店名 |
L'OSIER(L'OSIER)
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類型 | 法式 |
預約・查詢 |
03-3571-6050 |
可供預訂 |
僅限預約
予約専用ダイヤル:0120-156-051/ 03-3571-6050 |
地址 |
東京都中央区銀座7-5-5 |
交通方式 |
從地鐵銀座站徒步7分鐘從JR新橋站銀座口徒步6分鐘從JR有樂町站徒步8分鐘 距离銀座 362 米 |
營業時間 |
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預算 |
¥20,000~¥29,999 ¥15,000~¥19,999 |
預算(評價匯總) |
¥40,000~¥49,999¥20,000~¥29,999
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付款方式 |
可使用卡 (Master、VISA、JCB、AMEX、Diners) 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
服務費收費 |
12% |
座位數 |
30 Seats |
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個人包廂 |
可能的 可容納8人 僅1間最多7~10人。作為房費午餐10800日元/晚餐21600日元 (含稅) |
包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
可能的 使用時請在預約時吩咐。10臺。 |
空間、設備 |
時尚的空間,平靜的空間,座位寬敞,有沙發座位 |
酒水 |
有日本清酒,有葡萄酒,有雞尾酒飲料,對葡萄酒講究 |
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料理 |
對蔬菜菜式講究,對魚類料理講究,提供英文菜單 |
此時建議 |
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服務 |
可提供慶祝・驚喜的服務,有品酒師 |
關於兒童 |
●中學生以上可以使用。 |
服裝規定 |
●男性客人請穿夾克衫。●請勿穿著短褲或涼鞋等便裝。 |
網站 | |
備註 |
●自2023年7月1日起,套餐和晚餐套餐的價格將會有所變動。欲了解更多信息,請訪問官方網站(https://losier.shiseido.co.jp/losier/)。 ●包場預約請與我們聯絡。 |
ワインのペアリングは15万円以上をオススメしたい理由につきましては、最後の方で解説いたします。
(伝えたい事があり過ぎてちょこちょこ編集しております。)
(ちなみに僕は15万円以上を頼んでいません(笑))
資生堂が経営するロオジエは、銀座にある言わずと知れたミシュラン三ツ星の老舗フレンチレストランです。個人でもゴ・エ・ミヨでオリヴィエ・シェニョン氏が「今年のシェフ賞(2017)」、井黒卓氏が「ベストソムリエ賞(2024)」。
ここ食べログさんで言えば「The Tabelog Award Gold」、「食べログ100名店」の受賞歴など、お店としても個人としても数々の最高評価を受けています。
10数年前のまだ20代だった頃、ガストロノミー・ジョエル・ロブションさんや、改装前のこちらのロオジエさんに伺った事があり、40歳目前の今またあの素晴らしい時を体感したいと思い今回伺わせて頂きました。
結論から言いますと、大大大満足でした!!!
今回一人でしたのでランチでと思ったのですが、すでに3ヶ月先は予約でいっぱい…しかしディナーであれば空いてるとご提案頂き恐れながら予約させて頂きましたが、本当に来てよかったです。幸せな時間となりました。
本日のメニュー。
□AU FIL DU TEMPS… LE PRINTEMPS 2024
・明石産真鯛とキャビア・オシェトラ
カブのムースリーヌ 春野菜のコンディマン
クレソンのクーリ
・黒鮑のバターポッシェ
岩海苔入りカリフラワー
生雲丹のブイヨンソース
・オマール・ブルー ホワイトアスパラガス
ラビオル«ゼブラ» ジロール茸のムースリーヌ
ソースコラリーヌ
・ブルターニュ産仔牛のロティ リー・ド・ヴォーのクリスティアン
グリーンアスパラガスとプティポワフランセーズ
モリーユ茸のフリカッセ
マジョラムとシトロンコンフィ入りのジュ
・桜とルバーブの彩り
・グリオットチェリーのスフレ
・フリヤンディーズのワゴン
・カフェ
□Wine List
2018/ Château d'Yquem
2014/Château Lafite
2020/Lucien Le Moine / Bonnes-Mares
Olivier Bernstein
2018/Corton-Charlemagne
Champagne Jacques Selosse
Substance
Château Beaucastel
2021/Roussanne Vieilles Vignes
2014/Château La Mission Haut Brion
『明石産真鯛とキャビア・オシェトラ カブのムースリーヌ 春野菜のコンディマンクレソンのクーリ』は品良くもしっかりとした味わいがあり、その優しさで序盤の緊張を徐々にほぐしてくれました。
黒鮑を惜しげもなく使用した『黒鮑のバターポッシェ 岩海苔入りカリフラワー 生雲丹のブイヨンソース』は、本当にワインにもパンにもとてもよく合い、その計算されたケミストリーはまさに至高でした。良いお酒とともに毎日でも食べたい!(笑)
『オマール・ブルー ホワイトアスパラガス
ラビオル«ゼブラ» ジロール茸のムースリーヌ ソースコラリーヌ』は、ホワイトアスパラガスが一品だけでも成立しそうなほど味わい深く、もちろんオマールブルーも弾力あるプリプリ感と甘みに感動、ソースもとても美味しかったです。その残ったソースはパンに付けて食べて良いとの事で、(はしたないのかと思い遠慮気味に付けましたが、もっと豪快に付ければ良かったかもです…マナーは勉強です)ちょこっとパンに付けて食べましたが大変美味でございました。
そしてメインディッシュの『ブルターニュ産仔牛のロティ リー・ド・ヴォーのクリスティアン グリーンアスパラガスとプティポワフランセーズ モリーユ茸のフリカッセ マジョラムとシトロンコンフィ入りのジュ』!ブルターニュ産仔牛のロティもリー・ド・ヴォーも普段は食べれない貴重な体験でしたし、お野菜の見栄えと味の調和も素晴らしく、そしてモリーユ茸!こんなにも良い香りと歯応え、そして奥深い味だったとは…!本当に美味しかったです!
