ランチの“豚荒味噌漬けステーキ御膳”では、あまり魅力を感じることができませんでした・・・↓ : KYOTO HYOKI

お仕事も一段落したし、同じ部署の女子同士で、少しリッチなランチにでも行きません？と
後輩ちゃんからのお誘いがありました。
「いいね～！どこに行こうか」と、あれこれ盛り上がっていたら、名前が挙がってきたのがこちら。
何やら「全て個室」という店の造りになっており、女子同士気兼ねなくお喋りするにはぴったりのよう。
次々週には「お昼の接待」を控えていて、お店を探していたこともあり、丁度いいわ～。
ということで、ロケハンがてら、お邪魔してみました。


①お店の外観、雰囲気、インテリアなど
東銀座駅から、徒歩5分程度。真新しい雑居ビルの地下1階にあります。
道路から少し奥まったところに地下へ下りる階段があるので、少々分かり難いですが、大きな真っ白い暖簾を
目印に向かえば迷うことはないかと思います。
入口で靴を脱いで、畳敷きの廊下を歩いてお部屋へ。確かに全て個室になっていて、お客様としてどんな人がいるのやら
さっぱり分かりませんし、襖が全て閉まっていると、何だか迷路のように見えてきます。酔っぱらっていたら、
トイレから戻るのに一苦労しそうだなぁ・・・なんてね（笑）お部屋の席は、掘りごたつになっていて、足元が楽。
靴を脱いでいることもあり、とてもリラックスできます。


②お料理について
豚肉のつゆしゃぶしゃぶが看板メニューのようだったので、やはり豚肉を使ったお料理が良いだろうと思い、
“豚荒味噌漬けステーキ御膳 （1,500円）”をお願いすることにしました。（豚肉メニューは“角煮御膳”などもありました）
暫くすると、大きな白木の角盆に乗せられたお料理が、一度に供されます。
丁寧に配膳してくれたフロアスタッフの女性が、私達のお部屋を出ていった瞬間、私含め3人とも大爆笑。
ええええ～！！嘘でしょ？　何これ？？　いやはや、久々にびっくりしたわぁ・・・。

薄～くスライスされた豚ばら肉（一片5～6cm）が、5枚、大きな美しいお皿に恭しく盛りつけられています。
えっと、この豚肉、5枚まとめて箸で一度に持つのは容易な量です。
で、そのままお口に放り込めば、それでメインのおかずは終了～！という訳ですね？これには、度肝を抜かれました。
お味は、西京味噌の甘みが感じられてそこそこ美味しいのですが、いかんせん味わう前に無くなってしまいました（笑）
その他、味噌汁（出汁は丁寧に引かれていた）、サラダ（水菜、キャベツ、ミニトマトという特筆すべき点はないもの）
それに小鉢（これも胡瓜とわかめの酢の物というド定番のもの）、香の物、ご飯、小さなデザート（蜜のかかったプリン）
が、お盆には載っていましたが、あっという間に食べ終わってしまいました。
確かに、ステーキというのは「肉のスライスなどを焼いた料理」のことでしょうけれども・・・
なんとなーく、このメニュー名に違和感を感じてしまうのは・・・は私だけでしょうか？


③スタッフの接客について
挨拶、席への誘導等、基本的な部分は全く問題なかったですし、丁寧で落ち着いた接客・サービスには好感が持てました。
まだ、新しい畳の香りが感じられる店内で、着物姿の女性が配膳等を行ってくれるというのは、いかにも日本的な感じ。
海外のお客様などには受けそうですね。


④CPについて
お店の雰囲気や、接客・サービスは感じの良いものでしたし、別メニューを頂いていたら、もっと違った評価に
なったかもしれません。とはいえ、今回の訪問では、CPが良いとは思えませんでした。


⑤その他、気付いたことなど
他の方のレビューを拝見すると、夜の接待では使い勝手が良いようですね。今度は、きちんと「しゃぶしゃぶ」を
頂いてみた方がいいのかもしれません。