店名 |
Naka zen(Naka zen)
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類型 | 日本料理 |
預約・查詢 |
075-708-7519 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
京都府京都市左京区北白川久保田町26 |
交通方式 |
市營巴士:銀閣寺道下車徒步3分鐘 距离元田中 1,088 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
¥15,000~¥19,999¥10,000~¥14,999
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付款方式 |
可使用卡 (JCB、AMEX、Diners) |
座位數 |
10 Seats ( 吧臺6席,桌子4席) |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
時尚的空間,平靜的空間,有吧檯座位 |
酒水 |
有日本清酒,有燒酒,有葡萄酒,對日本酒講究,對燒酒講究,對葡萄酒講究 |
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料理 |
對蔬菜菜式講究,對魚類料理講究 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
神秘不為人知的餐廳 |
服務 |
可提供慶祝・驚喜的服務,有品酒師 |
網站 |
震災に絡んでしまった3月の関西旅行。この日は信頼するレビュアーさんがことごとく絶賛するこちらの店へ。
地下鉄烏丸線の丸太町駅から歩いてのんびりと。途中で偶然見つけた思文閣美術館などに立ち寄りながら、
今出川通からちょっと入った住宅街の中にお店はあります。
まだ新しいお店は、端正な和の雰囲気の中にも、どことなくスタイリッシュな趣。
カウンターの上にはワイングラスが並びます。
事前の予約で、\10,000のコースを予約しておきました。
[この日の\10,000コース]
隠し梅、お造り、車海老の炙りと鮪、八寸、菜の花蒸し、蛍烏賊の酢味噌和え、
鱒の幽庵焼き、岩海苔のお椀、浅利ご飯、デザート
まずは豆腐のすり流し。中に仕込んである梅肉が豆腐と絡んで絶妙の味わい。
素揚げされた土筆の、仄かに青い香りとサックリとした食感が良いアクセントになっています。
まさに春を感じさせてくれる一品でした。
お造りの前に「震災の中、東京から来ていただいたんでサービスです」と、
鯛と赤貝を出していただきました。鯛は明石、赤貝は岡山のものだそうです。
じんわりと旨みが滲み出る鯛はさすがに上物。シャキシャキとした食感が心地良い赤貝も美味。
震災の被害を受けた閑上に思いをはせながらいただきました。
続いて、車海老の炙りと鮪。才巻サイズの車海老は、軽く炙ったことによって香ばしくなり、
さらに、中のレアな部分の甘みが一層引き立ちます。これは旨い。
鮪は黄身醤油と辛味大根でいただきます。
山葵よりもさっぱりとした印象で、キリッと引き締まった味わいは新鮮です。
この後で、海老の頭を揚げて出してくれるのですが、これがまた旨いです。
カリッと揚がった海老を齧ると、中から滲み出してくる味噌がじんわりと口の中に広がります。
酒肴としては最適の一品です。
八寸は、お椀に盛り沢山。鮃の卵、鮃の杵、白魚の天ぷら、公魚の南蛮漬け、飯蛸の炊いたん。
どれも料理として美味しい上に、これもお酒にとても良く合います。
菜の花蒸しは、おからと百合根などを炊いた饅頭に菜の花を叩いたものをあしらい、
塩雲丹と生海胆の餡を掛けたもの。ご主人の修行先の菊乃井のスペシャリテのようです。
ホクホクとした饅頭に海胆の餡がとても良く合っています。この日の料理で一番気に入りました。
ちなみにおからは、菜の花と卯の花に掛けているそうで、こうした遊び心も楽しいですね。
蛍烏賊の酢味噌和えは、今年の初物でした。初物のせいかまだ淡い旨みが爽やかな印象です。
鱒の幽庵焼きは、桜のチップでスモークしてあります。
スモークはけして強くなく、ほんのりと漂う淡い香りが実に上品。
適度な脂の乗りの鱒と相まって、これも春らしい一品。この日の品では一番印象に残りました。
ここでお椀。具はシンプルに岩海苔のみですが、出汁に岩海苔のコクが広がって、
とてもよいお味になっています。香りも良く、美味しいお椀です。
締めは浅利ご飯。上品な浅利の出汁が利いたご飯は、思わず笑顔になる美味しさ。
ほんのり香る木の芽と硬めのご飯との相性も素晴らしいです。
最後は白ワインのゼリーと甘酒のシャーベットで締めとなりました。
価格帯的には、普段使いできる範囲でありながら、
この内容はすごいの一言です。
ともかく、お酒の美味しい料理が続きます。
ご主人も「私がお酒が好きなので、どうしてもお酒に合う料理になっちゃうんです」
と仰っていましたが、確かに、随所にお酒と料理を一緒に楽しむための配慮を感じます。
錫製のお酒の徳利も洒落ています。
二杯目でいただいた、ご主人のお勧めという滋賀県の七本槍は美味しかったな。
軽やかな中に上品なコクと甘さを感じる、美味しいお酒でした。
この日はワインはいただかなかったのですが、
確かにワインを合わせてくるのも面白そうですね。
ただ、ちょっと飲みすぎたかな、この後に行った銀閣寺で、居眠りしてしまいました(笑)。