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春を愛でる : Akasaka Kikunoi

공식 정보

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Akasaka Kikunoi

(赤坂 菊乃井)
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4.0

¥20,000~¥29,9991명
  • 요리・맛-
  • 서비스-
  • 분위기-
  • 가성비-
  • 술・음료-

4.0

JPY 15,000~JPY 19,9991명
  • 요리・맛-
  • 서비스-
  • 분위기-
  • 가성비-
  • 술・음료-
2024/03방문8번째

4.0

  • 요리・맛-
  • 서비스-
  • 분위기-
  • 가성비-
  • 술・음료-
JPY 15,000~JPY 19,9991명

春を愛でる

再訪。 赤坂にある日本料理店。京都にある同名店の東京支店。
2024年ミシュランガイド東京で二つ星(本店は三つ星)獲得の超高評価店。
京都本店から運んだ水を使った出汁と京都本店と同じ仕入れ先の食材を用いてるので料理の味はまさに京都の味そのもの。


一度ぐらいは京都の本店に行ってみたいのだが、本店は個室主体になっているらしくソロ活主体の私にはムリっぽい。
が、赤坂店ならばカウンター席多数あるし1人予約も受け付けてくれるので赤坂店へ。
二つ星だけど席数多いため、予約は簡単に取れます。それこそ平日昼なら当日予約で入れる場合も。


昼に1人凸。 
赤坂の町並みの中でここだけ異質な空気を漂わせてます。 立派な門から店入口へ続く庭は京都の庭師さんがお手入れしてくれてるそうな。建材や植木も京都から持ってきてるとの事で、赤坂にいながら京都の風情を感じ取れます。
カウンター席に座り板場の方と挨拶したらお馴染みの一献(甘酒)から昼飯開始です。

昼懐石(13000円)
東洋美人 1合(1200円)
別途消費税&サービス料10%


【八寸】
筍 独活 烏賊 木の芽和え
白魚離寿司
蕗 蕗味噌掛け 花弁独活いくらの醤油漬け
蛸柔らか煮花弁百合根
人参葉辛子胡麻和え 蕨

【向付】
明石天然鯛 太刀魚 あしらい一式

【蓋物】
蛤真丈霞仕立て
こごみ 結び人参・うるい 木の芽

【焼物】
からす鰈菜の花焼き 金柑

【揚物】
河豚あられ粉揚げ 橙

【強肴】
海苔鍋
鯛 帆立貝柱 烏賊つみれ 豆腐 小蕪 菜種

【御飯】
雛ちらし寿司 留椀 香の物

【水物】パッションフルーツソルベ マンゴースープ


相変わらず華麗なお料理。細工の細やかさや盛り込みの綺麗さに器使いの巧みさといった部分では飛び抜けたモノを感じます。
この日は桃の節句が近いということで、桃の節句にちなんだ食材や料理が並びました。そのためいつも以上にファンタジー感溢れるお料理達に。
食材 器 細工 盛り付け あらゆる要素から春を愛でる内容となっていました。こうした季節感の盛り込みは日本料理の真骨頂ではありますが、菊乃井さんの場合は特に優れていますね。


ランチということもあり高級食材はあまり使われていませんが、そんなに高級食材に固執しないのであればじゅうぶん過ぎるほど楽しめるコース内容とお味。
そもそも京料理=高級食材というワケではありませんものね。


特筆すべきはやはり出汁。それに甘味の使い方でしょうか。
関東の水では京料理でキモとなる昆布出汁が思うように抽出できないから……と京都本店から運んだ水で出汁を抽出する念のいれよう。
ですがその水と出汁があってこその菊乃井さんのお料理です。椀や小鍋の出汁はホントに美味しかった。


甘味の使い方も非常に穏やか。
ラストのちらし寿司に使われている海老おぼろや卵焼きは関東のちらし寿司のソレと比べて明らかに甘さを抑えてあります。ですが物足りなさは感じないのはやはり出汁の力なんでしょうね。
関東のくっきりした味のちらし寿司に慣れた私でもはっきり美味しいと思えるちらし寿司でした。


焼物のカラス鰈も西京味噌の風味が良い塩梅に浸透し焼き加減も良くてとても気に入りました。

日本料理店なのに甘味のレベルが高いのも甘党の私には嬉しいポイント。


この日はお造りが少々アレだったのと、大箱ゆえ店内ちょいとバタつく感じあるのは残念ですがトータルとして見れば二つ星にふさわしい内容。
誰と行っても間違いない……そんな絶対的安心感のあるお店です。
まっ、私は1人で行くんだけどね(爆)

  • Akasaka Kikunoi - 愛らしい色彩のお重の中は

    愛らしい色彩のお重の中は

  • Akasaka Kikunoi - 雛祭りらしく貝合せモチーフの八寸。ちな本物の蛤貝殻使ってます。貝殻の下には金銀の水引という念のいれよう。見えないトコにこだわるの大好きよ。

    雛祭りらしく貝合せモチーフの八寸。ちな本物の蛤貝殻使ってます。貝殻の下には金銀の水引という念のいれよう。見えないトコにこだわるの大好きよ。

  • Akasaka Kikunoi - お造りは真鯛とタチウオ。タチウオは昆布締めにして皮を剥いであるが、個人的にはタチウオは皮目が旨いと思うのだが……あと、この日の鯛は正直イマイチでした。

    お造りは真鯛とタチウオ。タチウオは昆布締めにして皮を剥いであるが、個人的にはタチウオは皮目が旨いと思うのだが……あと、この日の鯛は正直イマイチでした。

  • Akasaka Kikunoi - 雛祭りらしく蛤の椀。蛤出汁+一番出汁の吸い地が見事。蛤しんじょも良いお味だし、器も見事(輪島塗りでした)。ウグイス飛んでる♪

    雛祭りらしく蛤の椀。蛤出汁+一番出汁の吸い地が見事。蛤しんじょも良いお味だし、器も見事(輪島塗りでした)。ウグイス飛んでる♪

  • Akasaka Kikunoi - 焼物はカラス鰈。西京焼にしてから炒った卵黄と木の芽を纏わせて菜の花畑のように。ゆえに菜の花焼。

    焼物はカラス鰈。西京焼にしてから炒った卵黄と木の芽を纏わせて菜の花畑のように。ゆえに菜の花焼。

  • Akasaka Kikunoi - フグのあられ粉揚げ。あられ粉って、やはりひなあられモチーフかな? やはり下味は薄め。

    フグのあられ粉揚げ。あられ粉って、やはりひなあられモチーフかな? やはり下味は薄め。

  • Akasaka Kikunoi - アオサ海苔たっぷりの小鍋。中には京都の豆腐 ホタテ イカしんじょ 菜の花 蕪。豆腐の旨さは特筆モノ。

    アオサ海苔たっぷりの小鍋。中には京都の豆腐 ホタテ イカしんじょ 菜の花 蕪。豆腐の旨さは特筆モノ。

  • Akasaka Kikunoi - 雛祭りらしく食事はちらし寿司

    雛祭りらしく食事はちらし寿司

  • Akasaka Kikunoi - 留椀はキノコすり流し。

    留椀はキノコすり流し。

  • Akasaka Kikunoi - 甘味

    甘味

  • Akasaka Kikunoi - 店外観

    店外観

2022/05방문7번째

4.0

  • 요리・맛-
  • 서비스-
  • 분위기-
  • 가성비-
  • 술・음료-
JPY 15,000~JPY 19,9991명

赤坂 新緑 京の風

再訪。
赤坂の街中に突如 現れる京都。そこが日本料理の名店赤坂 菊乃井。2022年ミシュランガイド東京で二つ星獲得の高評価店でもあります。本店は京都にありますが そちらはなんと3つ星です。
本店が京都という事もあり、赤坂 菊乃井さんの料理は伝統的な京料理。 京都の四季を表現した端正な京料理を赤坂で楽しめます。用いる食材や 食材に施す仕事は京都の本店と同じだとか。
いや、お料理だけでわありません。店内の調度品や庭の植木なども京都から運んできたそうですし、庭のお手入れをしてくれる庭師さんも 毎月 京都から来てくださっているそうです。
住所表記こそ赤坂ですが、ココで食べるお料理、ココの店内の眺め、ココで頬を撫でてゆく風、ココの庭木の薫り……それら全てで京都を感じる事が出来る店なのです。


かなりの人気店でわありますが、日本料理店にしては珍しい大箱のため 予約に関しては他の有名日本料理店よりは楽。紹介制とかでもありません。京都の風を感じるための門は誰にも等しく開かれています。これ めちゃんこ大事ね。
行けない店=絵に描いた餅 ですからね。

お料理の価格がバカ高くないのも嬉しいポイント。もちろん決して安い金額でわありませんが、太パトロンだの フードプロデューサーだの 有名ブロガーだのが関わる「店に払う金額より店の外に払う金額のが高いと疑いたくなる店」に比べたら よっぽど良心的な価格。
実際に行かれたら理解できるかと思いますが、贅沢な設えの店内で、手間暇かかったお料理ばかり出てきて、潤沢に人を使っているのを見れば リーズナブルと言ってもよいぐらい。特にランチコースは破格です。


