じどりや穏座@大津市堅田新宿橋:地鶏すき焼コース - t_cognac's weblog
「完璧な鳥料理店」といえば、奈良・平群竜田川の「鳥喜久」がチャンピオンであることに変わりはないのだが、地元大津にも素敵なお店はある。ただし、なかなか予約が取れないことでも有名なりつつあるのがこのお店かもしれない。このレストラン、厨房は隣接の鶏肉店「かしわの川中」と直結していて、さらに「かしわの川中」で売られる鶏肉は、隣接する鶏舎で買われている鶏で...と、つまりは生産者→厨房→消費者という経路においては、もしかしたら日本最短かも知れない。SNS上においては、業界の名だたる有名人がお忍びで食べに来る様子も散見される、そんなお店。私は...といえば、滋賀に引っ越してからというもの、横の直売店で鶏肉を買って帰ることは日常の茶飯事になってはいるが、ココ穏座を味わうのは初めて。
」
ということで、本日は初めての地鶏すき焼コースにザマす。
もしかして、いきなりのすき焼か?と思っていたら、そこはそれコース料理仕立てになっていて、3800円というホンマニコレデイイノカ的廉価で鶏のイイところを味わわせてくれる構成。
というわけで、食前酒と酒肴。
鮒寿司の風味(「飯(いい)」)をまとったササミと湖魚の佃煮。
お造り・淡海地鶏二種盛(むね肉・ささみ)。
ワサビと、店主手作りの岩塩を削った塩で。
サカナじゃ、ありませんよ。トリですよコレ。淡泊にして、なんともふくよかな。
時系列違うかもだけど、前菜三種。サケススムナリ。
先のサシミも、醤油じゃなくて、シオだけで食べ進む。こういう食事って、なんか、悪いことをしている感さえある。
焼物・淡海地鶏・手羽先塩焼き。世界の山ちゃんとは、一味違うね!
揚物・淡海地鶏・唐揚げ。びーる、ススム君。
さて、ココでココでいよいよ、メインの近江シャモすき焼きに取り掛かる。野菜系のザルにはしっかり赤蒟蒻が。やはり、ここは滋賀なのだ。京都じゃ、まずお目にかからない、赤蒟蒻なのだ。
オリジナルのつみれに...
雌鶏の近江シャモ、
雄鶏の近江シャモ、と、分けて提供されることで、オスメスの肉質・味わいの違いが楽しめる。
それらを最高の割り下と最高の昆布ダシでさっと煮る。
当然、サケも進んでしまう。
そして、沸具合の頃合いを狙って…
生卵に絡めていただく!卵はもちろんよくかき混ぜるのだが、白身だけは十分かき混ぜ、黄身はかき混ぜないでおくのは自分流のこだわり。
そして、炊き上がったばかりの土鍋ゴハン。
滋賀県長浜市高月町産無農薬コシヒカリだそうな。
そのまま噛み締めてウマシ。TKGにしてウマシ。
そして、デザートのアイスクリームで〆。
実に、たまらなく素敵でしたわ。
店名 |
Onza(Onza)
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類型 | 雞肉料理、烤雞肉串 |
預約・查詢 |
0120-003-129 |
可供預訂 |
僅限預約
※現在、カウンター席・ランチ営業はお休みとのことです。 |
地址 |
滋賀県大津市真野4-9-50 |
交通方式 |
從JR湖西線·堅田站乘計程車5分鐘以上有名,所以如果你告訴計程車司機商店的名字“到Yasuza”,你肯定會到。從堅田站乘江若交通巴士澤口巴士站下車徒步6分鐘 (448m) 距离小野 1,025 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算 |
¥8,000~¥9,999 |
預算(評價匯總) |
¥8,000~¥9,999¥6,000~¥7,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
服務費收費 |
なし |
座位數 |
