人形町の古き良き雰囲気漂うお蕎麦屋さん : Shouchikuan

今日は、人形町にある蕎麦屋の、松竹庵にランチでひとりで訪れました。外観から古き良き雰囲気が漂い、暖簾が風に揺れる様子が、レトロでいい雰囲気です。

店内に足を踏み入れると、テレビが置かれており、どこか懐かしさを感じずにはいられません。テーブル席のみの店内は、あちこちに年季が入っていますが、清掃が行き届いており、明るく清潔感があります。

私は迷うことなく、「鴨南蛮そば」をオーダーしました。暫くすると、お薬味の葱が入った小皿と熱々の丼が手際よく供されました。湯気と共に立ち上る、鰹出汁とカエシの良い香りに包まれ、スープを一口いただきます。

鴨南蛮そばは、程よく鴨の脂が浮いており、大きめに刻まれたネギと柚子が上品に浮かんでいます。一口食べると、ネギのシャキシャキした食感と柚子の香り、そして蕎麦の香りが口の中で広がり、至福のひとときを過ごしました。

蕎麦は、コシがあり、鴨の脂と混ざると絶妙なバランスを生み出します。汁は、甘さ控えめで、醤油の主張がやや強め。この組み合わせが、松竹庵の雰囲気にぴったりとマッチしています。

次回は、大盛りも試してみたいと思います。人形町の松竹庵でのランチタイムは、心地よいひとときとなりました。ご馳走様でした。