今回の私の目当ても そのランチコース。平日休みが取れたのを利用して一人で行ってきました。
ランチは11000円(税 サ別)のコース1本のみなので、席には この日の献立を記載した紙が置かれています。内容を見ると……
鮎がある(#^.^#)
鱧がある(#^.^#)
穴子がある(#^.^#)
好物食材が並ぶ献立にテンション急上昇。今日は楽しいランチになりそうです。

昼懐石(11000円)
東洋美人一合(1200円)
折(200円)←残ったご飯を詰める容器代。
別途 消費税&サービス料

まずは紫蘇酒一献からスタート。

八寸:ホタル狩りをイメージしたという八寸。相変わらず食材へ施す仕事が細かいなぁ。思わず魅入ってしまいます。万願寺唐辛子とアサリの煮物や ネギを巻いた太刀魚南蛮漬けが特に良かったです。


向付:京都の川下りをイメージした盛り付けでお刺身二種を。シマアジはかなり良かったですが、真鯛はちょっと落ちる感じしました。この時期の真鯛は難しいですね。まき村さんでも この時期は真鯛は避けてましたもん。

向付:もひとつ向付。ボタン鱧です。大好物の鱧キター\(^^)/
ボタン鱧と言っても 出汁で湯がいた鱧は水に放ちません。温かい状態での提供となります。これは小十さんや おぎ乃さんと一緒やね。鱧は この状態のが美味しいと私も思います。これで鱧がも少し肉厚だったら……まっ、シーズン開始直後だったからしゃーなしだ。


蓋物:和食で一番楽しみにしている椀です。この日の椀は 菊乃井さん自家製の豆腐に伝助穴子を合わせた穴子豆腐。お出汁には木の芽のすりおろしが入っていて 目にも鮮やかな緑色に。まるで新緑の高原のよな椀に仕上がっています。
伝助穴子のたっぷりの脂を吸った豆腐が美味しいのはもちろんですが、お出汁に山椒の香りがあるため穴子の脂が綺麗な後味に感じます。
椀の横にあるのは 八丁味噌を混ぜこんだオブラート。暑くなってきた時期に目で涼感を……という配慮です。このオブラートを 途中から椀に溶かしつつ食べると、椀の味が赤だしっぽく変化してゆくのが楽しい。


焼物:鮎塩焼き。これまた大好物の鮎(#^.^#) 菊乃井さんですので鮎は琵琶湖産。これを頭から食べれるよにこんがり焼いてあります。アタマからかぶりついた時の野趣溢れる香りに 独特の苦味と旨味。
鮎ってホントに美味しい魚よねぇ♪


強肴:牛肉と筍の花山椒鍋。国産牛のランプと筍を すき焼きのよな濃い目割下で煮て、たっぷりの花山椒で仕上げてあります。牛ランプも良いのですが、個人的には筍のほうが より印象に残りました。でも花山椒は………ほぼ飾りだったな(苦笑) あと、椀とで山椒モロ被りだったのも個人的にはマイナス。


食事:椀とならんで和食屋で楽しみにしているご飯。この日は新生姜ご飯。
生姜と米だけで映えとは一切無縁かつ超絶地味な炊き込み御飯ですが……
これがウンマイだなぁ《*≧∀≦》
お出汁を良い具合に含んだ米が 上手に炊いてあるし、そこにピリッとした生姜の辛味。気温が上がってきて食欲が無い時でも、これならガンガン食えますぜ。実際、そうした 生姜による食欲増進効果を狙っての献立だったそうです。夜メニューだとこれに鰻とか加えるそうですが…………こんだけ旨いなら私は生姜だけで良いです(笑)
大盛りで二杯食べましたが、それでも完食には届かないので残りはお土産に。

留椀はキャベツすりながし。たっぷりの黒胡椒がふってあるのですが、ご飯が生姜の辛味あるんで 汁は辛味無しのが良かったかな。


甘味:フルーツみつ豆。みつ豆と言いつつ、豆はエンドウ豆や白インゲン豆ではなく小豆。つまりあんみつ?
小豆がすっきりした甘さに炊いてあって良いですね。白玉が入ってるのも涼感あってグッド。


今回も楽しめました。お料理の味だけでなく、お料理の見た目や器も美しく、大箱でありながらキチンと客一人一人を見ている接客、京都の風情そのまんまの設え…といった部分まで加味すると リーズナブル過ぎるとも思えるほどのランチコース。
7月からは13000円に値上がりするそうなんで、まだ行かれてない方は お急ぎを。

  • Akasaka Kikunoi - 京都に来ました。

    京都に来ました。

  • Akasaka Kikunoi - 八寸

    八寸

  • Akasaka Kikunoi - 八寸

    八寸

  • Akasaka Kikunoi - お造り。真鯛&シマアジ。

    お造り。真鯛&シマアジ。

  • Akasaka Kikunoi - ボタン鱧

    ボタン鱧

  • Akasaka Kikunoi - 昼でも日本酒。盃に菊乃井の家紋が入ってるのカッコいいなぁ。

    昼でも日本酒。盃に菊乃井の家紋が入ってるのカッコいいなぁ。

  • Akasaka Kikunoi - 穴子豆腐の椀。右側のは八丁味噌を練り込んだオブラート。

    穴子豆腐の椀。右側のは八丁味噌を練り込んだオブラート。

  • Akasaka Kikunoi - 鮎塩焼き。

    鮎塩焼き。

  • Akasaka Kikunoi - アタマから行く?しっぽから行く?

    アタマから行く?しっぽから行く?

  • Akasaka Kikunoi - 牛肉と筍の花山椒鍋。

    牛肉と筍の花山椒鍋。

  • Akasaka Kikunoi - 新生姜ご飯&キャベツすりながし&香の物

    新生姜ご飯&キャベツすりながし&香の物

  • Akasaka Kikunoi - ご飯は当然のよに大盛りで。

    ご飯は当然のよに大盛りで。

  • Akasaka Kikunoi - あんみつ

    あんみつ

  • Akasaka Kikunoi - カウンター席

    カウンター席

  • Akasaka Kikunoi - この日の献立

    この日の献立

2021/10방문6번째

4.0

  • 요리・맛-
  • 서비스-
  • 분위기-
  • 가성비-
  • 술・음료-
JPY 10,000~JPY 14,9991명

赤坂で秋を愛でる

再訪。
赤坂の街中に突如として現れる京都。
ミシュランガイド東京2021で二つ星獲得の日本料理店。本店は京都だが、そちらはミシュランガイド2022で3つ星。
二つ星や3つ星の和食屋だと 予約難度やコース価格の高さ等から近寄りづらいイメージがあるが、菊乃井さんは和食屋にしては席数が多い&比較的安価なランチコースがあるため、訪問するためのハードルは わりと低い。
が、訪問ハードル低くとも お料理 及び接客のクオリティはとても高い。特に 京都から資材を運んで設えた庭(庭師さんも京都から呼んでいるそうです)や、日本の四季の情景を写しこんだかのよなお料理は 日本人なら一度は見ておいて損は無い。


ある日、突然に平日休みとなった日。ふと 思い付いて菊乃井さんに電話をかけてみたら……
まさかの当日予約でランチの席取れちゃったよ❗️

ウキウキして店へ向かうと、いつものよに丁重なお出迎えから始まり 板場の人達もわざわざ挨拶に来て頂いて……当日予約なのに恐縮です。 周囲を見渡すと平日昼でもしっかり満席。どうやら一枠だけ残ってたトコに運良く滑りこめたくさい。緊急事態宣言中に訪問した時は空席が目立っていただけに、満席のホールを見ると何故か嬉しくなる。

お昼のお料理は11000円(税 サ別)の昼懐石一本勝負。この日のコース内容は画像参照。
まずわ挨拶がわりの菊花酒を頂いてからコース開始です。


八寸:いきなりステーキならぬ いきなり八寸? これはアレか? 緊急事態宣言解除になったから思う存分に飲んでくれ……って事か? と、思ったが別にそういうワケではなく10月の献立がたまたま そういう構成だっただけらしい。偶然って怖いわwww
川面に映るお月様と 川を横切る船を対岸から眺める趣向の盛り付けが素敵です。こゆの、和食の盛り付けの真骨頂よね。お舟に乗ってる鯖寿司が特に美味しかった。和食では あまり馴染みのないピンクペッパーの爽やかな辛味が鯖の脂と良く合ってました。ちな、イチョウの葉や松葉のよに見えるヤツも素麺で出来てるので食えます。


向付:まずは真鯛&ボウゼ。ボウゼって魚は初耳でしたが、聞くとエボダイとの事。エボダイの干物は大好きですが刺身は初めて食べました。 ただ……私は真鯛のほうが好きかな。この日の真鯛は かなり美味しかった。いわゆる紅葉鯛やね。
お造り二つ目はマグロ。本マグロを和辛子と黄身醤油で頂きます。


蓋物:松茸と鱧の土瓶蒸し。にゃ~(=゚ω゚=)
良い香りね。お出汁も美味ね。土瓶の中の鱧は 正直 旨くはないのだが、貧乏性の私は食べちゃいます。


焼物:子持鮎杉板焼。杉板に挟まれた状態での登場。火のついた杉で燻されて良い薫りが漂います。中の鮎は 腹にたっぷりと卵を抱えた子持ち鮎。それを40時間かけて味噌漬けにしてあります。鮎の味噌漬けって たぶん初めて食べるけど旨いモンですね。特に味噌の風味をまとった卵が美味しい。秋の山を彷彿させる盛り付けも綺麗ね。