26 Seats ( 吧臺席6席,雞籠 (護城河暖爐座位) 6席,休息室座位 (桌子) 8席,露臺座位6席) |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
可能的 大約有10臺。 |
空間、設備 |
時尚的空間,平靜的空間,座位寬敞,有吧檯座位,有日式包廂,有日式圍爐座位,無障礙空間,接待輪椅客人 |
酒水 |
有日本清酒,有燒酒,有葡萄酒,對日本酒講究,對燒酒講究,對葡萄酒講究 |
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此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
神秘不為人知的餐廳,家庭式餐廳 |
服務 |
可提供兩個半小時以上的聚會 |
關於兒童 |
※小孩子好像不可以(不包括固定暖爐席位、露天席位的“包租”情況),但為了慎重起見請確認一下。 |
網站 | |
開店日 |
2005.6.15 |
備註 |
※現在吧臺席和午餐營業停止了。 |
この日、偶然にも参加オファーをいただき、滅多に行くことのできない滋賀の名店へ。トナリのかしわ屋さんは普段遣いなんだけどね。メニューは「穏座de昼ごはんすき焼きコース」。一日2組限定、予約必須のプレミアムなメニュー。
つきだし的にキュウリと人参の漬物、湖魚の佃煮から始まる。それにしても、昼間っからお店でサッポロ赤星って、それだけでも、どれくらいぶりよ。続いて、肝の煮付けと出汁巻き。さらに、胸肉の刺し身とモモの炙り。シンプルに塩でいただく。うひょー。そして、すき焼きのニク。こちら近江しゃも(だったと思う…)。こちら、淡海地鶏(だったと思う…)。なにしろ、「かしわの川中」で飼育された二種のとびっきりの地鶏を味わうことが出来る機会は貴重。さらに、鍋用野菜、つみれ、割りした。最初はお店の方がすき焼きの調理を仕切ってくださる。割りしたとともに二種の地鶏を鍋の左右に分けて入れ、やがて、まん中部分に野菜のたぐいを置いてグツグツ。サッポロ赤星のあとは、穏座ならではの滋賀のお酒。今回同行の某変態DQN汰が「お店一番の黄色い酒」を所望したら出てきたのがコレ。甲賀水口、美冨久酒造の山廃仕込純米原酒。コレがまた、ものすんごい味で、もはや日本酒というより中国の紹興酒を思わせるような感じ。おもろい。ウマい。さらにさらに、他では滅多に味わうことのできない銘酒の数々。超日本酒マニアな某変態DQN汰が喜びまくったこと請け合い。やがて出来上がったすき焼き。いちいち詳しくは書けない。ウマいしか出てこない。加えて、大のオトコ4人で行っても、相当の量もある。この後も、割りしたの追加をお願いして舌鼓。そしてこのお店、実は王蟲もいる(食べられません)。また、赤い服のときのナウシカも(これも食べられません。てか、食べてはいけません)。さらに、ラピュタのロボット。文脈的になんの関係も無いけどTEACのオープンリールテープ。懐かしいと思う人は我々と同世代か、ソレ以上か。ロボットの生首。いやそもそも生物ではないから、「首」でいいのか?さらに、刺さる人には刺さる、Mclntoshのオーディオ機器。これははいずれも、オーナーの所有物だが、すでに博物館でもある。〆は抹茶アイスで。とびきり上等な二種の地鶏を中心に、ウマいお酒も心置きなくあじわって6000円ちょっとだったかな。いつだって食べに来たいが、なかなか予約が取れないお店。行ったことある方はご存知だろうけど、このお店、養鶏場の直営店で、「かしわの川中」の販売所と「じどりや穏座」の厨房部はつながっている。コチラ「かしわの川中」は、日頃からしょっちゅう買い物に来て、鶏肉やら鶏ガラを買い求めるんだけど、この扉の向こう側は、ホント、滅多に行くことが出来ないのよねぇ。今回はマコトに貴重なチャンスでした。