점포명 |
Maeda
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장르 | 일본 요리 |
예약・문의하기 |
075-525-5577 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
京都府京都市東山区祇園町南側570-118 1F |
교통수단 |
교토에서 택시 기온시조 역에서 297 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산(리뷰 집계) |
¥40,000~¥49,999
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지불 방법 |
카드 가능 (JCB、AMEX、Diners) 전자 화폐 불가 |
좌석 수 |
10 Seats |
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개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 20인 이하 가능 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
불가 |
공간 및 설비 |
차분한 공간,자리가 넓은 |
음료 |
일본 청주(사케)에 고집 |
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요리 |
생선 음식을 고집함 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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오픈일 |
2012.9.1 |
비고 |
사진 촬영은 NG. 요리:2만엔 코스 |
京都のミシュラン三つ星店「前田」さんに伺いました。
食べログでは、ブロンズアワードおよび日本料理WEST百名店2021に選ばれています。
単に「美味しい!最高!」という内容に終始しても良いのですが、
もう一歩踏み込んだレビューを書きたいと思い、
僭越ながら自分なりの見解を述べたいと思います。
「京都の三つ星」と言えば、
=「日本料理の最高峰」と表現しても、間違いではないくらいなので、
むちゃくちゃ期待して訪れました。
結論から書くと、
もちろん、御料理のお味は最高なのですが、
あくまで私感ですが、誤解を恐れず言えば「京都の三つ星」ぽくは無いなぁ、という印象でした。
(悪い意味で書いていません。詳しくは下記に。他県であれば、そこまで思わないかもですが、京都なので~)
まぁ、「京都の三つ星とは、かくあるべし!」と固定化するのも、おかしい話ですか。
「過去の形骸化した既成概念を打ち破る」のがミシュランの方針であるなら、
新しく追加で選ばれた三つ星が前田さんであるというのは、
ミシュラン自身が「ミシュランの既成概念」の殻を破った、という見方も出来るかもしれません。
さて、お店の中身について、書きます。
カウンター席で、お客様は、およそ10人前後が入れるかなと思います。
いわゆる割烹形式です。
お料理は、少量多皿スタイルでちょこちょこでてきます。
すごく分かり易い表現で言うと「鮨屋が出すような」というニュアンス。
(我ながら、めちゃくちゃイケてない表現ですが、行った事のある人は解かってくださるのでは~?)
ただし、そのクオリティが凄まじい!という感じ。
使われている食材は、世間一般に「高級食材」と認知されているもので、
その中の最高品質のものを使われています。
たとえば、この日は、
うなぎ 白焼き
アマダイ 焼き
あわび 蒸して肝ソース
というような感じで、
12品くらいが供されたように覚えています。
(ご存じのとおり、店内は写真禁止なので、お料理写真はありません)
あとは、ライブ感があるのが特徴です。
カウンターの中には、若い衆がお2人いらっしゃるのですが、
親方のその場のフィーリングで、急に調理が変わったりして、
若い衆がその場でそれにアジャストされに動いたりが、
目の前で見れるので、
そういう醍醐味はあります。
ハッキリ言って、無茶苦茶大変だと思います。やらない方が全然ラクチンで、最初からやること決めててそれをこなすだけのが当然にラクチンなんですが、
リアルタイムの現状に対して、判断して、やる事を変える。
それを実行されている(そして結果のクオリティも維持されている)というのは、
本当に真剣勝負!なんやと思いました。
しかし、あまりに真剣勝負な、戦場の空気感なので(殺伐とはしていませんよ)
世間一般に言われる、いわゆる「ライブ感のあるカウンター」と言われて想像するような、
カウンター越しの、親方とのコールアンドレスポンス、会話を楽しむ~といったような余裕は全くありません。
京都の三つ星日本料理店さんで、他にも、店主との会話がほとんど無いお店がありますが、
そことは違う意味で、店主さんとの会話はできない、と思って伺いましょう。
お酒はメニューは無くておまかせです。
銘柄は特に教えてくださいません(一応、供する際に口頭で言われるのですが、よく聞き取れない)
頭で飲まずに、まずは味わってよ、という感じなのかも。それは解かる。
あとは上述した理由で、ゆっくり日本酒の説明をしたり、客と会話する暇がない、という単純な理由もあるとは思います。
なんとなく、純米酒に軸を置いて揃えてらっしゃる印象でした。(私感です)
料理は2万円~で時価となっており、
この日のお会計は、飲み物を含めて40000円台でした。
ミュージシャンや演劇のライブなんか、そうなのかなーと思うのですが、
演者と客が交流する訳ではなく、客は単に客席で一方通行に受け取るだけ~というライブですが、
こちらのライブ感は、そういうライブ感です。
一般的に、劇場型~とか、ライブ感あるカウンター~とかで想像するような、店主とわきあいあいと楽しむ~みたいなつもりで行くと、ニーズが噛み合わないと思います。
食べ歩き好きの方には、店主さんとのコミュニケーションを楽しみたい人が多いと思うので、書いておきました。
しかし、冒頭に書きましたが、
このスタイルが「京都の三つ星」とは、
今までのミシュランで考えられていた「京都の三つ星」の既成概念をぶっ壊したな、と思いました。(良い意味で)
ミシュランの会議室で、前田さんを三つ星に選ぶ上で、どのようなディスカッションが繰り広げられたのか、「十二人の怒れる男」的な映画にしたらめちゃくちゃ面白そう!なんて思いました。
※ 追記:前田さんの三つ星評価についての見解ですが、「孤高のグルメ☆」様のレビューがめちゃ的を射ており、私が書きたいと思ったような内容を見事に書き表していらっしゃったので、自分のショボいレビューが恥ずかしくなりました。私のレビューなんかよりも「孤高のグルメ☆」様のレビューを、ぜひ参考にしてください。より的確です。
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余談:
私は広島人なので、広島の事について書きます。
(蛇足すみません。広島のフォロワーさんだけ読んでください。)
広島で現在、食べログ広島県ランキング1位!といえば「馳走啐啄一十」さん。
近年の広島飲食業界に大きな影響を与えたお店の1つである事に、地元で異論を挟む人はいないでしょう。
私も陰ながら、ずっと応援しております。(たぶん伝わってないとは思いますが。)
そんで、京都で前田さんのスタイルが新たな三つ星に選ばれた、という事は、
広島の「馳走啐啄一十」さんにも、充分にチャンスはあるな、と思いました。
私は聞かれもしないのにアドバイスを出来る立場にないですが、お店の方々の今後の工夫や研鑽次第では、より高い評価に届く可能性はある。
この先が今から楽しみでなりません。陰ながらエールを送っておきます。
(※こういうレビューで他のお店さんの名前を挙げるのって下品で自分でも嫌なのですが、
私は広島のレビュアーなので、他県の食べログユーザーさんに、こういうきっかけで広島のお店を認知してもらえると嬉しいなという想いで、あえて書いています。ご容赦を。
蛇足スミマセン。。)
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