強肴:蕪の炊いたんに 胡桃味噌。トッピングも胡桃ね。蕪は良い塩梅に炊けてましたが、胡桃味噌は も少し淡くても良かったかな。


食事:萩御飯 蕪すりながし。鳥スープで炊いた御飯に鳥肉 キノコ 小豆 枝豆。
秋の七草のひとつである「萩」。いわゆる萩色を表現した御飯なので萩御飯と呼ぶそうです。盛り付け前のが萩色に近かったですね。盛り付け前の写真無くてすみません。
美味しい御飯だけど一人では食べきれませんので残りはお土産に。


水物:デザートは二択問題。私はパフェを選択。
さっぱり食べれて美味しいデザートでした。和食屋さんで このレベルのデザートが食べられるのは嬉しいよね。


今回も楽しめました。
お料理の味も良いのですが、それを引き立てる盛り付けや器などへの拘りっぷりが また凄い。赤坂の街中にいながら秋の野山の風景を愛でているかのようです。また違う季節に訪問させてもらいます。

昼懐石(11000円)
白穂乃香 ×2(1000円×2)
折り(200円)
別途 消費税&サービス料10%

  • Akasaka Kikunoi - 外観

    外観

  • Akasaka Kikunoi - 八寸

    八寸

  • Akasaka Kikunoi - 飲める幸せ

    飲める幸せ

  • Akasaka Kikunoi - 真鯛&ボウゼ

    真鯛&ボウゼ

  • Akasaka Kikunoi - 本マグロ

    本マグロ

  • Akasaka Kikunoi - 鱧と松茸の土瓶蒸し

    鱧と松茸の土瓶蒸し

  • Akasaka Kikunoi - 鮎杉板焼

    鮎杉板焼

  • Akasaka Kikunoi - 味噌漬けにした子持ち鮎です

    味噌漬けにした子持ち鮎です

  • Akasaka Kikunoi - 蕪 胡桃味噌

    蕪 胡桃味噌

  • Akasaka Kikunoi - 食事

    食事

  • Akasaka Kikunoi - 萩御飯

    萩御飯

  • Akasaka Kikunoi - 柚子シャーベットと柿のパフェ

    柚子シャーベットと柿のパフェ

  • Akasaka Kikunoi - 残った御飯は折りに詰めて持ち帰り

    残った御飯は折りに詰めて持ち帰り

  • Akasaka Kikunoi - この日の献立

    この日の献立

2021/07방문5번째

4.0

  • 요리・맛-
  • 서비스-
  • 분위기-
  • 가성비-
  • 술・음료-
JPY 10,000~JPY 14,9991명

菊乃井:鮎塩焼き

再訪。
赤坂の街中に突如として現れる京都。2021年ミシュランガイド東京では二つ星獲得している老舗和食店。本店は京都で、そちらはミシュランガイド3つ星。現当主の村田氏はNHKのテレビ番組「今日の料理」でも お馴染みの方ですね。

伝統的な京料理をベースに村田氏の現代風アレンジを加えた季節感溢れるお料理を 風情溢れる店内で頂けます。
昨今の都内和食屋さんはドラゴンボールの敵キャラよりも凄いインフレになってきてますが、菊乃井さんは老舗でありながら一般人でも少し頑張れば行けるよな金額設定にしてくれているのも魅力のひとつ。特にランチコース(税サ別で11000円)はお料理の内容や 店の雰囲気からしたら破格。今回の私も、そのランチコース目当てで行ってきました。

予約は訪問から10日ほど前に電話で。その時は 4度目の緊急事態宣言発令前だったのですが、訪問直前にまさかの禁酒法発令。前回訪問時に続いて 今回も酒無しとなってしまったのは極めて残念。てか我ながら運が悪い……


訪問日、炎天下の赤坂を歩いて店前到着。ん? ここだけ少し涼しいな。 足元を見れば 少し濡れている。だうやら マメに打ち水しているやうだ。客が少しでも涼を取れるやうに……という気配りだらう。こうした細かな配慮がなんとも嬉しい。
予約時間より少し早く到着してしまったが、既に玄関前では仲居さんが出迎えてくれてる。ホント、ここは席につく前からテンション上げてくれるよね。こーゆーとこ凄く好きよ。

前述したよに 禁酒法期間ゆえアルコール提供は無し。仕方ないのでノンアルコールビールで気を紛らわす。
昼のお料理はコース一種のみ。献立については画像のほうを見てください。

昼懐石(11000円)
ノンアルコールビール(650円)
玉露(800円)
別途 消費税&サービス料。

菊乃井さんは 非常に季節感を大事にするため、お料理の内容はマメに変わるやうだが ある看板料理だけは初夏から真夏の間 提供し続けるとの事。フレンチ等でいうスペシャリテ的な料理と捉えてよい。

その お料理の名は「鮎の塩焼き」。
まあ日本人であれば誰しもが知っている料理だし、好物だと言う方も多いだらう。夏の和食の花形食材でもある鮎。 菊乃井さんも鮎への拘りは並々ならぬモノを持ってらっしゃるやうだ。

用いる鮎は琵琶湖産。サイズも指定し、厳選された鮎を活きたまま琵琶湖から東京まで搬送。鮎は客に元気な姿を見せた後に炭火焼きにされる。
単なる炭火焼きだが、小ぶりな鮎を用いて丁寧に火入れされているためアタマからシッポまで余すことなく美味しく頂けるように仕上げてある。
旨い。まさにお手本のよな鮎塩焼きだ。
二匹 供されるので 一匹目はそのまま。二匹目は蓼酢をたっぷり浸けて食う。個人的好みとしては蓼酢で食べるほが好きかな。このほうが、炭火焼きにする事でロストした鮎の香気を補完できてるよな気がする。


鮎の他のお料理も相変わらず良い仕上がりの品ばかり。
お造りの鱧や強肴の豚角煮は特に良かったな。どちらも7月という事で 八坂神社で行われる祇園祭にちなんだ品に。
お造りは祇園祭でスサノオノミコトに奉納される「瓜」に盛り付ける事で、客は京から遠く離れた赤坂の地で鱧を味わいながら祇園祭の雰囲気を楽しむ事ができる。

強肴は黒豚の角煮。菊乃井さんで豚角煮とは少々 意表をつかれたが、実はこれも祇園祭の期間中限定で提供している毎年定番のお料理なんだとか。
四足獣を食べる事が禁止されていた時代……その時代では夏の暑さに負けぬようにと、獣肉を薬石と称して密かに食べていたさうな。そこに ちなんだお料理が菊乃井さんの豚角煮。黒糖とカカオで炊かれた豚肉は赤身はホロホロとほぐれ、脂身はクセや重さはなく甘さと食感を純粋に楽しめる。かけてあるジャガイモ餡との相性も抜群。中華の豚角煮と違い かなり柔らかなテイストだが これは非常に気に入りました。

茅の輪くぐりをイメージした八寸に、盛夏に涼を呼び込む冷たい雑炊なども まさに季節感満載。日本料理は季節感を大事にする料理ですが、菊乃井さんは特にその傾向が強いよに思います。
日本という四季のはっきりとした風土だからこそ育まれてきた我が国の季節行事や慣習。我々 現代人が忘れかけていた日本の良さを思い出させてくれる名店と言ってよいでしょう。普段 あまり日本料理に馴染みがないというような方にこそ行ってみて欲しい店です。

  • Akasaka Kikunoi - この日の献立

    この日の献立

  • Akasaka Kikunoi - 自家製豆腐に雲丹を乗せ 山葵餡で。以前にも思ったが菊乃井さんの豆腐は とても美味しいですね。山葵餡の香りも 爽やかで涼を呼び込んでくれます。一品目としては 非常によろしいかと。

    自家製豆腐に雲丹を乗せ 山葵餡で。以前にも思ったが菊乃井さんの豆腐は とても美味しいですね。山葵餡の香りも 爽やかで涼を呼び込んでくれます。一品目としては 非常によろしいかと。

  • Akasaka Kikunoi - 茅の輪くぐりをイメージした八寸。 今では珍しくなった瓜のカミナリ干しなんかは菊乃井さんならでわ。鱧寿司も良いですね。

    茅の輪くぐりをイメージした八寸。 今では珍しくなった瓜のカミナリ干しなんかは菊乃井さんならでわ。鱧寿司も良いですね。

  • Akasaka Kikunoi - 華麗な盛り付けのお造り。鯛も美味だが、今回は鱧のほうが印象に残りました。美味しい鱧ですね(^_^)

    華麗な盛り付けのお造り。鯛も美味だが、今回は鱧のほうが印象に残りました。美味しい鱧ですね(^_^)

  • Akasaka Kikunoi - スッポンしんじょを冬瓜で包んだ 冬瓜饅頭を山椒餡で頂きます。スッポンの風味は さほどでわないが、味を吸った冬瓜が素晴らしく美味しくなっています。木の芽(山椒の葉)を用いた餡も秀逸。

