店名 |
Matahachian Sobadokoro
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類型 | 蕎麥麵、烏龍麵 |
預約・查詢 |
0770-27-1048 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
福井県敦賀市杉箸79-42 |
交通方式 |
JR西日本北陸本線,小浜線敦賀駅より |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算 |
~¥999 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 |
座位數 |
22 Seats ( かけあがり座卓4人×3,カウンター10~11人) |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
可全面吸煙 有關被動吸煙對策的法律(修訂健康促進法)自 2020 年 4 月 1 日起施行,可能與最新資訊有所不同,請在光臨餐廳前確認。 |
停車場 |
可能的 |
酒水 |
有日本清酒,有燒酒 |
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此時建議 |
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位置 |
風景優美,家庭式餐廳 |
土日御勤めの自分御褒美に、マンデーは福井県内の和食を中心に食べ歩き(外食)をして見識を深めております。今回のマンデーは、敦賀市の隠れ家的なお店を三軒巡りしました。真の食文化にふれるには、隠れ家に行くのもひとつの方法だと思っているからです。だって隠れ家である以上、外部からは邪魔されないはずですからね(*^^)v
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一軒目は150年以上もの間、栽培が続いている伝統野菜「アカカンバ(赤カブの一種)」で有名な杉箸区にある「又八庵 そば処」さんを選びました。土日祝日のみの営業なので、マンデーのおじさんにはレアなお蕎麦屋さんなのです。本日は全国一斉振替休日なので、もしかしてオープンされてるかもと行き当たりばったりで行ってみる事にしました。
いつもどおり下道で向かいました。もう初期高齢者なのでさすがにちょっと疲れました。予定より15分遅れて11時15分頃、お店の横の広い空き地に到着すると、偶然にも店主さんが秋空のもとで、アカカンバの最後の処理をされておられました。実は、福井の伝統野菜のひとつ『杉箸アカカンバ』生産組合の代表もされておられ、福井県の食育リーダーもされておられる有名な店主さんなのでして、作業されておられるところへ正に御邪魔したという事です。
ちょうさん『本日はお店はお休みですか?』
大将『いえ、やってますよ。どちらから来られましたか?』
ちょうさん『◯◯の◯◯です。』
大将『それなら、こちらの池河内湿原の方から来られた方が近かったんですけどね。』
と、山の方を指さされ道順を優しく教えてくださいました。
ちょうさん『私のナビにはそのルートが無かったので、行けないのかと思いました。有難うございます。』
てな挨拶代わりの会話を済ませて、お店の後に隣接してあるトイレを使わせていただいてから店内へ入らせていただきました。手作り感満載の店内をあちこちパチリパチリしてから、厨房前のカウンター席に座らせていただきました。そしておしながきを拝見して、「愛発の関 戦国そば」と言う名の、とろろ蕎麦の大盛りを注文しました。
奥様から『地元でとれた山芋を使ってます。』とお伺いしました。他の方の投稿を読ませていただくと自然薯と書いてあるのですが山芋は総称ですから、きっとそうなのでしょうね。この地産地消はかなり有り難い(*^^)v
先付として、アカカンバの漬物・たくわんの煮たの・佃煮などが届きました。アカカンバのひと切れに思わず箸が出てしまってから写真を撮りましたので、写真はひと切れしか写っておりませんので悪しからずm(_ _)m
さてさて本命の蕎麦切りですが、黒っぽい切れ切れの野趣のある田舎蕎麦(山家蕎麦)のイメージとはほど遠い綺麗な十割細打ち蕎麦切りです。いつもどおり何も付けずに蕎麦切りのみ頂きますと、かおりは程良く腰がしっかりした優しい蕎麦でかなり美味しい!!!秋の新蕎麦に出逢うには今の時季は微妙なのですが、それがかえってクセが無くて美味しい気がしました。これなら、何も付けずに更に美味しい地元の湧き水だけで「水蕎麦」として頂くのも有りかなと思いました。
それにしても自然豊かな土地柄にふれて良い意味で裏切られました。周辺には蕎麦畑は見当たらなかったのですが、蕎麦王国福井の在来種を使用されておられるようです。もしかしてこの地では、蕎麦食文化が元々無かったのか、もしくは途絶えたのかもしれませんね。でもそれ以上に、日本人の伝統的な食文化『和食』をうかがい知れる蕎麦の傍食(付け合せ)、つまりこのお店で蕎麦に添えて出される「郷土(伝承)料理」の一部を味逢えた事に感涙するちょうさんでした。
さてさて、この美しい蕎麦切りですが、粘りの強い地元産山芋や、途中で届いた塩も箸の先に付けながら、あっという間にたいらげてしまいました。ここで追加と言いたい気持ちを抑えました。
だって、もう一軒の隠れ家蕎麦屋さんに行く計画を立てているのです。
ちょっと我が家からは距離が有るのですが、機会が有れば再訪有り有りのそば処さんでした。
追記:普段から『食』は色、職、触、植、嘱、蝕、織だと思っています。今回の「又八庵」さんで、その幾つかを味逢いました。美味しい『食』を有り難う(*^^)v