正統派フレンチ☆オーソドックスであることが、むしろ今の時代では個性となって輝いている
軽井沢を代表するオーベルジュ。こじんまりしたかわいらしいブティックホテル。
今回の滞在の目玉は、やっぱりディナー。名物のスープペアリングを楽しみにしていた。
正統派フレンチで直球のおいしさ。おいしいものを食べて幸せっていうシンプルで大きな幸福感に満たされる。こういう正統派フレンチって、15年位前は日本で主流だったように思うが、今はだいぶ少ない分、伝統を守り続けることが逆に個性として輝いていると感じた。
さらに、15年前のフレンチのような重くて、コースの最後はきつくなってしまうものではなく、適度に軽いので最後まで楽しむことができる。
伝統を大切にしつつも、時代の流れに合わせて確実に進化しているっていうすばらしさ。
ペアリングのスープもとてもおいしく、料理自体、スープ、料理とスープのマリアージュ、とコースを3倍楽しくする素晴らしいものだった。
15000円のお決まりコースをいただいた。
☆8長野県産紅玉のりんごジュース
甘酸っぱい旨みが凝縮してる。とてもおいしいのでブランドものを使っているのかと思ったが、なんとツルヤ(界隈のスーパーマーケット)で買ってきたそう。
こんなにおいしいものが、軽井沢では日常的に味わえるなんて。。
★8.5発酵バター
旨みとコクと重みがある。こんなにおいしいバターがなんと業務用だそうで、再度驚く。
☆8バケット
★7白子とシェリービネガーのジュレ 上にはエシャロット。
★9オマールと高原野菜のテリーヌ
前菜、さっそくスペシャリテ登場♪
オレガノ風味の鶏コンソメジュレがテリーヌを囲っている。
いろんな野菜をとてもおいしい形で摂取して元気になるっていう幸福感。
それぞれの野菜に味付けすることで、野菜本来の旨みが引き出されている。
ペアリングのスープは
☆9オマールのビスク
半分以上泡で軽い口当たりにしていながら、味はしっかり濃厚。
野菜主体のさわやかなテリーヌと、濃厚なビスク、相性抜群☆
★8.5トリュフのスープ パイ包み
コンソメスープ、野菜。
松茸のスープのところ、トリュフに変えてくださった。今後のシーズンではトリュフを出すとのことなので、私は一足早く。(訪問は11月13日)
シェフのこだわりで、最初の一口はパイを混ぜずにコンソメのみで味わってくださいと。なので、ナイフで繊細なつくりのパイのふたを外す。わくわくする。
☆9バターたっぷりで極薄サクサク、そしてふわふわの絶品パイ
さすがこだわりのコンソメ、澄んだスッキリした味わいながら、旨みしっかり。
コンソメ、パイ、それぞれ別々に味わった方がそれぞれの個性の輪郭がしっかり感じ取れておいしい。
次はメインの魚料理。正統派フレンチらしく、銀の蓋で覆われたまま運ばれ、目の前で蓋を開けてくださるサービス。次の肉料理もそうだった^^
★8.5すずきとホタテ貝のムース、たらばがに
洋梨型で登場。このオーベルジュを象徴するようなかわいらしさ♪
ムース全体を覆うようにかけられたエスタラゴンバターソース。
特にソース絶品☆酸味と甘み、そしてバターの含み。正統派フレンチって感じ。
スープペアリング
☆9 五種野菜のポタージュ 野菜の旨み
★8.5信州産牛ひれ
低温調理。栗のピューレ、根セロリのピューレ。
赤ワインを煮詰めたボルドレーズソース。正統派の赤ワインソースで王道の絶品☆
スープペアリング
☆ハーブを効かせたミネストローネ
★7.5お口直し アールグレイのジュレ いちじくコンポート
ジュレっていうよりゼリーのようにしっかりした硬さがあっていい感じ。
甘さをほとんど入れていないのも、さっぱりしていてよい。
デザートは3種から選べた。
デザートのスペシャリテは「虹色のスフレグラス」(7種のフルーツで虹色に仕上げた、スフレのようにふわふわなアイスクリーム)で、季節のおすすめは↓だそう。
最初にいただいた林檎ジュースがおいしすぎたので↓をチョイス。
★8紅玉のタルト
はちみつのアイスクリームとシナモンのアイスクリームが添えられている。
最後はスープペアリングの代わりに、タルトとアイスクリームのマリアージュを楽しむ^^
☆7プティフール
☆8コーヒー
最後にシェフが挨拶に来てくださった。シェフはレカンご出身、偶然出会った軽井沢の食材に魅せられ、こちらオープンなさったとのこと。
レカンも15年ほど前に行ったが、重くてコースの最後はきつかった。今回のディナーの方が、当時のレカンより確実に満足度高かった。