メインディッシュまでのコースお料理、味、芸術、調和、全てが素晴らしく美しく、とても美味しかったです!幸せでした!
メインディッシュが終わると、エグゼクティブシェフのオリヴィエ・シェニョン氏がご挨拶してくださいました!僕が「メルシー」と拙い挨拶でお礼を言うと優しい笑顔で「Merci beaucoup」と優しく応えてくれました。そして日本語が堪能!とても素敵な方でした!
そしてシェフから、これからデザートが来ますと説明があり、それから暫くすると女性のスタッフさんが、
「このあとデザートが沢山来ますが、ふふデザートは別腹なので頑張ってくださいね。」と優しいお声がけを…!お腹がはち切れても頑張れそうです!(笑)
でもどれも美味しく頑張らなくてもペロリと頂けました(笑)(さすがにフリアンディーズのワゴン全種類は頂けませんでしたが(笑))
チーズも数種類頂きましたが、どれも美味しかったです!
そしてワイン!
ワインはペアリングでお願いしたのですが、貴重なジャックセロスも飲めましたし、シャトー ・ラ・ミッション・オー ブリオン、シャトー・ド・ボーカステル、そしてコルトン・シャルルマーニュ・グラン・クリュは、どれもお料理に寄り添い合うマリアージュな白ワインで美味でした。
赤ワインは
Musigny joseph drouhin 2018
2020/Lucien Le Moine / Bonnes-Mares
2014/Château Lafite
の3つから二本を選べたのですが、
ボンヌ・マールとミジュニーという
若さ溢れる男性と繊細で美しい女性的なワインを比べ飲みする感じも面白かったのかもしれないですが、
ソムリエさんとしてもブルゴーニュとボルドー両方飲んでほしい思惑か、まずはラフィットは飲んで頂きたいので、残りをどちらにするかをオススメされました。
という事で値段的にはミジュニーの方がお高いみたいですが、ソムリエさんのオススメでボンヌ・マールにしました。(ミジュニーも飲んでみたかったですが(笑))
しかし若さ溢れ土の香り感じさせるボンヌ・マール グラン・クリュに感動しましたし飲めて良かったです!
そして初めてボルドー5大シャトーが1つLaラフィット・ロートシルトを飲むことができ(ラフィット様はエレガントでありながら、真剣に付き添い良さを分からないと伝わりにくい…そんな孤高な王でもありました。(後述するディケム様は万人を照らす王))とても満足いたしました!
なので後悔はないです!そう、ではなぜ冒頭の話に至るのかと言いますと…
メインディッシュも終わり、この頃には緊張も解け(遅い)余裕ができたので、ふと別のペアリングリストを見てみると…世界最高のボルドーPetrus、白ワイン最高峰Leflaive/Bienvenues Bâtard Montrachet、2013Armand Rousseau / Chambertinそして世界一の貴腐ワインChâteau d'Yquemの飲み比べ…
いや〜何十万するんだろう…と、思いながら見ているとだんだん募る想い…そう、
せめてメイン後だしChâteau d'Yquemだけでも飲みたい。
そしてそう思っていたタイミングでソムリエの方がお声掛けしてくれました!何て素晴らしいタイミングなのでしょう!そして、ワインリストを見せて頂くと…ありました!しかもお手頃な価格で!
と、言う事でソムリエの方に恐る恐るお願いすると、
「お目が高い!」
明らかに目の輝きが変わりました。
ソムリエの方の解説にも隠しきれない熱が帯びています。そしていよいよd'Yquemを口に…
…!!!口に含んだ瞬間!パァッと明るく照らされるかのような、その味わいはまさに、王の楽園。
思わずソムリエさんに「幸せです…」と呟いてしまいました(笑)ディケム様と拝みたくなるほどに…しかもこれで2018年だとは…。最高の体験が出来ました。
これは先ほどの超豪華ワインペアリングでのディケ様90年代との飲み比べなどさぞかし…
そう、後に知ったのですが、これがタイトルにある
15万円のペアリングだったのです。
凄い!!!たしかにお高いです!ですが、手の届かない場所ではない場所に最高の至高が待っていたのです!ロオジエさん凄いです。知っていたら飲みたかったです!あ、と、いうことは30万円以上のペアリングだったならペトリュスにアルマン・ルソー・シャンベルタン、DRCも加え…!など妄想が膨らみます…!
もちろん、今回のワインも本当に満足でした!
だからこそ、今回のような試されるペアリングのもっと上を見たい。そしてそれを体感するのはロオジエでありたい。そう強く思いました。
何にせよ今回のワインリストも、ワインビギナーとしては最高の想いが出来たと思っていますので、重ね重ねですが大満足でした。ロオジエさん、ありがとうございます。
素敵な料理。
素敵なワイン。
素敵な装飾。
そして格式の高さがありながらも、時にユーモアで和ませてくれた優しいスタッフさんたち。
とても居心地の良い最高の空間でした。
20代の時よりも30代の時の方が楽しかったです!
また40代になったら更に楽しくなるはず。
その時は、ロオジエさんまた宜しくお願い致します!
素敵な体験をありがとうございました!