    スッポンしんじょを冬瓜で包んだ 冬瓜饅頭を山椒餡で頂きます。スッポンの風味は さほどでわないが、味を吸った冬瓜が素晴らしく美味しくなっています。木の芽(山椒の葉)を用いた餡も秀逸。

  • Akasaka Kikunoi - 鮎塩焼き

    鮎塩焼き

  • Akasaka Kikunoi - 鮎は こんなプレゼンで提供されます。

    鮎は こんなプレゼンで提供されます。

  • Akasaka Kikunoi - 黒豚角煮にジャガイモ餡。

    黒豚角煮にジャガイモ餡。

  • Akasaka Kikunoi - もずく雑炊。雑炊と言っても煮込みにはせずに、水にさらした飯に強めにひいた冷たい出汁をかけた冷たい茶漬けのよな品。お出汁の輪郭がキリッとしていて涼しげで とても美味しい。お代わりが無いのが悲しかった。

    もずく雑炊。雑炊と言っても煮込みにはせずに、水にさらした飯に強めにひいた冷たい出汁をかけた冷たい茶漬けのよな品。お出汁の輪郭がキリッとしていて涼しげで とても美味しい。お代わりが無いのが悲しかった。

  • Akasaka Kikunoi - お新香も美味

    お新香も美味

  • Akasaka Kikunoi - 八つ橋アイス&わらび餅。八つ橋の生地を混ぜたシナモンアイスは個人的にはかなり微妙。シナモンが強すぎるわりに甘さが乏しく感じます。わらび餅の黒蜜の甘さが救世主に見えました。

    八つ橋アイス&わらび餅。八つ橋の生地を混ぜたシナモンアイスは個人的にはかなり微妙。シナモンが強すぎるわりに甘さが乏しく感じます。わらび餅の黒蜜の甘さが救世主に見えました。

2021/05방문4번째

4.0

  • 요리・맛-
  • 서비스-
  • 분위기-
  • 가성비-
  • 술・음료-
JPY 15,000~JPY 19,9991명

初夏の風 薫る

再訪。
赤坂にある和食屋さんで、2021年ミシュランガイド東京では2つ星獲得の名店。本店は京都でそちらはミシュランガイド3つ星。

近頃の東京の和食屋では高額食材連発する超高額コースを提供する店に話題が集中しがちだが、菊乃井さんはそうした店とは違う方向で客を魅了している。

菊乃井さんのコースのお値段も決して安くはないが、ここ数年で矢鱈に高騰している いわゆる予約困難店とかに比べたら 適正価格と言って良いだらう。いや 実際問題、赤坂という一等地の あれだけの大箱で あれだけ多くの人間を抱えて あれだけ手間のかかったお料理を提供している事を考えたら、むしろリーズナブルと言っても過言でわない。

和食屋さんはどこも季節感を大事にしていると思うが、菊乃井さんのお料理からは他のどの店よりも 四季の移ろいを感じられるよに思う。それは味だけでなく見た目や薫りからも……だ。
今回も 八寸の粽寿司や 茶蕎麦の入った椀に 牛肉花山椒鍋と 様々な薫りで私を楽しませてくれた。特に 笹の薫りを移した粽寿司&新茶を用いた椀は 初夏の風を運んで来るかのよな爽やかな薫りで たいへん美味しかった。

焼き物は、楽しみにしていた鮎。これも旨かった。さすがに香りは まだ弱いのだがアタマやワタの苦味と旨さは 鮎ならでわの魅力。オリーブオイルを混ぜた蓼酢で頂いて これから訪れる夏に想いを馳せます。

季節感を盛り込む一方で、食材を余す事なく用いてあるのも特徴。
鯛の身をお造りに。
卵巣や肝を八寸に。
頭とカマは鯛飯に。
ただ美味しい料理を作るだけでわなく、こうして食材を大事にする「始末」の精神を忘れずにコース構築しているのも個人的に好印象。確かに ワタやアラは見てくれは良くないかも知れない。だが 美味しい鯛はワタやアラまで旨いのだ。 そのままでは扱いづらい部位に手間をかけて、懐石料理の一品として堂々たる料理にまで仕上げて提供する。こうした精神こそ、我々 日本人が決して忘れてはならない事でわなかろうか?

食材に貴賎無し……である。

話変わって…
かなり人気のある菊乃井さんだが、今回の禁酒法は客入りに相当悪影響を与えているようだ。
以前に二度ほどランチ訪問した時には、平日にも関わらず満席だったのだが、今回は 空席が目立った。実は今回の予約は 急遽平日休みが決まったため、前日にダメ元で電話して取ったもの。以前であれば とてもぢゃないが前日予約なぞ無理であっただらう。 予約できた事自体は嬉しいが、空席の目立つ店内を見ると素直には喜べない。

過去三回の訪問全てで満席だった店で、今回これだけ空席が目立った要因が禁酒法だという事には一切疑いの余地はない。ある程度の補償はあるようだが 大箱かつ客単価の高い菊乃井さんでは 公表されてる補償金額なぞ文字通り焼け石に水であらう。
日本の伝統と食文化を守り続けている名店が 倒れたりする事のないように 規制の見直しが入る事を願う。
初夏のお料理は ほんの少しほろ苦かった。


訪問データ。
訪問前日に電話で予約しての野郎一匹凸。
例によって お出迎えからお見送りに至るまでの非常に きめ細やかなもてなしも菊乃井さんの良さ。
庭を眺められる風情あるカウンターへ案内される。カウンターの風情をぶち壊すアクリル板に関しては 致し方あるまい。
禁酒法期間中ゆえ酒提供無し。そのためコース開始前の一献はノンアルコール飲料に(>_<)
コース内容&料理ごとの感想は画像参照。
ラストの鯛飯は一人では到底食べきれない量だが、残った分はお土産にしてくれる。その容器代が200円。


昼懐石(11000円)
ノンアルコールビール(650円)
折(200円)
別途 消費税&サービス料

  • Akasaka Kikunoi - なんとも風情のある外観。
                雨で少し濡れた姿も良いものですね。

    なんとも風情のある外観。 雨で少し濡れた姿も良いものですね。

  • Akasaka Kikunoi - この日のコース内容

    この日のコース内容

  • Akasaka Kikunoi - 猪口:叩いた長芋を寒天で寄せて山葵餡で頂きます。和菓子のじょうよ羮と異なり 長芋のしゃきしゃき食感を残してあるのがポイント。この食感と 山葵の香りで 爽やかな味となり最初の品にはうってつけ。

    猪口:叩いた長芋を寒天で寄せて山葵餡で頂きます。和菓子のじょうよ羮と異なり 長芋のしゃきしゃき食感を残してあるのがポイント。この食感と 山葵の香りで 爽やかな味となり最初の品にはうってつけ。

  • Akasaka Kikunoi - ノンアルコールですから。

    ノンアルコールですから。

  • Akasaka Kikunoi - 八寸の器。5月という事で端午の節句モチーフにして 菖蒲と兜で飾ります。当たり前ですが、霧吹きも忘れてません。

    八寸の器。5月という事で端午の節句モチーフにして 菖蒲と兜で飾ります。当たり前ですが、霧吹きも忘れてません。

  • Akasaka Kikunoi - 八寸。粽に見立てた鯛寿司  干瓢で巻いた穴子  鯛の肝の煮付 が特に旨かった。穴子を干瓢で巻くのは 的に見立てたるため。的を井抜く矢に見立てたのが 茗荷。こうした細かな表現も菊乃井さんならでは。

    八寸。粽に見立てた鯛寿司 干瓢で巻いた穴子 鯛の肝の煮付 が特に旨かった。穴子を干瓢で巻くのは 的に見立てたるため。的を井抜く矢に見立てたのが 茗荷。こうした細かな表現も菊乃井さんならでは。

  • Akasaka Kikunoi - 向付。真鯛とシマアジ。真鯛は前回のが良かったかな。それでもかなり旨いが。シマアジの味のノリは今一つ。

    向付。真鯛とシマアジ。真鯛は前回のが良かったかな。それでもかなり旨いが。シマアジの味のノリは今一つ。

  • Akasaka Kikunoi - 蓋物:茶蕎麦を甘鯛で巻いて酒蒸しにした甘鯛ロールの椀。新茶も用いてあります。お茶や蕎麦と合わせるために出汁は強くしてあるのですが、これがドンピシャ♪ 旨味と薫りにうっとりします。

    蓋物:茶蕎麦を甘鯛で巻いて酒蒸しにした甘鯛ロールの椀。新茶も用いてあります。お茶や蕎麦と合わせるために出汁は強くしてあるのですが、これがドンピシャ♪ 旨味と薫りにうっとりします。

  • Akasaka Kikunoi - 焼物:琵琶湖から生きたまま搬送された鮎を炭火焼きで。手堅く美味しいが、鮎炭火焼きは小十やレフェルヴェソンスやエスキスで凄いの食ってしまってるので驚くには至らず。てか和食屋を凌駕するレフェルがおかしい!

    焼物:琵琶湖から生きたまま搬送された鮎を炭火焼きで。手堅く美味しいが、鮎炭火焼きは小十やレフェルヴェソンスやエスキスで凄いの食ってしまってるので驚くには至らず。てか和食屋を凌駕するレフェルがおかしい!

