独創性に満ちた「東山和吟」の日本料理。オーベルジュに滞在してディナーを満喫 : Higashiyama Wakon

金沢のひがし茶屋街にある創作日本料理店「東山和吟」さん。金沢での宿泊先「東山オーベルジュ薪の音金澤」のメインダイニングなのです。

かつて富山にある「オーベルジュ薪の音」に泊まり大変気に入りました。そのオーベルジュが金沢にも系列店があると聞き、この「東山オーベルジュ薪の音金澤」に泊まったのでした。

夕食は15品からなります。

●枝豆、塩・・・枝豆はムースになっていて、本ワサビ、オリーブオイルとともに。

●鱚、おかひじき・・鱚の寿司。

●とうもろこし、大葉・・・生ウニ、フランスの海藻塩入りバター

●鯛、へた紫なす・・・鯛のアラでとった出汁。へた紫なすは加賀野菜です。

●鯵、ニラ・・・鯵刺身、黒もろみ味噌

●はも、新蓮根

●イカ、おくら・・・赤イカ、ハマグリ、ハマグリの出汁、オクラの花

●鰻、きゅうり・・・琵琶湖の天然鰻、マイクロきゅうりはまるでスイカのよう。

●あわび、ナス・・・あわびはとても柔らかい。焼きナスとの間にバター風味の肝ソース

●能登牛、トマト・・・すき焼きです。トマトすき焼きは大好き！ フルーツトマトと卵の黄身。山椒を効かした割下

●留椀、香の物

●鮎、ミョウガ・・・鮎の炊き込みご飯。ミョウガ、有馬山椒。

●もも、酒粕・・・クレームダンジュ。めちゃうま！！

●黒豆羊羹

●抹茶

料理はどれもが創作性に満ち溢れ、素晴らしいものでした。

オーベルジュのゲストだけでなく、外からもお客がやってくるので店はかなり賑やかです。

できればホテルゲストだけが静かに食事できる空間があれば、より特別感が味わえていいのにと、それだけが心残りでした。