점포명 |
Brasserie SOMA(Brasserie SOMA)
|
---|---|
장르 | 바르(스페인 식 바)、비스트로、비어 바 |
예약・문의하기 |
050-1224-5441 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
福岡県北九州市小倉北区魚町4-2-22 旦過市場 |
교통수단 |
단가 역에서 136 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산 |
¥3,000~¥3,999 ¥1,000~¥1,999 |
예산(리뷰 집계) |
~¥999
|
지불 방법 |
카드 가능 전자 화폐 가능 QR코드 결제 가능 |
좌석 수 |
15 Seats ( カウンター席5席テーブル席10席) |
---|---|
개별룸 |
불가 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
불가 |
공간 및 설비 |
카운터석 있음 |
음료 |
일본 청주(사케) 있음,외인이 있음,일본 청주(사케)에 고집,엄선된 와인 |
---|
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
---|---|
오픈일 |
2020.12.15 |
2020年12月15日に、北九州市小倉の旦過市場内にオープンしたブラッスリー。新店開拓に憑り付かれているのを哀れに思ったか、マイレビュアーさんより情報提供していただいた。感謝!2020年の最後の最後にこんな店に出会えるとは。2020年新店のブライテストホープ最有力候補!
手軽なツマミからしっかりした食事まで揃っているうえどれも旨い。さらには酒の取り揃えが、個人店とは思えないほど幅広く、そして安い。ビール、ワイン、日本酒なら間違いなく「こだわっている」と言えるレベル。サングリア、シェリー、カシスもあるし、スピリッツ(蒸留酒)系も1種類ずつかもしれないがウォッカ、ジン、シングルモルトウイスキーあり。
当店のストロングポイントは酒の取り揃えだ!芋焼酎はないけど、小倉の酒好きよ、全集中!酒の呼吸!
◆◆
少々興奮してしまったが、時を戻そう。マイレビュアーさんより新店オープンの報は貰ったが、「外から見るにオシャレ系」という以外はどんな店なのか情報ナシ。店名は「ブラッスリー」、となるとレストランほどかしこまらず、ビストロほどしっかり食事メインの店でもなく、そのかわり酒が進みそうなメニューが多いのだろう。ちなみに食べログで検索すると、「ブラッスリー」は北九州市には当店以外は4店舗のみ。まだまだ貴重な存在だね。
さて料理は、フレンチメインかと思いきやパスタ等のイタリアンや、悪名高き(?)イギリス料理もあり。ただ、値段は安くいわゆる「庶民的」であり、おまけに店頭にも値段の書かれたメニューが立て看板に貼られていて入りやすい。そうなんだよ。これこれ!ブラッスリーの魅力はこの間口の広さにあるんだよ!と入店。
お店はご夫婦と思われる男女2名で営業されていた。まだまだ知名度も浸透しておらず、大々的にオープンを喧伝していたわけではない(少なくとも僕の耳に入るほどではない)からか、未知なる来客が「ウチを気に入ってくれるか」と不安半分、期待半分のような接客だった気がしたが、ご安心召されぃ、ただの新店ハンターですぞぉ。
ビールは3TAPのクラフトビールサーバ。といっても、うち1種はキリンのハートランドビールだけれど、他の2種は東京系のちょっと聞いたことのないクラフトビール。10年ほど前?の流行りで近年はすっかり定着したIPAだったりと、酒に関しては安心してお店に主導権を委ねられそうだ。
食事は、ブラッスリーだからちょっと軽めにと、生ハムとレバーペースト。生ハムはスライスしたものを仕入れているようだが、レバーペーストは絶品。ちょっと思いつく限りだと、北九州なら到津の「イチコジャム」で食べたものに匹敵するハイクオリティ。ちなみにレバーペーストなら、自分で作っても相当に旨く作れるんだけど、手間暇掛かるし、といって大量に作ると食べきるまでに飽きちゃうんだよね。こういうブラッスリーで、自家製(だよね?)がチョコっと摘まめるのは最高。
牛ハラミステーキは、丁寧にローストされたが綺麗なロゼ。ソースはバルサミコソースで、イタリア料理のタリアータのよう。マッシュポテトが付くのはアメリカ風?と間口は広いが旨けりゃいいのさ。ソースにはもう少し深みが欲しく、このあたりがリストランテとの差かもしれないが、値段も\800と安いし、こればかりがよく出るというわけではなかろうから、充分。
しかしメニューを観させてもらったが、ドリンクはかなり豊富。ビールに当たり前のように自然に良いものが揃えられているし、日本酒までしっかりしたものを置いているようで。ほかにもウイスキーも、種類は1つだけかもしれないが「シングルモルト」と素性まで表記されていたり、マスターも、相当な酒好きではないか。少なくとも酒に対する愛情がヒシヒシと伝わってくる。
そのワインにしても、グラスワインがニューワールド(ニュージーランド産)ながら、400円からときわめて安価で、気軽に愉しめるのが嬉しい。失礼ながら小倉だと、東京や大阪、名古屋あたりと比べればワイン好きもそう多くないだろうに、ほんと頑張ってる。
正直なところ、旦過市場でこの規模のキャパ(それは酒の品揃えの代償でもある)なら家賃もそう安くないだろうし、あれこれ仕込んでランチも出して、ワインの値付けもかなり頑張っている。おそらく、低価格帯のワインすら一般的な飲食店並の値段なのに、高めのワインになればなるほど、利益を低く抑えても安い値付けで出しているよう。高いワインを高い値段で出しても当たり前なのに、「高め価格帯だからこそ、ぜひ飲んでもらいたい」という底知れぬ情熱すら感じた。
ここまでされると、サステナビリティ(持続性)を心配してしまうレベル。「数年後にいい店だったんだよね~」と過去形で振り返りたくないので、小倉の酒好き、ならびに本格フレンチ原理主義とまではいかない、西洋料理好きなみなさん、ぜひ当店にお越しを!芋焼酎がないというだけで敬遠しては勿体ないぞ!ちょっとまた新型コロナ禍が広がってきたのでしばらく間は開けると思うが、また訪問するので待っててね。
最後にマイレビュアーさん、良い店の情報をありがとう!