落ち着いた空間で安定感のある料理に舌鼓 : Otagi

『ミシュランガイド京都・大阪2020　二つ星』を獲得された「おたぎ」さんに伺いました。
場所は「北大路駅」から距離があるので、私はタクシーで向かいました。
時間的に１５分弱かかったと思われます。

こちらのお店は完全予約制のお店ですが常連さんやファンも多いので予約困難店の一つと耳にしました。

平屋の一軒家で外観も内観もシンプルです。
広さを生かした空間の使い方をされているので、気持ちが落ち着く感じがしました。

今回いただいた料理の内容は以下の通りになります。
○柑橘とパイナップルのフレッシュジュース
○青森県のムラサキ雲丹と長芋の昆布〆と昆布ジュレ
○翡翠茄子とすっぽんと新生姜のお椀
○鳥取境港のマグロとグジのお造り
○鱧プレート
○美山の鮎の炭火焼き
○亀岡牛の藁焼きの燻製と万願寺唐辛子と葱ソース
○じゅんさいと新茶を練り込んだ自家製手打ちうどん
○毛蟹の湯葉巻きと自家製カラスミ
○土鍋ご飯と香物と赤出し
○玉子かけご飯
○自家製ハヤシライス
○マンゴーとジュレと蕨餅

どの料理も京都らしく出汁を上手に使って優しい味わいにされているものが多かった為、
お店の雰囲気と“＝（イコール）”するものが多いなぁと感じましたし、食べていて癒されました。

個人的感想を少し…。
『ムラサキ雲丹』最初から旬のもの。しかも最後の方だったので雲丹自体も濃厚さをかんじます。それを昆布〆や昆布ジュレなどで涼やかさや爽やかさを加えているのが凄いと感じました。

『鱧プレート』は湯引き、ソースカツ、白焼き南蛮漬け、漬け焼き、生と一つの食材を様々な方法で楽しませていただきました。

『自家製手打ちうどん』はじゅんさいで夏らしく、うどんは噛むとお茶の香ばしさのようなものが味わえたので、何度も良く嚙んでしまいました。出汁も美味しい。

大満足です。ご馳走様でした。