演出に目が行きがちですが、味もしっかり楽しめます : Rabiogurafi

この度の京都遠征でのフレンチは、こちらをチョイス。
ランチもやってるし、比較的予約は取りやすいようですね。

素敵なアプローチを経ると、白を基調としたスッキリした店内。
窓の向こうにはちょっとしたお庭、そこから射す外光も店の雰囲気に一役買ってます。
ゆったりした席の配置も好印象です。寒い日だったけど、店内もスタッフも、温かみがあっていいですね。

ランチでしたけど、夜と同じコースをお願いしました。
アミューズも前菜も、品数多くてうれしい限りです。少しずつだからお腹もちょうどいい感じでメインに突入できました。
全体的には演出傾向が強く、絵画的とも言えます。随所にシェフの世界観を詰め込んだ料理もあって、楽しいです。
でも、一度味わった程度ではその真髄を理解できないのかも知れませんけどね。

ただ、演出に目が行きがちではありますが、味もしっかり美味しいです♪
特に良かったのは、メインの2種。
甘鯛の旨味を逃さず、かつふっくらとした仕上がりがグッド。

お肉は「姫牛」という京都の牛だそうですが、「霜降り 背肉 低温100分 グリヤード」との案内でした。ジュワっと脂が回り、噛締めるごとに溢れる肉汁の旨味が、抜群に美味しかったです。
軽めの料理が多い中、最後のお肉は、ボリューム感もあってヘビーな一品が来た思ったのは一瞬のこと。脂は軽いしうま味につられてあっという間に完食です＾＾ジュのソースも美味しかった。

ホールスタッフも距離感が良く接客もスマート。でも話せば案外乗ってくれて、そのギャップもいいです。
最後にシェフのご挨拶もあり、控えめで印象の良い方ですね。紳士的な様が、この日いただいた上品な料理とリンクして、なんだか嬉しくなりました＾＾またお邪魔しますね。