2024年5月18日（土）トゲクリガニの旨味たっぷりの冷やし味噌スープは絶品！蟹のグラタンは蟹たっぷりで、スープと相性バッチリ！白ワインと共に～♪ : Sobabar Ciliegio

R6.5.18（土）17:40 訪問

チリエージョさんにて再びトゲクリガニの限定が提供されるとのことで、予約して訪問（予約で売り切れなければ当日販売もあります）。カウンター席に座り、白ワインと限定をお願いして、乾杯です。アテはサービスで頂いたサルサソースとバケット。いつもありがとうございます。

今回は塩だけでなく、醬油と味噌、さらに冷やしにもできるとのことで、前回の超限定のときは塩の温かいスープだったので、今回は冷やしの味噌を選択です。そして、グラタン→ラーメンの順で着丼です。

スープはトゲクリガニの出汁が全開の旨味たっぷり味噌スープ。味噌の冷やしはあまりないので、どんな感じになるか最初想像がつきませんでしたが、蟹の旨味と味噌のコクが見事にマッチしておりレンゲが止まらなくなります。店主さんにお聞きしたところ、ラードなどではなくオリーブオイルを使っているとのこと。しっかり冷えていますが、固まることなくゆっくりと味わうことができますね。麺は全粒粉入りの中細麺で、スープと相性バッチリ。具は、野菜、牛蒡、フランス麩など。

続いて、グラタンはメスの栗ガニがたっぷりと入った豪華なグラタン。身がたっぷりと入ったグラタンはチーズと相性バッチリで、当然そのままで白ワインの最高のお供に。アスパラ、トマト、豚肉も入り、豚肉は柔らかくジューシー。アスパラ、トマトも当然青森県産で、蟹は1つのグラタンに1/2杯以上使用しているとのことです。半分ほどはそのまま、そして、半分ほどはラーメンに入れていただきます。すると、蟹感がUPし、麺と蟹の身が絡むことで、さらに一段上の味わいに。冷やしスープと熱々グラタンの温度のマリアージュもいいですね。途中で白ワインをお替りして、当然スープも完飲です。

旬のトゲクリガニを使った限定に大満足。ちなみに、これが今年初の冷やしラーメンになりました。どうもご馳走様でした。

R6.5.8（水）11:30 訪問

チリエージョさんで旬の青森県産アスパラを使ったポタージュを限定で提供とのことでランチタイムに訪問です。カウンター席に座り、インスタフォロワー限定のアスパラポタージュをオーダー。温かいスープか冷やしを選べるので迷いましたが、この日は涼しかったので温かいVer.で。待つこと10分ほどで着丼です。

別皿で桜ガニ（トゲクリガニ）のオイルが提供されますが、まずはそのまま。スープはクリーミーで濃厚なアスパラポタージュ。アスパラの甘味を楽しめるポタージュは優しいホッとする味わいです。ベースは青森シャモロックと奥入瀬豚のスープでそこにスープの1/3に相当するアスパラを入れてカプチーノ仕立てにしているとのことです。

そこに、途中で別皿の蟹オイルを投入すると蟹の香りがプラスされ、より奥深い味わいに。オイルが入っているほうがスープとしての完成度は高いですが、別皿にすることでアスパラ本来の味のみを楽しむことができるのも嬉しいです。麺は全粒粉入りの中細麺で、クリーミーなスープとガッツリ絡みます。

具はチャーシュー、アスパラ、フライドエノキ、お麩、野菜類、ピスタチオなど。チャーシューはしっとりと美味しい豚さんで、アスパラは食感よく甘味が強くて美味。もちろん青森県産です。フライドエノキはアクセントになり、スープを吸ったお麩もGOOD。当然最後はスープも完飲し、お会計です。

青森県産の旬のアスパラを使ったポタージュラーメンに大満足。インスタ限定告知にもかかわらず、この日はオープンしてすぐに限定完売したようです。流石！どうもご馳走様でした。

R6.5.6（月・祝）11:30 訪問

チリエージョさんで桜の季節超限定メニューを提供とのことで予約して訪問です。杯数限定で、キャンセルがあれば当日提供ありますが、予約が確実です。この日はGW最終日で、GWは遠出も帰省もせずに大人しくしていたので、最終日は少し飲もうかと歩いて訪問。なので、白ワインをオーダーです。今回の限定の概要は以下の通りで、まずは白ワインで乾杯です。

桜流SAKURANONAGARE
桜ガニの津軽海峡塩SOBA～カニ一杯分を飲んでいただき〼～
【スープ・オイル】焼トゲクリガニ
【トッピング】
メスの桜ガニのクリーム煮、旬のアスパラの青い森
奥入瀬豚ももと青森行者ニンニクのプレッセ　津軽鴨オイルとトマトのソース　ピスタチオ添え
豚ロースのグリル　津軽リンゴのソースと弘前カシス　フライドエノキ、ピンクペッパー
【あしらい】フランス麩　青森ゴボウのコンフィ　桜のポン　抹茶　桜エビ

まずは麺の器から。スープはトゲクリガニの旨味が全開の焼トゲクリガニのスープ。オイルも蟹なので終始蟹の旨味を楽しめ、全粒粉入りの中細ストレート麺と相性バッチリ。これだけでも文句なしですね。麺の器にはその他に、フランス麩、牛蒡のコンフィ、桜など。スープを吸った麩も絶品です。

具の器は見るからに豪華で、まずは中央に位置する桜ガニのクリーム煮。メスの桜ガニのクリーム煮は蟹の身が超たっぷりで、蟹感MAX。クリーム煮になっているので、白ワインと相性バッチリで、青森県産のアスパラと共に食べるのもいいですね。さらにスープにこのクリーム煮を入れると、スープに蟹感とクリーミーさが加わり、この状態のスープが個人的に最高の状態に。別皿料理もしっかりと麺に合うように計算されているのがチリエージョさんの魅力の1つだといつも思います。

別皿の右手にあるのが豚ロースのグリルでジューシーで柔らかい豚さんで、林檎のソースやカシスが相性バッチリ。特にリンゴのソースと相性が素晴らしく、こちらもワインに合いますよ。フライドエノキもアクセントに。そして、左手にあるのが奥入瀬豚ももと青森行者ニンニクのプレッセ。肉と行者ニンニクのサンドイッチのようになっています。津軽鴨使ったソースもアクセントになり、行者ニンニクの香りと肉が抜群に合います。これは手が込んでますね。なお、プレッセとは「材料を押し固めて作るテリーヌの製法」とのこと。最後は、各種具材をスープと合わせながら、お替りした白ワインをのんびりいただきFINISH。

青森県産のトゲクリガニを中心に、奥入瀬豚、津軽鴨、各種野菜類など、青森県産の食材を見事に活かしたスペシャルな一杯に大満足。これだけ手が込んでいて豪華な食材使っていて2500円ならむしろリーズナブル。休日なので歩いて訪問して白ワインも飲めたので最高の休日になりました。どうもご馳走様でした。

R6.4.23（火）11:30 訪問

チリエージョさんにてランチ。桜祭りの影響もあって、人や車の数が多く、チリエージョさんも外国の方も来店され賑わっています。カウンター席に座り、煮干のトマトクリーム（1800円）の濃厚（＋100円）をオーダー。さらに、バジルソース（150円）も追加し、待つこと数分で着丼です。

スープは濃厚というだけあって、クリーミーなパンチのある濃厚トマトをベースに煮干がしっかりと主張しています。トマトメインで煮干は下支えかと思っていましたが、そんなことはなく煮干もガツンと効いているので、洋風なんですが、和の趣もあるのが面白いです。そして、レモンペッパーとタイムを使用しているとのことで、ハーブの香りもバッチリ。途中でバジルソースを入れることで、今度はバジルの旨味と香りがプラスされ、素晴らしい味変に。ハーブ＆トマトにバジルが合わないはずないですからね。追加して正解でした。麺は中細の全粒粉入りの麺で、スープと相性バッチリ。

具はチャーシュー含め肉2種、野菜、バケット、フライドガーリックなど。肉は柔らかいチャーシューに加えてほぐし肉もたっぷりと入り、これを麺に絡めて食べるのがGOOD。野菜はフレッシュな葉物やトマト、玉ねぎなどで、バケットはスープに浸していただきます。さらに、サービスで限定のカレーsobaに使用しているカレーを頂いたので、そちらはそのままや濃厚トマトスープと合わせていただきました。いつもありがとうございます。最後は当然完飲です。

煮干がしっかりと効いた斬新な洋風クリームラーメンに大満足。桜祭りでの観光客が多いシーズンなのもあり、青森のソウルフード煮干ラーメンをチリエージョさんらしいスタイルで作った一杯とのことで、まさにその通りの斬新な煮干ラーメンでした。どうもご馳走様でした。

R6.3.21（木）11:50 訪問

チリエージョさんでランチ。狙いのポルチーニは直前で売り切れになってしまったので、気になっていた限定メニューの「バカ肉トマト担々麺」を選択。超濃厚ニボトマに変更可（＋100円）なので、濃厚を選択し、辛さ控えめでオーダー。そして、先にバカ肉の肉が提供され、その後麺が着丼です。なお、肉は別皿提供で、燻製して提供されるため密閉状態。食べる時に開けると、燻製の香りがぶわっと広がります。

スープは超濃厚というだけあって、ドロッとした超濃厚なトマトクリームスープで、辛さは控えめにしてもらったので、ほんの少し辛味がある程度で辛い物苦手な私でも美味しくいただけます。調整ありがとうございます。オレガノ？あたりのハーブも使ってるのかな？と妄想です（後程オレガノ正解と教えてもらいました！）。トマト香る濃厚ドロドロスープは旨味たっぷりで、麺には必然的にガッツリスープが絡みます。麺は全粒粉入りの中細麺。

具は、フレッシュな野菜達に加えて、チャーシューと別皿の肉。特筆すべきはやはり別皿の肉で、提供されたときは中は燻製の煙で見せませんが、中には大量の角煮タイプの肉が。柔らかくとろける肉がたっぷりと入り、そのままでももちろんですが、濃厚担々スープに浸して食べると至福の時に。バカ肉というだけあってすごい量の肉が入っています。スープが濃厚なのもあって、最後はなかなか腹パンになりましたが、レンゲが止めらず完飲。上質な肉をこれだけ食べることができてこの値段はむしろ安いです。今回の豚さんは奥入瀬ガーリックポークとのことです。

燻製の香りを楽しめるたっぷりの肉（バカ肉）と濃厚トマト担々スープに大満足。どうもご馳走様でした。

R6.3.8（金）11:40 訪問

今週は忙しく、平日昼にようやく外食する時間ができてチリエージョさんへ。報告も兼ねて早めに行きたかったので。カウンター席に座り、限定メニューの中から「伊太めし屋さんの中華soba1600円」と「青森チャーマヨ丼（200円）」をオーダーです。そして、待つこと数分で着丼です。

スープは日によって出汁の構成が異なるようで、今回は片口と奥入瀬ガーリックポーク。魚介と動物系のバランスがよいスープ（奥入瀬ガーリックポークのスープと片口のフュメドポワソンのWスープ）は、やや豚が優勢ながら、片口の香りと軽やかな苦味が見事に下支えしており、さらにフェンネル、セロリが入ることで洋風な味わいに。フェンネルの香り由来だと思いますが、独特な莢かな香りがアクセントになります。香味油は海老と椎茸のEXTRAバージンオリーブオイルとのことです。「中華そば」ってネーミングでこんなスープが出てくるのはチリエージョさんだけですね。麺は全粒粉入りの中細麺で、スープと相性バッチリ。

具は、チャーシュー、野菜の千切り、ブロッコリー、フライドオニオン、トマト、海苔、サツマイモチップなど多数。チャーシューは奥入瀬ガーリックポークのモモ肉のスモークで、柔らかく肉厚で美味。ここ最近食べた肉で一番かも。しかも1枚が大きい上に、それが2枚も入っているので、肉だけでも結構食べ応えがあります。味付けは津軽海峡塩のみとのこと。野菜は千切りがたっぷりと入り、これを肉や麺と絡めて食べるのもGOOD。味玉はサービスでいただきましが、黄身が真っ赤で濃厚な味わいを楽しめます。

サイドメニューの青森チャーマヨ丼は弘前カシスと坂本養鶏の「マッカラン」という高級卵を使用しており、カシスの酸味が素晴らしいアクセントに。チャーマヨ丼データベースあったら満点かな。途中でスープをかけてみると、これまた合いますね。

チリエージョさんらしい洋風な中華そばに奥入瀬ガーリックポークの肉厚モモ肉に大満足。サイドメニューの青森チャーマヨ丼も最高でした。どうもご馳走様でした。

R6.2.16（金）11:45 訪問

ランチタイムにチリエージョさんを訪問。狙いは助宗鱈の限定で、カウンター席に座り、限定メニューをオーダーです。杯数が少ない限定だったので心配でしたが無事にGETでき、待っているとまずは、別皿のトッピングから提供され、続いて麺が着丼です。

まずは麺から。スープは助宗鱈の旨味がガツンと感じられ、焦がし玉ねぎの香りと甘味が合わさり、これだけでも最高の海鮮スープ。助宗鱈はアラとか使った鮮魚かな？麺は中細の全粒粉入りの麺で、スープと相性よく喉越しバッチリ。

続いて、別皿へ。こちらはそのまま食べてもスープに合わせてもOKとのことで、まずはそのままいただきます。別皿は真ん中にタワーのように立っているものが鱈。助宗鱈のバプールです。バプール（ヴァプール）とは、「フレンチの調理技法のひとつで、蒸すこと」とのことで、身はふわっとしており、回りのソースとの相性バッチリ。ソースは助子（たらこ）と肝のクリームソースで濃厚な旨味を楽しめる逸品です。このソースは半端なく美味しいですよ。ぷちっとした食感もよく、茸も入っています。このソースをラーメンに入れると、さらに鱈の旨味がUPし、クリームのコクも合わさり、さらに美味しいスープに進化。これこそチリエージョマジックです！

下にはバジルペーストとバケットも入り、さらに野菜はブロッコリーや人参。ニンジンは甘くて美味しいので、雪下ニンジンかな？と妄想です。最後はソースを頑張ってレンゲがかき集め、スープと共に完飲。

助宗鱈を丸々楽しめる洋風コース料理のようなメニューに大満足。どうもご馳走様でした。

R6.1.25（木）17:50 訪問

チリエージョさんで久しぶりの二郎系の提供。その名も桜郎エクスプロージョン。というわけで久しぶりに夜の部に訪問です。カウンター席に座り、限定メニューをオーダー。今回は麺大盛無料ですが、夜なので通常の麺量でお願いします。そして、待つこと数分で着丼です。

スープはなんと味噌カレー。魚介の出汁が効いたサラッとした味噌カレースープは香りよくコクがあり美味。辛さは控えめなカレーなので辛い物苦手な私でもまったく問題なく食べられます。このままでも十分美味しいですが、イカトマトソースが合わさることで、さらにコクがUP。旨味が爆発、まさにエクスプロージョンしています。そして、茸のローストなどの各種具材が後半合わさっていくことで、味が変化すると共に深みが増していくのがチリエージョマジックです。麺は全粒粉入りの中細麺で、スープと相性バッチリ。

具は豚タン、鯖コンフィ、茸のロースト、野菜、生姜のコンフィチュール、ピンクペッパー。豚タンは赤ワイン煮になっており、柔らかく煮込まれており肉の旨味が詰まっています。こんな美味しい肉がのる二郎系は他にないでしょう。そして、もう1つは肉ではなく、魚。鯖のコンフィがのります。鯖のコンフィはふわっとしており、こちらも他のラーメン屋では絶対出てこない逸品。この2つでワイン飲みたいです。そして、野菜類はフレッシュは葉物に加えて、たっぷりのもやし。ここはしっかり二郎系です。芹も入ってます。ニンニクはフライドガーリックがたっぷりと。茸のローストや生姜のコンフィチュールは徐々に全体に馴染ませていくことで、味の変化を楽しめます。というか生姜のコンフィチュールなんて初めて聞きましたよ。

