熟成十割蕎麦 : Teuchi Soba Daichi

たまには冒険せず安定の美味しい蕎麦を食べたい！！　そんな時には真っ先に頭に浮かぶお店である。　今回もそんな思いでの訪問であった。

ただランチタイムはかなり人気なようで早めの時間帯に行かないと売り切れのこともあるので注意が必要だ。

この日は11時半過ぎにお店に入ったがほぼ満席であった。

こちらは天ぷらも美味しいがやはり売りは十割蕎麦である。しかも2日間熟成させているようで香りがとても良いのである。今回もこの黒い十割蕎麦をせいろで楽しませて頂いた。
ただこの日は敢えて天ぷらは封印であった。

こちらの十割蕎麦は弾力はあまりなく少し強くつまむとプチッと切れてしまう。ただその食感が私は好きなのである。汁との相性も良いし、追加でお願いしたすりおろし山葵も美味しい。

大将は多少強面ではあるがとても優しい方である。また奥様はとっても愛想よく接客してくれるのだ。

蕎麦湯は昔からある薄めの物・・・最後にこちらの蕎麦湯を頂くとホッとするのだ。

休日のランチにはピッタリのお店である。

いつもは冷たい天せいろかせいろ蕎麦を頂いているのであるが、今回は一度も食べたことがない温かい蕎麦にチャレンジしてみた。

もちろんこちらの冷たい蕎麦は抜群に美味しいので、それをオーダーしないというのには躊躇はあったがあの大将が作る蕎麦なら温かくても美味しいだろう思ったからである。

ということで今回は「鴨せいろ」を頂くことにした。

こちらはどの蕎麦もすべて十割蕎麦なので温かいものだとプチプチ切れやすいとは書いてあったが、まあそれも一興である。結論から言うと抜群に美味しい鴨せいろを楽しませてもらうことができた。

普通に冷たいせいろ蕎麦の横には器に入った温かいだし汁、そしてその中には鴨が入っていた。

鴨は出汁に浸かりちょうどほど良いピンク色になっておりメチャ美味しかった。そしてそこに蕎麦を浸けて頂いたのだがこれはこれで冷たい物とは違う美味しさがあった。薬味で出された山椒をかけるとこれもまたGOOD!!
最後まで美味しく頂くことができた。

ただこれは私にとっては蕎麦の変化球であり、やはり蕎麦の風味を楽しみたいなら冷たい汁で頂く方が良いだろう。

冬場にはおススメな鴨せいろであった。

ちょっと久しぶりになってしまったが大好きな蕎麦屋さんに再訪することができた。こちらは休日のランチタイムは少しでも出遅れるとすぐに蕎麦が売り切れとなりありつくことができなくなってしまうぐらい人気なのである。

今回行ってみると後ろの壁に張り紙がしてあった。

要約すると

「香りを増させるため2日間蕎麦を寝かすこと。」
「そのためよりプチプチ切れやすくなってしまったこと」
「寝かせるので売り切れたらその日は終わり・・」

というようなことが書かれてあった。あれだけ香り高く美味しい蕎麦なのに店主はより高いところを目指しているのだろうな・・ということがよく分かったのである。

この日は私にしては少々少な目のせいろ蕎麦でお願いした。もちろん擦りおろし山葵は必須アイテムである。

蕎麦はすべて十割なのでもともと切れやすいのであるが今回2日間寝かせたため寄り切れやすくなったようである。ただ食べた感じでは以前とあまり変わらないような、そんな気がした。

香りは確かに良くなったかも・・・である。ただ注意しないと分からないレベルなのでかなりの蕎麦通じゃないと変化は分からないだろうなあ。

私は鈍感なので以前の物も今回頂いた物も両方同じように美味しく感じた。何度行ってもとても美味しい！！やっぱりココはお気に入りのお店なのである。

最近特に込み合うようになってきた蕎麦屋さんである。有名店で修業されたようだが私はその修業先よりもこちらの方が全然美味しいと思って通わせてもらっている。強面の大将だが、たまに話すと思いのほか優しく、そんな寡黙な大将を支えている女将さんは気遣いの方である。