  • Akasaka Kikunoi - 強肴:牛肉花山椒鍋。鍋といっても牛肉は割下で煮ずに低温調理でゆっくり火入れした品。それを割下に浸して食うイメージ。花山椒は さすがにベストシーズンほどの薫りはないが、それでもこの組み合わせは旨いよね。

    強肴:牛肉花山椒鍋。鍋といっても牛肉は割下で煮ずに低温調理でゆっくり火入れした品。それを割下に浸して食うイメージ。花山椒は さすがにベストシーズンほどの薫りはないが、それでもこの組み合わせは旨いよね。

  • Akasaka Kikunoi - 御飯:鯛飯。鯛のスープで炊いた飯に鯛のアラを混ぜてあります。骨は職人さんが丁寧に取り除いてくれるという極上仕様。米一粒一粒が鯛の出汁を吸っていて馬鹿旨です。お土産にして 冷めたのを食べても美味しいです

    御飯:鯛飯。鯛のスープで炊いた飯に鯛のアラを混ぜてあります。骨は職人さんが丁寧に取り除いてくれるという極上仕様。米一粒一粒が鯛の出汁を吸っていて馬鹿旨です。お土産にして 冷めたのを食べても美味しいです

  • Akasaka Kikunoi - 職人さんが取り除いてくれた骨の中から鯛の鯛。

    職人さんが取り除いてくれた骨の中から鯛の鯛。

  • Akasaka Kikunoi - デザート:ミルクアイス  苺  苺ソース。苺の甘味は物足りないが、ミルクアイスがしっかり甘いので皿としてのバランスはむしろ良好。シンプルですが美味しいです。

    デザート:ミルクアイス 苺 苺ソース。苺の甘味は物足りないが、ミルクアイスがしっかり甘いので皿としてのバランスはむしろ良好。シンプルですが美味しいです。

2021/04방문3번째

4.0

  • 요리・맛-
  • 서비스-
  • 분위기-
  • 가성비-
  • 술・음료-
JPY 20,000~JPY 29,9991명

夜コースはボリューミィ&チャレンジング

再訪。
知人が唐突に「菊乃井に行きたい」と騒ぎだす。まったく……誰のインスタグラムに影響されたんだか。 とはいえ、菊乃井さんならば私も行きたいから同行しますぜ?って事で行ってきた。諸々の都合により今回は夜訪問。 とうぜん 予約してからの訪問だが、予約自体はわりと直近でも取れました。


訪問日、ファサードの雰囲気は夜のが良いね(^_^) むっちゃ風情あるわぁ。 入口の前には 既に仲居さんが立たれていて 我々を出迎えてくれます。さすがや!

店内は既に満席。 コロナ渦の現在で、しかもコース料理を提供する店には厳しい時短営業要請中のディナータイムで 広い店内が埋まるんだから ホントに人気あるんですねぇ。まあ わかるけど。

今回は 予約したのが直近という事もあり 我々の席はテーブル席。カウンター希望の場合は 早めに予約せんと駄目ね。 だが、そんな我々のトコに ある職人さんが挨拶しに来てくれました。実はこの職人さん、私の前回訪問時にメニュー変更を提案してくれた方。 彼が立っているカウンターからだと 我々のテーブルまでは距離あるのですが、わざわざカウンターから出て挨拶しに来てくれたのでした。 いや 嬉しいですね。 満席のディナーで忙しいでしょうに、たった二回 ランチで来ただけの客の事をきちんと見てくれているんですもの。 ホントに菊乃井さんの もてなしは素晴らしいですわ。同じ二つ星でも 客の顔を全く見ようとしないフ◯リレージュとは えらい違いだわさ。


お料理ですが、ディナーは複数のコースが存在。今回の我々は下から二番目の二万円のコースでお願いしました。え? なぜ そのコースにしたか? そりゃ、ま◯村の夜懐石と同額だからよ。
この選択は結果的に正解でした。ランチより金額が上がってる分を どのようにコース内容に反映させるのか?が気になってたのですが、単純にディナーコースはランチよりボリューム増えてます。 お造りが二皿提供されたり ランチではなかった酢物が提供されたりで シメの食事の頃には かなり腹が膨れてまして。
普段の私でしたら 和食屋のラストの飯は全部 食べる(土鍋を空にする)のが基本なんですが、この日は 一回お代りした時点で無念のギブアップですわ。 悔しい(>_<)
聞くと 上のコースは更に品数増えるとの事ですんで、ちょっと我々には食べきれないかな。

また ランチだと 日本料理のお手本のよな端正なお料理が並んでましたが、ディナーのお料理には 遊んだというか ややチャレンジングな品がチラホラと。
スルメイカを焼いて粉末したのを纏わせた イカお造りや、カルダモンとハッカで香りづけした鴨肉なんかは まさにそうしたお料理。 残念ながら その二皿は私の好みドンピシャとはいきませんでしたが、好奇心を掻き立ててくれたのは事実。こうした遊び心のある料理でランチとの差別化をはかるのは良い手法だと思います。

ランチも素晴らしい内容でしたが、夜は夜で違う表情を魅せてくれる非常に満足度の高い この日のコースでした。 こうなると 夏の鮎を是非とも食べてみたくなりました。 今年の夏は 財布が大変な事(既に3つ星二店予約済&3つ星店を予定)になりそうです(苦笑)


懐石料理 (20000円)
而今 一合(1300円)
八海山一合(1600円)
別途 消費税&サービス料
4月なのに税込表記になってない件については詳しい方、教えください。

猪口:鯛の身を白子で寄せた品の上に 生このこ。生このこは 今の季節だけ味わえる珍味。これは完全に酒のアテ。 飲ませる気まんまんの一品目は私的にウェルカムですわ。


八寸:あら綺麗(*´ω`*) お花見モチーフの八寸ですね。実をいうと、これを期待して この時期で予約したのよね。串に刺さったアボカド味噌漬けは 花見団子のイメージでしょね。鯛の木の芽寿司と 蛸柔らか煮が特に美味。


向付:真鯛お造り 金目鯛お造り。金目鯛は軽く炙ってあるので皮裏の脂がとても美味しい……のだが、この日の真鯛は それ以上に美味でした。時期が良かったのかな。


向付:向付の二皿目www スルメイカを焼いてから粉砕したイカパウダーを イカ刺身にまぶしてあります。ワタ醤油で頂きます。香りは 香ばしくて良いのですが、正直 味はあまり好みでわありませんでした。


蓋物:伝助穴子(おっきな穴子ね)の霞仕立て。霞仕立ては初耳でしたが、汁を濁らせた様子が 空に霞がかかってるみたいだから付いた名前だそうです。このお料理では 細かく切った新若布で汁に霞をかけてます。
若布 筍 蓬 と 春の香りが満載で これだけで春の味覚総取りしたよな 楽しさ全開の素晴らしい椀です。お出汁も たいへん美味しいです。穴子は やや大味ですが、穴子の脂が肝要の料理との事なので 小ぶりの穴子だと ここまでの出汁の味にならないのでしょう。


焼物:大好物のサクラマス登場(о´∀`о) 焼物といっても和食の焼魚の焼き方と少々異なります。 ミキュイにして表面だけ炙ったよな仕立てです。なんかスモークサーモンっぽいが 旨いですね。てか この仕立ては好きです私。タレは山椒タレっていうから てっきり山椒醤油かと思いきや 何と重湯(薄い粥)。かなり意表をつかれましたが、脂をさっぱり流してくれるので この仕立てにはピッタリでした。


酢物:山菜木の芽豆腐。 自家製の豆腐に コゴミ ウド フキを乗せて木の芽味噌で味付けしてあります。これは 豆腐が主役。ていうか豆腐がバカ旨ですよ。 なんでも豆乳の作り方からして かなりこだわって作った豆腐なんだとか。豆腐がしっかりしてるから 山菜の香りにも豆腐が負ける事はありません。 これは とても気に入りました。ちな酢物と言ってますが酸っぱくはないです。


強肴:これまた大好物の鴨登場( ☆∀☆)
も…これは 好みに合わず。ていうか火入れがちょいとミスってますね。レフェルやハジメの鴨炭火焼きと比較しちゃうと……ね。 鴨への風味付けは なんとカルダモンとハッカ? 鴨にカルダモンって初体験だわさ。初体験過ぎて ちょいと理解できませんでしたわ。


御飯:またまた大好物の筍御飯登場(*´ω`*)
うわぁ、筍と木の芽の良い香りだぁ♪ てか筍が 旨すぎる❗️ お米も美味しいなぁ。 やっぱり シメのご飯は ゴテゴテと何種類も具材を入れるより、菊乃井さんや賛否両論さんみたいなシンプルな仕立てのが旨いと思うんだ。
旨いから 完食したかったが、今日はムリ~。お腹いっぱいなんで残りは お土産にしてもらいました。ちな 翌日に冷めた状態で食べても 美味しかったです。


止椀:うすい豆すり流し。止椀には必ず すり流しを出すのが菊乃井流との事。でも 菊乃井流の赤だしも食べてみたいなぁ。


水物:杏仁豆腐。檸檬をくりぬいて そこに杏仁豆腐。上からレモンカード(バターを用いたレモンコンフィチュールみたいなヤツ)をかけてあります。杏仁豆腐の香りがしっかりしていて驚きます。そこに檸檬の爽やかな香りと バターの軽いコクが加わって、シンプルだけど かなり美味しいデザートになってます。良いね、これ。しかも、これを考えたのも店主の村田さんなんだとか。

