店名 |
Ryokushu Densuke
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類型 | 日本料理、海鮮、日式小酒館 |
預約・查詢 |
050-5592-6753 |
可供預訂 |
可以預訂
香水、オーデコロン等の強い香りをつけてのご来店はご遠慮いただいております。 |
地址 |
石川県金沢市白菊町8-17 |
交通方式 |
從片町徒步10分鐘以內 距离野町 518 米 |
營業時間 |
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預算 |
¥10,000~¥14,999 |
預算(評價匯總) |
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 可使用電子錢 (Suica等交通系電子貨幣、樂天Edy、nanaco、WAON、iD、QUICPay) 可使用二维码支付 (PayPay、d付款、樂天支付、au PAY) |
服務費收費 |
サービス料として5%頂戴しております。 |
座位數 |
18 Seats |
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最大宴席可容納人數 | 10人(座位) |
個人包廂 |
可能的 可容納4人、可容納6人、可容納8人 |
包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
可能的 |
空間、設備 |
時尚的空間,平靜的空間,座位寬敞 |
酒水 |
有日本清酒,有燒酒,有葡萄酒,對日本酒講究,對葡萄酒講究 |
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料理 |
對魚類料理講究 |
此時建議 |
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位置 |
神秘不為人知的餐廳,家庭式餐廳 |
服務 |
可提供慶祝・驚喜的服務 |
關於兒童 |
兒童不可 |
開店日 |
2024.1.19 |
電話號碼 |
076-287-6187 |
たまたまオープン前から古いお家を改装工事してるところを目にしておりまして、一体どんなお店が出来るんだろう、なんか素敵なお店になりそうな気がする…!オープンしたら絶対に行くぞ!と思っていたお店。
行ってきました 笑。
しかも私が好きな日本酒メインのお店だとは!
急に思い立って電話すると本日は空いているとのこと。まだオープンしたばかりであまり知られていないのかな?これはますます、人気が出て予約が取れなくなる前に行っておかねば!と。
そして私は自分の予想が正しかったことを知る。
とっても素敵なお店でした!!!
店主は元海上自衛隊員で調理を担当していたという異色の経歴の持ち主。そしてコースはおまかせ、のストップ制。お腹がいっぱいになったらそこでストップ言ってください、とのこと。
……ん?東京なんかで串揚げのお店だとそのスタイルのお店に入ったこともあるけど、それを和食で!?その驚きを店主に伝えると、
「県内でこのやり方しているところがどこにもないので。やってみたいと思って」と。
うーむ、チャレンジャー!
和食でストップ制を謳うだけあって、お酒を飲みながらなるべく多くの品数が食べられるようにポーションは小さめに、など色々考えられているそうです。
ではその新たなスタイルで、
目の前にずらりと並んでる日本酒の瓶を見たら、これはとりあえずいつものビールをすっ飛ばして最初から日本酒いくしかないでしょう!
って思ったけど………
日本酒のリストありすぎ!!!
A4サイズに4ページ分!!!
160種類ほどの日本酒リストが!!!
とてもじゃないけど選ばれへん!泣
お値段もお手軽価格からやんごとないお値段まで様々。もうここは店主にアドバイスをいただくしか!と自分の好みと気分を伝えて店主おすすめのお酒を出してもらいました。
谷泉の「登雷(とらい)」
なんと度数21度!
超辛口、とありますが元々辛口好きな自分にはドンピシャ!めちゃくちゃ美味しい……これはお料理も期待できるわ〜と、お通しの金時草のおひたしとホタテの甘辛く煮たのと、銀杏をほっくり揚げたもの。ほら〜、やっぱり最初から日本酒で正解!
そこからは怒涛の美味しいもの祭り!
クエのお造り。寝かせて熟成させてるクエ。味が濃くて旨みがハンパないよ…このむっちりした歯応えもたまらない!そのあとは畳み掛けるように寒ブリのお刺身。この寒ブリ、14キロもあったそうです…脂が乗り切って、でも上品で、口の中でとろけていくよ…美味しすぎて泣きそう。
ここで日本酒は「田酒」へ。
ごめんなさい、わたくし日本酒デビューから日が浅いので存じ上げませんでした。これも美味しい。
田酒を飲んでるとカウンターの中では店主がモクモクと煙を出しながらワイルドに鰻を焼いております 笑。めっちゃいい匂い…どんな料理が出てくるのかと思ったら、
「はい!どうぞ!」と
鰻とキュウリの海苔巻きを手渡しで。
あー!美味しい!
