職人の天ぷら : Matsukawa

岐阜から元同僚が遊びに来てたので、何かご馳走でもと思い、
こちらを訪問した。

カウンターだけの店内　天ぷらを揚げるのは若い職人さんだ。
それをじっと見つめるお年をお召した店主と思われる方。
うちらの他にお客さんはいなかったので、ちょっと緊張してしまった。

注文は竹定食にビール
最初に海老の頭がでた。カレー塩を付けて食べた。
とても香ばしくて甘みがある。　
海老の胴体部分は絶妙な火の通り具合。これまたうまい。
アスパラもキスもとてもいい。
天つゆで食べてもダシが効いていてうまいのだが、塩のほうがもっとうまい。

とうもろこしはとても甘い　とうもろこしのてんぷらって結構べたついたりするんだけど
ここのはそんなこともなく、甘いとうもろこしの粒粒を薄い衣で包んでいる
非常に油切れの良いものだ。

モンゴウイカと蓮根は、これは絶対おいらには揚げられないっていうくらい
絶妙な火の通り具合で、職人の技を感じさせられた。

最後のかきあげは天丼にしてもらったが、この天丼のタレは正においらのツボだったｗ
甘みはほとんど感じさせない辛口のタレで、とてもうまうまだ。
おなかぱんぱんでもう食えないと思ったけど、これは残すわけにはいかん！と思い、
頑張って最後までいきましたわ。　

漬物も薄味で量がたっぷり、野菜代わりに食べられる。
味噌汁は粉山椒が独特の風味を感じさせて、なんだか新鮮だった。

おいらも元同僚も、とても満足したお食事でした。