점포명 |
Taian(Taian)
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장르 | 일본 요리 |
예약・문의하기 |
06-6120-0790 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
大阪府大阪市中央区島之内1-21-2 山本松ビル1F |
교통수단 |
長堀橋から5分 나가호리바시 역에서 154 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산 |
¥20,000~¥29,999 |
예산(리뷰 집계) |
¥20,000~¥29,999
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지불 방법 |
카드 가능 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 전자 화폐 불가 |
서비스료 / 차치 |
10% |
좌석 수 |
16 Seats ( カウンター12席、テーブル4席) |
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개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
불가 |
공간 및 설비 |
카운터석 있음 |
음료 |
일본 청주(사케) 있음,소주 있음,외인이 있음 |
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이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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비고 |
【夜】 16000円 |
2021.02.25
友人の誕生祝いに選んだのは
大阪市中央区島之内にある日本料理の「太庵」さん〜♪
"ミシュランガイド大阪2021" で3つ星を獲得した
3軒のうちのひとつで、2011年度版から
11年連続となる3つ星を獲得している名店です。
ただ、食べログの評価があまり高くないので
やや不安に思いながらも17時半に予約を入れました。
大阪メトロ堺筋線 長堀橋駅に早めに降りてしまい
店のまわりをグルグル散策してから
10分前に暖簾をくぐりました。
コロナ対策で手指を消毒し検温してから靴を脱ぎ
席間を広くとったカウンター席の一番奥に案内され
後ろにはテーブル席が一卓だけありましたが。
一休.comから予約したプランは
すべて税・サービス料10%込みで
◆店主おまかせコース 19360円
突き出し:山菜の酢の物
ミル貝 春菊の擂り流し
豆腐と雲丹 山葵で
帆立の上に黒海苔
河豚の白子の塩辛
お椀 :筍 蟹 湯葉 丸大根 菜花
お造り :河豚の焼き霜造り ポン酢で
富山の白えび お造り醤油で
河豚の皮ととおとうみの味噌漬け
焼き物 :スペアリブたれ焼き(赤ワイン煮) 柚子胡椒で
紅しぐれ大根 胡瓜 アンディーブ 肉味噌で
友人は穴子の鳴門焼き(たれ焼き)
揚げ物 :牡蠣のおかき揚げ 紅生姜を添えて
炊き合せ:蛤と筍のみぞれ餡掛け
ごはん :氷魚(鮎の稚魚)のお茶漬け
あられと海苔と胡麻を振り掛けて温かい出汁で
長芋の浅漬けと塩昆布
デザート:杏のジュレ 苺 黒豆 お多福豆
グラン・マルニエをかけて
◆ペアリング 各90mL 4杯 6500円
豊盃 純米吟醸 生酒 (青森・三浦酒造)
黒龍 しずく (福井・黒龍酒造)
Sucette 2018 An Approach To Relaxation (オーストラリア)
グルナッシュ100% ミディアムボディ 辛口
Marcel Servin Chablis 1er Cru Vaucoupin 2017 (フランス)
シャルドネ
朱赤の漆塗りが美しい丸盆には突き出しの5品の小鉢
葉脈だけに透けた枯れ朴葉にのって登場です。
それを摘まみながら、純米吟醸 生酒の "豊盃" で乾杯
誕生日おめでとうございます (^o^)/
厳寒の地・青森県弘前市に蔵を構えて
兄弟2人で醸し上げる55%磨きの "豊盃" 生酒は
清涼感のあるフレッシュな香りと
口に含めば豊かな旨味と爽やかな酸味が調和し
スッキリとした奥深い味わいで料理によく合いました。
春らしい食材を揃えた突き出しはどれもお酒が
ススム君ですが、特におかめの陶器に入った
"河豚の白子の塩辛" はコリッとしてクリーミィ、絶品です。
真っ赤な器の "お椀" も黄色い湯葉に緑の菜花
紅梅をあしらった大根が添えられて彩りよくホッコリ
軽い酸味を感じたのは生姜でしょうか?
ここでペアリングは2杯目です。
日本酒の中で最も好きな "黒龍 しずく" が出てきてニンマリ
透き通るように綺麗な味わいの大吟醸酒は贅沢です。
黒塗りに金の柄を施した洒落た家型の器に盛られた
お造りは、コリッとした "河豚の焼き霜造り" と
甘〜い富山の白えびの2種、そこに白・赤・緑の小玉と
紅葉おろしに山葵までもが丸く添えられて美しい!
さらに小鉢には "河豚の皮" と "とおとうみの味噌漬け"
これも酒飲みにはたまりません。
"焼き物" は、ふぐ一味焼き・穴子鳴門焼き・
伊勢赤鶏塩焼き・スペアリブたれ焼きと
追加料金はいりますが、のどぐろ塩焼き・
和牛ロース塩焼き の6種から選ぶことができます。
友人は "穴子鳴門焼き" で、自分は赤ワイン煮した
"スペアリブのたれ焼き" にしました。
"赤ワイン" を嗜みながら食べたスペアリブは
アンティークな白い皿に盛られて脂身がプルンプルン
箸で簡単に骨から外れるほど柔らかく煮込まれて
行儀悪くしゃぶり付いた骨のまわりが旨い旨い!
肉味噌をちょこっと付けて食べた新鮮な添え野菜が
シャキシャキしていい口直しになりました。
この肉味噌の美味しさに思わず「白ご飯くださ〜い」
と言いそうになりました(笑)
最後に "白ワイン" で "牡蠣のおかき揚げ" を摘まみましたが
添えられていた自家製梅干しの汁で漬けたという
とても濃い色の紅生姜が感動の美味しさでした。
大葉の香りの "蛤と筍のみぞれ餡掛け" も美味です。
長芋の浅漬けと塩昆布が出てきて、〆のごはんは
あられと海苔と胡麻を振り掛けて温かい出汁をかけた
"氷魚(鮎の稚魚)のお茶漬け" でした。
これがメチャ旨い、思わず「おかわり下さい」と
もう1杯追加してしまいました。
友人は人生最高のお茶漬けだったと喜んでくれて
このお店に連れてきて大正解でしたね。
苺・黒豆・お多福豆に杏のジュレを掛けた彩り良い
"デザート" は、グラン・マルニエ(フランスのオレンジ・
リキュール)をかけると大人の深い味わいに変身です。
お茶の湯呑みは長崎の水晶彫り青海波仙茶椀で
店内でも7700円で販売されていましたが
財布と相談すると諦めるしかなく(汗)
京都の雅な料理ではありませんが、奇をてらわずに
これぞ日本料理というしうらえに大満足の2時間でした。
ちなみに、自分が初めてミシュラン3つ星デビューは
日本ではなくイギリスのロンドンでした。
しかも1日に2軒ハシゴしたんだっけ
ごちそうさん (●^o^●)