味噌カレーをベースにしたチリエージョさん新しい二郎系に大満足。どうもご馳走様でした。

R6.1.22（月）11:35 訪問

ランチタイムにチリエージョさんへ。狙いは鯖を使った限定です。カウンター席に座り、口頭で限定の「鯖のコンフィとオニオンのハーモニー　ローストキノコとカシスバルサミコソース」をオーダー。待つこと20分ほどで鯖がドーンとのった一杯が着丼です。

スープは玉ねぎの甘味がたっぷりと出た洋風ブロードスープで、下からはとろとろになった玉ねぎがゴロゴロと出てきます。後半には鯖の香りやローストキノコが合わさっていくことでより深みのある味わいに変化していき、意外にも少しピリ辛なのがビックリ。ピリ辛程度なので、辛い物苦手な私でもノープロブレムですが、後半汗だくになりました（笑）。麺は全粒粉を確認できる中細麺でスープとに相性バッチリ。

具はメインの鯖コンフィに加えて、ローストキノコ、トマト、野菜たち、揚げ牛蒡、ピンクペッパーなどなど。さらに、奥入瀬ガーリックポークの燻製。ガーリックポークはサービスです。いつもありがとうございます。鯖のコンフィは衝撃の美味しさ。臭み等はまったくなく、ふっくらとした鯖の身は絶品です。程よい酸味のあるカシスバルサミコソースとの相性もバッチリ。カシスは弘前カシス使用とのことです。ローストキノコはキノコたっぷりで、これらの具材を単体はもちろん、色々と合わせて食べることができるのがチリエージョさんのいいところ。鯖の身と一緒に麺を啜るのも美味しかったです。最後は汗だくなので、スープ完飲はできませんが、具を集めて、ペロッと完食です。奥入瀬ガーリックポークも燻製してあるので香りよく極上のお肉でした。

鯖を使った新しい洋風ラーメンに大満足。鯖がのった油そばなどは食べたことがありますが、鯖を洋風ラーメンに昇華させた一杯は初体験でした。どうもご馳走様でした。

R6.1.10（水）12:10 訪問

今年初のチリエージョさんです。限定メニュー2種の中からすごく迷いましたが、トマクリな豚ラグーとローストきのこの狂詩曲（ラプソディ）を選択。＋100円で濃厚に変更可能なので、濃厚に変更し、待つこと数分で着丼です。

スープは濃厚な旨味たっぷりのトマトクリームソースで、濃厚といってもドロドロしているわけではなくクリーミーな舌触りで、おそらく動物系のブロードなどがベースとなっており、ラグーやローストきのこを合わせる前から旨味が爆発しており美味しいです。関東で色んなラーメン食べてきましたが、やはり弘前はレベル高い！そう思わせてくれる一杯です。そこに豚ラグーが合わさることで豚のコクが増し、今回はさらにキノコのローストがいい働きをしています。たっぷりのローストきのこからキノコの旨味も合わされば至福のときが訪れます。

麺は全粒粉の確認できる中細麺で、具は豚ラグー、ローストきのこに加えて、フライドガーリック、フレッシュな葉物、サツマイモチップ、揚げ牛蒡など。野菜は葉物に加えて、トマトなども入り、フライドガーリックがいいアクセントに。やはり特筆すべきは豚ラグーとローストきのこで、香辛料の香りも感じます。なお、ローストきのこはオリーブオイルと濃縮したバルサミコ酢で和えたとのことです。最後はキノコや豚が残るので具をすくいながら濃厚トマクリポタージュ―を完飲。セットのバケット（店主さんからのお年玉です。いつもありがとうございます。）はマスタードを使ったラグーがのっており、こちらも絶品でした。

今年最初のチリエージョさんも大満足。自分の大好きな豚ラグー使った濃厚系だったので特に満足度高かったです。店主さん、色々と今後について考えることがあるようですが、どんな選択でも応援したいと思いますので、今年もよろしくお願いします。どうもご馳走様でした。

R5.12.25（月）19:00 訪問

この日は念願のクリスマスディナーコース。チリエージョさんで毎年予約制で開催されるクリスマスディナーコースに初めて夫婦で参加です。1人5500円でコース料理を楽しめます。ラインナップは以下の通りとなっています。

①青森牛蒡のポタージュ
②津軽鴨と茄子の冷製　エビとバルサミコの2種のソース
③陸奥湾ベビー帆立のタルタル　カシスクリーム
④豚タンの煮込み　県産寒締めホウレンソウソース
⑤SOUP SOBA 聖赤　ズッパディペシェ二層スープ　真鱈の柚子緑茶コンフィ
⑥牛ももローストと旬菜薪焼き仕立てアーモンドとトリュフのペースト
⑦栗のアイスと津軽リンゴのキャラメリゼ

まずはラーメンまでの食事。牛蒡のポタージュはパリッとしたチーズを崩しながらいただきます。牛蒡の香りとチーズの相性がよく、スパイスも効いており、白ワインが進む味です。津軽鴨は臭み等皆無で鴨らしい香りと旨味が強く、バルサミコがいいアクセントに。ここ最近食べた鴨で一番の味で、柿と相性よく、牡蠣と鴨を一緒に食べるのもGOOD。付け合わせの茄子には海老のソースが合わさり、海老の濃密な味を楽しめます。鴨は赤ワインが合うので、ここで赤ワインへ。

帆立のタルタルは下に惹かれたカシスソースの酸味と香りが見事にホタテの旨味を引き立て、トリュフの香りがアクセントに。タルタルの中にはラ・フランスが入っており、ラ・フランスの甘さとシャキっとした食感も帆立と合います。ラ・フランスを合わせるとは驚き。そして、豚タンの煮込みは当初はメニューになかったようですが、店主さんからの参加者へのクリスマスプレゼントとのこと。赤ワインで煮込まれた豚のタンはホロホロと柔らかく、緑のホウレンソウソースと相性バッチリ。こちらには鮫節が使われているようです。これも赤ワインが進む君で、当然ワイン追加です。

そしてここでラーメンへ。ラーメンはズッパディペシェの二層スープで、ズッパディペシェとはイタリア語で魚のスープのこと。魚の旨味の詰まったスープに蟹の香りが合わさり（蟹はオイルとのこと）、さらに底からスープを混ぜると、下からは浅利などの貝がゴロゴロと出てきて、海鮮の旨味がUPします。アクアパッツァやブイヤベースを思わせる味わいですね。麺は全粒粉入りの中細麺で、スープと相性バッチリ。そして、上にのる真鱈は柚子緑茶のコンフィ。ふわっとした身に微かに香るお茶が合います。

とラーメンを楽しんでからメインとデザートへ。メインは牛もものローストで、この料理が提供されるときには店内が燻製の香りに包まれ、自分たちが燻製されている気分に（笑）しっとりとした肉は脂身控えめで柔らかいので食べやすく、トリュフ香るアーモンドペーストが抜群に合います。ちょっと塩気強めな感じとこの肉の旨味のバランスが絶妙ですよ。もちろん赤ワインが進みまくり。付け合わせのキノコや野菜も美味しいです。デザートは栗のアイスとリンゴのキャラメリゼ。リンゴはもちろん、栗のアイスが濃厚で美味。モンブランをそのまま食べているような濃厚なアイスで、温かい林檎と一緒に食べるのがいいですね。最後はデザートと共にコーヒーをゆっくりと楽しみFINISH。

ワインと共に素晴らしいコース料理を堪能して大満足。こんなフルコースを食べられるラーメン屋は他にないですね。県産の新鮮な食材を使っているのも素晴らしく、最高のクリスマスディナーとなりました。1人1人にメッセージやメニュー表を手作りで作成された奥様にも感謝です。今回が年内ラストの訪問ですが、来年もよろしくお願いします＆どうもご馳走様でした。

R5.12.22（金）11:30 訪問

チリエージョさんで今年もXmas限定sobaが提供されるとのことで訪問です。カウンター席に座り、口頭で狙いのクリスマス限定をオーダーし、ワクワクしながら待つこと数分で肉たっぷりな綺麗な一杯が着丼です。

スープは旨味の詰まったブロードで、そこにボロネーゼが味が合わさっていくことでよりコクのある味わいに変化していきます。牛の旨味に人参などの野菜が合わさったボロネーゼは風味よく、旨味が詰まっており濃厚で味わいで美味。ボロネーゼというと挽肉をイメージしますが、こちらは牛ランプ肉がゴロゴロとたっぷり入っており、さらにキノコも。牛ランプ肉は柔らかくジューシーで、赤ワインと合わせたくなる味わいです。麺は全粒粉入りの中細麺で、スープと相性バッチリ。特に後半にボロネーゼソースの具を絡めて食べるのが最高です。

具はボロネーゼの他に、粉チーズ、フレッシュな野菜たち。そして、牛モモ肉のタリアータ。チーズは当然相性バッチリで、野菜には葉物やセリ、トマトなど。牛モモ肉はタリアータになっており、タリアータとはイタリア語で「レアに焼いた牛肉を薄く切った料理のこと」を指すようです。柔らかいローストビーフのような肉は、牛の旨味をよりシンプルに味わえ、これまた素晴らしい逸品です。柔らかさに特に感動し、ゆっくりと具材を味わいながら完飲。

クリスマスにピッタリな豪華な限定に大満足。どうもご馳走様でした。

R5.12.6（水）12:25 訪問

チリエージョさんでランチ。カウンター席に座り、限定メニューの青森ホタテのトマトクリームsobaを濃厚Ver.でオーダー。濃厚は＋100円でオーダー可能で、濃厚があると毎回濃厚にしちゃいます（笑）。そして、待つこと数分で着丼です。

スープはトマトの香りのよいクリーミースープで、帆立の旨味と香りがベストマッチ。おそらくその他に動物系、野菜なども旨味が合わさっていると思いますが、濃厚というだけあってしっかりと濃厚でコクがあり美味しいです。初動から帆立感はありますが、後半は帆立のたっぷりの身が合わさっていくことでさらにホタテの存在感が増していきます。チリエージョさんらしい味の変化が楽しめる洋風スープですね。麺は喉越しのよい細麺で、スープとしっかり絡みます。

具は、フレッシュな葉物野菜、帆立、トマト、バケット、フライドガーリックなど。帆立はたっぷりの身がまるでほぐし肉のようにたっぷりと入り、少しピリ辛な味付けもあり、アクセントに。帆立の山を崩してスープに合わせていき、麺と絡めて食べるのが最高で、常にホタテを感じます。なお、この帆立は帆立にフェンネル、タラゴン、そして、マッシュルームやえのきなどを合わせた帆立のラグーと教えていただきました。バケットは当然相性バッチリで、下からは柔らかくてジューシーな旨味たっぷりのチャーシューも。最後は残ったスープにたっぷりの帆立が残るので、帆立トマトシチューを食べるような感覚で完飲です。

県産ホタテをたっぷりと使ったトマクリsobaに大満足。どうもご馳走様でした。

R5.11.7（火）12:05 訪問

チリエージョさんにて突如季節のすーぷsobaを提供とのことで訪問。これまで季節のすーぷsobaはスペシャル限定なので事前告知がありましたが、今回はいきなりです（笑）なので予約制などではなく、売り切れまでの限定販売。なので初日に訪問です。カウンター席に座り、季節のすーぷsobaをオーダーし、待つこと数分で着丼です。今回の内容は以下の通り。

季節のすーぷSOBA　燻秋山海～kunsyusankai～
〇皿盛
　斎藤農園のラ・フランスコンポートの燻製
　青森県産ホタテのフリカッセ
　フレッシュマッシュルームのカルパッチョ
　キノコ蟹オイル
　マコモダケのポシェ
　スイートポテトバターのバケット
〇すーぷ
　カボチャと煮干のカプチーノ仕立
〇あしらい
　ハーブサラダ
　フライドエノキ　サツマイモ

では、まずはスープから。スープはカプチーノ仕立てということで泡立ちが確認できるカボチャスープ。煮干しは下支えする感じで、蟹の香りも感じるスープはクリーミーで美味。秋にピッタリなかぼちゃスープで、後半は皿盛の具材を合わせていくことで味が変化していきます。麺は全粒粉入りの中細麺でスープと相性バッチリ。

続いて皿盛へ。まずは新鮮は葉物野菜を食べてから、帆立へ。帆立はフリカッセになっており、おそらく生クリームなどを使用して煮込んであり、帆立がたっぷりと出てきます。旨味の詰まったクリーム煮になった帆立は絶品で、そのままでももちろんですが、スープに入れて食べても美味しいです。そうすることでスープのクリーム煮が合わさっていき、コクが増します。マコモダケのポシェはマコモダケのサクッとした食感を楽しめ、甘味もあり美味。マコモダケは実は結構好きで、自分でも料理することあります。なお、「ポシェ」とは、フランス語で"茹でる"と言う意味らしいです。

フリカッセの上にはフレッシュマッシュルーム。フレッシュマッシュルームは香りよく、フライドエノキはスープに入れていただきます。スイートポテトバターのバケットはデザートのような位置づけですが、途中で食べるとちょうどいい箸休めになります。バターのコクとサツマイモの香りが相性バッチリ。そして、フリカッセの下にはラフランスのコンポートが。クリーム煮と合わせて大丈夫？と思いましたが、心配ご無用。むしろ最後はクリーム煮をたっぷり絡めていただきました。しかも燻製になっているので香りもいいですね。最後はゆっくりとスープも完飲。

今回の手の込んだラーメンの粋を出たフルコース麺料理に大満足。ここまで手が込んでいて品数も多いので1900円なんか安く感じちゃいます。どうもご馳走様でした。

R5.11.4（土）12:05 訪問

三連休の中日は家でのんびり。ということでランチにチリエージョさんを訪問です。狙いは豚バジルラグーを使用した限定で、迷わずオーダー。以前豚バジルラグーをご飯で食べた際に、ラーメンにして欲しいとお願いしていたところ、なんとそのメニューが限定で実現したので、いつも以上にテンション上がりますね。しかもクリーム系という要望まで応えてくれまして感謝です。

まずはラグーを合わせずそのまま。スープは旨味の詰まったトマトクリームスープで、トマトの香りに加えて、玉ねぎの甘さがアクセントに。クリーミーなスープのベースは動物系等のブロードかと思いますが、コクがあり豚ラグーなくても文句なしに美味しい洋風スープです。玉ねぎはしっかりと煮込まれた状態で存在しており、麺に絡めていただきます。麺は中細の全粒粉入りの麺でスープと相性バッチリ。

具は、メインの豚バジルラグーに加えて、フレッシュな野菜、玉ねぎ、揚げキノコ、トマト、サツマイモチップ、バケット、味玉など。豚バジルラグー（ラグーは肉や魚介類、野菜などを煮込んで作るソースの総称）は豚肉を煮込んで作られており、柔らかいほぐし豚のペーストのような感じ。香辛料等も使わており、これを合わせることで一気に肉のコクがプラスされ、味わいが豚中心に変化します。さらにバジルが合わさればバジルの香りも加わり文句なしの味わいに。ご飯で感動した味がラーメンになり、さらにトマトクリームスープとも相性バッチリです。ラグーを混ぜる前後で全然違う味を楽しめるのもチリエージョさんらしいです。スープに浸して食べるバケットやとろーり半熟の味玉もGOOD。味玉、ありがとうございます。

最後は当然スープも完飲。念願の豚バジルラグーを活かしたチリエージョさんらしい洋風ラーメンに大満足。どうもご馳走様でした。

R5.10.31（火）17:00 訪問

ハロウィン限定メニューを提供するとのことで、仕事を調整して早めに訪問。記名して待機し、定刻少し前にオープンし順次入店です。オーダーは迷うことなくハロウィン限定メニュー。ハロウィン限定は以下の内容となっております。さらに食べている途中でやっぱり専用飯も欲しいと思い、スパイシーガーリックシュリンプミニ飯も追加です。

