ボリュームたっぷり正統派フレンチ : L’Asperge Blanche

日航ホテルの真裏の新しいスタイリッシュな3階建のビルの3階にあります。隣の天麩羅もだし、美味しそうな魅力的な店が入ったビルです。予約して訪問、と言うより予約必須みたいです。看板も目立たないし、中は薄暗く繁華街近くなのに閑静な雰囲気で、隠れ家風のお店です。カウンターが4,5席ほど、わからなかったけどロフトがあったのでテーブル席もあるかも？

メニューはコースのみ、昼は6600円、8800円、11000円の三通り、予約時に依頼。量は同じとのことで、初めてだったのもあり、8800円のコースにしました。
お店に入るとコースの内容が達筆の手書きカードに書かれています。内容は以下の通り。
鳴門の生牡蠣、さほど大きくないかと思いきや殻には身が二つのってた！キャビアも盛られています
本日のシャルキュトリ、自家製のパテドカンパーニュ、粒マスタードや甘いジャムの様なソースなど。
佐伊津の寒鰆、天草の鰆、脂が乗っています。新鮮な野菜がたっぷり、そしてソースが美味しい。食材と料理の説明はされますが、ソースの詳細までは話されないので尋ねたところ、西洋ワサビとのこと。これは秀逸なソース。
カナダ産天然オマール海老、と言っても尾の身、頭の味噌の部分、ロールキャベツの中にオマール海老、さらにオマール海老のコンソメスープまで付きます。ソースはバターベースのソース。オマール海老を隅から隅まで食して頂けるのは素晴らしい初めての体験です。
鹿児島黒豚肩ロース肉とフォアグラ、豚肩ロース肉もフォアグラもしっかりボリュームです。多分コースがワンランク上だと牛肉になりロッシーニになるのでは？
デザートはアイス、ガトーショコラ、杏仁豆腐みたいなヨーグルトムースとフルーツで、最後のドリンクにコーヒー。以上で終了です。そう言えばパンは無かったな。

料理は本格的なフレンチです。最近の都会のフレンチはアレンジされたものが増えてるので、久しぶりに直球ストレートなフレンチを食べた気がします。量としてのボリュームはかなりたっぷりです。かなりコスパは良いと思ったけど、熊本だと高価な部類のお店だろうなと思います。大阪の感覚だと魚か肉いずれかの選択でのボリュームと値段だろうなと思いました。ただ、こちらのお店、味と量のボリュームだけでなく、多様な素材、一つ一つの食材をを余すことなく提供してくれてる点でも素晴らしかったです。