  • Akasaka Kikunoi - 夜は 更に雰囲気良くなるね

    夜は 更に雰囲気良くなるね

  • Akasaka Kikunoi - 店内

    店内

  • Akasaka Kikunoi - この日の品書

    この日の品書

  • Akasaka Kikunoi - セッティング

    セッティング

  • Akasaka Kikunoi - 酒器が一種なのが菊乃井さんの欠点。
                徳利はともかく、盃は変えて欲しいかな。

    酒器が一種なのが菊乃井さんの欠点。 徳利はともかく、盃は変えて欲しいかな。

  • Akasaka Kikunoi - 鯛の白子寄せ。乗ってるのは珍しい 生このこ。

    鯛の白子寄せ。乗ってるのは珍しい 生このこ。

  • Akasaka Kikunoi - 見目麗しい八寸。桜の季節に来て良かったぜ。

    見目麗しい八寸。桜の季節に来て良かったぜ。

  • Akasaka Kikunoi - 八寸の ホタルイカ紹興酒漬け。もっと紹興酒強いほが良いかな。

    八寸の ホタルイカ紹興酒漬け。もっと紹興酒強いほが良いかな。

  • Akasaka Kikunoi - 真鯛お造り   金目鯛お造り

    真鯛お造り 金目鯛お造り

  • Akasaka Kikunoi - 烏賊お造り

    烏賊お造り

  • Akasaka Kikunoi - 伝助穴子 霞仕立て。新若布で 汁にとろみをつけてあります。

    伝助穴子 霞仕立て。新若布で 汁にとろみをつけてあります。

  • Akasaka Kikunoi - サクラマス燻し焼き。てか ほぼスモークサーモン。

    サクラマス燻し焼き。てか ほぼスモークサーモン。

  • Akasaka Kikunoi - 山菜木の芽豆腐。お豆腐の旨さに 目が飛び出ます。

    山菜木の芽豆腐。お豆腐の旨さに 目が飛び出ます。

  • Akasaka Kikunoi - カルダモンで香りをつけた鴨肉に、セリとハッカのソース。ちゃんと鴨の骨からフォンをひいてあります。これはフュージョンっぽい料理ね。

    カルダモンで香りをつけた鴨肉に、セリとハッカのソース。ちゃんと鴨の骨からフォンをひいてあります。これはフュージョンっぽい料理ね。

  • Akasaka Kikunoi - 筍御飯

    筍御飯

  • Akasaka Kikunoi - うすい豆すり流し

    うすい豆すり流し

  • Akasaka Kikunoi - 檸檬の中に

    檸檬の中に

  • Akasaka Kikunoi - 杏仁豆腐とレモンカード

    杏仁豆腐とレモンカード

  • Akasaka Kikunoi - 食べきれなかった筍御飯は折詰にしてくれます。ランチだと折代200円かかりましたが、ディナーでは折代サービスの模様。

    食べきれなかった筍御飯は折詰にしてくれます。ランチだと折代200円かかりましたが、ディナーでは折代サービスの模様。

2021/02방문2번째

4.0

  • 요리・맛-
  • 서비스-
  • 분위기-
  • 가성비-
  • 술・음료-
JPY 15,000~JPY 19,9991명

義務教育

再訪。
前回 ランチを食べて、かなり良かったので翌月の料理も食べたくなり野郎一匹で行ってきた。もちろん モードUQだゾ☆
が……直近で行かれていた某マイレビさんのレビューを見たら、お料理の内容が 私の前回(1月下旬)訪問時と全く同じ。 ありゃりゃ?これは やってしまったかな? お料理が切り替わるのは月初からだと思い込んでいたのだが 菊乃井さんは そうでわない模様。

訪問当日。今回も庭を眺められるカウンターへ。お、椿が咲いてるな。 カウンターは平日でも満席。後ろのテーブルも やはり満席。たいした人気っぷりだ。

席には ナプキン代りの手拭いと一緒に その日のお品書きがセッティングされてるが……う~む、やはり前回と同じ内容か。まあ あの寒鰤や雲子蒸しは旨かったから 同じでも構わないけど。
まずは前回同様に梅花酒一献から開始。お次は…


……
………
…………

が、ここでまさかの神降臨‼️
なんと、コース内容を変更してくれる…と言うのだ。 板場の方が私のツラを覚えていてくれたらしく「先月と同じになってしまうので」と 気をつかってくれたのだ。
マジすか? こんだけの大箱、しかも連日満席の店で、たった一回 来ただけの客の顔と、何を提供したか?をきっちり覚えていてくれるなんて‼️ しかも変更後のお品書きを見ると、料理は全て先月とは違う品。
こんなんされたら 西城秀樹ぢゃなくたって「カンゲキ❗️」だっての。いやマジで。前回レビューで書いたけど、これぞ日本の「お も て な し」やで。

もうこの時点で この日の勝ち戦は約束されたよなモンだが、実際のお料理の出来も前回同様に 細やかで 美しくて 美味しかった。 細かいトコまでの作り込みも前回同様に見事。
例えば八寸の菜の花。前回も用いられていた菜の花辛子合えだが、春が近づいてきた事を表現するために 黄身おぼろをふりかけて花を咲かせてある。
同じく八寸の手綱寿司。節分直前だった前回は節分にゆかりのある鰯を用いていたが、節分を過ぎた今回は穴子に。
蓋物への香りは これまた春の到来を思わせる木の芽。
こうした細やかな作り込みで季節の移ろいを表現するのが日本料理。
高級食材、ピンネタ等で豪華絢爛に行くのも確かに旨い。だが、日本料理の本質は ネタの豪華さとは本来無縁だったハズ。

また この日の献立でわ、もうひとつの日本料理の本質も見せていただいた。
始末。日本料理…というか、京都のほうで使われていた言葉らしいが 要は食材を余す事なく用いる…という事。 お造りの鯛の骨は出汁を引くのに使い、カブトはアラ炊きにして献立に組み込む。高額化した近頃の和食屋では こうした料理を客に提供する事も減少しつつあるようだが、始末という言葉に秘められた食材への感謝……もっとわかりやすく言えば日本独自の言葉「もったいない」の精神も 我々日本人が決して忘れてはならない日本料理の根っこ。
菊乃井さんのお料理は、そうした日本料理の精神を非常によく体現されているよに思う。冗談でも何でもなく、日本人として 日本料理という物がどのような物か理解するためには菊乃井さんでの食事は義務教育みたいなモノと言っても過言ではなかろう。 能楽や歌舞伎といった文化に触れる事も大事ですが、日本人である以上は 日本料理の精神を学んでおくべきかと。

普段、あまり日本料理とかに馴染みのない人にこそ行ってみて欲しい良店です。非常に素晴らしい社会勉強になりますよ。

昼懐石 11000円
東洋美人一合 1200円
折 200円
別途 消費税&サービス料

献立 及び料理詳細は写真参照。
折 は食べきれなかったご飯を詰めるための容器代金。いや、かなり立派な容器&包装で 帰宅してから驚きました。しかも 折詰めに、ぎっしり飯入ってるし……一合炊いてるって言ってましたが、どう見ても もっとあるぞ?

  • Akasaka Kikunoi - 東洋美人。酒器は毎回同じなのかな? できれば 酒器も季節で変えてくれると嬉しいな。

    東洋美人。酒器は毎回同じなのかな? できれば 酒器も季節で変えてくれると嬉しいな。

  • Akasaka Kikunoi - コース変更後の献立。  こうした紙がきっちり用意されてるってのがまた凄い。

    コース変更後の献立。 こうした紙がきっちり用意されてるってのがまた凄い。

  • Akasaka Kikunoi - 雲子…つまり鱈白子を蒸してトリュフ餡で頂きます。トリュフ餡は前回も頂いたが、これマジで魔法の調味料だな。何に使っても旨いんでわ?

    雲子…つまり鱈白子を蒸してトリュフ餡で頂きます。トリュフ餡は前回も頂いたが、これマジで魔法の調味料だな。何に使っても旨いんでわ?