10/31一日限定　ハロウィン限定SOBA
紅秋戯曲 beniakigikyoku
〇皿盛り
バターナッツのグラタン　豚タンの赤ワイン煮込み　ソースペリグーアラジャポネーゼ　カシスピュレ　斎藤農園の紅玉コンポートの燻製
〇あしらい
斎藤農園の完熟サルナシ　栗のノワゼット　一町田セリ　揚げキノコサツマイモ
〇スープ
カボチャお化けが悪戯した海老浅利塩カエシのシャモロックスープ

では、まずはラーメンの器から。スープはシャモロックをベースに海老や貝が効いたあっさりながらコクのある一杯で、初動から感動の味わいですが、なんと下にはカボチャペーストが入っており、さらにトマト？も効いており（後でトマトソース、オニオンジャム、カボチャとキノコオイルのピュレと教えていただきました）、後半になると濃厚なかぼちゃポタージュのように変化していきます。まさに悪戯ですね（笑）麺は全粒粉入りの風味豊かな麺で、菊の花がビジュアルに貢献しています。ちょうど弘前城の菊と紅葉祭り開催中なので、季節感もバッチリです。

続いて、皿盛りへ。まずは肉から。肉は豚タンの赤ワイン煮込みで柔らかく旨味が詰まっており文句なしの味。タンですが、臭みはまったくなく、こんな美味しい豚タンは初めてだと妻も感動です。このソースがメニューにある「ソースペリグーアラジャポネーゼ」かな？ソースペリグーとは「トリュフの名産地である、フランスのペリゴール地方が起源となるソース」とのことですが、こちらは「揚げたキノコ達と赤ワインで煮た豚タンを昆布だしと漬け込み、そのキノコと汁を煮詰めポートワインの煮詰めたものと合わせた」とのこと。こんなオリジナルソースはこちらでしか味わえませんね。さらに、途中でサツマイモチップの上にあるカシスピュレ付けてみましたが、これも相性バッチリです。

皿の下にはバターナッツのグラタン。バターナッツは南瓜なので、カボチャのグラタンですね。このグラタンがまた絶品。途中で少しスープにも入れてみましたが、スープとも合いますね。紅玉コンポートの燻製は甘酸っぱい紅玉と燻製の香りが相性よく、これ単独でウイスキーのアテにしたいです。サルナシは甘さが強く少しブドウみたいな感じで、栗も美味。

最後はスパイシーガーリックシュリンプミニ飯をスープに投入しリゾット風に。ニンニクと海老の効いたご飯はそのままでもいいですが、カボチャスープと合わせると極上の〆リゾットに。最後はご飯と共にスープも完飲です。

ハロウィンの夜に豪華なコール料理のような麺を食べることができ大満足。どうもご馳走様でした。

R5.10.15（日）11:00 訪問

チリエージョさんにて急遽松茸を使った限定が提供されるとのことでワクワクして訪問です。開店前に到着し、記名ボードに名前を書き待機。車内で夫婦で待機していたので、待ち時間はまったく苦にならず、オープンし順次入店です。オーダーは私は当然限定の焼き松茸soba、妻は限定のトマトクリームきのこsobaの濃厚。そして、豚とバジルのクリームラグー飯（200円）もオーダーです。松茸sobaは青森県産の松茸を丸々一本使用しており、松茸は8本なので、8杯限定。当然すぐに売り切れてました。というか、国産天然松茸丸々1本で2200円で大丈夫なのかな？と思っていると着丼です。

まずはメインの器から。松茸が丸々一本のっており、着丼した瞬間から松茸の香りがすごいですね。スープにも松茸の風味がうつってますよ。スープは海老や魚介系の旨味が詰まった清湯で、松茸がなくても極上のスープで、温度低下していくと海老などの旨味を強く感じるようになります（スープは海老と太刀魚、オリーブオイルとのこと）。麺は全粒粉入りの中細麺で、喉越しよくスープと相性バッチリ。麺の器には松茸以外にチャーシューとネギがのり、チャーシューは燻製にしているようで、香りよく柔らかく美味。奥入瀬ガーリックポークのもも肉とのことです。

そして、松茸は青森県産（下北半島だったかな？）の天然松茸で、香りが素晴らしく、まさに秋の風物詩。久しぶりに松茸食べましたが、毎年1回は食べたいですね。しかも県産の天然松茸というのがいいですね。別皿にあるすだちとの相性もバッチリです。

これだけで終わらないのがチリエージョさんで、別皿には手の込んだ県産野菜達。春菊の鮫出汁浸し、茄子の海老焼き津軽味噌田楽、蕪の山椒蒸し、サツマイモチップ、揚げ茸がのっており、春菊は和出汁が染みておりスープとも相性バッチリです。茄子は味噌田楽で、この味噌がコクがあって、蕪とも合います。ゆっくりと松茸と県産野菜の料理を堪能し、最後は当然完飲。

なお、豚とバジルのクリームラグー飯はサイドメニューランキングがあったらナンバーワンつけるであろう逸品で、妻も超絶感動してました。どうもご馳走様でした。

R5.10.4（水）12:35 訪問

少し久しぶりになってしまったチリエージョさん。今回は秋らしい茸の限定「キノコクリームsoba」狙いでの訪問で、100円プラスで濃厚に変更できるので濃厚バージョンをオーダーです。そして待つこと10分ほどで着丼です。

スープは一口飲んだ瞬間に茸の旨味がガツンと伝わり、クリームといってもドロッとしたポタージュのような感じではなく、さらっとしてクリーミーなスープとなっており、流石チリエージョさん！とその場で拍手したくなるような味です。味の中心はキノコですが、おそらく動物系の旨味も合わさり（後でシャモロックの清湯やポルチーニクリームを使用していると教えていただきました）、奥行きのあるコク旨クリームスープです。まあ完飲はスープ飲んだ瞬間に決定です。麺は全粒粉入りの中細麺でスープと相性バッチリ。

具は、たっぷりの茸に加えて、チャーシュー、葉物野菜、さつまいもちっぷ、牛蒡チップ、フライドガーリックなど。茸はエノキを揚げたものがたっぷりと上にある、下からはしめじや巨大な椎茸。食べていると次々とキノコが出てきます。これらを絡めて麺を啜ると、茸の香りがさらにUPしてGOOD。チャーシューは柔らかい豚バラ肉で、ジューシーで旨味の塊。肉、サービスありがとうございます。牛蒡チップは後半になると茸スープをしっかりと吸って、この状態がこれまた最高。もう全部が美味しくて、するっと完飲です。後半、少しだけ柚子と茗荷の香りがしたような気がしたのは気のせいかな？（サラダのドレッシングに使用していたと後でお聞きしました）

茸の旨味が爆発したクリームスープに大満足。茸を旨味をこれほどガツンと感じるラーメンはこれまでに経験ないかもです。どうもご馳走様でした。

R5.9.2（土）11:50 訪問

なんと、チリエージョさんにて煮干結社さんとのコラボ企画が急遽発動とのこと。フリー分もありますが、予約できるメニューだったので、事前に予約して訪問です。提供日は9月2日と3日の二日間。煮干結社の鎌田店主がチリエージョさんの厨房にいる光景を見ているだけてテンション上がりますね。お会計は先会計で、この2日間は限定メニューのみの提供です。

正式名称「劇団チリ結社　煮干結社×チリエージョ　第3回公演　出陣！嶽麓-DAGE ROCK-　ツヨシの夏～晩夏に咲く御衣黄～爆音奏でるninjaかな　2000円」

スープに使う食材は「嶽きみ、伊吹いりこ、広島白口、牛深キビナゴ」となっており、嶽きみは加賀谷農園さんの嶽きみ。さらに塩ダレに弘前の地酒、豊盃を使用とのこと。そんなスープは煮干の旨味に嶽きみの香りと甘味が合わさった淡麗スープで、すっきりしつつ、しっかりと素材の味が引き出されており美味しいです。嶽きみの出汁が煮干の負けず、両者が拮抗するバランス型です。麺はチリエージョさんと煮干結社さんの麺を合わせた全粒粉入りのハイブリッド麺で、2種の食感を楽しめます。スープと相性バッチリです。

続いて、別皿の具材たち。高級フレンチに食べにきたようなプレートですね。ラインナップは以下の3種です。

①奥入瀬ガーリックポークと豚タンの赤ワイン煮　嶽きみと金目鯛のフラン
②奥入瀬ガーリックポーク　バラ肉のグリル　ほうじ茶薫り　旬菜　嶽きみ、海老のドレッシング
③奥入瀬ガーリックポークのムース　白菜のエチュベ　嶽きみのラペ　青森アップルトマソース

赤ワイン煮は柔らかく、コクがありそのままでも十二分に美味しい肉料理ですが、嶽きみと金目鯛のフランをたっぷり絡めていただくと、よりコクが増し、嶽きみの甘さがアクセントに。バラ肉のグリルに合わせるのはなんとお茶（かぶせ茶とほうじ茶）。そして、嶽きみ、海老のドレッシング。グリルはジューシーでしっかり肉を喰らっている感があり、お茶の香りがベストマッチ。海老のドレッシングとの相性もよく、旬菜とドレッシングの組み合わせもGOOD。最後のムースは滑らかな食感で、白菜のエチュベ、嶽きみと共にいただきます。リンゴとトマトのソースがちょうどいい味変になり、後半は各種具材を少しスープに入れて楽しみます。特に海老のドレッシングとムースがスープと相性よく、当然スープは完飲。

これで終わりと思いきや、デザートも。デザートは嶽きみのソルベで、なんと生クリームなどの他の食材や調味料は一切使用していない嶽きみオンリーで作ったとのこと。それでこの甘さは素晴らしく、食感も絶妙。滑らかでありつつ、嶽きみの食感も残しており最高です。

嶽きみをスープにも具材にもフル活用した豪華なコラボメニューに大満足。たまたまお客さん入れ替わりのタイミングで普段忙しそうなあまりお話できない店主さんたちも会話できて楽しい時間になりました。どうもご馳走様でした。

R5.8.27（日）11:40 訪問

今年の8月1日で6周年を迎えたチリエージョさんの周年限定メニュー。毎年「出陣！」というネーミングが出される完全予約制の周年限定メニューを予約して夫婦で訪問です。今回のお品書きは以下の通りです。

出陣！final　魂灰-ARIGATO-
①県産野菜のインサラータ　青森イチゴドレッシング
②奥入瀬ガーリックポークと豚タンのモザイク　弘前カシス風味　県産野菜と浅野トマトのカポナータ添え
③金木産馬肉赤身のタタキ　県産長芋とニンニクPotiじゃがのクリームソース　レタスオイル
④ヤマセ蕪の山椒コンフィ　県産人参のグリル　県産ブロッコリーのアヒージョ風
⑤浅野トマトのペースト　県産ビーツとメークイン
⑥県産鶏白湯と鯵と金目鯛干物の合わせスープ
⑦嶽きみ県産三つ葉

では、1つずつ頂いていきましょう。⑥と⑦以外はすべて豪華な別皿で提供されます。まずは、県産野菜のインサラータ。野菜はレタスなどの葉物野菜で、そこにイチゴのドレッシング。青森は実はイチゴもたくさん採れます。苺のドレッシングは香りよく、シャキシャキ新鮮野菜と相性バッチリ。ちょうどいい前菜になります。続いて、奥入瀬ガーリックポークと豚タンのモザイクですが、これはリエットのようになっており、旨味たっぷりで感動の味わい。もちろん、そのままでも美味しいですが、後半はラーメンに入れてもGOOD。そこに合わさるカポナータは茄子などの野菜のトマト煮込みで、こちらも肉と同様、そのままでもラーメンと合わせてもOKです。

豚の次は、お馬さん。馬肉は金木産の馬肉で、そこに長芋とジャガイモのクリームソース。ここに出てくる「Poti」は私のことですね（笑）。私が栽培した無農薬のジャガイモでございます。馬肉はタタキになっており、濃厚な馬肉の旨味を噛みしめることができ、ソースはニンニクが効いた長芋＆ジャガイモソース。緑のオイルはレタスオイルで、このソースをたっぷり絡めていただきます。

ヤマセ蕪は山椒風味で、人参は甘味があり、馬のクリームソースをつけてもいいですね。ブロッコリーはアヒージョ風なのでニンニクが効いており、じゃがいもチップやビーツは箸休め的に。

では、ラーメンに。スープは鯵と金目鯛干物を合わせた鶏白湯で、さらっとしていますが、鶏の旨味はド濃厚な鶏白湯。どうしても視線が具の皿にいきますが、このスープは感動もの。麺は全粒粉入りの中細麺で、スープと相性バッチリで、具は三つ葉と嶽きみ。そして、具材を入れて楽しんでいくことで、味がどんどん変わっていき、特に豚のモザイクやカポナータ、各種ソースを入れることで味に厚みが増していきます。私はガンガン色んなものを入れていき、妻は恐る恐る入れていたので、最終的には全然違う味のスープになってました（笑）。

超感動の周年限定特別メニューに大満足。県産食材にこだわった店主さんの今の集大成というだけあってとんでもない完成度でした。周年限定sobaの「出陣！」は今回でラストのとのことですが、これからも目が離せないお店です。どうもご馳走様でした＆こんな素晴らしい限定のメニュー表に名前入れてもらって感謝です。

R5.8.18（金）12:45 訪問

ランチタイムにチリエージョさんを訪問。ちょうど店内満席で、少し外待ちしてから入店です。限定の中から「カタクチ太刀魚パイタン」をオーダーし、温かい麺と冷やし麺から選べるので冷やしを選択。先日は醤油で提供されていましたが、この日は塩とのことで、待つこと10分ほどで着丼です。

スープは白湯といっても粘度のあるスープではなく、さらっとした白湯スープで、口に入れた瞬間、煮干しの旨味がガツンと広がります。メニュー名の通り、カタクチイワシと太刀魚が使われているのかと思いますが、魚の旨味が強く、少し塩分高めの冷やしスープは夏にピッタリな味わいです。カタクチは牛深産とのことです。途中で2種のペーストが加わることで、味が変わっていき、1つはトマトペーストで、もう1つは何だろ？深みのある味ですが、何かさっぱり分からなかったです。難しい。。。あとで、弘前しいたけとポルチーニのペーストと教えていただきました。麺は全粒粉入りの中細麺で、香りよくスープと相性バッチリ。

具は、チャーシュー、姫竹、ごぼうのコンフィ、海苔、ネギ、玉ねぎなど。チャーシューは3枚入り、どれも肉厚で柔らかく旨味が詰まっています。県産豚の赤ワイン煮かな？冷やしの中でもずっと美味しく食べられるのは調理技術がよく、上質な肉な証。その他の具材も相性よく、するっと完食・完飲です。

カタクチと太刀魚を使った白湯スープに大満足。こういう白湯スープはなかなかないですね。さすがチリエージョさん！どうもご馳走様でした。

R5.8.13（日）11:20 訪問

チリエージョさんにて提供中の冷やしスイカsobaがこの日までとのことで、久しぶりに二人で訪問です。開店前に記名すると、既に6番目で大人気。そして定刻になり順次入店です。テーブル席に座り、私は冷やしスイカsoba、妻は冷やしレモンsoba、そしてバジトマを二人でシェアでいただきます。そして、豪快にスイカがのった一杯が着丼です。

まずは一度スイカを非難させて麺をいただきます。タレは動物系や野菜のブロードと思われる醤油ダレで旨味が詰まっており、そこに粉チーズやガーリック、スイカの味が合わさり、なんとも不思議な味わいです。スイカのラーメンなんて初体験ですが、夏にピッタリな味です。後でお聞きしたところ、「鶏と豚のブロードにすいかジュースを合わせている」とのことです。麺は全粒粉入りの中細麺で、スープと相性バッチリ。

具はスイカの他に、野菜、生ハム、ライム、スイカの皮で作ったマリネ。野菜はフレッシュな葉物野菜で麺を絡めていただきます。生ハムはしっとりとしていて旨味があり美味。ライムは途中で絞るといい味変になります。マリネはバルサミコやオリーブオイルで作ったとのことです。

