店名 |
Kuro mugi
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類型 | 蕎麥麵 |
預約・查詢 |
04-2922-9619 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
埼玉県所沢市西所沢1-4-14 |
交通方式 |
西武池袋線西所沢駅、徒歩3分 距离西所澤 214 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 |
座位數 |
17 Seats ( カウンター5席、小上がり3卓12席(その他奥に座敷16席)) |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
可能的 可接受20人以下 |
禁煙・吸煙 |
抽煙與禁煙分區 昼禁煙 有關被動吸煙對策的法律(修訂健康促進法)自 2020 年 4 月 1 日起施行,可能與最新資訊有所不同,請在光臨餐廳前確認。 |
停車場 |
不可能 隣にコインパーキング有り(7〜8台ほど駐車可) |
空間、設備 |
平靜的空間,有吧檯座位,有日式包廂,有日式圍爐座位 |
酒水 |
有日本清酒,有燒酒,有葡萄酒,對日本酒講究,對燒酒講究 |
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此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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關於兒童 |
小学生以下入店不可 |
網站 |
連休中の昼、今回はちょっと足を延ばして西所沢までやって来た。
目指したのは駅から2.3分の所に在る、こちらの蕎麦屋。
かねてより蕎麦も蕎麦前もきちんとしているという情報を耳にしており、訪れる機会を窺っていた。
不案内の場所なので早めが良かろうと、11時半の開店より15分ほど前に到着すると、既に2名の方が待っており慌てて私も並んだが、間もなく後ろにも人が続き開く前に7名の行列となった。
店内は左手の小上がりのテーブル3卓に12席。
右手には厨房前のカウンターに4席(普段は5席)が並んでおり、一人の私はその右端を選ぶ。
開店後も客入りが続きすぐに満席となり、その後の客は待ちの状況。
店は50歳代と思われる、ご主人夫妻で賄われている。
汗ばむほどの陽気の中待っていたので、まずビールで喉を潤そうと思うが銘柄はスーパードライの一択で、やはり都内の蕎麦屋とは勝手が違う。
いきなり日本酒と言う気にはなれず、頼めば焼酎のソーダ割りなども出来るのかも知れないが、忙しそうなのでこちらで我慢。
品書きに並ぶ肴類は夜限定と但し書きされてるが、何か出来ないかと女将さんに訊くと'簡単なものならば'との答え。
それを勘案して2品を注文。
「蕎麦味噌」はデッシャーで掬い取ったように、球状に盛られて登場。
たっぷりと加えられた炒った丸抜きの歯触りと、唐辛子がピリッと効いた味わいが好ましい。
甘さはそれほどきつく無いため、多めの量も何時しか平らげてしまった。
「天ぷら盛り合わせ」は、他の客も天ぷらを頼むため無理はないと注文。
内容は結構立派な海老2尾と野菜4種(茄子・丸十・大葉・パプリカ)で、薄目の衣でサクッと揚げられている。
塩では無く蕎麦屋の定法の濃い目の天つゆで食べさせるが、海老は旨味も食感も上々で野菜もそれぞれの持ち味が楽しめた。
酒には「桂月 純米大吟醸」を追加。
口当たりよく味わいも深い実に良い酒だと判るが、落ち着かない雰囲気の中ではじっくりと味わえなかったのは残念。
他の客の注文に合わせて、早めに蕎麦を頼んでおく。
注文は基本の「もり」1枚。
蕎麦は細打ちながら一本ずつにしっかりした食感が保たれて、香りも感じられる。
こちらでは群馬にソバ畑を所有し、そこで栽培・収穫した蕎麦を使うこだわり振り。
それに加え、蕎麦打ちの技術も達人レベルと見る。
盛りも結構多く、これで800円は良心的。
つゆの出来も見事で、濃い目ながらバランスの取れた味わいから丁寧に作られていることが判る。
猪口に直接注がれて出されるが、蕎麦の細さと盛りの良さからすれば徳利を使うひと手間が欲しい。
薬味に本山葵が付く点に感心。
急須で出される蕎麦湯は、手が加わっておりかなりのドロドロ状態。
つゆの美味さで何とかなったが、口がべたついてすっきりと締められなかったのは残念。
少々忙しなかったが、ご主人の技量の高さは確認できた。
一杯やっている客は少ないが、料理の提供は同様のペースなので迷惑をかけることも無く、女将さんの応対ぶりも好印象。
勘定は5,000円ちょっとだが、相当に思う。
初回のため様子が分からず忙しい日時を選んでしまったのは失敗だったが、こちらの店の良さは少なからず感じ取れた。
手打ちの蕎麦の出来と料理の腕前からして、単に食事処として扱われるのはもったいない店。
酒や肴の品揃えには、ご主人の本意は'呑ませる蕎麦屋'であることが顕れているが、それを全うするには場所的に中々難しそう。
本来は夜に訪れてゆっくりと「蕎麦屋酒」を楽しむべき店だが、地元以外の人間が敢えて足を運ぶ気持ちは起こりにくい立地。
この辺りでは予め行楽気分で向かい、半端な時間帯でも寛げることが約束された「狭山翁」の居心地の良さに軍配が上がる。