  • Akasaka Kikunoi - 八寸。きちんと霧吹きしてあるのは流石。花が咲いたよな菜の花が綺麗。助子落雁は 助子…つまりスケソウダラの卵巣 要するにタラコを落雁に見立てた料理。カラスミ餅は道明寺粉で作ってある。こまけぇwww

    八寸。きちんと霧吹きしてあるのは流石。花が咲いたよな菜の花が綺麗。助子落雁は 助子…つまりスケソウダラの卵巣 要するにタラコを落雁に見立てた料理。カラスミ餅は道明寺粉で作ってある。こまけぇwww

  • Akasaka Kikunoi - お造り。真鯛が非常に旨かった。数日間寝かせたのかと思いきや、寝かせは六時間程度らしい。それで これだけ味が乗ってるのが明石鯛の特徴だとか。

    お造り。真鯛が非常に旨かった。数日間寝かせたのかと思いきや、寝かせは六時間程度らしい。それで これだけ味が乗ってるのが明石鯛の特徴だとか。

  • Akasaka Kikunoi - 揚げた蓮根餅と九条葱の椀。出汁は大根おろしたっぷりのみぞれ餡。蓮根餅が出汁を含んで馬鹿旨です。しゃきしゃきの刻み蓮根も入ってるので食感も良し。野菜ばかりの椀ですが、この日の一番。

    揚げた蓮根餅と九条葱の椀。出汁は大根おろしたっぷりのみぞれ餡。蓮根餅が出汁を含んで馬鹿旨です。しゃきしゃきの刻み蓮根も入ってるので食感も良し。野菜ばかりの椀ですが、この日の一番。

  • Akasaka Kikunoi - 焼きモノは金目鯛西京焼き。美味しいけど、前回の寒鰤のが好きかな。

    焼きモノは金目鯛西京焼き。美味しいけど、前回の寒鰤のが好きかな。

  • Akasaka Kikunoi - まさかの 鯛かぶと煮がド~ン❗️  ちな、かなり立派なサイズです。煮方や味の具合は文句無し。カマや目玉周囲のゼラチン質含んだトコの旨いこと旨いこと(笑)  一心不乱にほじくります。

    まさかの 鯛かぶと煮がド~ン❗️ ちな、かなり立派なサイズです。煮方や味の具合は文句無し。カマや目玉周囲のゼラチン質含んだトコの旨いこと旨いこと(笑) 一心不乱にほじくります。

  • Akasaka Kikunoi - 食事は甘鯛と葱のご飯。葱の香りが凄く鮮やか。炊き上がった飯に生の葱を乗せ、熱した油をふりかけてから 再度蓋をして蒸らすんだとか。中華っぽい技法ですが、上手にハマってますね。美味しいです。

    食事は甘鯛と葱のご飯。葱の香りが凄く鮮やか。炊き上がった飯に生の葱を乗せ、熱した油をふりかけてから 再度蓋をして蒸らすんだとか。中華っぽい技法ですが、上手にハマってますね。美味しいです。

  • Akasaka Kikunoi - 止椀は人参擦り流しに粟麩。これは ちょっと苦手な味でした。人参は 少し油分加えるほが好きです。

    止椀は人参擦り流しに粟麩。これは ちょっと苦手な味でした。人参は 少し油分加えるほが好きです。

  • Akasaka Kikunoi - カカオ豆腐。フレンチのショコラテリーヌとは明確に異なる食感。弾力あるんで葛で寄せたのかと思いきや、葛と蕨粉で寄せて、凝固したのを切り出してから蒸してあるそうです。手間かかってんな(*゜Q゜*)

    カカオ豆腐。フレンチのショコラテリーヌとは明確に異なる食感。弾力あるんで葛で寄せたのかと思いきや、葛と蕨粉で寄せて、凝固したのを切り出してから蒸してあるそうです。手間かかってんな(*゜Q゜*)

2021/01방문1번째

4.0

  • 요리・맛-
  • 서비스-
  • 분위기-
  • 가성비-
  • 술・음료-
JPY 10,000~JPY 14,9991명

赤坂の奇跡

初訪問。
赤坂にある和食屋。2021年ミシュランガイド東京では二つ星獲得。。 本店は京都で そちらはミシュランガイド三つ星。
三代目店主の村田氏は教育テレビ「今日の料理」でも お馴染みの方ですね。私も自宅の料理では参考にさせてもらってます。 大根の生姜焼きや 豚肉酒煮等は今や私の定番レシピです。
また 私がリピートしてる銀座 エスキスの前シェフ ド ポワソン(現シェフ ド キュイジーヌ)の方は京都 菊乃井出身。 彼の焼く魚は それはもう旨かった。

ですので 当然のよに行きたい店のひとつでした。更にそこへ某マイレビさんが毎月毎月見目麗しいお料理の数々をアップするもんだから、非常にうらめ…もとい うらやましく思ってました。 もう辛抱たまらん!って事で行く事に。

席数50と、和食屋には珍しい大箱なので予約はわりと簡単かと思ったが この考えは猛烈に甘かった。本式ザッハトルテより甘かった。
毎月行かれている某マイレビさんみたくランチで行く事を計画したのだが、希望日の予約が全く取れないのだ。土曜はかなり難関なので 有給休暇の平日昼に狙い変更したが、これでも直近でわ無理だった。
こうなったら なりふり構っていられない。既に取得した有給休暇に合わせて予約するのが無理ならば、先に予約を取ってから そこに合わせて有給休暇申請するしかない。こうしてようやくランチの予約を取る事が出来たのだが、これでも第一希望日と第二希望日は駄目で第三希望日までズレこんだけどね。おかげで、某三つ星和食屋訪問の前日に二つ星和食へ行くというトンデモスケジュールに(苦笑) ちな 有給休暇申請出す時は スッゲー緊張したよ。 ていうか、毎月行かれている某マイレビさんは どんなインチ……もとい どんな裏技つこてるんだか。

予約は電話で。この時の電話対応がとても誠実さを感じさせるものだったので 行く前の時点で既にテンション↑↑ もう当たりの予感ムンムンだわさ。いい店って、だいたい予約の時点でコチラのテンション上げてくれるからねぇ。(たま~に例外アリ)


待望の訪問日……えっ? ここ赤坂だよね? なんすか この、ここだけ京都❗️みたいな設えは。いやまぁ、私 京都行った事ねぇんだけどね。もの凄く立派なファサードを設けてあって、そこ通る時点で早くもテンション上がるんですけど。こゆの、すっごく大事ね。
入口の前では 仲居さんが戸を開いて待っててくれてるしw(゜o゜)w ちな開店時間より5分ぐらい前での到着だかんね? なんすか、ウチらが門をくぐったの察知してのお出迎え? コート脱ぐ時はアシストしてくれるし、連れの鞄はサッと持ってくれるし。 滝川クリステルぢゃあないが、これぞ日本の「お も て な し」やで‼️ もう この時点で確信した。この店は良い店。間違いない。

手入れの行き届いた庭を眺められるカウンターへ通され(予約時にお願いしときました)、板場の皆さんからの挨拶があってからランチ開始です。

お昼のお料理は11000円(税 サ別。1月から少し値上がりした)のコース一本。お値段がお値段なので おそらく高級食材は出ないだらうと予測して来たが、その予測は当たっていた。が、だからといって満足できなかった…という意味でわない。例え高級食材が無くとも 旬の食材を用いて 細やかな仕事を施したお料理はやはり美味しいのだよ。高い食材は確かに旨いが、だからといって安い食材が美味しくないなんて事はこれっぽっちもない。
そもそも、高級食材なんて高いから旨いワケではなく 供給量が少なくて奪いあいになるから高いだけ。
一方、供給量の多い食材は安定して入手できるから 価格は安いが 安くとも旬を迎えた食材というものは 各食材それぞれの魅力というものをしっかり持っている。その旬の食材の魅力を 余す事なく引き出すのが和食の技。そうして引き出した食材の味から 季節の移ろいを感じるのが和食の楽しみだと私は思っている。

食材に貴賎無し…である。

菊乃井さんのランチコースは、そうした和食の楽しみを存分に楽しませてくれる内容でした。特に お料理に施された仕事や細工の細かさには舌を巻きました。そして そうした細工や 盛り込んである食材ひとつひとつに意味がある。
節分が近いから 八寸は升を見立てた器に黒豆や柊を。手綱寿司に鰯を用いるのも節分を意識して。
シメのご飯の具材が油揚げ&京人参なのにも意味がある。京都の伏見稲荷で2月に行われる「初午祭り」をイメージした飯。伏見稲荷のシンボルであるキツネと真っ赤な鳥居をモチーフとしてるから 油揚げと京人参。といった具合だ。

これほど手の込んだ美味しくて美しいお料理を、赤坂という一等地のあれだけ立派な店舗で、あれだけの人員を使って、この価格で提供できているのは もはや赤坂の奇跡と言ってよい。 二言目には「コスパ コスパ」とか言うコスパ廚の方にこそ、菊乃井さんのランチを食べてみて欲しい。そして もし菊乃井さんのランチのコスパがどれほど優れているか理解できないようなら、それはコスパという言葉の意味を根本的に間違えてるということに他ならない。

お料理の内容は写真参照で。真冬の和食コースで河豚も蟹も出ない事に異論をとなえる方もいそうだが、そうした方は夜コースを食べに行けばよいだけかと。

1月昼懐石(11000円)×2
菊乃井 純米吟醸(1200円)×1
別途 消費税&サービス料。

二人で これだけのお料理食べて、会計は しの◯ら での一人分の金額って コスパ廚ぢゃない私でもぶっ飛びますわ。のでコスパ評価は満点で。
少し残念だったのは 提供テンポが早すぎに思えた事。一人客ならば このテンポで良いが、二人客にはも少しゆっくり提供して欲しいかな。皿を下げるタイミングとかも………ね。

普段、あまり懐石とかに馴染みがない人にこそココは行ってみて欲しい。和食というものが 本来どういったものなのか?を 体験できる良店です。 もちろん決して安い会計ではありませんが、狭い店内&寿司だけ…で何万もするよな店に比較したら遥かに良心的な価格ですし なにより日本人として和食の本質というものを体験しておくのは非常に大事な事だと思います。

私も また伺わせてもらいます。やっぱ夏の夜狙いかな?

