に突入した時には、半ば義務感。
でも、最高に美味しいので食べ進む。
衣のサクサク感がソースのしっとり感と絶妙にマッチする。
こりゃ、本家より旨いんじゃない！！