そして、大きなスイカは屏風山スイカという青森のブランドすいか。甘味が強く、香りよく、そしてジューシーなのが特徴的。お皿の上で食べているとスイカの汁がタレに入っていき、さらにスイカ感がUPです。最後にバジトマのジェノバソースを入れると、これまだいい味変に。最後はタレもそのままほぼいただきお会計。

スイカを使った新しいラーメンに大満足。チリエージョさんの冷やしはどれもこれも個性的で完成度高く、最高です。どうもご馳走様でした。

R5.8.1（火）13:00 訪問

少し遅めのランチタイム。この日で6周年を迎えたチリエージョさんを訪問です。周年限定メニューの「濃厚鶏白湯のトマト水つけsoba」をオーダーし、待つこと数分で着丼です。

まずは麺から。麺は全粒粉入りの香りのよい中細麺で、トマト水に浸っています。昆布水ではなく、トマト水に浸った麺なんて初体験です。トマトの香りと軽やかな酸味がる冷たいトマト水に浸った麺はそれだけでも美味しいです。トマト水には昆布も使用しているようです。麺の上には、トマト、キウイフルーツ、レモン、チャーシュー、玉ねぎがのり、ソースはキウイソース。キウイソースを使ったラーメンなんて初体験です。キウイソースは酸味と香りを活かした唯一無二のソースです。チャーシューは柔らかくジューシーで、ガーリックポークのもも肉とのこと。

つけ汁も冷たいつけ汁になっており、鶏の旨味が詰まった白湯スープ。鶏白湯の冷やしってどうやったらできるんだろう？と不思議に思いながらいただきます（後程、鶏白湯を冷やしてゼリー状になったスープをミキシングして空気を入れたと教えていただきました）。つけ汁にはオリーブオイルやネギが入り、トマト水に浸った麺を付けて食べていくとトマトの味も追加されていきます。途中でサービスで頂いたバジルトマトをいただき、ジェノベーゼソースをチャーシューにつけて食べるのも最高。最後はトマト水でつけ汁を割り、極上トマト冷やし鶏白湯スープを完飲し、FINISH。

トマト水に浸った麺に冷たい鶏白湯というまったく新しいつけ麺に大満足。どうもご馳走様でした。そして改めて周年おめでとうございます。これからもよろしくお願いします！

R5.7.13（木）18:20 訪問

久しぶりに夜営業のチリエージョさんへ。カウンター席に座り、口頭で限定の鶏白湯カポナータをオーダー。塩と醤油から選べますが、おススメを聞くと塩とのことだったので塩を選択です。子供連れのお客さんも来て、子供たちの元気な姿に心が癒されます。そして、待つこと数分で着丼です。

スープは旨味のたっぷりと出たとろみのある濃厚な鶏白湯で、じゃがいもを使っているようなポタージュのようなスープ。濃厚なんですが、クドい感じや鶏白湯によくある唇がカピるような感じはまったくなく旨味は濃厚だけど上品なポタージュを飲んでいるような気分です。なお、この白湯スープは「シャモロックの清湯に県産鶏ももをシャモロックの油で炊き上げた」と教えていただきました。そこにカポナータが合わさることで、トマト煮込みの味が鶏白湯と合わさっていき、こういう変化を楽しめるのがチリエージョさんの魅力の1つです。トマト煮込みと白湯スープの相性バッチリで、トマトが程よい味付けで支配的にならないのがいいですね。

麺は全粒粉入りの中細麺で、スープとの相性バッチリ。具は、上述のカポナータに加えて、各種野菜類、チャーシュー、フライドガーリックなど。カポナータには茄子、ズッキーニ、玉ねぎ、椎茸などが入り、それらの野菜をトマトで煮込んであります。カポナータはラタトゥイユと似ていますが、白ワインビネガーなどで味付けをする点が異なるようです。チャーシューはサービス。いつもありがとうございます。しかもこのチャーシュー（県産豚のワイン煮）がとろける肉質で美味。最後は具沢山な煮込みが合わさったスープもすべていただきお会計。

カポナータを鶏白湯と見事に融合させた一杯に大満足。どうもご馳走様でした。

R5.7.5（水）11:50 訪問

少し久しぶりになってしまったチリエージョさんへ。狙いは限定の冷やしマルゲリータsobaで、カウンター席に座り、予定通りマルゲリータをオーダー。七夕用の短冊に願いごと書きながら待つこと数分で素敵なビジュアルの一杯着丼です。

まずは全体を混ぜずに基本のスープと麺をいただきます。スープというかタレは、醤油ベースの冷製スープで、動物系や香味野菜のブロードかと思いますが、今回は節的な香りを強く感じた気がします（あとで、恒例となっているインスタ投稿への店主さんの答え合わせタイムに、太刀魚を使っていたと教えていただきました）。麺は全粒粉入りの中細麺で香りよく、タレと麺だけでも十分美味しくいただけます。そこに、バジルペーストやトマトなどが合わさることで一気に味が変化します。

全体を混ぜるとトマトの香りと軽やかな酸味にバジルがアクセントになり、チリエージョさんらしい洋風な味わいに。スープ量が汁そばよりは少なめなので、トマトソースやバジルが合わさることで冷やし汁なしラーメンのようになります。トマトが上質で新鮮なためだと思いますが、青臭さや負の部分はまったくなく、トマトのフレッシュな味わいを楽しめます。県産のフルーツトマト100％とのことです。バジルや粉チーズとの相性もバッチリで、フレッシュなモッツアレラチーズも美味しいですね。モッツアレラチーズは食べやすいサイズでたっぷりと入っています。

その他の具材は、生ハム、野菜、フライドガーリックなど。生ハムはしっとりとしており、タレと相性よく、量も多めに入れていただきました。ありがとうございます。ヤサイは新鮮な葉物に加えて、トマトやサツマイモチップなど。タレと具材をのせて食べるバケットも文句なしで、最後は野菜やモッツアレラチーズを拾いながらスープも完飲。

前回食べた冷やしジェノベーゼに続き、今回の冷やし洋風sobaにも大満足。まだまだ夏は長いので、こちらの冷やしシリーズ楽しみです。どうもご馳走様でした。

2023年6月17日（土）購入

この日は弘前の花火大会があり、それに合わせて限定おつまみパックを販売。予約制で1人前1000円となっており、2人分購入です。受け取ってから会場に行き、場所を確保。花火はじまる前から乾杯です。運転手なので自分はノンアルですが。

さて、おつまみパックですが、内容はポルケッタ、鶏ももの香草パン粉焼き、リエット、サラダのセットで1000円とお得なラインナップ。しかも肉たっぷりで、ボリュームもあります。ポルケッタは柔らかくてとろける豚肉にジェノベーゼソースが抜群に合います。鶏ももはマスタードがのり、このマスタードが相性バッチリ。リエットはおつまみにピッタリで、クラッカーとともに。そのままでも最高のつまみになります。サラダも美味しい野菜で大満足。

チリエージョさん、来年もおつまみパック販売よろしくです。

R5.6.7（水）12:35 訪問

ランチタイムにふらっとチリエージョさんへ。ジェノベーゼの限定狙いでの訪問です。ジェノベーゼは温かいVer.と冷たいVer.があり、なんとすでに温かいVer.は売り切れとのこと。すごい人気ですね。でも最初から冷やし狙いだったので、ちょうどよく冷やしをオーダー。それもラスイチだったので危なかったです。さらにグリルチキン＋250円もオーダーし、待つこと数分で素晴らしいビジュアルの一杯が着丼です。

まずは、ジェノベーゼのない部分から。スープは醤油ベースの冷たいブロードスープで、そのままレンゲで飲むと少し味濃いめですが、旨味がたっぷりで、麺や野菜と共に食べると、これだけで絶品冷やしラーメンになります。素材の味が濃縮されたようなスープで、動物系＋野菜のブロードかな～と思いますが、細かいことは分からないです。まあ美味しければOKということで（笑）。後で、シャモロックと豚のブロードにオニオンオイルやハーブ乾物を加えたスープと教えていただきました。

そして、途中でジェノベーゼを混ぜていくと、一気に味が変わります。バジルの香りとニンニクのパンチが合わさり、スープ量がそこまで多くないので、冷やし洋風汁なしそばのような感じになります。パスタチックな一杯はチリエージョさんらしい洋風ラーメンで、フライドガーリックや粉チーズもいいアクセントになります。バジルペーストには県産ニンニク、松の実やアーモンドに加えて、なんと煮干しも使われているとのこと。アンチョビの代わりに煮干しを使うとは流石です。

麺は全粒粉入りの中細麺で、コシがあり風味豊か。スープやジェノベーゼソースとの相性はバッチリです。具は、ジェノベーゼソース、フライドガーリック、粉チーズの他に、たくさん野菜類とグリルチキン。野菜類はフレッシュな葉物から揚げゴボウ、トマト、カブまで入り、新鮮な地元の野菜達をたくさん食べられます。グリルチキンは多めに入れていただきました。いつもありがとうございます。ジェノベーゼソースを絡めて食べる柔らかい県産鶏もも肉は鶏肉の濃厚な味を楽しめ美味。これは付けて正解でしたね。ワインのアテにしたいです。そして、最後は当然スープも完飲。

チリエージョさんらしい洋風ジェノベーゼラーメンに大満足。今年もチリエージョさんは冷やしの限定を何十種もやると思うので、夏の間楽しみです。どうもご馳走様でした。

R5.5.19（金）18:00 訪問

チリエージョさんで季節ごとに提供される超限定の「すーぷsoba」。今回も予約制を基本として、残数があれば通常販売もあるとのことですが、予約をして夫婦で訪問です。予約開始早々に初日分は完売したようで、予約して正解。では、ラーメンへ。今回は具はすべて別皿で、ラーメンの丼は麺とスープのみ。そして、具の皿が豪華ですね。ラーメン屋とは思えない高級フレンチのようなビジュアルです。

スープはこの季節にピッタリな桜ガニを使用したスープで、なんと桜ガニ（トゲクリカニ）のメスのみを使用した純度100％の蟹スープとのこと。メスなので卵も入り、蟹の旨味が全開です。一口目から感動の味わいです。オイルからも蟹の風味を感じます。麺は麺は全粒粉入りの中細麺で、香りがよくスープと相性バッチリ。この麺とスープだけでも大満足の味わいです。そして、後半になると菊芋らしき味が。店主さんにお聞きすると、蟹のスープの下に、菊芋とニンニクのピュレが入っており、スープが二層構造になっているとのこと。なので、後半にかけて味が変化していきます。菊芋とニンニクも青森県産かと。

続いて、具の皿へ。まず目に入るのがアスパラにかかった青いソース。このソースにレモンをぽたぽたと絞ると、なんとその部分がピンク色になり、桜の花が咲いたようにになります。夜桜をイメージしたとのことです。この演出はバラフライピーによるものだということです。バタフライピーはハーブティーとかに使われる植物です。

魚はメバルで、ソースはバジルかと思いきやわさび菜を使用したソースとのこと。そこに合わさるゴボウのコンフィは山椒で味付けされています。メバルは身はふわっとしており、ジューシーな皮も美味。肉はジューシーで旨味の詰まった長谷川豚で箸で切れるくらい柔らかいです。ソースは私はイチゴとカシスかと思いましたが、弘前カシスとリンゴとのこと。妻がリンゴ当ててました。さらに蟹の身のペーストのようなものが入った器があり、食べてみると蟹の味に加えて少し酒粕を感じます。具材をつけたり、スープに入れたりしながらいただき、最後はこのペースト効果もあり、さらに蟹感が増したスープを当然完飲。

いつもの限定ももちろんすごいんですが、やはり季節のすーぷsobaはその中でもさらに抜きん出てますね。青森県の食材である、桜ガニ、メバル、長谷川豚、菊芋、ニンニク、弘前カシス、リンゴを見事に活かした旬の地産地消メニューに大満足。どうもご馳走様でした。

なお、本限定は24日まで1日10杯程度で提供されており、予約優先ですが、当日販売もあるかもです。この機会にしか食べられないのでぜひ！

R5.4.28（金）11:30 訪問

チリエージョさんにて旬を迎えたメバルを使った限定を提供とのことで訪問です。この日はさくらまつりの影響もあってかいつもより混んでおり大盛況です。カウンター席に座り、狙いの限定をオーダー。＋100円で濃厚Ver.に変更できるとのことで、そちらもお願いします。そして、ワクワクしながら待っていると着丼です。

スープはメバルの旨味がしっかりと主張するトマトベースの濃厚ブイヤベーススープで、魚の旨味とトマトの味わいがベストマッチ。旨味の塊のようなスープは魚の味全開ですが、臭み等は一切なく、メバルの旨味を堪能できます。メバルってこんな旨味出るんだ～と改めて感動です。途中でメバルの身を使ったクリーム煮が合わさっていくことで、さらにメバルの香りと旨味がUP。またこのクリーム煮が美味しくて、そのまま持って帰ってパンにのせてつまみにしたくなります。麺は全粒粉入りの中細麺で、喉越しよく、小麦の風味もあり美味。スープと相性バッチリです。

具は、メバルのクリーム煮に加えて、チャーシュー、玉ねぎ、椎茸、ブロッコリー、パプリカ、トマト、ネギ、サツマイモチップ、ラディッシュ、エンドウ豆など。メバルのクリーム煮はメバルのほぐし身を使ったクリーム煮でコクがあり美味。量も多めで、後半はクリーム煮の効果でメバル感がUPすると共にマイルドな味わいに。チャーシューは長谷川豚の赤ワイン煮かな？柔らかくジューシー。他の野菜達もどれも美味しく、最後はメバルの身をすくいながら、スープも完飲。

旬の県産食材メバルを見事に活かした一杯に大満足。なお、後で「メバルはフィレにして焼いて、アラと白ワインを煮込んだ＋隠し味にポルチーニ」とお聞きしました。アイデアがすごいですね。どうもご馳走様でした。

R5.4.6（木）17:30 訪問

チリエージョさんで久しぶりに二郎系提供とのことで訪問。海老出汁や味噌にもできるので迷いましたが、シンプルにノーカスタマイズで二郎系をオーダーです。そして、ワクワクしながら待つこと数分で着丼です。

まずはカレーや背脂を混ぜずにそのままのスープを。スープは動物系の旨味がしっかりと出た清湯で、豚メインのブロード。普通の二郎系なら乳化してるかどうか、豚感や背脂、液体油の量、醤油の強さを書くだけなので簡単にレポ書けますが、ここのスープはそんな風には表現できないです。上にある背脂は青森ブランド長谷川豚の味付き脂で、ブランド豚なだけあって、旨味が詰まっています。上品な甘さがあって、これをライスにのせて脂飯にしたくなります(笑)。この背脂ですが、「津軽醤油を使用し、エシャロットのシャリアピン風で煮付けた」とのことです。

麺は中細の全粒粉を確認できる麺で風味よく、スープとの絡みは文句なし。小は麺1玉分なので、麺量は通常のラーメンと同じです。具は背脂のほかに、豚2種、野菜、フライドガーリック、フライドオニオン、トマトキーマ。豚はジューシーなバラ肉と大量の端豚。肉がすごいたっぷり入っていて、しかもブランド豚なのでお得感がすごいです。さらにスモークまでしているので風味も最高です。今年の肉選手権優勝！野菜は二郎らしいモヤシとキャベツの他に、ラディッシュやサツマイモチップ的なものも。フライドガーリックはいいアクセントになります。

そして、トマトキーマはコクたっぷりの濃厚カレーで、トマトの軽やかな酸味がアクセントに。これを絡めて食べると一気にトマトカレー二郎へ変化。タイトルにある通り、「カレーとトマトを効かせるってコウイウ事」が理解できました。

チリエージョさんらしい新しい二郎系に大満足。桜郎シリーズ、これからも期待してます。どうもご馳走様でした。

R5.3.16（木）11:45 訪問

チリエージョさんにて牛を使った「牛sobaプレミアム」を提供するとのことで早速訪問です。この日からスタートして、何日間か仕様を変えながら提供していくようです。カウンター席に座り、口頭で牛の限定「黒毛和牛soba」をオーダーし、待つこと数分で着丼です。肉たっぷりでテンション上がります。

