隠れ家レストラン : Ra Buranshu

結構前から丹原の山奥にフレンチレストランがあるとは聞いていたのですが、なかなかきっかけがなくて今回が初来訪となりました。
ナビはメインの道で仕事放棄したので一瞬迷いましたが、メインの道のひとつ奥の住宅街の道路沿い入るとすぐにわかりました。
店内は10名程度の広さで、グランドピアノがあります。シェフのお姉さんがホールをされていますが、そのお姉さんがピアノの生演奏をしてくれます。国立を卒業された本格派です。
料理は前菜、フォアグラ、スープ、魚、肉、デザートのコースです。素材もシェフが自分で仕入れるのでいいものを使われています。フォアグラも絶品でした。
シェフは愛媛の財界人(某製紙会社社長)のおかかえシェフだった方で、もともとは和洋中なんでも出来たそうですが、一番得意なフレンチに絞られたそうです。どこどで修行したみたいなフレコミはよく聞きますが、財界人のおかかえシェフという響きは新鮮でした。もちろん、おかかえになる前は大阪プラザホテルなどで修行もされておられます。シェフは気取った感じはなく、割烹着を脱ぐとフツーのおいさんになり、ここらへんの言葉でじゃらじゃら言うてこられます。このギャップもまた楽しかったです。