  • Akasaka Kikunoi - スッゲー立派なエントランス。
                こうした空間の無駄遣いは大好物です。テンション上がるわぁ。

    スッゲー立派なエントランス。 こうした空間の無駄遣いは大好物です。テンション上がるわぁ。

  • Akasaka Kikunoi - お供え物もきちんと…ね。
                お供え物に群がる雀が可愛い。

    お供え物もきちんと…ね。 お供え物に群がる雀が可愛い。

  • Akasaka Kikunoi - この日のメニュー
                ピンぼけでスマン

    この日のメニュー ピンぼけでスマン

  • Akasaka Kikunoi - お店の名前がついた日本酒。京都の まつもと酒造さん作。
                盃は菊乃井の家紋入り。

    お店の名前がついた日本酒。京都の まつもと酒造さん作。 盃は菊乃井の家紋入り。

  • Akasaka Kikunoi - 赤蕪のかぶら蒸しに海老餡かけ。和風ビスクのよな海老餡が秀逸。具材の海老はイマイチだったが コース価格からすれば妥当か。

    赤蕪のかぶら蒸しに海老餡かけ。和風ビスクのよな海老餡が秀逸。具材の海老はイマイチだったが コース価格からすれば妥当か。

  • Akasaka Kikunoi - 八寸。器の蓋の文字は三代目店主 村田氏の直筆。

    八寸。器の蓋の文字は三代目店主 村田氏の直筆。

  • Akasaka Kikunoi - 節分間近という事で升をイメージした器に 節分にゆかりのある品を盛り込んだ八寸。  海老と鰯の手綱寿司は かなり珍しい品。海老と鰯で縄目を模したお寿司です。

    節分間近という事で升をイメージした器に 節分にゆかりのある品を盛り込んだ八寸。 海老と鰯の手綱寿司は かなり珍しい品。海老と鰯で縄目を模したお寿司です。

  • Akasaka Kikunoi -
  • Akasaka Kikunoi - お造りはヒラメとマグロ。これは正直イマイチでした。  マグロの質は値段からしたら仕方ないが、ヒラメはも少し寝かすか 昆布締めにするかしたほが好き。

    お造りはヒラメとマグロ。これは正直イマイチでした。 マグロの質は値段からしたら仕方ないが、ヒラメはも少し寝かすか 昆布締めにするかしたほが好き。

  • Akasaka Kikunoi - 鶉と鴨肝を包んだ百合根饅頭。餡はスペシャリテのトリュフ餡。京人参はきちんと結び人参に。 旨いんだが、最後に一口ぐらいの追い飯を用意してくれたら最高なんだが。トリュフ餡ご飯 食わせろや❗️

    鶉と鴨肝を包んだ百合根饅頭。餡はスペシャリテのトリュフ餡。京人参はきちんと結び人参に。 旨いんだが、最後に一口ぐらいの追い飯を用意してくれたら最高なんだが。トリュフ餡ご飯 食わせろや❗️

  • Akasaka Kikunoi - 塩と昆布でマリネした能登の寒鰤を 絶妙な火入れで焼いてあります。この日の一番!  辛味大根を乗せて食べたらたまりません。

    塩と昆布でマリネした能登の寒鰤を 絶妙な火入れで焼いてあります。この日の一番! 辛味大根を乗せて食べたらたまりません。

  • Akasaka Kikunoi - 鱈白子を三宝柑につめて蒸しあげてあります。三宝柑を用いたポン酢は お好みで。これも かなり旨かった。 三宝柑の香りがあるおかげで、白子の重さや匂いが全く気にならない。

    鱈白子を三宝柑につめて蒸しあげてあります。三宝柑を用いたポン酢は お好みで。これも かなり旨かった。 三宝柑の香りがあるおかげで、白子の重さや匂いが全く気にならない。

  • Akasaka Kikunoi - 京都伏見稲荷の初午祭りをモチーフにした「初午ご飯」  伏見稲荷を連想させる油揚げと京人参(鳥居の赤ね)の炊き込み御飯です。干し貝柱の優しい出汁が京人参と米の旨さをアシストしていて たいへん美味しい。

    京都伏見稲荷の初午祭りをモチーフにした「初午ご飯」 伏見稲荷を連想させる油揚げと京人参(鳥居の赤ね)の炊き込み御飯です。干し貝柱の優しい出汁が京人参と米の旨さをアシストしていて たいへん美味しい。

  • Akasaka Kikunoi - 留椀は牛蒡擦り流し。 なんでも菊乃井さんは 赤だしは提供しないんだとか。  具材まで牛蒡だ。

    留椀は牛蒡擦り流し。 なんでも菊乃井さんは 赤だしは提供しないんだとか。 具材まで牛蒡だ。

  • Akasaka Kikunoi - デザートは二種からのチョイス。私は抹茶パフェを選択。普通にカフェでデザートとして出されてもおかしくないぐらいちゃんとしたパフェです。小豆の炊き方も良いし、抹茶アイスも上質。抹茶は京都 辻利さんの品

    デザートは二種からのチョイス。私は抹茶パフェを選択。普通にカフェでデザートとして出されてもおかしくないぐらいちゃんとしたパフェです。小豆の炊き方も良いし、抹茶アイスも上質。抹茶は京都 辻利さんの品

레스토랑 정보

세부

점포명
Akasaka Kikunoi
장르 일본 요리
예약・문의하기

03-3568-6055

예약 가능 여부

예약 가능

주소

東京都港区赤坂6-13-8

교통수단

지요다선 아카사카역에서 도보 10분 긴자선·마루노우치선 아카사카 미츠케역에서 도보 20분

아카사카 역에서 326 미터

영업시간
    • 정기휴일
    • 12:00 - 14:00
    • 17:00 - 22:00
    • 12:00 - 14:00
    • 17:00 - 22:00
    • 12:00 - 14:00
    • 17:00 - 22:00
    • 12:00 - 14:00
    • 17:00 - 22:00
    • 12:00 - 14:00
    • 17:00 - 22:00
    • 정기휴일
  • ■ 営業時間
    12:00~12:30までのご入店
    17:00~19:00までのご入店

    ■ 定休日
    年末年始 ・ お盆時期
예산

¥20,000~¥29,999

¥15,000~¥19,999

예산(리뷰 집계)
¥20,000~¥29,999¥15,000~¥19,999

이용금액 분포 확인

지불 방법

카드 가능

(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)

전자 화폐 불가

서비스료 / 차치

10%~20%

좌석 / 설비

좌석 수

50 Seats

( 카운터(의자석) 13석, 카운터(굴 파랑) 6석, 상승 2석, 테이블 3석, 개인실 4실(2~25명))

개별룸

가능

2인 가능、4인 가능、6인 가능、8인 가능、10~20인 가능

카시키리(기간을 정하여 빌려줌)

불가

금연・흡연

완전 금연

전자담배도 포함해 일체 삼가해 주시고 있습니다. 아무쪼록 이해해주십시오.

주차장

불가

인근에 동전 주차 가능

공간 및 설비

차분한 공간,카운터석 있음,좌식 있음,일식 난방(코타츠; 마루청을 뜯어 그 위에 설치한 열원을 갖춘 밥상)있음.,무료 Wi-Fi있음

메뉴

음료

일본 청주(사케) 있음,소주 있음,외인이 있음,일본 청주(사케)에 고집,엄선된 소주

요리

채소 요리를 고집함,생선 음식을 고집함,영어 메뉴 있음

특징 - 관련 정보

이럴 때 추천

가족・자녀와 |접대

많은 분이 추천하는 용도입니다.

위치

숨겨진 레스토랑,독채 레스토랑

서비스

축하・서프라이즈 가능,소믈리에가 있음

아이동반

어린이 가능(유아 이상 가능,미취학 아동 이상 가능,초등학생 이상 가능)

12세 이하의 어린이 동반 고객은 개인실만 안내합니다. (개인실 이용은 밤 영업만)

드레스코드

남성의 반바지, 샌들은 삼가 해주십시오. 또, 요리의 향기를 최대한 즐겨 주셨으면 하는 이유로부터, 향수나 오데콜론등을 붙여의 내점도 삼가해 주시고 있습니다.

홈페이지

https://kikunoi.jp/kikunoiweb/Akasaka/index

비고

【낮】14,300엔(부가세 포함·사료별) 【밤】22,000엔, 33,000엔, 44,000엔(부가세 포함·사료별) ≪미슐랭 가이드 도쿄 2023≫에서 2성급 평가를 받았습니다. ~진수를 전달하는, 동쪽의 교토~ 빌딩이 늘어서 있는 도쿄 아카사카에, 죽림에 둘러싸인 자갈길의 길. 도시라고는 생각되지 않는 그 이 공간의 안쪽으로 걸음을 진행하면, 청한한 모습의 교수 기야 건축이 나타납니다. 카운터에서는 요리사의 일만을 보면서. 테이블이나 오르기에서는 느긋하게 편히 쉬면서. 다다미방에서는, 요정다운 즐거움, 공간을. 요리, 즐거움, 공간. 요리라는 체험을 오감으로 느끼고 싶습니다. 도시의 번잡함을 잊고 즐길 수 있으면 다행입니다.