スープは牛の旨味がたっぷりと出た塩清湯で、牛のスープというと甘味があって飽きやすくなりがちですが、こちらはその心配はまったくなく、牛の香りと旨味を見事に抽出しています。旨味十分なのにしつこくない感じですね。少しトリュフ的な香りがします。後で聞いたところ、出汁は牛100％で、カエシには浅利と津軽海峡塩が使われているとのことです。また、県産ニンニクと菊芋のピュレがのり、これがいいアクセントに。ニンニクはもちろん菊芋の香りも確かに感じます。麺は中細の全粒粉の確認できるストレート麺で、スープと相性バッチリ。

具はメインの牛肉に加えて、玉ねぎ、エンドウ、金柑。牛肉は弘前にある「炭火焼炎en」というお店がセレクトした肩ロースで、柔らかくとろける味わいで、食べると脂がじわーと溶け出し、肉の旨味が口いっぱいに広がります。そんな高級な牛肉がたっぷりと入っています。岩手の「門崎丑」という牛を使っているようです。最後はスープをゆっくり楽しみ、お会計。

高級牛を使ったチリエージョさんらしい地産地消ラーメンに大満足。菊芋も青森の「だいちのやさいファーム」というところのものを使用しているとのことです。どうもご馳走様でした。

R5.3.13（月）12:35 訪問

ランチにチリエージョさんへ。最近は麺友さんや妻と行っていたので、一人で行くのは少し久しぶりです。カウンター席に座り、限定の「オニオングラタンすーぷsoba」をオーダー。醤油と味噌が選択可能でしたが、シンプルに醤油を選択し、待つこと数分で着丼です。

スープは玉ねぎがたっぷりと入った動物系の旨味たっぷりの洋風スープ。チャーシューとは別にスープにも肉がたくさん入っており、最初なんだろ？と思いましたが、正体は生ハム。そして、スープのベースはシャモロックと長谷川豚といった県産のブランド食材達で、このブロードスープをベースに玉ねぎや生ハムを煮込んでいるようです。玉ねぎはじっくりローストしたとのことで、手が込んでいるのが分かります。素材の旨味と玉葱の甘味がたっぷりと出た洋風スープは上質なコンソメスープを飲んでいるような感じですかね。さらに、マスタードも使われており、その香りがいいアクセントになります。

そこにチーズが合わさっていくことで、メニュー名の通り、オニオングラタン味に変化していきます。グラタンといってもドロドロしているわけではないので、飲むグラタンスープですね（笑）。麺は中細の全粒粉の確認できるストレート麺で、程よくコシがあり、スープと相性バッチリ。

具は豚チャーシュー、チーズ、トースト、野菜達。チャーシューは長谷川豚の赤ワイン煮。ジューシーでトロトロの旨味たっぷりチャーシューはいつも通り文句なしの味で、今回は炙ったモッツアレラチーズと共に食べことでさらに極上の味わいに。チーズはモッツアレラ以外に粉チーズも使われています。スープが染みたトーストやフレッシュな野菜達もいつも通り美味しいですね。最後は、スープもほぼ完飲。

チリエージョさんらしい独創的なオニオングラタンラーメンに大満足。味噌味のグラタンスープも気になるところです。オニオングラタンはこれからもたまに提供していくようなので、いつか味噌チャンスもあるかな。どうもご馳走様でした。

R5.3.2（木）11:30 訪問

限定で鮫を使ったカレーを提供とのことで夫婦で訪問。カウンター席に座り、予定通り「青森SAMEカリーsoba」を醤油でオーダーです。なお、味噌も選ぶことができるとのこと。妻はもう1つの限定の「鮮魚と蟹のブイヤベースsoba」を選択し、待つこと数分でカレーsoba、ブイヤベースsobaの順で着丼です。

スープは鮫節がたっぷり使われた和風テイストのカレースープ。スパイスがしっかりと効いた本格的なカレーはやや辛さ強めで、終始鮫節の香りを楽しめます。鮫節は香りよく、クセ等はなく、上品な鰹節といった感じでしょうか。カレーの味と相性バッチリで、カレーは節の味を、鮫節はカレーの味をうまく引き立てているような感じです。ベースのスープの出汁はシャモロック、長谷川豚、香味野菜とのことです。麺は中細の全粒粉を確認できる麺で、スープと相性バッチリ。

具は、チャーシュー、フレッシュな野菜達、ドライトマト、サツマイモチップなど。チャーシューは長谷川豚のバラ肉かと思いますが、柔らかく肉の旨味がしっかりとありジューシーで美味。それが2枚も。いつもありがとうございます。野菜達は当然カレーと相性よく、後半は少し汗ばみながらFINISH。

青森らしい鮫を使ったカレーラーメンに大満足。以前こちらと仲の良い煮干結社さんで鮫カレーライス食べたことありますが、それも美味しかったので、カレーとサメは合うんでしょうね。なお、妻の食べたブイヤベースsobaは旨味たっぷりで、サワークリーム的なもの（リンゴ酢のサワークリームチーズとのこと）も絶品でした（レポ書くなら92点くらいつけてたと思います）。どうもご馳走様でした。

R5.2.24（金）11:33 訪問

煮干結社さんで塩煮干を食べた後は、チリエージョさんへ。限定にも惹かれましたが、なんとなく久しぶりにデフォを食べたくなり、醤油sobaをオーダーです。

スープはチリエージョさんらしい動物系と香味野菜の旨味が出たブロードをベースにした醤油清湯。動物はシャモロックと豚かな～と思ったら、なんとこの日は大鰐シャモロック100％スープとのこと。そして、醤油は津軽醤油を使用し、かえしには豚のブロード、津軽海峡塩、ワインなども使われているようです。出汁の食材から醤油まで青森県産の食材にこだわっているのは流石です。香味油はシャモロックとオリーブオイルとのこと。麺は全粒粉を確認できる中細麺で、コシがあり風味豊かで美味。

具は、チャーシュー、牛蒡、、サツマイモチップス、玉ねぎ、ネギ、姫竹など。肉は豚バラの赤ワイン煮で、牛蒡の素揚げは風味豊かで、野菜類も美味しいのがチリエージョさんのいいところ。そして、限定の和え玉（裏メラ玉）がアップルトマポークだったので、ハーフサイズで追加。

＜限定和え玉：アップルトマポーク＞
アップルトマポークは名前の通り、豚肉と林檎を使用した和え玉で、県産の長谷川豚と林檎、トマトを使用した和え玉はパスタチックな一杯で、柔らかい旨味たっぷりの豚肉に林檎の酸味＆甘味＆香りが絶妙にマッチするオンリーワンな味わい。以前ラーメンで食べましたが、和え玉で食べてもGOOD。

デフォのレベルの高さを再認識でき、さらに久しぶりのアップルトマポークも食べることができ大満足。どうもご馳走様でした。

R5.2.6（月）11:35 訪問

ランチタイムにチリエージョさんへ。カウンター席に座り、限定メニューの中から鮫節鶏白湯と限定メラ玉（和え玉）の「ジャンキーヴァイオレット」のハーフをオーダー。待つこと10分ほどで着丼です。

スープはメニュー名の通り鮫節と鶏白湯を合わせた味噌白湯で、鶏の旨味が詰まった濃厚白湯に鮫節の香りと旨味が合わさったまさにオンリーワンの味わい。鶏も鮫節も県産の地産地消メニューで、味噌も当然津軽味噌かと。味噌のコクも十分で、旨味も塊って感じの味わいですね。何度かこちらでも鮫節食べてますが、今回が一番鮫節の味を強く感じた気がします。クセがなく旨味の強い節です。香味油は青森シャモロックの鶏油とオリーブオイルとのこと。麺は喉越しのよい全粒粉入りの中細麺で、スープと相性バッチリ。

具は、チャーシュー、パテ、味玉、玉ねぎ、牛蒡、細竹、青菜、セミドライトマト、味玉など。チャーシューはジューシーな脂身を楽しめるバラ肉2枚ともも肉。もも肉はスモークになっており香りよく美味。肉の旨味が強く文句なしの豚さんで肉多めなのも嬉しいです。こちらは県産の長谷川豚。味玉はサービス。ありがとうございます。黄身が濃く美味。その他の野菜類も相性バッチリで、臭み皆無の牛蒡もGOOD。牛蒡もほうれん草も青森県産で、パテは最初何か分かりませんでしたが、後で魚介とオリーブのパテと教えていただきました。

＜ジャンキーヴァイオレット（和え玉）＞
そして和え玉へ。ハーフサイズのオーダーもできるのが嬉しいです。今回は煮干とカシスガーリックマヨの和え玉で、カシスガーリックマヨが紫なのでビジュアルも映えますね。弘前カシスの酸味効いたマヨソースはパンチがありつつ爽やかで美味。

県産鶏と鮫節を使ったチリエージョさんらしい地産地消メニューに大満足。なお、妻の食べた「カニ出汁のトマトと銀聖鮭のズッパディペッシェsoba」は蟹とトマトのスープにブランド鮭の旨味が加わって洋風濃厚スープ。彩も素晴らしくチリエージョさんらしい洋風ラーメンでした。どうもご馳走様でした。

R5.1.21（土）17:55 訪問

銀聖鮭を使ったスペシャルな限定を提供とのことで訪問。塩と味噌を選べるとのことで、かなり迷いましたが、塩のほうが出汁が分かるかな～と塩を選択です。そして、待つこと数分で着丼。

スープは飲んだ瞬間に蟹と鮭の香りと旨味がぶわっと口の中に広がり、そのままだと蟹がやや優勢ですが、鮭玉を溶かすと鮭が前面に出てきます。味の変化を楽しめるのもチリエージョさんの楽しいポイントですね。蟹と鮭はローストしてからスプマンテでそれぞれ煮込んでいるとのこと。味の変化はさらに別皿のトリュフ入りの酒粕でも楽しめ、これをスープに溶かしていくと酒粕の風味が加わり、さらに鮭の風味を引き立ててくれるような感じ。酒粕入れた状態も美味しいですね。麺は全粒粉入り中細麺で、スープと相性バッチリ。

具は、チャーシュー2種、鮭玉、ゴボウ、芹など。チャーシューは鶏と豚の2種で、トマトペースト、バジルペーストが添えられています。豚は長谷川豚のスモークで、鶏はしっとりで、バジルと相性バッチリ。鮭玉は鮭の身で作っているんだと思いますが、この鮭玉は後で店主さんから「鮭の身にタマネギ、ディル、オリーブオイルで練り上げた」と教えていただきました。芹は岩木山の一町田のセリ。芹との相性も文句なしで、最後は当然スープ完飲です。

蟹と銀聖鮭を使用した個性的な限定に大満足。きっと味噌で食べても美味しいと思います。酒粕や地元の芹を使うあたりも流石ですね。どうもご馳走様でした。

注）
銀聖鮭：北海道の日高で獲れる稀少なブランド鮭。産卵に向けて栄養を蓄えた銀毛鮭の中から厳しい基準をクリアしたものにだけ与えられる称号。
スプマンテ：イタリアで作られるスパークリング。イタリア語でスパークリングワインのことを指す言葉。
ディル：セリ科のハーブで、魚介系の料理によく用いられる。魚のハーブとも呼ばれる。
一町田の芹：弘前市の一町田地区で作られる芹。岩木山の麓に位置し、岩木山の湧水が流れてくる場所で栽培される。冬の厳しい寒さに当たることで歯ごたえが強く美味しい芹になる。

R5.1.19（木）11:35 訪問

チリエージョさんで久しぶりの二郎系が登場。となれば行かないわけには行きません。消毒をしてカウンター席へ。口頭で限定メニューをオーダーし、待つこと10分ちょいで着丼です。野菜モリモリの一杯ですね。

スープはド濃厚な胡麻味噌トマトスープで、そこに海老が効いており旨味たっぷりです。海老の香りとトマトと酸味がアクセントになった濃厚胡麻味噌スープはパンチがありつつ繊細で美味。かなりドロッとしているので、野菜や麺を絡めて食べていくとそれらにスープが全力で絡み、スープは自然となくなっていきます。濃厚ソースを絡めて食べるパスタみたいな感じですね。二郎系といってもチリエージョ式の二郎系。こんな個性的な二郎系は他にないかと。ニンニクも効いていますが、生のおろしニンニクや刻みニンニクではなく、ガーリックって感じの効き方。カリカリに揚げたニンニクをみじん切りとのこと。

麺は中細麺で、全力で濃厚スープが絡み相性バッチリ。具は豚にたっぷりの野菜。野菜はフレッシュな葉物に加えて、ラディッシュ、紫タマネギ、揚げゴボウなど。彩はもちろんですが、この野菜に濃厚スープを絡めて食べるといくらでも食べられそうな味わいに。パリッとした揚げゴボウもいいですが、しなっとしてからも美味しい。肉は1枚はサービス。ありがとうございます。どちらもジューシーで肉の旨味たっぷりで、特に燻製してある肉は香りよく絶品。柔らかさも文句なく、固形物完食後、スープも完飲、というより麺食べていたらほぼなくなりました（笑）。

チリエージョ式の超個性的二郎に大満足。また二郎系お願いします。どうもご馳走様でした。

R5.1.5（木）11:20 訪問

今年初のチリエージョさんへ。新春の1/4～9までは牛soba専門店「牛na桜」として限定営業しています。定刻の少し前に到着し、整理券をGETし車内待機。定刻になり順次入店です。メニューは牛sobaのみですが、この日は醤油と味噌があり、かなり迷いましたが醤油を選択。ワクワク待っていると美しい一杯が着丼です。

スープはメニュー名の通り、牛をベースにした洋風醤油清湯で、牛の旨味と香りがしっかりと出ています。おそらく牛以外にも野菜などが使われているであろうブロードはまさにチリエージョさんらしい味わいで、一般的な牛骨ラーメンとはまったくタイプが異なります。牛のラーメンというと甘さが際立ちクドくなることが多いですが、これはそういう牛のラーメンとはまったく違いますね。さらにオイルにはトリュフが使われており、トリュフの香りも楽しめます。麺はしなやかな中細麺で、スープと相性バッチリ。全粒粉を確認できます。

具は肉、生野菜、ゴボウ、ラディッシュ、ドライトマト、ネギ、菊芋チップ。肉は肉厚で大きなものが2枚入り、二郎系並みのサイズ。ジューシーで肉の旨味たっぷりの牛バラ肉は赤ワイン煮とのこと。いつも美味しいですが、今回の肉はかなり好みの味です。それが2枚も入っているのでお得感もあります。ヤサイは生の葉物にはドレッシングがかかり、ゴボウはコンフィかと。野菜が美味しいのもチリエージョさんのいいところで、ドレッシングも美味しいです。何ドレッシングか食べているときは分かりませんでしたが、後でトマトオニオンビネグレットと教えていただきました。最後は当然スープも完飲。

令和5年一発目の限定から大満足。今年もよろしくお願いします。どうもご馳走様でした。

R4.12.22（木）11:45 訪問

チリエージョさんでクリスマス限定メニューが登場。となればすぐ行くしかないと初日に訪問です。オーダーは当然クリスマス限定のラーメンで、ワクワクしながら待つこと数分で着丼です。

スープは旨味の詰まった濃厚トマトスープで、香味野菜や動物系などのブロードがベースかと思いますが、トマトの程よい酸味が合わさりレンゲが止まらなくなります。チリエージョさんらしい旨味たっぷりの洋風スープは今回も素晴らしいです。麺はスープとしっかり絡む中細麺。少しカタメの茹で加減なのが、このスープにベストマッチしています。

