分をわきまえたサイドメニュー
2019年4月
麺セット 税込1058円
人間、ないものを欲するサガを持つ。したがって、海なし県の長野県にはすし屋が多く、ここ小千谷や六日町などの内陸部でも、すし屋が大看板で人々を魅了する。じゃあ素直にすしをほおばってニコニコしているかと思いきや、すし屋に来てまでラーメンなんぞを食べたがる客がいると見えて、「寿司・ラーメンセット」なんてものまである。
全く何をしたいんだか…と今までスルーしてきた。しかし今やそんなものじゃないのである。すし屋のサイドメニューにラーメンは当たり前。豚骨ラーメンも油そばもある。カレーライスを出すところまであるのだ。(カレー食べた後で、スズキの握りなんか食べても味がしないだろうに)。つまり、すし道楽は時代の先を読んでいたのだ。時代遅れは私の方だったのである。
反省して、すし屋でラーメン派の軍門に降ることにした。カウンターに座り、「麺セット」をオーダー。塩ラーメンと「彩」を選ぶ。醤油ラーメンよりは塩ラーメンかなあ、すし屋なら。…まだ内心抵抗してるんだなあ。「彩」は、なんか白身魚が多めな感じのやつ。
で、オーダーしてからがちょっと辛い。回転してくる皿に全く縁がないという時間が続くからだ。回ってくる寿司に小馬鹿にされている気がしてくる。へえ、ラーメン頼むんだあ、と客と店員に内心軽蔑されているような気がしてくる。…というのも、こちらは全国チェーンの安っぽい電子音に満ちた回転寿し屋と違って、どこか上品なのだ。値段もやや高めのネタが多い。
到着した塩ラーメン、一口スープをいただくと、シンプルで少し味薄め。麺は20番細麺で、推定加水率35%強の多加水タイプ。量はレギュラーサイズ。味薄めなのは、やはり寿司の味を損なわないためだろうなあ。すしはミナミマグロ、ハマチのハラミ、タイ、サヨリ、あと多分スズキ。予想より寿司が旨かった。サヨリなんか、さすが旬の走りって感じだった。
ラーメン店のラーメンと、寿司屋のすしが一緒に並べば、どうしたって味の主役はラーメンになる。ラーメンの方が油も塩分も強いからだ。ところが、こちらの麺セットだと、寿司が主役になっていた。塩ラーメンは完全にわき役だった。ふーん、それなりに考えてるんだなあ、と感じ入った次第である。
店名 |
Sushi Douraku
|
---|---|
類型 | 回轉壽司、拉麵 |
預約・查詢 |
0258-82-1139 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
新潟県小千谷市大字桜町4995 |
交通方式 |
距离小千谷 2,462 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999
|
付款方式 |
可使用卡 (JCB、AMEX、Diners) |
座位數 |
60 Seats |
---|---|
個人包廂 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
可能的 |
酒水 |
有日本清酒 |
---|
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
---|---|
服務 |
提供外帶服務 |
關於兒童 |
接待兒童 |
網站 |
2020年7月
知り合いが推薦してたので行ってみたいという家族のリクエストで来店。さほど期待せず、皿の色を気にしないで地魚やおススメネタを中心にオーダー。
ウマヅラハギは旨かった。あと、太刀魚の皮目を香ばしく炙ってあって、これはこのネタでは今季一番旨かった。皿に一カンしか載ってないから少々高かったけど、ウニも旨かった。
ヤリイカのゲソは安くて旨くて最高。
マグロとかサーモンとかは避けてオーダーしたけど、最後にマグロ納豆の軍艦を頼んだら、マグロが結構いいものだった。びっくりしたのは、シャリの旨さ。ネタを圧するくらいの甘味とモチモチ感。塩沢産のコシヒカリらしい。そりゃ旨いわけだ。寿司に合うかと言ったら、きっとツウの人は、粘り気があり過ぎて寿司には合わないとかいうんだろうけど、お米大好き県民としては、そんなのカンケーネー。南魚のコシヒカリ、最高だぜ。