店名 |
Hisadu
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類型 | 海鮮、日本料理 |
預約・查詢 |
0853-23-2801 |
可供預訂 |
可以預訂
週末は予約要 |
地址 |
島根県出雲市今市町1273 |
交通方式 |
JR出雲市駅 北口より徒歩3分 距离電鐵出雲市 150 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算 |
¥15,000~¥19,999 |
預算(評價匯總) |
¥8,000~¥9,999
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付款方式 |
可使用卡 (JCB、AMEX、Diners、VISA、Master) 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
座位數 |
( カウンター11席) |
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個人包廂 |
可能的 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
有吧檯座位 |
酒水 |
有日本清酒,有燒酒 |
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料理 |
對魚類料理講究 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
神秘不為人知的餐廳 |
關於兒童 |
接待兒童(接待小學生)
2020年4月から全面禁煙 |
服裝規定 |
なし。 |
日曜日の夜です。
出雲市駅です。
やはり旅に出たからには、地元料理を楽しむのが基本中の基本。
しかしながら、旧島根医科大学しか無い(御免なさい)駅前では、ただでさえ人通りは少なく、日曜日の夜ともなればほとんどのお店が暖簾をしまわれております。
繁華街らしき通りを散策していたところ、温かい灯りを発見。それがこちらの久鶴さんでした。
聞けばこの地で45年目とのこと。七十代前半なのでしょうか、素敵にお歳を召された親方と柔らかい笑顔の女将さん、お二人で営まれている小料理屋さんです。
カウンターに座ります。
先客はいらっしゃらないのかと思いきや、『今ねぇ、上の団体さんのお皿を用意しているので、ごゆっくりしていてくださいねぇ』と呟く親方。
静かな音量で流れる演歌というか、和のバラードの有線を聴きながら、ラガーとお通しの河豚の煮凝りで、のんびり、そしてまったりと寛ぎます。
壁の料理札を見つめながら、日本酒にシフトしようかなぁ、と考えていたところ、『さてと、どうしましょうかねぇ』と、ひと段落ついた親方が眼差しを向けます。
『今日はね、市場は休みだけど、漁師さんが一本釣りで揚げた甘鯛があるんですよぉ〜。舟の上でね、血抜きと神経絞めもしてくれているので、市場にある網で捕まえたやつとは、ちょっとだけ違うんですよねぇ〜』と、ゆっくりとしたテンポで眼尻を下げながら呟く親方。
粋ですね。鯔背ですね。
こんな感じに歳を重ねられないかなぁ。
『お昼に持ってきてもらったので、造りはちょっと固いかもしれないけど、焼いても揚げても美味しゅうございますよぉ〜』と、艶っぽく誘われる小デブ。
他にはイトヨリダイと真鯛も有りましたが、ここは親方のアドバイスに従い、甘鯛のお造りと塩焼きをお願いします。
程なく地元のオヤジさんが一人でいらっしゃいます。
お馴染みさんなのでしょう、親方といきなり会話を始めますが、耳がついていかない。出雲弁らしく半分ほどは理解不能。
親方も早口で返します。
えっ、さきほどまでの親方のユックリとした喋りは、小デブが外者と分かっての、敢えての標準語だっのかぁ〜
地元の方との触れ合いもまた愉しく、気が付けば二時間の長っ尻。
お会計を済ませて席を立ちます。
『だんだん』と女将さん。
『またいらして下さいねぇ、だんだん』と親方。
『えっ、だんだんって?』と首を傾げる小デブ。
『有り難う御座います、って意味なんですよ』と女将さん。
『そっかぁ、そいじゃ、だんだん』と呟いて、夜の街に溶け込む小デブでした。
いただいたものは以下の通りです。
そしてご馳走様でした。
●お通し:河豚の煮凝り
●甘鯛:お造り
●甘鯛:塩焼き
●白魚:茶碗蒸し
・クラシックラガー:中瓶
・十旭日:500ml、純米、出雲