特筆すべきは豪華なトッピング達。肉はハーブチキンの香草パン粉焼きと牛タンのリエット。チキンはジューシーで食べた瞬間に旨味が爆発。香りもよく、マスタードがアクセントになります。クリスマスにピッタリなチキンですね。リエットは今回は牛タンとのことで、牛の香りと旨味を楽しめます。麺と絡めたり、スープに溶かしたりと楽しめ、後半リエット効果でさらにスープが濃厚になります。具はその他に、彩豊かな野菜達。フレッシュな葉物、サツマイモチップ、ラディッシュ、トマト、ネギなど。こちらは野菜も地元と上質なものを使っているので、野菜も美味しく頂けるのが嬉しいですね。最後は当然スープも完飲。

クリスマスにピッタリな豪華な限定に大満足。今年はこちらにはたくさんお世話になりました。来年はクリスマスディナーコースも絶対参加します。来年もよろしくお願いします＆どうもご馳走様でした。クリスマス限定なので、イブの24日にレポ上げです。

R4.12.5（月）11:55 訪問

少し間が空いてしまったチリエージョさんへ。カウンター席にて、限定メニューの「セサMisoトマトsobaエビだし豚ラグー」をオーダーです。新作の限定とのことでワクワクしながら、待っていると豪華な一杯が着丼です。

スープは見るからに濃厚そうなスープで、トマトの香りと酸味がバランスよく存在する旨味たっぷりのコク旨味噌。チリエージョさん史上最も濃厚なスープとのことで、濃厚民族の私にピッタリです。セサ＝胡麻の風味も見事にマッチしており、味噌にはおそらく津軽味噌が使われていると思われます。そして、なにより存在感が強いのが豚ラグー。今回のラグーには海老出汁が使われており、ラグーからの海老の香りもスープに厚みをもたらします。ラグーはたっぷりと入り、旨味が爆発してますよ。トロトロに煮込まれており最高です。このラグー持って帰って家に大量保存したいです（笑）。なお、ラグーとは「肉を煮込んで作るイタリア料理のソース」のことです。

麺は粘度のある濃厚スープと全力で絡む相性バッチリの中細麺。具は、海老出汁豚ラグーに加えて、タルタルソース、鶏チャーシュー、ネギ、刻みタマネギ、ラディッシュ、トマト、葉物。タルタルソースは山椒風味の青森県産牛蒡のタルタルとのことで、豚ラグーや麺と合わせて食べると相性バッチリで、さらに深みのある味わいに。鶏チャーシューはしっとりとしており、旨味強めで、クミンの香りがアクセントに。鶏チャー、ありがとうございます！葉物は何だろ？スイスチャードかな？麺を食べた後のスープには肉がたっぷりと残るので、ちょっと汗だくになりながらゆっくりすべて完食。

チリエージョさん史上最も濃厚なスープにたっぷりの豚ラグーに大満足。濃厚でパンチあるんですが、繊細さもあり、流石チリエージョさんですね。どうもご馳走様でした。

R4.10.28（金）17:50 訪問

事前予約制の特別限定「季節のすーぷsoba」を食べに訪問。今回は10月28～31日までとなっており、私は28日の夜の部に訪問です。当日までメニュー名や内容は分からなかったので、メニュー表を眺めながらワクワクしていると着丼です。ラーメンの丼の上にトッピングのお皿が重なった状態で着丼です。食べ方も教わり早速いただきます。

まずは小さいお椀に酢橘を絞り、そこにラーメンのスープを入れて土瓶蒸しのようにいただきます。スープは鯛の煮干をベースとした出汁の味を活かした繊細な味わいの和風スープ。上品な味わいのスープと酢橘の相性がよく、土瓶蒸し風にして飲むスープは初動から最高の味です。

続いて、ラーメンの丼に。麺は全粒粉入りの喉越しのよい麺で、鯛煮干スープと相性バッチリ。ラーメンの丼には舞茸、菊の花、ネギ。舞茸は香りがよく、サクッとした食感も絶妙。舞茸の旨味を食感を一番楽しめる状態な気がします。

お次はトッピングの器に。もう豪華すぎてラーメン屋には見えないですね。真ん中にあるのは貝出汁で炊いたという牛バラ肉で、ジューシーで肉の旨味たっぷり。スモークしてあるので香りもいいですね。そして、そこに合わさるソースがカボチャのすり流し。カボチャの甘味が牛バラ肉とベストマッチで、さらにトリュフの香りも感じます。

トッピングの器の周りには野菜や鴨肉など。野菜は牛蒡、カブ、カリフラワー、サツマイモチップ。牛蒡は臭みまったくなく、味が染みており、カブは謎のソース（後日、カシスと高菜のソースと判明）でいただきます。牛蒡は山椒でコンフィにしているとのこと。さらに、鴨肉とパテのようなもの。パテは鯛で作ってあるのかな？と妄想しながらいただきますが、後日「鯛、海老、烏賊などに岩海苔やクミンで蒸しあげたテリーヌ」と教えていただきました。これらはバジルソース？（セロリと海老のソースとのこと）との相性が素晴らしいです。そして、栗きんとんみたいなものも。どうやって作ったのかさっぱり分からないですが、栗の甘味がありデザートのようにいただきました。こちらはモンブランクリームに栗を混ぜたものとのことです。

具材の隅々まで工夫を凝らした限定メニューに大満足。正直、これだけ手の込んだ限定は他になかなかないですね。いつも美味しいチリエージョさんですが、今回が今までで一番感動しました。どうもご馳走様でした。

R4.10.15（土）17:30 訪問

数日前に食べた牡蠣が味噌になって再登場。なんか今回の限定は特に気合いが入っていそうなので夕食に迷わず訪問です。口頭で狙いの牡蠣味噌をオーダーし、サイドメニューは今回は昼に食べ過ぎているので断念。そして、待つこと数分でなんとスポイト的なものが刺さった一杯が登場です。そして、まさかのロールキャベツもドーン！！

スポイトの中にはトリュフオイルが入っているとのことで、ロールキャベツの中に注入していただきます。では、まずはスープから。スープは飲んだ瞬間にしっかり牡蠣煮干の旨味を感じるコクのある味噌スープで、コクのあるスープは飲んだ瞬間におっ！となります。先日食べた牡蠣潮も美味しかったですが、味噌の方が個人的に好みです。なんでも香味ラードをかませて、牡蠣煮干は濾さずにそのまま使用しているとのことです。コク深いのは香味ラードの影響もあるのかと。麺は麺屋 一翔さんの麺を使用し、喉越しがよくスープとしっかり絡みます。

具は、ロールキャベツ、ネギ、タマネギ、サツマイモなど。なんといってもメインはロールキャベツ。巨大なロールキャベツの中には長谷川豚（青森のブランド豚）のクリーム煮がたっぷりと。旨味とコクたっぷりのクリーム煮は豚の旨味とクリームの旨味が合わさり絶品。それが必然的にスープに溶け込むので、スープにどんどんコクが増していきます。この状態のスープが美味し過ぎです。もちろんいつもこちらは美味しいですが、今回はちょっと突き抜けました。そして、トリュフオイルの香りもGOOD。海老の香りも感じた気がして、最初香味油かな？と思いましたが、店主さんとの答え合わせでクリーム煮の中のゴボウのコンフィに使われていたことが判明。こういうやり取りも楽しいです。

長谷川豚のクリーム煮をロールキャベツにして、さらにトリュフオイルを注入。味はもちろんビジュアルや演出で楽しませてくれるのもこちらの素晴らしいところです。どうもご馳走様でした。

R4.10.13（木）18:00 訪問

チリエージョさんの平日夜営業が少しずつ再開。そして、その初日に牡蠣の限定を提供とのことで訪問です。今回の牡蠣煮干は煮干結社 弘前店、麺は麺屋 一翔さんのものを使用とのことで、コラボメニューとなっております。当然そのメニューをオーダーし、メラ玉もラストの1杯がいけるみたいだったので、ハーフでオーダーです。メラ玉は和え玉のことです。

スープは一口飲むと牡蠣煮干の旨味がシンプルに口に広がり、素材の美味しさをシンプルに味わえるあっさりテイスト。こういうストレートな淡麗系を作っても流石の完成度ですね。ただ、それだけでは終わらないのがチリエージョさん。オイルはカニトマトオイルとなっており、ガツンと蟹というよりはこちらも優しい効き具合。それが逆に牡蠣に干渉し過ぎないバランスです。麺は喉越しのよい麺で、スープと相性バッチリです。

具は、肉2種、ゴボウのコンフィ、トマト、ほうれん草、キクラゲ、ネギなど。肉2種は豚と鶏で、豚は青森県産長谷川豚モモローストで、しっとりとしており旨味が詰まっており美味。鶏も青森県産で、なんとウーロン煮になっています。ウーロン煮なんて初めて見ましたが、こちらも柔らかく旨味の強い肉です。その他の具材は店主さんに「青森ゴボウのコンフィエビの香り」、「青森キクラゲ」、「青森ほうれん草の鮫風味」、「青森ミニトマト」と教えていただきました。見事に地産地消ですね。そして、ほうれん草の鮫風味なんて、ここでないと食べられなそうです。キクラゲの食感もいいですね。

では、メラ玉へ。今回はメラ玉も限定で牡蠣バジル。バジルがしっかりと効いているので洋風の和え玉となっており、牡蠣の旨味もGOOD。これ麺量フルサイズにしたら、もう和えそばとして提供できます。最後はスープも完飲。

牡蠣煮干の旨味を活かした淡麗スープに青森県産食材オンパレードの具材、そしてバジルの効いた和え玉とどれも大満足。どうもご馳走様でした。

R4.10.5（水）11:45 訪問

麺友さんとチリエージョさんへ。この日の限定の中から一番気になった鮫出汁中華をオーダー。青森は鮫を食べる文化があり、鮫の入ったカレーやラーメンをいただいたことはありますが、鮫出汁を全力で推したラーメンは初です。そして、待つこと数分で着丼です。

スープは飲んだ瞬間に鮫出汁の香りと旨味が広がります。鮫出汁をシンプルに楽しめる構成になっているので、鮫出汁初体験でもこれが鮫出汁か！と分かります。他の鯖や鮭などの節系の出汁に比べると上品な感じですかね。鮫ってクセがあるのかと思ってましたが、クセはなく、旨味は強めでいい出汁が出ています。今回は鮫出汁に鶏油の組み合わせとなっており、いつもよりシンプルな構成な分、鮫の味を楽しめるのがいいですね。こちらで食べた中では一番和風かも。麺は全粒粉入りの中細麺で、スープとの相性バッチリ。

具はチャーシュー、メンマ、海苔、ネギ、味玉。チャーシューは豚の赤ワイン煮かな？コクがあり香りもよく美味しい豚さんです。いつも通りなら長谷川豚の肉ですね。海苔は相性バッチリで、味玉は真っ赤な黄身が特徴的なブランド卵。味玉、ありがとうございます。最後はスープも8割ほどいただきお会計。

鮫出汁をシンプルに楽しめる限定に大満足。どうもご馳走様でした。

R4.9.26（月）11:55 訪問

弘前の在来枝豆の「毛豆」を使用した限定に惹かれて訪問。いつも通り、消毒検温の後にカウンター席に座り、口頭で目当ての毛豆のポタージュsobaをオーダーです。待つこと10分ほどで着丼です。現在お試し中の坂本養鶏さんの最高級卵「真っ赤卵」をお試しとしていただきました。ありがとうございます。

スープは毛豆の香りとコクを見事に活かしたポタージュスープで、毛豆と毛豆皮の出汁をベースにして作られているとのこと。クリームなどは不使用とのことで、枝豆本来の味を全力で楽しめます。これだけでも美味しいですが、それだけで終わらないのがチリエージョさん。食べ進めていくと、下にはトマト煮込みが隠れており、それを緑のポタージュが合わさることで徐々に紅葉していくような色の変化を楽しめます。初動と後半ではまったくスープが別物に変化して、色んな味を楽しめます。

麺は中細麺で、ポタージュとの絡みはバッチリ。具はトマト煮込みの他に、なす、舞茸、サツマイモチップ、ネギ、タマネギ、味玉。煮込みは前日までは牛もつだったようですが、この日は豚肉。豚肉は後でお聞きしたところ、長谷川豚のバラ肉と背脂のスパイシー煮込みとのこと。柔らかい肉がゴロゴロと下から出てきます。茄子はペペロンチーノのような味付けで、舞茸は炙ってる感じで香りが素晴らしいです。味玉は坂本養鶏さんの真っ赤卵（マッカラン）という高級卵で、黄身の色が確かに赤くて濃厚な味わいです。最後は当然スープも完飲。

弘前のブランド枝豆の毛豆を活かしたポタージュに大満足。紅葉色への変化も素晴らしかったです。どうもご馳走様でした。

R4.9.1（木）11:45 訪問

健康診断が無事に終わり空腹だったのでラーメンタイム。インスタを見ていて気になった限定を食べにチリエージョさんを訪問です。検温・消毒を済ませてから、食べるものは決めていたので、限定の「長谷川豚カスレsoba」をオーダー。待つこと数分で着丼です。

スープは豚肉とトマトのコクがたっぷりの洋風スープで、トマトの酸味と豚肉のコクが詰まっています。豚肉のトマト煮込みをそのままスープにしたような味わいで、割と濃厚なスープですね。カスレは私は初めて聞きましたが、フランスの郷土料理で、肉と豆を煮込む料理とのこと。今回こちらでは青森県の長谷川豚とレンズ豆を使用しているようです。この煮込むが合わさることで、よりスープが力強い味わいになるので、後半はさらにコクがUPします。

スープと煮込みはバラバラに仕込んでいるのかな？スープはベースのブロードに煮込みを合わせて、具の部分は煮込みをそのままトッピング？？？うーん。分からん。でも美味しいからOK。
→　ここについては後で教えていただき、スープとカスレは別々仕込み。スープは「長谷川豚の脂で煎った津軽味噌に弘前トマトジュースと豚ブロードを合わせた」とのことで、カスレには長谷川豚のモモのノーマルとスモークを使用し、こちらも弘前のトマトを使用したとのことです。

麺は全粒粉入りの中細麺で、スープとガッツリ絡み、一体感が素晴らしいです。具は、カスレの他に、野菜類とフライドガーリック。カスレは豚肉がホロホロに煮込まれており、このままパックに入れて持って帰りたい味わい。フライドガーリックはいいアクセントになり、野菜は生の葉物やトマトに加えて、揚げたサツマイモや牛蒡など。固形物完食後は、カスレの具材を集めながらスープも完飲。こんな美味しい煮込みスープは残すわけにかいかないですからね。

今回も素晴らしい創作麺に大満足。今回はフレンチの技法を取り入れ、青森の美味しい豚さん「長谷川豚」や弘前トマトを見事に活かしており流石です。どうもご馳走様でした。

R4.8.20（土）11:25 訪問

弘前のブランドトウモロコシ「嶽きみ」を使用した限定がこの週で終了とのことで訪問です。嶽きみの冷やしは2種提供されており、今回は未食の味噌ポタージュを選択。土曜なので、お客さんたくさんで少し待ってから着丼です。

スープは嶽きみの甘さ全開のエスプーマ仕立ての味噌ポタージュ。嶽きみの甘さを津軽味噌のコクとスパイス？（クミンとかかな？と思いましたが、自家製スパイスオイルを使用し、クミンはローストポークに使用と教えてもらいました）などが見事に下支えしています。少しだけ辛味もあり、それがいいアクセントになり、嶽きみの甘さを際立たせます。甘さを際立たせるため、鮫パウダーも使用とのこと。単純なトウモロコシのポタージュではなく、色んな工夫があり、まさにオンリーワンの一杯に仕上がっています。ポタージュですが、生クリームなどは使っていないようです。麺は全粒粉入りの中細麺で、滑らかなスープとの絡みは文句なし。

具は、肉2種、嶽きみ、フライドガーリック、スパイス、パセリ、刻みタマネギ、グリーンオイルなど。肉は2種入り、1つは赤ワイン煮かと思います。深みがあり美味しい肉で、もう1つはしっとりタイプのローストポーク。嶽きみは真空火入れしたもので、グリーンオイルはレタスオイルかと。爽やかなオイルでスープによく合っています。最後は当然スープも完飲。このスープは飲む干さないわけにはいきません。

