塩タタキが絶品 : Izakaya Kihachi

6年半ぶりに訪問。前回は旅の途中に力尽きてたまたま中村駅付近に泊まることになって偶然に寄りましたが、あれから忘れられなくて今回は喜八さんに再訪するために高知県の奥地である四万十まで遠征しました。ホテルも近所に取って万全の体制で訪問。

残念ながら清水サバはありませんでした。
アジ刺、ビンヨコ刺、ブリ刺、カツヲ塩タタキ、カツヲユッケ、鰻白焼き、真鯛と梅の天麩羅を注文。ビンヨコ刺はビンチョウマグロのヨコワという意味だと思うので要するにビンチョウの幼魚です。

カツヲ塩タタキは炙りたての温かいうちにレモンを掛けていただきましたが臭みゼロ。塩で締まった感じが最高です。一方でアジ刺は小骨があり食べにくい。居酒屋クオリティとして考えてもあまりに雑すぎて自分で捌いた方が間違いなく上手。6年半前に来た時のイメージとかなり違うというか技術もサービスも雑すぎて残念。
予約で満席らしく何人かの来店をお断りしていたので、ただただ席について頼まれたメニューを出すだけと化してしまったのか。。。

あまりにも変わってしまっていて残念。せっかく喜八さんに来るためだけに遠征予定を組み、全く観光もせず近くにホテルを押さえて5時間かけて来たのにこの質だとは。

飲んだくれる予定で徒歩圏内にホテルを取りましたが、あまりにも色々と残念だったのでビール1杯でやめて30分弱で退店。何とも言えない気持ちのままローソンに寄ってホテルに帰りました。

お通しの白子煮が1番美味しかったのが悔やまれる。
綺麗な思い出ってその綺麗な思い出のままの方が良いこともありますね。

ごちそうさまでした。

行き当たりばったり旅で四万十川1泊の夜。スマホでリサーチして喜八さんで夕食をいただく事に決めました。歩けなそうな距離なので中村駅から大通りに出てタクシーを捕まえましたが、タクシーがなかなか通らず15分くらい道路で待ちました。駅にもタクシーいないし。

入店後、この辺りの地の物を食べてみたいと相談すると、関サバの四国版『清水サバ』の刺身、四万十ウナギの白焼き、四万十川アオサのり天ぷらをお勧めいただきました。
県外から来た旨を伝えると地域食材についても色々と教えていただき、寿司屋のカウンターで飲んでるみたいな感覚になりました。

清水サバは言わずもがな脂の甘味と歯応えが最高。うなぎは想像より脂がありもっとサッパリしているものかと思いました。アオサは香り良くビールのアテには最高。

駅から離れているので歩いて行くのは困難ですが、帰りはタクシーがすぐ捕まるので行きのタクシーさえ捕まえられれば行く価値ありです。