一日一組のみ・・・他では経験できない極上中華
いつか行けたらいいな~~と思っていた店なのだがある日天の声がかかった。Mさん、いつもありがとうございます!!
伊勢道松坂インターより車で約5分ととても近く、車で行く人にとても便利な場所に位置しているのである。
ただお店は民家を改造しているようで周囲の景色としっかり馴染んでおり、初めて行く人にとっては場所も少々分かりにくい・・そんな感じであった。
そして中に入ると古民家風の部屋には横並びにテーブルが置かれていた。今回は5名での食事会であったので向かい合わせに座ることとなった。
スタッフは大将と奥様のお二人のみ。しかし手慣れたもので最初から最後までサービスに関して不満に思うことは一度もなくスムーズなコースの流れであった。細かいところまで気を使って下さり感謝である。
この日は
胡桃とカシューナッツのお菓子
季節野菜の彩り前菜
鰻を揚げたもの、とんぶり山椒、金時草、湯葉、ミル貝と柿、青パパイヤ
ガス海老、金爽鶏のよだれ鶏
干しシイタケのつくだ煮
松阪豚と松阪牛の焼き餃子
鰆と黄韮の炒め
蓮根と花咲ガニと帆立貝柱の春巻き
フカヒレステーキ 上海蟹あんかけ
伊勢海老のトマトチリソース
松阪牛フィレ肉の黒胡椒焼き
辻さんのエリンギ添え、マスタードソース
松阪豚の台湾魯肉飯
麺は選択
あおさの麵、麻辣麺
デザート
杏仁豆腐 メロンソース
抹茶の餡の饅頭
コーヒー
どれも恐ろしくキレを感じる正統派中華でビックリした。正直あの立地であそこまで美味しい中華を頂けるとは思っていなかったのである。
前菜は野菜を上手く使い食欲を増進させてくれたものが揃っていた。特に金爽鶏を使ったよだれ鶏はメチャ旨!!そして干し椎茸の佃煮は旨味たっぷりでアテにするのもよさそうな物であった。
餃子は皮は厚めであったがこれも意図してのことだろう。その皮の旨味と食感が松阪豚、松阪牛の旨味が相まってモッチリとした食感に仕上がっていた。
春巻きはサクサク、これほどカラッと揚がった春巻きは食べたことがなかったぐらいである。これも感動的な一品であった。
そして何といっても美味しかったのがフカヒレの姿煮に上海蟹を入れたものであった。ここのフカヒレは私が食べ歩いた中でもかなり別格の美味しさ・・・これはクセになりそうだなあ~~
メインの松阪牛のフィレ肉は中華という感じはしなかったが、フィレステーキとしては抜群の美味しさであった。しっとりとした食感に旨味がしっかりあり「これぞ松阪牛!!」というものであった。サシはなく満腹になりかけた頃に食べても美味しく頂けた。
〆はアオサの麺、担々麺、麻辣麵からの選択であったが私はアオサの麺、そして麻辣麺を選択・・
美味しかったのだが麻辣麺は予想よりもかなりの激辛!!私には少々辛過ぎてスープは断念せざるを得なかった涙
今や一年待ちらしいが、その予約困難な理由がはっきりわかる料理の数々であった。また機会があれば訪問したい。
Mさん、またよろしくお願いいたします。
店名 |
Shibousai Kitagawa
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類型 | 中國菜、創作料理 |
預約・查詢 |
0598-63-1888 |
可供預訂 |
僅限預約
ディナーのみ |
地址 |
三重県松阪市伊勢寺町1020 |
交通方式 |
從伊勢自動車道<松阪>IC開車5分鐘從松阪站開車20分鐘從伊勢中川站開車20分鐘 距离上之莊 4,140 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算 |
¥20,000~¥29,999 |
預算(評價匯總) |
¥30,000~¥39,999¥3,000~¥3,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
座位數 |
( 1個座位,最多6人) |
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個人包廂 |
不可能 獨門獨戶的包租風格 |
包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
可能的 7~8臺 |
空間、設備 |
平靜的空間 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
神秘不為人知的餐廳,家庭式餐廳 |
關於兒童 |
套餐不可入內。 |
開店日 |
2015.2.11 |
備註 |
在由建成80多年的古民居改建而成的空間裡,您可以品嘗到運用三重縣的食材制成的充滿滋味的中國料理。 |
松阪という不便な場所にありながら予約が全国から殺到・・新規予約は受け付けず今や1年以上待ちとなっているきた川さんに9カ月ぶりに訪問することができた。
今回もいつもお世話になっているMさんの席である。Mさん、いつもありがとうございます!!
こちらは松坂インターからは3~4分ととても近いのだが、松阪の街中からは車で15分ほどと少々距離があり、田んぼの真ん中の集落の中の1軒家なのである。奥には駐車場があるが、途中の道がかなり狭いので大きい車で行かれる方は擦らないように注意された方が良いだろう。
私にとって2回目の訪問ではあるが前回同様、他では食べることのできない北川シェフのオリジナルの中華を楽しませて頂いた。
こちらの中華は基本に忠実でありながら他のどことも違うものである。大胆さと繊細さのコントラストが感動を呼んでいるのだ。中華でありながら和食以上に季節感を感じることができ、最初から最後まで全く手抜かりなし・・完璧とはこういうものなのだろうということを教えてもらった気がした。
またこの日のメンバーは幹事のMさんご夫妻、名古屋では知らない人がいないぐらい有名なアントンさん、そして世界を股にかけて活躍されているHさん、中津川で本業の他に手広く食材、料理関係の仕事をされているOさん、そして私であった。
この日は
唐辛子と山椒味のカシューナッツ、クルミ
季節野菜の彩り前菜
コリンキー、搾菜とクミン風味
人参とキヌア素麺南瓜、オクラ、紀伊長島産のガス海老とドレッシング、
白いかと黄にら、イサキと青茄子、ネギと生姜
多気町の干ししいたけ
伊勢志摩産の蒸し鮑と北海道産の花咲蟹の冷菜
黒酢と生姜風味のジュレ
白いとうもろこしと毛蟹と帆立貝の春巻き
とうもろこしのスープ
ふかひれと冬瓜のフルーツトマトと干し貝柱のあんかけ
松阪牛フィレ肉の四川山椒焼き
雲丹、金時草、じゃばら酢
金爽鶏のチキンライス
二種のソース添え
担々麺、あおさの麺
デザート
桃と杏仁豆腐、スイカのソース
白玉団子黒胡麻の餡入り 生姜のスープ
コーヒー
どれもぐうの音が出ないほど素晴らしい料理ばかりでった。メインは松阪の名物、松阪牛のフィレを中華風に頂くことができたし、しめのご飯はシンガポール名物のチキンライス、しかもただのチキンライスではなかった。ご飯は日本米とジャスミンライスを混ぜたものを使い食感を際立たせていた。ソースも中華を基本にしながらどこかエスニックを感じさせてくれる、そんな奥深いチキンライスであった。
どの料理も単なる伝統的な「中華」ではなく一捻りも二捻りもしてありそれが絶妙な味わいを醸し出しているのである。言わば北川シェフのオリジナル料理なのだ。ともすれば伝統から外れることによって悪い方向に行く店が多い中、こちらの料理はそこから何段も上の方に完成しているようなのである。
ご一緒させて頂いた世界レビュアーランキングトップの方も、この手の中華でこれだけ完成しているのはこちらと茶禅華ぐらいであろうということをおっしゃっていたが、私も全く同感であった。
ここでしか味わうことができない唯一無二の味、また機会があれば必ず訪問したい。