シェフ「私はもう60歳(そう見えないイケメンシェフ)なので、新しいことはできません」とおっしゃっていた。でも、実際味わったフレンチは、伝統を大切にしつつも、時代の流れに合わせて確実に進化している素晴らしいものだった。
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店名 |
Auberge de Primavera(Auberge de Primavera)
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類型 | 法式、客棧 |
預約・查詢 |
0267-42-0095 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1278-11 |
交通方式 |
距輕井澤站步行7分鐘。從輕井澤站北口向舊輕井澤方向前進,在東雲的信號燈左轉。 距离輕井澤 743 米 |
營業時間 |
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預算 |
¥10,000~¥14,999 ¥5,000~¥5,999 |
預算(評價匯總) |
¥20,000~¥29,999¥10,000~¥14,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、AMEX、JCB) 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
座位數 |
80 Seats |
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個人包廂 |
可能的 可容納4人 還有用蕾絲窗簾隔開的半包間。 |
包場 |
可能的 可接受20人以下、可容納20~50人、可容納50人以上 |
禁煙・吸煙 |
抽煙與禁煙分區 有關被動吸煙對策的法律(修訂健康促進法)自 2020 年 4 月 1 日起施行,可能與最新資訊有所不同,請在光臨餐廳前確認。 |
停車場 |
可能的 |
空間、設備 |
時尚的空間,平靜的空間,有露天雅座 |
酒水 |
有葡萄酒,有雞尾酒飲料,對葡萄酒講究,對調酒講究 |
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料理 |
對蔬菜菜式講究,對魚類料理講究 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
風景優美,飯店內的餐廳,神秘不為人知的餐廳,家庭式餐廳 |
服務 |
可提供慶祝・驚喜的服務,有品酒師,可帶寵物,提供外帶服務 |
關於兒童 |
接待兒童 |
服裝規定 |
著裝要求推薦休閒裝。請不要穿短褲和涼鞋來店裡。 |
網站 | |
備註 |
夏季無休冬季 (1月~2月) 為關閉期間寵物同伴僅可坐涼臺座位 (帶屋頂) |
店鋪公關 |
將輕井澤的恩惠傳遞到五種感官的正統法式料理。
銀座l'ecrin出身的主廚小沼將輕井澤的恩惠傳遞給五感。淺間山麓的自家農園有機栽培的蔬菜,佐渡島直送的鮮魚,信州的“千代幻豬”等使用講究的食材制作的至福美味,敬請享用。 |
軽井沢を代表するオーベルジュ。
こじんまりしたかわいらしいブティックホテル。フランスの片田舎のオーベルジュに来たって感覚味わえる(実際行ったことないけど^^;)。
夕方チェックイン、18時からの早めのディナーを楽しみ、その後はすぐそばの宿泊棟で、猫足のバスタブなどでのんびりし、翌朝はまた別の棟(ディナーとは別のレストラン)で食事。
オーベルジュ、結局はレストランがお客のために快適な宿を提供している施設であり、結局は日本の料理旅館のフランスバージョンなのかなと思った。
かわいらしくて清潔なのはとてもありがたい。一方で、ホテルとしてはそれなりというのが正直な感想。見たことない虫に部屋で遭遇したり、ヒーターの存在に気づくのが遅く暖房の効きが悪くて部屋はいつまでも寒かったりで、印象悪化してしまった。とはいえ、本場フランスの片田舎では、日本人にとって、こんなに快適で清潔な宿泊施設としてのオーベルジュには出会えないんだろうなとも思った。
朝食は別棟のVEGANというレストランでいただいた。安価なプランだったのだが、親切にもビュッフェをつけてくださった。スタッフの方が「かなり簡素ですが。。」とおっしゃるとおり、実際メインをつけなかった分、簡素ではあったけど。
とはいえ、さすが料理宿、ちょっとしたドレッシングなども手が込んでいてぬかりないおいしさ。特にキャロットラぺ、うなる味付けだった。