美味しい蕎麦に居心地の良い空間・・そんな蕎麦屋なら誰しも常連になりたいと思うのは自然なことであろう。

前回は平日の13時ごろに伺ったら蕎麦売り切れの看板が出ておりがっかりして帰った記憶がある。行くなら早めの時間が良いであろう。

今回は久しぶりに天せいろを頂くことにした。

こちらの蕎麦は何故か「ざる」ではなく普通のお皿に盛られてくるのだ。確かにざるだと目の間に蕎麦が入り込み最後の方だと蕎麦を掴めない、ということも発生するがお皿だと楽にすべて食べることができる。

しかしながら水切りをしっかりしておかないとせっかくの蕎麦が台無しになってしまうことも発生しそうであるが、こちらのお店ではそういうことは皆無・・・ざるに乗せた蕎麦以上にお皿で美味しい蕎麦を楽しむことができるのだ。

そしてこちらではすべてが十割蕎麦なので蕎麦の食感、香り、味わいをダイレクトに楽しめるのである。天ぷらもそこらの天ぷら屋よりはよほど美味しい。

名古屋市内広と言えどもこちらと同等のレベルの蕎麦屋はそうないであろう。末永く通いたいと思うのだ。

あまり行き過ぎると飽きるかも・・と思って敢えて避けていたのだがやはり美味しいものは美味しい！！
2カ月もおかずにの再訪となった。ただこちらはタイミングを間違えるとかなり待つ羽目になってしまうのでやはり午前中のオープン間もない時間帯に行けるときにしか行かないのである。

今回はせいろでお願いした。もちろん生山葵付きである。

他の店ならざるに乗せられてくるところをこちらでは蕎麦は普通のお皿に乗ってくる。きちんと水切りをしないとできない芸当である。
ざるに乗ってきた方が雰囲気はあるのだが、最後の細かい蕎麦を食べるときにはお皿の方が食べやすいと思うのだ。

今回も十割ならではのプツリと切れる食感を楽しませて頂いた。蕎麦はやはり香りと食感がとても大事でこちらの物は私の好みにドンピシャなのである。

これからも通い続けたい・・そんなお店である。

ほぼ毎月行っている蕎麦屋ではあるが今回少し間をおいての訪問となった。

というのもあまり行き過ぎると飽きるといけないと思ったからである。しかしながらこちらの店に関してはそういう心配は全くないようであった。食べるたびにいつも蕎麦の美味しさを感じさせてくれるのである。それが不思議といつも新鮮なのだ。

今回は蕎麦のみ堪能しようと思い敢えて天ぷらを外し、十割蕎麦大盛りでお願いした。
もちろんお供は擦りおろし山葵である。いつも思うのだが、蕎麦を値上げしてすべてをすりおろし山葵にすればもっとみんなが楽しめるのに・・・と思うのである。

蕎麦はいつもながらに見事な美味しさであった。まあ好みもあるとは思うのだが十割蕎麦をここまで細切りで食べさせてくれる店はあまり思いつかないのである。
私は十割も二八も細めが好きなのでこういうサイズは嬉しいのである。

これからも飽きもせずずっと通うだろうなあ～～

美味しい蕎麦を食べたい～～でも並ぶのは嫌だ・・そんなわがままを叶えてくれる大好きなお店である。交通の便の悪いところにあり、どうしてもお客さんが限られてしまうのでそこまで混んでいないようなのだ。

奥で料理をしている大将はあまり話したことはないが少々強面で愛想も悪い。しかしその分接客を担当している奥様がとても愛想が良く、また蕎麦も抜群に美味しいので通い続けているのである。
しかし最近では名前も知れてきたのか早い時間に行かないと少々待つこともしばしばあるのだ。

今回もいつものように天せいろ、生山葵付きを頂いた。この日は早めの時間での訪問だったので先客はわずか2組と料理に関してもあまり待つことはなかった。入店から会計まで約30分弱とかなりスピーディーにランチを済ませることができたのである。
もちろんかなりの人気店なので私の後にはそとまで待ちができていた。ちょっとタイミングがずれると大変なようであった。