弘前の嶽きみを活かした味噌ポタージュに大満足。どうもご馳走様でした。

R4.8.18（木）11:30 訪問

限定提供されている弘前のブランドトウモロコシ「嶽きみ」の冷やしを食べにチリエージョさんを訪問。検温消毒をし入店し、狙いの「冷やし嶽キミsoba」をオーダー。嶽きみの味噌ポタージュもあり迷いましたが、今回は表題を。そして、待つこと数分で着丼です。

なんとも美しいビジュアル。まずは嶽きみ部分を混ぜずにスープと麺を。スープはしっかりと冷えた洋風清湯で、おそらく香味野菜と動物系を使用したブロードかと。旨味がしっかりと抽出された洋風スープはこれだけでも完成度が高く、嶽きみなくても冷やしラーメンとして成立していますね。麺は全粒粉入りのコシのある中細麺で、香り豊かで美味しいです。

具は、華やかな野菜達、粉チーズ、生ハム、肉のペースト（ラグー）、そして、メインの嶽きみ。ヤサイは生の葉物に加えて、揚げたサツマイモや牛蒡なども。あとは刻みタマネギ。生ハムはしっとりとしており、ラグーは肉の旨味が詰まっており、このペーストでワイン飲みたくなります。海老も使っているとのことです。

嶽きみは焼いた嶽きみの身と嶽きみペーストが添えられ、この嶽きみペースト、というかジュースの甘味が半端ないです。朝採れ生搾りジュースのようですが、ホントビックリする甘さで衝撃です。流石嶽きみ、そして地産地消だからこそできる味かと。焼いた嶽きみは真空火入れしたものとのこと。最後は全てをを混ぜて食べるとスープ、肉の旨味に嶽きみの甘さがベストマッチし、完飲必須の状態に。

ブランドトウモロコシ「嶽きみ」を活かした洋風ラーメンに大満足。どうもご馳走様でした。

R4.7.30（土）11:10 訪問

仙台から来ていた麵友さんと共にチリエージョさんへ。しばらくの間、奥様の体調不良によりカウンターのみのワンオペ営業でしたが、ちょうどこの日に奥様が復帰されたようで安心しました。復帰おめでとうございます！そして、この日のメニューはすべて気になりますが、冷やしの限定をオーダー。なお、メニュー名は正式には以下のようになっています。

「つしまさんちの県産玉葱と鶏の冷やしポタージュのつけsobaトリュフの香り【ボンゴレロッソ水】1700円」

まずは、麺の器から。麺は全粒粉入りの香り豊かでコシのある麺で、それがボンゴレロッソ水に浸っています。貝の旨味がしっかりと出た水に浸って麺はそのままでも美味しいです。さらに、ピンク色とグリーンの部分があり、彩が素晴らしいですね。ピンク色はトマト、弘前フレッシュトマトかと。緑色は何か葉物野菜のオイルかと思い、最初バジルかな？？と思いきや、お聞きするとなんと青森県産レタスを使用したグリーンオイルとのこと。レタスのオイルなんて初めて食べました。そして、貝出汁にはペペロンチーノオイルを合わせているとのことです。

続いてつけ汁。つけ汁は県産玉葱と鶏のクリーミーで滑らかなポタージュ。野菜の優しい甘味と鶏の旨味がたっぷりと出たつけ汁は絶品です。県産の玉葱を皮ごとローストしたとのことです。さらにそこにトリュフが香ります。トリュフは主張し過ぎないバランス感で、麺との相性バッチリです。ピンクペッパーもいいアクセントになります。

チャーシューなどの具材は麺の上にあり、肉は2種。いずれも美味しい肉で、1つは県産長谷川豚のローストポーク、もう1枚は牛バラスモーク。そのままでもつけ汁に少しつけて食べてもGOOD。さらに、葱ぬたもトッピングされており、いい箸休めになります。麺を食べた後は、ボンゴレロッソ水をつけ汁に入れて、すべて完飲です。

今回のメニューにも大満足。県産玉葱や県産の食材をたっぷり使用しており地産地消にもしっかり貢献ですね。同行した麺友さんも満足していたようでした。どうもご馳走様でした。

R4.6.29（水）18:00 訪問

チリエージョさんでまたまた魅力的な限定が登場。ということで仕事終わりに訪問です。検温、消毒をしてから入店し、限定をオーダー。さらにお土産も購入し、待つこと数分で着丼です。

なんとも美しいビジュアルですね。まずは上の野菜を少しサラダ的にいただきます。野菜は数種の葉菜類に加えて、サツマイモや牛蒡を揚げたものが入り、スープをドレッシングのように絡めて食べると、これだけでも美味。野菜の質ももちろんですが、スープが美味しいからですね。スープはしっかりと冷やされた醤油ベースの清湯ですが、普通の醤油ラーメンのようなスープではなく、チリエージョさんらしい洋風スープ。動物系と香味野菜のブロードがベースかと思いますが、旨味がしっかりとあり、こんな冷やしなら何度でも食べたくなります。そういえば、チリエージョさんで冷やし食べたのはじめてでした。

麺は全粒粉を確認できる風味のよい麺。喉越しよく、スープと相性バッチリです。具は、野菜に加えて、生ハム、フライドガーリック、粉チーズなど。生ハムもしっとりとしており、美味しいですね。チーズも当然相性バッチリです。

そして、このメニューの主役はジュノハート。ジュノハートについて説明を。
ジュノハートは、青森県が総力をあげて開発したサクランボの新品種で、令和元年夏にデビューしています。糖度は約20％あり、佐藤錦と同等の甘さがあり、なによりサイズが大きいのが特徴。色も赤味が強く綺麗です。そして、高級品なので高いです。大体ネットでの販売価格だと15個5000～7000円くらいです。

そんなジュノハートが豪華に6粒も。甘さがとても強く、爽やかな味わい。佐藤錦よりも大きいので食べた感も強く、幸せになれます。というかこのメニュー赤字になりそうな気が（笑）。

今回の限定も大満足。そして、高級サクランボジュノハートをこれだけ食べられるラーメン屋は他に絶対ないと思います。青森県は本当に食材が豊富なんだな～ってことをこちらに通ってるだけで実感できますね。どうもご馳走様でした。

R4.6.9（木）18:20 訪問

チリエージョさんの特別限定メニュー「季節のすーぷsoba」が久々の登場。こちらのメニューは余ればフリー分もでるみたいですが、基本先着予約制となっており事前に予約してからの訪問です（公式LINEから予約可）。もうネーミングだけで美味しそうでテンションアゲアゲで入店。今回はこれに合わせて豊盃の夏ブルーも提供されるとのことで、歩いての訪問です。

豊盃夏ブルーはワイングラスでの提供。さらっと飲みやすい夏酒なので、ワイングラスとも相性いいですね。では、麺へ。なるべく皆さんに伝わるように注釈つきで書いてみました（笑）。

まずはスープをそのまま一口。スープは長谷川豚、大鰐シャモロックに香味野菜を加えたブロードがベースとなっており、豚とシャモロックの旨味が上品に抽出されており、香味野菜効果で洋風な味わいに。塩ダレは桜ガニの塩ダレで、香味油も桜ガニのオイルとのことで、桜ガニがしっかりと主張してきます。丼底には桜ガニの身と卵＋香味野菜のビスクがあるため、後半になっても蟹の存在感が強いですね。初動から最後までずっと抜群に美味しいスープです。麺は全粒粉を確認できるしなやかな麺で、スープと相性バッチリです。

具は超豪華。まずは肉。肉は長谷川豚のスモークとリエット。リエットは「青森地鶏と岩のりのリエット花筏仕立」となっており、豚ももちろん美味しいですが、リエットに感動。その他に、バケット、グリル茄子、スナップエンドウ、ドライ湘南ゴールド、弘前イチゴコンフィ、矢車菊、桜。茄子の上には「フィノキオビネグレット」。香りのよいフランチドレッシングの味わいで茄子に合います。そして、真ん中にあるペースト状のものは「豊盃大吟醸酒粕のローストとトリュフオイルのエマルジョン」。このペーストを口に入れるとブワッと酒粕の香りが広がり、スープとの相性バッチリ。豊盃大吟醸の酒粕を焼いてトリュフオイルで乳化させているようです。トリュフも使われ超豪華なペーストですね。どれもこれも美味しく最後は当然スープも完飲です。豊盃夏ブルーとも相性よかったです。

今回の限定もとても他では真似できない創作性と完成度に大満足、地産地消にこだわり、地元の美味しい食材をフル活用しているので、まさにここでしか食べられない味ですね。どうもご馳走様でした。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
注）ブロード：肉と香味野菜からとる出汁のことで、フランス語ではブイヨン
長谷川豚：青森の鯵ヶ沢にある「長谷川自然牧場」の豚肉
大鰐シャモロック：大鰐町の「おおわにシャモロックファーム」で生産される青森シャモロック
桜ガニ：トゲクリガニのことで、毛ガニの仲間。あまり流通しないが、青森ではメジャーで、毛ガニと同等、あるいはそれ以上の味といわれる
ビスク：クリームベースの濃厚なフランスのスープ
リエット：豚肉をラードや塩と一緒に煮込んで作る、コンビーフ状のペースト
花筏：弘前公園外濠の花筏は有名。お濠が桜の花びらで埋め尽くされる状態
フィノキオ：フェンネルのことでハーブの一種
ビネグレット：フランスの冷たいソースの一種。フランチドレッシングとも

R4.5.8（日）11:20 訪問

チリエージョさんにて二郎系の限定が提供されるとのことで訪問。前日夜からの提供で、杯数限定だったのでなくなったら食べられませんでしたが、この日も数杯だけ提供ありとのことで訪問です。

この日は8時から記帳して整理券をGETできたので、券をもらい開店時間に戻ります。そして定刻に順次、コロナ対策の記名と検温、消毒を済ませて入店です。狙いは決まっているので、すぐに口頭で桜二郎をオーダー。醤油と味噌がありますが、醤油で。さらに「青森県産ゴボウのコンフィ」も追加です。

スープはチリエージョさんらしい洋風な味わいの醤油スープがベースとなっており、香味野菜や動物系出汁の旨味がしっかりと出ています。店主さんからのSNSでの答え合わせによると（毎回恒例になっていて楽しいです）、豚と香味野菜の清湯に豚の脂を合わせ半乳化させたとのこと。そこにガーリックパウダーや肉のペーストが合わせることで、さらに味が変化していきます。麺はややカタメの茹で加減で、後半はやや柔らかめになり、ゴワッとした状態と二郎らしい柔らかい状態を楽しめます。麺量は並盛でもそこそこ多めでボリューム感もあります。

具は、豚、野菜数種、ガーリックパウダー、豚のペースト、青森県産ゴボウのコンフィ。豚は厚切りのスモークチャーシューで柔らかく肉厚。肉の旨味が全開でスモークした香りが素晴らしいです。こんな美味しい豚なら増せばよかったかもです。ヤサイは中央にモヤシとキャベツ、まわりにはネギやラディッシュなど。ガーリックパウダーは当然相性よく、青森県産ゴボウのコンフィは臭みまったくなく、旨味が強く美味。箸休めにもなるので追加してよかったです。そして、特筆すべきは上のペースト。こちらは豚バラのリエットにオリーブオイルなどを合わせたとのことで、これがスープに入ると一気に豚感とコクがUPし、味も変化します。最初と最後で全然味が変わるのも面白いです。そして、最後は当然スープも完飲。

まったく新しい形のチリエージョさんらしい二郎系ラーメンに大満足。今後も二郎系を限定で出すそうなので、次回も今から楽しみです。どうもご馳走様でした。

R4.3.11（金）12:15 訪問

最近出汁を色々と変えて営業しているチリエージョさんへ。この日から長谷川豚と津軽鴨の出汁になったとのことで、猛烈に気になり訪問です。コロナ対策の検温と連絡先等の記名、消毒をしてから店内へ。長谷川豚と津軽鴨の出汁で醤油と味噌を提供していますが、今回は醤油を選択。さらにトリュフ味玉もつけます。そして、待つこと数分で着丼です。

スープは長谷川豚と津軽鴨の出汁をベースにした津軽醤油を使用した洋風醤油清湯。鴨の風味や旨味をしっかりと感じますが、いわゆる最近流行の鴨油たっぷりの鴨醤油のような分かりやすいスープとは異なり、鴨の良さを複雑な洋風スープの中で見事に表現しています。なお、長谷川豚は青森県のブランド豚です。それ以外の詳細なことは分からないですが、コンソメとかブイヨンのような香味野菜の味が出ていそうなスープでしっかり洋風の味わいです。途中から付属のキノコペーストと弘前カシスで味変。キノコペーストはローストしたキノコで作ったもので、スープに溶かすとキノコの風味がプラスされます。弘前カシスは甘酸っぱい味わいで、このキノコと弘前カシスが鴨の風味をより際立てます。

麺は全粒粉入りの喉越しのよい細めの麺。スープとの一体感が素晴らしく、香りも豊かな麺です。具はチャーシュー、野菜、味玉、キノコペースト、弘前カシス。チャーシューは2種入っており、1つは長谷川豚もも肉の赤ワイン煮。赤ワインで煮てある影響かコクがあり、肉の旨味も強く美味しいです。もう1つはバラ肉の煮豚。こちらは上質な脂身がたっぷりのとろける柔らかさ。野菜はアスパラ、ラディッシュ、焦がしネギ、揚げ野菜数種。アスパラも青森県産で、焦がしネギは香りよくスープと相性バッチリ。揚げ野菜は牛蒡やサツマイモなど。味玉は青森県坂本養鶏の「太陽の輝き」という味玉を使用。コクのある大きい黄身を楽しめ、半熟加減も完璧。

出汁、醤油、具材と青森県産の豪華で美味しい食材をたっぷり使用した独創的な洋風ラーメンに大満足。接客や食後の店主さんとのSNSでのやり取りも楽しめるのもいいですね。どうもご馳走様でした。

R4.2.5（土）11:40 訪問

珍しく休日出勤で、合間にチリエージョさんへ。なんとニンジンのポタージュラーメンを限定で提供とのことで、前日から狙ってました。入口にて検温、記名をしっかりしてから入店。限定メニューをオーダーし、待つこと数分で着丼です。

スープはニンジンなのでオレンジ色。深浦の「ふかうら雪人参」を使用したポタージュはニンジンなのでクセが出るかと思いきやそんなことはまったくなくニンジンの甘味が全開なクリーミーなポタージュ。ポタージュ系ラーメンはトウモロコシやジャガイモなどで食べたことがありますが、ニンジンは初体験。それでいてポタージュ系食べた中で一番美味しいかもです。「ふかうら雪人参」は青森県深浦町の地域ブランド品で、雪の下から掘り出します。寒締ほうれん草と同じ原理で甘味が増しているフルーツのような人参です。なお、店主さんに毎回インスタで答え合わせをしてもらっていますが、今回は津軽醤油と生姜が隠し味に入っているとのことです。醤油はなんとなく分かりました。

麺はなんと2種混合麺。こちらのデフォの細めの麺に、煮干結社さんからの麺Labo寿どうさんの極太麺を合わせたハイブリッド麺で、それぞれの良さを見事に活かしています。この麺がクリーミーなポタージュにしっかり絡みます。

具はふかうら雪人参のキャロットラペ、肉2種、野菜類、バケット、ナッツなど。キャロットラペはフランス語で人参のサラダとのことで、少し辛味があり、それが人参の甘味を見事に引き立てます。辛味は自家製タバスコとのことで、さらにりんご酢を使用とのこと。肉2種は長谷川豚もも肉の赤ワイン煮とバラチャーシューのスモーク。もも肉は肉の旨味に赤ワインのコクが合わさり、バラチャーシューは柔らかくジューシー。野菜類はほうれん草、紫キャベツ、ブロッコリーなど彩豊かな新鮮な野菜がたっぷり。バケットはスープに浸していただきます。固形物完食後、ゆっくりとポタージュを味わいながら完飲。