甘いタレをまとったパリパリふわふわな鰻は熱々、瑞々しいキュウリは冷たーくて、熱いのと冷たいのが口の中で踊っております。そこに美味しい海苔がこの両者を取り持ってくれる。旨い…
そして日本酒は「播州一献」の澱絡み生
うーん!シュワシュワの微発泡!これは女性が好きなやつだ!半合でお願いしたところ最初は透明の上澄みを、続けて同じグラスにボトルを上下させ澱で白濁したものを注いで飲み比べさせてもらえました。澱が絡んだクリーミーなのもいいねぇ、これにあん肝を合わせて……って、
え?あん肝ってこんな色だったっけ?
すごいキレイな色。
聞くとかなり時間かけて丁寧に血抜きをしているようで。そして見た目だけじゃない、食べてびっくり。なんて繊細な舌触り!!!なめらかすぎて、生臭さゼロであん肝の概念変わります。概念変わるシリーズで言ったらそのあと出てきた半生のからすみもな!からすみって普通はもっと黄色くて固くなかった?それがしっっとりしてて、柔らかくて本当にフレッシュなんですよ…塩加減とかクドさ?も程よくてこれまた日本酒に合うーーー!!!
厚揚げも周りパリパリ、中はふわふわ!
もう一品一品褒めるの疲れてきたわ 笑
最後は北海道のお酒、ニ世古を。
北海道の日本酒飲むの初めてかもしれない。
そうそう、伝助さんの日本酒ラインナップはほぼ、県外のお酒です。県内のお客さんに、まだ知らない県外の珍しくて美味しいお酒をいろいろ飲んでもらいたい、という思いからだそうです。ありがたい、その思いで私は北海道のお酒とも出逢えた。
さて、そろそろお腹もふくれてきたのでストップで、というと「今、イノシシのメンチコロッケを準備してるので、シメの前にそれお出ししていいですか?」と。はい!もちろんもちろん!お願いします!!!と食い気味にお願いしたメンチコロッケ。
え?これ本当にイノシシのお肉???
臭みゼロだし、なんといってもめっちゃジューシー。もっと固くてパサッとしたの想像してたんだけど。また概念覆してくるやつやん…美味しすぎるやーーーん!!!
メンチコロッケも完食し、日本酒もすべて飲み干し、あとはシメを待つのみ。
はい、シメは竈門で、土鍋で炊いた白米!!!
竈門で土鍋って、どんな最強のごはん!?そこは店主の自信の表れでしょうね、最初は一口分だけ飯碗によそってくれて、白米だけでいただきます。
炊きたてってだけでも間違いないところに、
なんなの、このお米の甘み……
噛んでるとどんどん旨みが増していくよ…
そんな、おかずいらずの美味しい白米に、
「良かったら、名物の海軍カレーどうですか」
なんという贅沢!!!
そうやん!店主、元海上自衛隊の料理人やん!
カレーも絶対美味しいに決まってるやん!
と、いうわけでお願いしました。海軍カレー。
はい、美味しかったです。
なんならこれだけ大盛りで、週一のペースで食べに来たい 笑。入っているのは能登牛のスネ。スパイシーで奥深い味わいのルーに能登牛の旨みと甘い脂が溶け込んでもう何杯でも食べられる、いや、飲める…
これだけの料理とけっこうな日本酒飲んで、
1人12,000円ぐらい。
その値はあると思う。お刺身もあん肝もメンチも、食べ慣れてるはずの料理すべてに新鮮な驚きがあって、まだまだ自分の知らない世界があるんだなぁと感心しきりでした。これからどんどん人気店になるであろう期待も込めて、★5つつけさせていただきました。季節が変わる毎に訪れたい、そう思わせてくれるお店です。次は春が来る頃に行きたい。ごちそうさまでした。