そばはいつものように歯応えがたまらない十割蕎麦である。こちらの十割蕎麦は咬んでも変な切れ方はせずに、少々歯応えがある心地良さがあるのだ。好みはあると思うが私は一番好きな食感である。

また天ぷらは程よく油が乗りこの日もとても美味しく仕上がっていた。とても小さな店だがレベルは高いのである。

そういう理由で定期訪問しているのだ。

近くて早くてそれでいて美味しい！！そんなお気に入りの店に再訪した。一時期通い過ぎて少々飽きてしまった感もあったが、それはそれで離れてしまうととても恋しい・・そんな気にさせてくれる蕎麦屋さんなのである。
休日のランチでの訪問であった。

この日は何故かあまり混んでなくすぐに席に座ることができた。オーダーはもちろん天せいろ大盛りである。こちらでは山葵を普通の物か、もしくは追加料金で生山葵に変更できるのであるがもちろん生山葵でお願いした。

このクラスの美味しい蕎麦には「普通の山葵」というチューブの山葵よりも摩り下ろしたての生山葵の方が合うに決まっている。蕎麦の料金を高くしてすべて生山葵にすればよいのに・・・と思うのは私だけではないだろう。
蕎麦が抜群に美味しいのだからそれくらいでケチる客は来ないと思うのだが・・

10分ぐらいで蕎麦と天ぷらがやってきた。

今回の蕎麦は『普通の蕎麦』である。限定ではない。ただこれも当然ではあるが十割蕎麦なので香りも高くて歯ごたえも良い。

変なところだと十割蕎麦を歌っていても蕎麦の食感がボソボソだったりするのだがこちらではそういうことは一切ない。とてもしなやかな十割蕎麦なのである。

天ぷらも行くたびに美味しくなって行く気がする。日々進化しているようなのだ。

これからもずっと通いたい蕎麦の名店である。

今回も早めの時間に行ったら１日５食限定の粗挽き十割蕎麦を楽しむことができた。
「早起きは三文の得」ならぬ「粗挽き蕎麦の得」なのである。
しかしながらこちらのお店は１１時のオープンにも関わらずオープンと同時に満席になってしまうという人気ぶりなのである。
かつては穴場だと思っていたのがそうでもなくなってきてしまい、自分が応援しているお店が繁盛するのは嬉しい反面、行列店になってしまう寂しさもあり複雑な心境なのである。

今回は早めではあったが、ほぼ満席のところに滑り込む形になってしまったので土日限定5食の粗挽き蕎麦ゲットは厳しいかな、と思ったら何と1食のみ残っていた。何ともラッキーであった。

今回もいつものように天せいろである。そこに追加とはなるが擦りおろし山葵を追加でオーダーした。

15分ぐらいでざる蕎麦と天ぷら到着となった。

天ぷらは季節柄か茗荷、海老天2本、カボチャ、茄子などなどどれもカラッと揚がり美味しく頂くことができた。
また粗挽き十割蕎麦はガツンと来る香りが何とも言えないぐらい好みの美味しさであった。やはり蕎麦は歯応え、香り、のど越しかなあ～～

この荒々しさが何とも好きなのである。

だんだんと近寄りがたくなってきた気もするが、これからも通い続けたい、そんな大好きなお店なのである。

定期訪問中の店である。いつもだとお決まりの『天せいろ』１択なのだがこの日は早い時間に訪問したのが功を奏したのか、あまり見かけない『土日５食限定　粗挽き十割蕎麦』の案内があるではないか!!

これはラッキー！！

天せいろの蕎麦をそちらに変えてもらうことにした。スタッフの方の説明によると今日の普通の十割蕎麦は山形産であるが、こちらの粗挽き十割蕎麦は北海道産の粉を使用しているとのことであった。

どちらがどのような特徴がある説明はなかったが、おそらく限定5食というのはスペシャルなんだろうな、との思いは伝わってきた。

10分ほど待ちセットが到着。蕎麦はいつものよりも黒目で箸で挟むと何だか弾力が凄そうな感じがした。実際食べてみるとガツンと来る蕎麦の香りが蕎麦つゆと合い、これでもか！というぐらい存在感が際立ってくるのだ。すごいパンチ力であった。

