上品で美しい京懐石を個室で。おもてなしに感動 : KYOTO HYOKI Ginza Sanchome Ten

寒くなったり暖かい日もありよくわからない気候の中、今日は弟の結婚報告を聞きにお祝いです。
兄弟仲が良いのですが２人で久しぶりにディナーですね。
お祝いとのことで、今日は贅沢に京懐石に行ってきました。

銀座一丁目駅から数分。地下に行くと個室で’和’が漂う靴を脱いで寛げる空間です。
女将が案内していただく先には、今まで居た銀座とは異なる京都の嵐山の料亭にきたような、感覚です。

さて本日頂いたコースは
☆先付；　胡麻豆腐　生雲丹　
☆凌ぎ；　鯖寿司
☆道理；　お造り
☆出汁しゃぶ；　神戸牛赤身　近江牛リブロース　上野野菜盛り
☆進肴；　近江牛ローストビーフ　辛子ジュレ掛け
☆食事；　生蕎麦
☆甘味；　笹麩饅頭

最初に登場したのは、センスの良いお皿に色々と小皿で盛られて写真を思わずパシャリ。母親も連れてきたかったな〜

☆先付；　胡麻豆腐〜生雲丹は、濃厚な胡麻豆腐の上に生雲丹といくらと生山葵がのっていまして、上品な味わいの出汁がかかっていました。山葵のピリッとした後味で気分を盛り上げてくれました。そしてもうすぐ節分なので「節分 豆」も一緒に頂きます。（言われて気づいたもうすぐ２月。。。）


☆凌ぎ；　鯖寿司は、京都ではたくさんの鯖寿司屋さんがありますが、こちらのお店の鯖寿司は酢がきつすぎず、鯖の旨味のお寿司を包み込んでる昆布がまろやかで。美味しい。。。


そしてその次は
☆道理；　お造りは、寒ブリ・サヨリ・サクラダイ　の３種類。もう見た目がほんと綺麗。味も。寒ブリはとても脂が乗っていて口の中でとろけます。サヨリの銀色に光る皮の美しさといい、かぼすの上に乗っていたサクラダイは独特の甘みがあり特に美味しかったです。


☆出汁しゃぶ；　神戸牛赤身　近江牛リブロース　上野菜盛り
こちらは、スタッフの方が丁寧に野菜から入れてくれ、食べるタイミングを教えていただきます。
野菜だけでなく、京都ならではの生麩や、赤こんにゃくなどもありました。
綺麗なサシの入ったお肉は重箱にきらびやかに入っていて、一人一箱有るので自分の好きなときにいただけます。　つけ出汁をいただくのですが、沢山のネギが入った箱も登場。こちらのネギを出汁に入れて肉に包んでいただくとのことで、、、テンション上がります。
サイドの柚子胡椒が私的にヒットでして、青柚子胡椒でなく赤い柚子胡椒。こちらも一緒にいただくと風味豊かになり、後味がすっきりと脂身がまたさらに甘く感じられました。
スタッフの人に聞くとこちらも京都から取り寄せてるとのことで。。こだわりが感じられました。
料理の説明も丁寧にしていただいて高感度かなりアップ。


☆進肴；　近江牛ローストビーフ　辛子ジュレ掛け
先ほどの野菜とお肉で大満足でしたが、こちらのローストビーフが登場するなりペロリといただきました。また違ったお肉の味わいと辛子ジュレがキーでした。

☆食事；　生蕎麦は、先ほどのしゃぶにお蕎麦を投入していただきます。
あまり普段温かい蕎麦をいただかないのですが、先ほどのお肉のまろやかな脂と一緒にいただくお蕎麦はなんとも贅沢な美味しさでありました。

☆甘味；　笹麩饅頭
甘すぎないデザートで、美味しさの極限まで燻してあるほうじ茶はまたほっこりとさせられました。


今回は、弟の話よりも美味しいお食事に圧倒され２時間があっという間にすぎていきました。
料理の説明はもちろん、丁寧なお仕事が見れてこちらまで嬉しい気持ちになりました。
最後まで丁寧に見送っていただいて、おもてなしが最高でした。
個室だったのでゆっくりと会話もできて、帰りの際に他の個室は新年会もされていたようで大きなスペースも見つけました、もっと早く知っておけばよかったお気に入りのお店になりそうです。
次回は母親を連れて行きたいと思います。