店名 |
移転Ou Kappou Shimizu
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類型 | 肉類料理、西式料理、日本料理 |
地址 |
福岡県福岡市博多区住吉5-10-25 |
交通方式 |
距离博多 899 米 |
營業時間 | |
預算(評價匯總) |
¥15,000~¥19,999¥3,000~¥3,999
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付款方式 |
可使用卡 (JCB、AMEX、Diners) |
個人包廂 |
可能的 |
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禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
此時建議 |
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博多駅から徒歩15-20分ほどの住吉エリアにあるこちらのお店。
周辺が暗い場所で看板も立っておらずパッと入り口がわかりづらいですが、扉の横が照らされていることから、なんとなくここがお店なんだなと分かる感じでした。
のれんを2つくぐるとカウンターが6席。黒を基調としたまるでバーのような落ち着きのある空間で
した。奥には座敷の席が1つありました。
コースはお任せの1本のみで、15000円。
ドリンクは幅広く取り揃えられていて、ワインセラーもあるよう。
歐割烹の文字通り、フレンチと和を融合させた創作料理のコースで、真空低温調理で素材を活かした料理がテーマになっています。
■糸島産蕪摺り流し、コンソメジュレ。58度調理の鮑、キャビア。
58度で調理された鮑は程よい柔らかさと美味しい食感が残っていて、一口サイズであったのも他の食材とも混ぜながら食べる楽しみがありました。
茶碗の下にコンソメジュレがたっぷりあり、蕪の摺り流しとの相性も良かったです。
■五島灘産九穢ポシェ、バルサミコ酢飯、クレソン
蘭芥子とはオランダガラシ=クレソンのこと。
クエの脂の乗り方が美味。バルサミコの酸っぱさをしっかり感じる酢飯は和と洋の融合でした。クエの脂との相性も良かったですが、個人的には酸っぱさを強く感じました。
クレソンは好きな野菜で、シャキシャキしていて美味。
■馬肉タルタル、鶏卵、菊芋クーリ、赤紫蘇
馬肉は筋感が無くて柔らかく、赤身の旨みがしっかりしていました。芋のチップスのカリっとした感じとのアクセントが良かったです。鶏卵との相性も良く、ご飯に合う一品でした。菊芋のクーリはドロっとしているソースで、とろろのような粘り気がありつつ、馬肉のタルタルとよく絡んでスッと口に入る一品でした。
■山口県産天然トラフグコニャック煮。鶏と香味野菜出汁の茶碗蒸し
刻まれたトラフグが食感のアクセントして最高。鶏肉もホロホロで、出汁の旨みもたっぷりで上品な茶碗蒸しでした。
■五島灘産キジハタ、セロリ、甘唐辛子のビネガーソース
キジハタのカルパッチョ仕立てのような一品で、身からは上品な甘みを感じます。ソースは甘酸っぱくキジハタの甘み、美味しさを引き立てていました。
■玄界灘産甘鯛フリット、紫キャベツ、芥子菜、白ワインソース
甘鯛のフリットは衣が薄くて軽くサクッとしていて、身のしっとり感が美味。もちろん弾力もあります。お酒に良く合う味でした。紫キャベツのシャキシャキ感もアクセントとして良かったです。
■大分県産米仕上げ牛カイノミ、春菊、シェリービネガーソース、根セロリ
大分の豊後の米仕上げ牛は、文字通り飼育食料用のお米で育てられて牛です。カイノミは柔らかくて適度に脂が乗った赤身で、とにかく食べやすく美味しかったです。ソースもコクがあり、酸味が強すぎず、お肉にマッチしていました。
■自家製細うどん、バラ干し海苔、時雨煮、姫三つ葉、練七味
〆はうどん。量を大・中・小の3段階から選べます。うどんは細麺で喉ごしがよかったです。福岡うどんの柔らかい感じとも違い、讃岐のコシが強いうどんとも違う中間のような感覚でした。バラ干し海苔のパリパリさと時雨煮の牛肉の柔らかさ、旨みがより良い一品に仕上げていました。
練七味での味変もまた食が進みます。
■宮崎県産金柑コンポート、抹茶、クリームチーズジェラート
写真がブレブレになっていますが、見た目が非常に可愛らしい一品でした。クリームチーズはミルク感とチーズの爽やかさを感じる美味しさ。上のカラメルムース?と相性が良く、甘すぎない味わいでした。
コースの一品一品が丁寧に作られていて、洋風料理に和のエッセンスがしっかり溶け込んでいました。ただ、雰囲気的には少し重く、変な緊張感を感じてしまいました。