そしてお供の天ぷらは海老もプリプリで、蕎麦に唯一欠けている油分を補ってくれるのだ。

今回も大満足であった。

約3か月ぶりに訪問してみた。ランチタイムである。以前はいつ行っても空いてすぐに座ることができたのであるが、だんだん人気も出てきたようで、この日は初の席待ちとなった。

好きな店が繁盛するのは嬉しいのであるがその反面、こうやって席待ちになってしまうと何だか複雑な気持ちになってしまうのである。それでもこれくらいの待ちなら何とか我慢できる・・そんな程度であった。

いつものように奥様が接客、そして強面のご主人は客に全く愛想を振りまくこともなく奥の調理場で淡々と蕎麦作っている・・・

こうやって見ていると夫婦って足して2で割ると平均になるのだな・・と妙に納得してしまった。

この日のオーダーもやはり天せいろであった。山葵はふつうのものからプラス100円（だったかな？）で擦りおろし山葵に変更できるのでそうさせてもらった。やはり山葵の風味が違うと蕎麦の味も変わってくるからね～～

こちらの蕎麦はざるではなくお皿に乗ってくる・・・どちらが良いのかは分からないが私はざるの方が慣れているので良く感じるのだが、きっとそうするのには訳があるのだろうね～～大将には怖くて聞けないが・・・（笑）

やはりこちらの十割蕎麦はメチャ美味しい～～蕎麦つゆもしっかりしていて抜群の組み合わせなのだ。天ぷらはべちょっとしているが、蕎麦のあっさりさとの相性は良くセットで頂くとバランスが良く感じられるのだ。

今回はレギュラーサイズを頂いたのだが、その場合いつも「大盛りにしておけば良かった」と思ってしまうのである。

そんなに混んでなくて抜群に美味しい蕎麦を食べさせてくれるおススメのお店なのである。

定期訪問中の蕎麦屋である。気軽に、待たずに、美味しい蕎麦と言えば真っ先に頭に浮かぶのだ。

この日は開店直後の早い時間での訪問となった。店の横にはお客さん専用の駐車場が1台分のみあるがすでに停まっていたのですぐそばのコインパーキングに駐車しお店の中に入った。

座って早速いつもの天せいろを注文して10分ほど待ち蕎麦がやってきた。

以前にも書いたがこちらはすべての蕎麦が十割なのである。温かい蕎麦も十割での提供となるので蕎麦自体がプチプチと切れやすいそうなのだ。私はココで温かい蕎麦を食べたことはないのだが・・

こちらでは蕎麦はざるではなくお皿に乗ってくるのだ。食べる限りではざるでもお皿でも大差はないようであった。追加オーダーの擦りおろし山葵を蕎麦に直接つけ、味に深みのある蕎麦つゆにつけるとこの上ない至福の時を過ごすことができるのである。

また天ぷらは塩で頂くのだが、海老もプリップリ、「カラッと」というほどではないが適度の油分が食欲を満たしてくれるのだ。

これだけ美味しい蕎麦でありながら、行列ができるほどは混んでいない。私にとっては待たずに食べることができるのはとても嬉しいことなのである。

こちらも末永く通いたいお店なのである。

またまた美味しい蕎麦を食べたくて訪問してみた。こちらの良いところはそんなに混んでなくて美味しい蕎麦を食べることができることであるが、最近ではその様相が少し変わってきて、行くと結構混んでいることが多いのである。

この日も中に入るとほぼ満席・・・嬉しいような悲しいような複雑な気持ちであった。

もうこちらのお店には何度も伺っているのだが、愛想の良い奥様と奥の方で睨みを利かす強面の大将の絶妙なコンビが心地良いのである。

今回は天せいろ大盛りでお願いした。また別料金150円で本物のすりおろし山葵がつくのだが、ほんのちょこっとである（笑）

量の不満もあるが、摩り下ろす前の本わさびはかなり高価なものである。まあ仕方がないのかなとも思いもちろんそれもお願いした。

蕎麦は歯ごたえが心地良い十割である。やはりそれに慣れてしまうとそこから離れられなくなってしまうのだ。咬むたびに口福が訪れる、そんな美味しい蕎麦であった。

そして蕎麦つゆもその十割蕎麦を受け止めるだけの力を持ったしっかりしたものである。
やはり蕎麦を語る上では蕎麦つゆの力の話も避けては通れない問題だと思うのだ。こちらでは蕎麦も蕎麦つゆもとても私の好みのものであった。

