공식 정보
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점포명 |
Nikuto Soba No Mise Hare Ruya
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장르 | 이자카야、바르、소바 |
예약・문의하기 |
050-5597-8936 |
예약 가능 여부 |
예약 가능
※恐れ入りますが、お酒を飲まれない方のご来店はご遠慮頂いております。 |
주소 |
東京都杉並区松庵3-38-20 |
교통수단 |
JR「니시오기쿠보역」 남쪽 출구에서 도보 2분 니시오기쿠보 역에서 135 미터 |
영업시간 |
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예산 |
¥5,000~¥5,999 |
예산(리뷰 집계) |
¥5,000~¥5,999
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지불 방법 |
카드 가능 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 전자 화폐 가능 QR코드 결제 가능 (PayPay) |
영수증 |
적격 청구서(인보이스) 대응 영수증 발행이 가능합니다. 등록번호T3100001025487 *최신 등록 현황은 국세청 인보이스 제도 적격 청구서 발행 사업자 공시 사이트를 확인하거나 음식점에 문의해 주시기 바랍니다. |
서비스료 / 차치 |
お通し代、チャージ代0円 |
좌석 수 |
12 Seats ( 카운터 8석, 테이블 4석) |
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개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 20인 이하 가능 |
금연・흡연 |
흡연/금연석 분리(가열식 담배 한정) 전자 담배 흡연 가능합니다. 또, 가게 밖에 재떨이와 흡연 스페이스를 마련하고 있습니다. 2020년 4월 1일부터 간접흡연 대책에 관한 법률(개정 건강증진법)이 시행되고 있으며, 최신 정보와 다를 수 있으므로 방문 전에 음식점에 확인하시기 바랍니다. |
주차장 |
불가 |
공간 및 설비 |
세련된 공간,차분한 공간,자리가 넓은,카운터석 있음,무료 Wi-Fi있음 |
음료 |
일본 청주(사케) 있음,소주 있음,외인이 있음,엄선된 와인 |
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요리 |
채소 요리를 고집함,생선 음식을 고집함,건강/뷰티 푸드 메뉴 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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위치 |
숨겨진 레스토랑 |
서비스 |
축하・서프라이즈 가능,음료 지참 가능,소믈리에가 있음 |
오픈일 |
2020.3.27 |
전화번호 |
03-5941-8383 |
비고 |
※죄송합니다만, 술을 마시지 않는 분의 내점은 사양 받고 있습니다.・소인수님으로의 전세도 가능합니다(기준:8분~). 인원수・예산 등 부담없이 상담해 주십시오. 생일 케이크의 반입도 OK 꼭 부담없이 상담해 주세요◎ ※auPAY・낙천 Pay 대응. ※드링크의 반입은 1개 1500엔으로 받고 있습니다. |
西荻窪で蕎麦屋と言えば何といっても「鞍馬」の存在感が大きく、それに続くのは「吉」こそ移転したが「雲龍」「一水」、さらに新鋭の「カネイ」と言った処が駅近くに集中する、私のような人間には有難い場所。
最近もう一軒、面白そうな蕎麦屋が在ると言う情報が入って来た。
聞けば肉料理でワインを飲ませ、〆に蕎麦を振舞うというスタイルとのこと。
開店から2年以上経ており新店とは言えないが、最近になって存在を知った。
ご主人のワンオペと聞き様子が分からなかったので、念のため土曜日の口開けの17:30に予約を入れて向かう。
場所は南口のチマチマした飲食店街を抜け「神明通り」を越えて、少し入り込んだビルの一階で、駅を出て2.3分の「鞍馬」からもすぐの所。
入ると間口の割に奥に深い造りで、入り口脇に4人掛けの席も有るがメインは厨房に面したカウンターで、8個ほどの椅子が置かれている。
事前情報通り、40歳前後と思われるご主人一人で賄われている。
何処でもどうぞの声に、中ほどの席を選択。
メニューは料理類は手書きをコピーしたA4版の紙片に纏められている。
ドリンクは目の前にパウチされて貼られている。
まずは飲み物を訊かれたので生ビール(一番搾り)をもらうが、これはご主人が厨房内のタップから注いでくれた。
料理は「旬菜プレート」と言う、12種類のおつまみから客が5品を選べる盛り合わせが面白そう。
私は次のの5品で注文。
