絶品のサバ、玉子がけご飯 : Ryokan Ginshou

宿泊した翌朝の食事も、夕食と同じ部屋。
ニンジンジュースからはじまり、テーブルの温泉で作る温泉湯豆腐。味もお豆腐の大豆の味がしっかりしていて、さすがです、素晴らしい湯豆腐。
そして、こんな美味しいサバをいただいたのは初めてかも。絶品です。
薩摩汁もいいし、玉子がけご飯も素晴らしく美味しい。
夕食も美味しかったですが、朝食はシンプルですが別の意味でほんとに美味しい食事でした。

8月に初訪問です。
指宿も初めてなので砂風呂に行きたいと思っていましたが、
まずはこちらの屋上の天空野天風呂に入ってみます。
空いていていいですね。インフィニティプールのようで水平線と温泉の表面が続いて見えます。
とてもいい。
まるでプールサイドでビールでも飲みながら２，３時間、ゆっくり出来るような感じです。
8月でも今日はそれほど暑くなくて気持ちいいです。

そして食事はお食事処の2階、全て個室のようです。すごいですね。
部屋に入ると、真ん中に大きなテーブルがあり、センターにお湯が流れています。
それもあってか、部屋が暑いのがつらい。

お風呂に入ってビールを飲んだので、違うものに。
霧島のホテルではなかった前割り焼酎＝事前に焼酎を水やお湯と割っておいて寝かせておくものがあるか聞いてみたら、あるとのこと。折角なので頂くことにします。
すごく円やかです。確かにうまい。

食事は砂むし料理と書かれています。
前菜：枝豆豆腐、南瓜真丈、生ハムチーズ巻き、黒豚ラー油味噌、銀ヒラスをトマトペーストとマヨネーズで焼いたもの、丸十寄せ、キビナゴ黒酢炊き
それぞれ一口なのですが、色々食べられるしどれも地産地消で美味しくいただきました。
黒豚ラー油味噌がなかなかいけます。紫芋をでんぶんで寄せた丸十寄せも始めていただきます。甘味がいい。

そして、本来はもう少し後半に書かれているのですが、メインの出し物なので、はじめにくるのが揚物の砂むし＝さつま揚げです。これは練り物が置かれていて、その場で揚げてくれるのです。
白かった揚物がきれいなきつね色に。味も身の旨みがしっかりと味わえるもので、旨い。

さて、お造りになったので、お酒に変えます。こちらも薩摩のお酒、薩州正宗。
お造りも鯛、キビナゴ、カツオ、赤海老、ハマチで種子島、屋久島産とのこと。カツオとハマチが絶品です！

炊合せは薩摩六白黒豚角煮。さすが薩摩黒豚。味付けもいいです。
小鍋は特製ココナッツミルク鍋。メニューを見る牛乳鍋？と思いますが、普通の寄せ鍋。つみれが美味しです。
そして、最後にお食事ですが、お宿に丼（おすきにどん）という指宿（いぶすき）の名物丼。
カツオの生節、薬味、沢庵、大根葉ピリ辛炒めなどをご飯に乗せて混ぜて食べます。混ぜる前に初めにテーブルのセンターに流れる温泉に入れ、茹でた温泉玉子を割って落とします。これは楽しいし、美味しい。
汁物はさっぱりと綺麗なお味です。
デザートは杏仁豆腐。
大変満足な食事でした。