天ぷらも多少の油っぽさに目をつぶればなかなか美味しいものである。これも当然合格点だ。トータルで見れば名古屋市内でもトップクラスの美味しさと言えると思う。

自信を持っておススメできる蕎麦屋さんである。

最近お気に入りの蕎麦屋である。その理由はこちらは私が好きな条件を完璧に満たしているからなのだ。
ランチ時に私が重要視していることを具体的に書けば、

①そこそこ美味しいこと。
②混んでいないこと。
③料理の提供までに時間がかからないこと。
④愛想は悪くても構わないが、人の邪魔をしないこと。

特に大切なのは①と②である。限られた時間で待たされるのは午後からの仕事にも影響が出るので避けたいところだ。
また人生で後何食食べることができるか分からない貴重な1回を不味いものを食べるのに使いたいくないからなのである。

こちらではいつ来ても空いているし（失礼！）決して不味いわけではない。
むしろ大将の修業先の春風荘よりも全然美味しいのである。蕎麦はすべて十割蕎麦で、私はまだ試してはいないが温かいかも南蛮なども十割蕎麦での提供となるようである。

温かい蕎麦で十割が合うのかどうかということは分からないが、私のいつも食べるざる蕎麦ではこちらの蕎麦はかなり気に入っているのだ。

店の扉を開けると真正面には厨房が見えるが、そこにはあまり愛想の良くなさそうな大将がど～～んと構えている。なんだか店に入ったことを怒っているような目でこちらを見るのである。
しかし愛想の良い奥様がその緊張を強いられた気持ちを和らげてくれるようにやさしく接して下さるのだ。まさしくこういうのが二人三脚でお店を切り盛りしているということなんだろう。

オーダーしてしばらくすると奥様が極上の蕎麦を持ってきてくれた。蕎麦つゆの旨さも十割蕎麦のしっかりとした香りを受け止めるのには十分なものであった。やはり蕎麦がいくら美味しくても蕎麦つゆがイマイチだと旨さは半減するからね～～

今回は大盛りを楽しませて頂いた。普通の蕎麦屋はざるに入ってくるのだが、こちらでは普通のお皿に乗ってくる。なんでだろうね？？まあ美味しいからどちらでも良い話なのだが・・・


そしてこの日は海老天2本もお供で頂いた。海老天は食べたいけど、野菜やその他のネタは食べたくない、そんなときに使える嬉しいシステムであった。海老天2本で500円ちょっと。しかもかなり美味しいので嬉しいのだ。

ランチ難民になったらここをおススメしたい。

　　　　　　　　　　　　　

蕎麦好きにはいろいろなタイプがいると思うのだが、私はやはり十割蕎麦が好きである。ただ十割が二八よりも美味しいと言っているわけではない。二八にはやはりモッチリとした食感があり、あの歯ごたえがたまらない、という人も多いであろう。

ただ私は蕎麦を打ったことがないので、作るときの難しさというものは分からないが、つなぎを入れない十割蕎麦というものはそれなりに難しいのだろな、ということは想像に難くない。

こちらの売りはすべての蕎麦が十割ということのようだ。ざるはもちろんのこと、温かい鴨南蛮のようなものまで十割を使っているので注意書きには「温か蕎麦だとプツリと切れます」という趣旨のことが書かれていた。まあ十割蕎麦はそういう食べ方には合わない気もするが、こちらではすべての蕎麦が十割、二八は用意してないんだろうな。

ということで今回もざる蕎麦を頂いた。ただこちらの標準サイズは私にとっては少々少なめなので大盛りでお願いした。プラス150円（だったかな？）で山葵をすりおろした天然のものにグレードアップできるのでそれでお願いした。

