日本酒好きしか許されない聖域 : Sanchokuya Taka

ついに念願叶っての念願。「産直屋たか」さんへ遂に訪問となりました。今まで訪問が叶わなかった理由、それは日本酒好きしか入れない聖域であり、飲み仲間はいてもそこまで日本酒好きはいなかった為です。今回は会社の後輩との訪問になります。

＊撮影禁止の為、写真はありません。

定刻となって、女将さんに案内され店内へ。カウンター越しの店主の方は、現役か元かは分かりませんが、漁師をやっていたそうで今回の期待値が伺えます。

まず最初に店主の方からお店の説明について話があり、会計11,000円を支払います。その後はほぼ飲み放題的な形で日本酒を堪能出来ます。

最初はビール。日本酒以外の唯一のお酒となります。まずはスカッと喉を潤し、自慢の魚介料理のスタートです。

大根
蛤の浜焼き（大分県）
鮑（北海道利尻）とめかぶとイクラの和え物
秋刀魚（岩手県宮古）
馬糞雲丹（北海道根室）
鯖の刺身
白魚　カワハギ
真鯛の白子
トラフグの白子
蟹飯
真鯛の白子飯

魚介の出汁で炊いた大根。熱々でほっこり。そして帆立の貝殻の上で浜焼きにする蛤。ガスバーナーで炙り、出汁で煮詰める。弾力ある歯応えは勿論、これ程の甘みがある蛤は初めて。堪りません！！
時期によって産地を変えているという鮑は北海道利尻産。めかぶを白くなるまでかき混ぜ、トロトロになったところで鮑をパクっと。コリコリして新鮮な鮑をめかぶの旨味が包み込み、時折来るいくらのしょっぱさが程良い具合です。秋刀魚は一夜干しにしているのでしょうか。味の濃厚さをグンと上げてます。トロリと溶ける北海道根室の馬糞雲丹。朝獲れたという鯖の刺身は脂の乗りがやば過ぎて悶絶する美味さです。

白魚、カワハギと続き、白子は真鯛とトラフグの連続攻撃！！濃厚でとろけるクリーミーな味わい！！冬でしか味わえない極上品ですね。そしてほぐした蟹を蟹味噌で和えた蟹飯。真鯛の白子飯。両方とも美味過ぎて一瞬で食べちゃいました。

日本酒は、料理一品毎に女将さんが勧めて頂く銘柄を楽しみ、ゆくゆくまで堪能出来ました。

料理の量は、日本酒を楽しむのであれば丁度いいと思います。多過ぎると日本酒が楽しめなくなってしまいますしね。

ルールが結構あって面倒なお店をイメージしてましたが、店主の方も気さくで全然問題ありませんでした。

日本酒を好きで良かった。心からそう思えるひと時でした。