「ゴルゴンゾーラ豆富」:すり潰したゴルゴンゾーラと豆腐を合わせて固めたものだが、適度にチーズのクセが抜けて、味加減も食感も丁度良い。
「焼ナスのすり流しとじゅんさい」:焼き茄子の香りが生かされたすり流しに、ジュンサイの歯触りがアクセントとなっており、コース料理の前菜に入れても良い瀟洒な一品。
「よだれ鶏」:丁寧に酒蒸しされてスライスされた腿肉に、ピリッと辛い味噌味のソースが掛かっている。
「カキのクリームコロッケ」:牡蠣の身を粗く解してクリームと合わせ、棒状に成形されて揚げられたコロッケで、凝縮された旨味が好ましい。
「鰻の出汁巻き」:いわゆる「う巻き」だが、分厚い鰻の身がしっかり巻き込まれており、味もボリュームも満足。
作り置きしたものが主体だが、冷たいものはあくまでも冷たく、温かいものは直前に仕上げて出される姿勢は好ましい。
ご主人の料理人としての力量が発揮された内容で、これで1,580円は安い。
追加のドリンクをもらおうとするが、最初の生ビールや一部のサワー・焼酎・ウイスキーなどを除けば、クラフトビール・ワイン・日本酒は客席の両端に設えられたサーバーから、客が自分でグラスに注ぐスタイル。
ご主人から受け取ったグラスを持って向かい、専用のコインを入れるとランプが付きボタンを押すと規定量が注がれるシステムで、全て一杯500円と言う値付け。
私はワインが気になり、先に白「VINUSのオーガニックワイン」を一杯。
フルーティーな口当たりだが、さっぱりした味わいが好ましい。
さらに赤にチリの「Root1のピノノワール」を注ぐが、こちらもまずまずの満足感。
こちらでは店名に有るように肉料理が自慢で、カウンター正面に架けられた黒板に'TODAY’S LINE UP'が書かれている。
'低温熟成肉'の3種が載っており、1グラムの値段が表示されている。
フリーズパックされた肉を特殊な解凍機にかけてから調理されるため、提供までに30分ほど掛かるとのこと。
その前につまみをもう一品。
「とうもろこしの茶わん蒸し」を頼んだが、この時期に相応しい冷製茶碗蒸しが湯呑状のグラスで登場。
素材本来の甘味と出汁の旨味が融合されており、敢えて多少皮の食感も残した仕上がりも好ましい。
頼んでおいた肉は「九州黒毛ヒレ」で、注文の際にご主人から真空パックされた塊を幾つか提示され、客に選ばせるシステム。
重さによって値段が決まり、こちらは1g/22円だが私は110gほどを選択。
水槽の中でマイクロ波を流す装置で解凍された後に、電子調理フライヤーで短時間揚げられ、その後低温オーブンで20分ほど寝かされた後で出される。
2つにカットされた断面は精妙な火通りを示すロゼ色で、実に美味そう。
皿の縁には、粗塩・おろし立ての山葵・粒マスタードが添えられており、それらを少量つけて口に運ぶが、ジューシーな旨味がほとばしる。
卓上に置かれたナイフ・フォークが、ラギオール製なのもポイントが高い。
合わせる赤ワインは「マンドゥーリアのプリミティーヴォ」ついで「クロワザードのカベルネ・シラー」を1杯ずつ注いでくる。
値の張るワインでは無いが、肉の美味さと相俟ってスイスイと入って行く。
量は銘柄によって60~100㏄に設定されているようだが、この日は全て100㏄だったようで、このシステムは調子に乗ると危険なことが判る(笑)。
後客はちらほらの状況だが、何れもお得な「旬菜プレート」を注文して酒をゆっくり楽しんでいる。
もっと食べてみたい料理も有るが、それに伴いさらに酒も進んでしまうので蕎麦に移る。
注文は基本の「もりそば」。
手早く茹で上げ笊に広げて出された蕎麦は細目で、手打と思えぬほど綺麗に揃っている。
産地は'幌加内'で配合は'二八'とのことだが、少量手繰ればシャキッとした歯触りと鼻に抜ける香りが芳しい。
最近のにわか蕎麦通には'十割信奉者'が多いが、つなぎの有る無しで蕎麦に優劣をつけることは全くのナンセンスで、こちらのような仕事に接すると、直に目の当たりにする出来栄えで判断されるべきことを改めて思う。
薬味には上質の山葵おろしと吟味された塩が添えられており、ご主人からこれを混ぜ合わせた「山葵塩」で食べることを勧められ、実際にこれを少しずつ蕎麦に乗せるようにすれば蕎麦の甘味・旨味が引き立つ。
もちろんつゆも付くが、こちらの出来も見事。
濃い目だが返しと出汁のバランスの取れた優れた仕上がりで、こちらに先端のみ浸して啜れば爽快な喉越しが楽しめた。
蕎麦湯は別仕立てだが、極端な白濁やドロドロ感の無いさらっとした自然体のため、つゆの良さをストレートに楽しめた。
盛りもしっかりあり、この仕事で750円は極めて良心的。
少し変則的ながら、なかなか愉快な「蕎麦屋酒」を堪能。
豊富なつまみ類の出来栄え、独特な肉の扱い方と調理方法、何れもハイレベルな仕事が認められ、さらに当初はそれほどの期待をしていなかった蕎麦にも満足できた。
ご主人の卓越の技と抽斗の多さに感心。
一人で全てをこなすため、最新の調理器具を駆使したアイデアや手法は理に適っており、味の面でも納得。
勘定は8千円弱となったが、充実した内容から考えればむしろ安く感じる。
西荻窪は荻窪と吉祥寺に挟まれて商店街の規模は小さく細い路地も多いが、その分狭くとも光る店が多いように思う。
蕎麦屋も個性的な処が多いが、魅力的な店をもう一軒発見。
昼も開けており肉料理は無理だが、簡単なつまみで一杯呑める体制は出来ており、近所に在れば常連になりたい。