食べてみるとやはり香りも良く食感も私の好みである。蕎麦つゆの蕎麦を受け止める力も十分だ。とてもバランスが良い美味しい蕎麦であった。サイドデッシュに白エビのから揚げをお願いしたが、これもアクセントとなり美味しかった。

金山の裏路地にある蕎麦屋ではあるが、なかなか美味しくと言ってそんなに混んでいない。私にとってはとても使いやすい蕎麦屋である。

2回目の訪問である。前回はこちらがオープンしてすぐの4年前であった。
確かこちらの大将は春風荘で修業された方だったという記憶があるのだが、正直私は春風荘のことはあまり好きではないので今回もどうしようかな？とも思ったのだが、近隣のめぼしい蕎麦屋に行くのも飽きて、消去法でこちらに伺った次第である。どうもスミマセン・・・

ナビで近くまで行っても金山の裏通りのこちらには人が全く歩いておらず、休日なのにし～んとした雰囲気はあまり良いものではなかった。そしてピンポイントでお店の前まで行くと暖簾がかかっていたので何とか一安心であった。
あまりにもお店がある場所にしては静か過ぎたからである。

またこちらの店構えはとても美味しい蕎麦を提供している趣は皆無で、場末の食堂という感じであった。もちろん味が一番大事であるのは間違いないが、それなりの雰囲気も欲しいと思うのだ。

そして中に入ると8割ぐらいの席が埋まっていた。どうやらなかなかの人気店のようである。

入口付近の席に座って私はざるの大盛をオーダーした。

待つこと約10分、蕎麦がやってきた。こちらではすべての蕎麦が十割とのことである。二八もよいが、やはり蕎麦の香りや食感を楽しむなら十割に優るものはないであろう。

十割蕎麦は結構切れやすいのだが、ざるで頂く限りはそんな感じはなかった。また以前は香りが足らないと思っていた蕎麦もこの季節にも関わらずとても良い感じであった。

これなら流行るはずだなあ～～

蕎麦つゆも悪くない・・・重めの十割蕎麦をしっかり受け止める出汁の効いたものであった。

これなら蕎麦のローテーションに入れても良いかな・・と思える美味しい蕎麦を堪能させて頂いた。また再訪したい。

春風荘で修業された方が新たに出店されたということを聞きつけ早速行ってみた。場所は金山からほど近い住宅地である。ナビを頼りに行かないととてもじゃないが分かる場所ではない。間口も狭くてちょっと迷ったが無事到着することができた。
お店の駐車場はなく、近くのコインパーキングに停めた。私が伺ったのはランチタイムであったがまあまあお客さんは入っていたのでこれは期待できるかな、と思いメニューを見た。

こちらはすべて十割蕎麦のようであった。私は素人なのでよく分からないが、十割蕎麦は作るのがかなり難しいと聞く。お手並み拝見である。
オーダーは冷たいせいろと天ぷらの盛り合わせである。ホントは蕎麦だけにしようと思っていたのだが、メニューに天ぷらがあってついオーダーしてしまった。こういうことするからダイエットに失敗するのだろう（笑）

まずは天ぷらがやってきた。海老、茄子、ピーマン、かぼちゃ、舞茸が2ずつ乗っていた。これで800円？である。かなりお安い。しかもこちらで使っているのは蒲郡の竹本油脂の太白ゴマ油らしい。脂は極上のものを使っているようだ。
しかし・・・天ぷらは温度設定がうまくいっていないのかかなりべちょっとしたものであった。決して不味いとかではないのだが、これだけの材料を使っているのならもう少しカラッと揚げて欲しい、そう思った。
またそのあとやってきた十割蕎麦だが、普通は山ひとつであるが、お皿に乗っているのは山が二つである。十割蕎麦でこの量はかなりの大盤振る舞いであった。
食べてみると十割蕎麦独特の歯で咬むとスパッと切れる食感はほとんどない。また季節柄なのか、蕎麦自体にあまり香りが感じられないのだ。春風荘ってこんな感じだったかな？？
正直私が期待していた味ではなかった。この日はたまたまだった、そう思いたい。