青森の地域ブランド、ふかうら雪人参を使用したハイレベルな地産地消メニューに大満足。こちらの技量とアイデアの幅広さには毎回驚かされますね。どうもご馳走様でした。

R4.1.31（月）11:50 訪問

チリエージョさんでなんと二郎系の限定を提供とのことで平日昼食に訪問。記名や検温などを済ませてから入店し、限定メニューをオーダーです。この日は限定メニューのみの提供とのこと。なお、メニューの正式名称は以下に通りです。

正式名称「アルプスの少女　女性でもたのしめるトマトチーズすーぷのチリ小二郎　長谷川豚の背脂とビール煮添え　バスサミコソース　スイス風」。こんなお洒落な二郎系が他にあるでしょうか？

スープは二郎系といっても豚感とか乳化とかそういう話ではなく、チリエージョさんらしい完全洋風二郎。トマトの酸味とスープのコクが合わさった洋風スープは動物系の旨味もしっかりと出ており、各種具材が合わさることでより複雑な味わいになっていきます。チーズはもちろん、バスサミコソースの相性もバッチリですね。店主さんとのやり取りで聞いたところ、スープのベースは「長谷川豚と青森シャモロックの白湯」とのこと。そこにトマトソースと津軽醤油。地産地消にもこだわったオリジナリティ抜群の素晴らしい二郎系ですね。ニンニクはケッカソース（トマトのフレッシュソースのこと）に少し入ってるのみとのこと。ガッツリニンニク効かせたい人用の有料ニンニクトピがあるとさらにいいかもです。

麺は麺Labo寿どう製のもち小麦を使用した平打ちの特注の太麺。先日、煮干結社 弘前店さんでも食べた麺ですが、モッチリとしており、風味よく美味しい麺です。今回みたいに旨味強いスープと相性バッチリで、最後まで飽きずに楽しめます。

具は、長谷川豚の背脂＆ビール煮、野菜たち、粉チーズなど。長谷川豚の背脂はしつこさがまったくなく上品な背脂。ややサクッとした食感で豚の旨味十分。ビール煮は柔らかく煮込まれており、細かくできるので、麺と絡めていただくと最高。これパック詰めで販売してほしいです。野菜は二郎らしくモヤシ、キャベツを中心に、チリエージョらしいサツマイモの素揚げやラディッシュなど。固形物完食後、当然スープも完飲です。

いわゆる直系二郎のようなラーメンとは違いますが、こちららしいオリジナリティあるメニューに大満足。今回で二郎系は2回目とのことですが、次回にも期待です。どうもご馳走様でした。

R3.12.11（土）17:40 訪問

限定目当てでチリエージョさんへ。今回も検温や記名を済ませてから入店です。こちら現在は基本昼営業でたまに夜営業があり、夜営業では特別な限定が提供されることが多く、今回は「アグリワールドの葱八方出汁含ませ煮とアゴ出汁潮soba」。メニュー名長いので、金額入りきらなかったですが、値段は1300円。さらにデザートのカタラーナを口頭でオーダーです。そして、待つこと数分で着丼です。一部トッピングは別皿となっています。

まずはトッピング皿は使わずにそのまま。スープはメニュー名にある通り、アゴ出汁がメインと思われる塩清湯。ですが、単純な魚の出汁のラーメンではないのがチリエージョさん。アゴ出汁の塩と聞けば和風出汁を想像しますが、食べてみると洋の部分がしっかりとあり、香味野菜なども使っていると思われます。麺は全粒粉入りの喉越しのよい香りのよいもの。スープとの相性もバッチリです。

具は、葱、姫竹、チャーシュー、刻みタマネギ。葱はアグリワールドという黒石の農園の葱を使用し、しっかり出汁で煮込まれおりジューシー。この出汁に鮫の八方出汁が使われているようです。この出汁も当然スープに合わさるので、スープはより深みのある複雑な味わいに。チャーシューは2種あり、ローストポークと赤ワイン煮。赤ワイン煮は青森の長谷川自然豚を使用しており、実に美味しい豚さんです。

ここから別皿を使用し味変。別皿にはネギ、岩海苔、不思議なペーストの3種がのり、岩海苔は風味よく、まずはネギと岩海苔を追加。海苔の風味がとてもよく、和風感がプラスされます。最後にペースト投入。このペーストはオリーブと浅利のペーストとなっており、そこにオリーブオイルとトマトを加えたもの。これをラーメンに入れると洋風感が強くなり、アクアパッツァ風に変化します。Niceアイデアです。そして、あまりの美味しさに最後は当然スープ完飲です。

なお、デザートのカタラーナも当然自家製。カタラーナはプリンアイスのことで、味も何種類かあります。今回は新味の「弘前りんごのコンポートと焦がしリンゴのピスタチオ」味を選択。表面はパリッとしており、程よいカラメルの苦味がGOOD。

今回も独創的な限定ラーメンに大満足。葱や豚、鮫、カタラーナのリンゴと地産地消にこだわっているのも素晴らしいです。どうもご馳走様でした。

なお、本メニューは当日限定メニューとなっています。また、年内の夜営業はこの日で最後とのことです。

R3.11.22（月）17:40 訪問

夜限定の蟹＋背脂の味噌を狙って仕事終わってダッシュで訪問。記名、検温、消毒をしてから入店です。オーダーは当然狙いの「蟹出汁長谷川ポーク背脂みそ」とメラ玉のハーフ。メラ玉は和え玉のことで、フルサイズとハーフサイスがあり、こちらも限定品となっています。そして、待つこと数分で味噌が着丼です。

スープは初動からガツンと蟹を感じ、背脂が入ることで豚の旨味も入りまさにコク旨味噌。蟹と豚の旨味が全開の味噌スープはあまりの美味しさにレンゲが止まらなくなります。蟹はそのまま大量に入れているのかと思いきや、なんとガラのみとのこと。それでこれだけ香りと旨味が出るとは驚きです。この蟹は近くにある「ダイニング海の灯」さんのものとのことなので、このメニューはコラボメニューとなっています。なお、味噌も当然青森県産の津軽味噌使用です。麺は全粒粉入りの香り豊かな中太麺。スープとの相性バッチリです。

具は、チャーシュー、ポークリエット、背脂、野菜類、リンゴピューレ。チャーシューは厚みがあり柔らかく肉の旨味も十分。背脂はたっぷりですが、上質な背脂なので豚本来の甘味が強く、クドさは皆無です。今回の背脂は青森の長谷川自然牧場の豚を使用。チャーシューとポークリエットも長谷川自然豚かと思います。ポークリエットはパテみたいになっているので、麺と絡めたり、スープに溶かしたりしていただきます。リエットはフランス語で「豚肉の塊」という意味。野菜類は種類が多く、さらにリンゴピューレがいいアクセントに。

9割ほど食べたところで、和え玉が着丼。ちゃんとタイミング見てくれているので何も言わなくても持ってきていただけます。では、和え玉へ。

〇弘前トマトといろいろ県産野菜の魚介オイルアヒージョ（和え玉）
和え玉の麺は細めの縮れのあるもので、そこに絡まるタレはまさにアヒージョ！魚介の旨味と香りのあるアヒージョダレはそのままでも美味しいですが、さらにトマトの程よい酸味が加わります。野菜はすべて県産でセロリやパプリカなど色々。正直、麺量フルにして、少しトッピングのせれば、これだけで大台のアヒージョ和え麺になりますよ。

地元の他のお店とのコラボ＋地産地消を活かした至福の一杯に大満足。こういうコラボは地元の他のお店を知るいい機会にもなりますね。どうもご馳走様でした。

R3.11.11（木）17:35 訪問

限定のキノコ狙いで仕事終わってダッシュでチリエージョさんへ。狙いのキノコは先週から夜営業限定で提供されているメニューです。まずは記名、検温を済ませて、口頭で狙いのキノショーをオーダー。さらに2食限定のテイクアウト用メニュー、長谷川豚（青森の長谷川自然牧場の豚）の赤ワイン煮もお願いします。実はこれが2食限定だったので、急がなくてはと思い、仕事早めに切り上げたのは内緒です（笑）。では、ラーメンへ。

スープはローストしたキノコがたっぷりと入ったコンソメベースの醤油清湯。キノコの旨味が染み出したスープは旨味たっぷり＆香り豊かで、ベースのコンソメスープも美味。惹きがとても強いスープでいくらでも飲んでいられそうなスープです。キノコのグラタンをイメージしたとのことですが、まさにそういう味わいです。後半レンゲでスープ飲もうとするとキノコがどんどん入ってくるのもいいですね。それだけキノコたっぷりです。麺は全粒粉入りのコシのあるパスタ風の麺で、スープと相性バッチリ。キノコを絡めて食べるのがGOODです。

具は、キノコに加えて、チャーシュー、バケット、揚げたジャガイモ、すだち、フライドオニオン、ネギ、玉ねぎなど。キノコはしめじやえのき、エリンギですかね？チャーシューはとても柔らかい豚バラが1枚。ホロホロで神豚といっていいレベルのもの。ジャガイモはシャドークイーンかと。すだちは途中で絞るといい味変になります。スープ吸ったバケットも最高です。固形物完食後、スープも9割ほどいただき、テイクアウトメニューを受け取りお会計。お土産も楽しみです。

ローストしたキノコをたっぷり入れた醤油ラーメンに大満足。ベースのコンソメが美味しいからこそキノコの良さが活きてくるのかと思います。どうもご馳走様でした。

R3.11.10（水）12:00 訪問

限定メニューが気になり昼食の時間にふらっと訪問。外のボードに名前を書き、車内待機と思ったらタイミングよくほぼ待ちなしで入店です。入店前に記名や検温がありコロナ対策は今回もバッチリ。入店後、すぐに狙いの限定「青森アップルトマポークsoba」と豚ラグー丼のハーフをオーダーです。どちらも私で最後だったみたいでギリギリ。危ない危ない。。そして、待つこと数分で着丼です。

スープはトマトがベースとなったイタリアンな洋風スープで、動物系のコクや野菜の旨味も合わさった複雑な味わい。細かい出汁などはとても分かりませんが、とりあえずトマト以外の素材の旨味もパワフルに出ていて美味しいです。トマトは青森にあるやちなかファームのやちなかトマトを使用しており、リンゴも当然県産を利用。リンゴはスープに投入してるのかな？なんて妄想しながら食べましたが、店主さんからのメッセージによると「リンゴはざく切りしてグリルし、トマトと煮込んで、そのままタマネギやパプリカとともにリンゴトマトソースにして肉にかけてある」とのこと。答え合わせしてくれるの助かりますね。麺は全粒粉入りのコシのあるストレート麺で、スープとの相性バッチリ。麺も手抜きなしです。

具は、豚肉、トマト、野菜類、粉チーズ、フライドガーリック、揚げたスライスジャガイモなど。豚肉は青森の長谷川自然牧場の肉を使用しており、豚肉も肉の旨味が強く美味。長谷川自然牧場の熟成豚は私もたまに家で料理しますが、とても美味しい豚肉です。最初1枚だけかな～と思いきや豚肉が結構ゴロゴロと出てきて肉もたっぷり。トマトは甘味が強く、野菜はサラダ風の葉物類。スープとの相性よくサラダも食べられるので健康的ですね。ジャガイモはシャドークイーンのスライスかと。

なお、セットでオーダーした豚ラグー丼は2回連続でのオーダー。味付けされた豚をトロトロにしたものがたっぷりとのります。

今回も地元の食材のいいところを最大限活かした見事な地産地消メニューに大満足。どうもご馳走様でした。

R3.10.29（金）18:20 訪問

この日から3日間限定の季節のスープsobaを食べにチリエージョさんを再訪。季節のスープsobaは当日フリーがある場合もありますが、事前予約制で、初日の夜の部に予約をしてからの訪問です。まずは連絡先の記入や検温をしてから店内へ。メニューは既に予約してある限定と豚ラグー丼のハーフサイズを追加。なお、限定メニューの正式名称は以下に。

正式名称「季節のスープsoba秋謝－しゅうしゃ－カボチャを着こんだ牛バラとプルーンソース　シャドークイーンのポタージュsoba～秋夜のイタズラ散歩道～」

では、まずはシンプルにスープと麺をいただきます。スープはシャドークイーンをメインにした滑らかなポタージュで、丼底にはたっぷりのキノコが忍んでおり、キノコの旨味もポタージュに出ています。おそらくそれ以外にも色んな素材が入っていると思いますが、詳しくは分からないです。ただ、ジャガイモの甘味を感じるスープはこれだけで十分一品として完成しています。麺はややカタメのパスタ風のもので、緑色？の麺。スープとの絡みはバッチリです。具は別皿ですが、スープにもピンクペッパーなどが入ります。

なお、シャドークイーンはジャガイモの品種で、中が紫色の紫ジャガイモです。アントシアニンが豊富なので健康にもいいですね。

具は、別皿提供で、牛バラ、野菜の素揚げ、カボチャペースト、クルミなど。牛肉はワイン煮になっている感じで、柔らかく煮込まれており旨味たっぷり。赤ワインとか飲みたいな～。肉の下にはプルーンソースが忍ばせてあり、程よい酸味が肉とベストマッチ。カボチャペーストはトリュフが入っているみたいで、香りがよく、奥深い味わいです。後で店主さんからインスタで聞きましたが、このペーストにはポルチーニも入っているようです。ペーストは具材と絡めて食べて、最後はスープに投入。ジャガイモポタージュにカボチャの甘味が加わり、最後は当然スープも当然完飲です。

はじめてこちらの季節のsobaをいただきましたが、想像以上の完成度に大満足。色んな仕掛けがしてあってハロウィンにピッタリですね。どうもご馳走様でした。

なお、本メニューは10月29～31日の杯数限定メニューで、予約制となっています。ただ、フリー分も数杯あるようです。詳細は公式インスタをご覧ください。

R3.4.26（月）12:55 訪問

ずっと行きたかったチリエージョさんを初訪問。コロナ対策を万全に行っており、現在は1人席のみ＋検温や記名などのしっかり対策されています。特に今は桜祭りもあるのでこれくらいの対策は必要ですね。それはさておき、消毒、記名などを済ませて席へ。桜祭り期間限定メニューの表題（1100円）と牛めし（ハーフ）をオーダーし、待つこと数分でお洒落な一杯が着丼です。

スープは洋のコクがありつつも和なテイストも感じる複雑な味わい。素材の詳細は分からないですが、牛を使っているのか牛らしき旨味（煮込み由来かも）や野菜の旨味があり、一口目から感動の味。イタリアンなので牛や香味野菜のブロードがベース？まあ難しいレポは私の舌では書けないですが、とりあえず言えることは超ウマイ！牛バラ煮込みからの旨味やカシスソースの影響か後半ほど深みを強く感じた気がします。トリュフの香りも強すぎずいいアクセントになり、トマトの酸味も相性バッチリ。麺は全粒粉入りの風味豊かな麺で、ややパスタらしい食感。スープとの相性バッチリです。

具は、肉2種、アスパラ、若竹、ゴボウ、ドライトマト、モヤシ、ネギ、タマネギなど。野菜たっぷりで、ゴボウをはじめ、おそらく県産のものが中心かと思います。肉は豚と牛。どちらも柔らかくジューシーで、牛は赤ワインで煮込んでるのかな？コク旨で実に美味しいです。セットでオーダーした牛めしも柔らかい牛バラがたっぷりで、スープをかけてもgood。固形物完食後、スープもほぼ完飲です。

独創的かつ完成度のとても高い創作洋風ラーメンに大満足。地元の食材にこだわっているのも素晴らしく、仕事の合間に時間作れれば桜祭り期間限定の味噌も食べてみたいです。また、今はやってませんが、コロナがなければ本来は夜飲めるお店なので、コロナ落ち着いたら絶対夜も行きます。どうもご馳走様でした。

なお、本メニューは期間限定メニューとなっています（詳細は公式インスタなどで確認できます）。