そうはいってもやっぱし天玉
少し寒さが緩んだかなと思うと、いきなり真冬の気温になったり。
三寒四温といったって、あまりにも落差がはげしすぎるのよね。
寒い朝は、やっぱしソバ。寒さを背中に感じながら食べる、かめやのソバ。
電車に乗ってても、もうかめやのソバしか思い浮かばない。
こないだ食べたばっかジャナイノ!と思っても、つい寄りたくなる。
今回は、きつね+温玉ではなく、王道の天玉。
嵩があるので崩しにくいけど、常時揚げてるから、ほぼ揚げたてなのがイイところ。
最近はツユがしょっぱめに仕上がっていて、実にワタクシ好み。
物置き場には、むらめんの函が積まれていて、かめやもそうなのか、と。
ま、安定安心のクオリティということですナ。
かめやのツユを味わう向き
久しぶりに、思い出横丁のかめやへ。
露店なので、こう寒い日には、なんとなくかめやに寄りたくなるネ。
天ぷらもイイけど、たまには違うものをという気分で、きつねソバに温玉。
かめやできつねソバ食べている人、あまり見かけないので。
湯気を上げて渡されたきつねソバ、イイねぇ。
きつねは三角なのが3枚。甘さはもちろんあるけど、そんなにしつこくはなく、好感。
そして、ツユのウマさがはっきりわかる。しょっぱさも明確。滋味さえ感じる。
ツユを濁らせない温玉が、むしろイイ仕事ぶりを発揮している気がする。
あー、これからはたまにきつねソバにしようっと。
齢を重ね、天ぷらがさすがに重く感じることが増えてきた(とはいっても食べている)。
こうやって好みも少しずつシフトしていくンでしょうなぁ…
かめやの、総鎮守的存在
思わぬハプニングで、新宿に降り立つ。
折角新宿に降り立ったのなら、かのやに寄るか、かめやに寄るか、でしょう。
あまり歩き回りたくなかったので、今回はかめやに。
大ガードを潜り、ション横へまっしぐら。
丁度空いた席に、しゃがみ込むように座ります。
こういう屋台的な雰囲気が、当店の持ち味のひとつですナ。
天玉じゃなくてもよかったけど、天玉ソバと口をついて出ます。
真っ白い嵩のある衣の天ぷらを、今まさに揚げている姿を見たからでしょうか。
お代と引き換えに、ソバを受け取ります。
暗黒醤油に至る手前の、旨みのあるおツユ。ここに茹でたての生ソバ。
ワンコインでいただけるソバとして、よく出来てるものですなあ。
ここに、嵩のある衣を切り取り、おツユに馴染ませながらいただきます。
玉子はご存じのとおり、温玉。
おツユを濁らせず、かつ黄身のコクを足したい、まさに一挙両得。
常連のオジサン達に混じって、女性客の姿も。
朝イチの活力チャージに、老若男女問わず、引きも切らない。
これぞかめやの魅力の表れ、代表たる存在の所以、と思わずにいられません。
路傍の麺
当店、新宿の路麺店で、いの一番に名前が挙がる店でしょう。
新宿にあるとはいえ、実はこの辺りに来ることは多くなく、ずっと未訪でした。
たまたま朝に時間の余裕があり、ならばということで寄ってみました。
厳密に言えば立って食うのではなく椅子席ですが、
モロに路地に露出していて、屋台的な風情がいいですね。
ここはやはり、天玉そばなのでしょう。
とろろ昆布と玉子なんていう組合せにも心が揺れましたが、最初だからまずは一押しの品で。
ツユは煮返したようなエグみとかすかな酸味を感じますが、
お醤油の味のしっかりした、これまたインパクト十分のもの。
玉子は温玉ですね、珍しい。
温玉にすることで、おツユとの融合とか合わせ技とかはあまり期待できませんが、
その分ツユに混じらずこの方が具合がいい、という向きもあることでしょう。
天ぷらは意外と嵩があって、箸で崩すにも齧りつくにもちょっとやっかいですが、
これももはや当店のトレードマークみたいなものなのでしょうね。
ネギ増しがプラス20円なのがちょっと、という感じはするものの、目くじらを立てるほどのことでもなく。
長く続けているところにやはり意味があるというか、
このスタイルを24時間毎日続けられているところに、新宿の奥深さを感じるというか。
場所は朝の足早に道往く人たちの流れからちょっと外れており、
傍流のトロ場という感じがして、なかなか好いよネ。
店名 |
Kameya
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類型 | 蕎麥麵、烏龍麵、站著吃蕎麥麵 |
03-3344-3820 |
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可供預訂 |
無法預約 |
地址 |
東京都新宿区西新宿1-2-10 |
交通方式 |
JR新宿駅西口 徒歩2分 距离新宿西口 60 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算 |
~¥999 ~¥999 |
預算(評價匯總) |
~¥999~¥999
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付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
服務費收費 |
なし |
座位數 |
8 Seats ( カウンター席のみ) |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
有吧檯座位,有露天雅座 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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服務 |
提供外帶服務 |
關於兒童 |
接待兒童 |
服裝規定 |
なし |
網站 |
最近新宿経由で職場に向かうことが多く、必然的に当店に寄る機会が増えています。
最初は気分転換のつもりでバスを利用したのですが、これがなかなか気分のよいもので、
満員電車に揺られてスマホと向き合うぐらいなら、ゆったり座れ、景色も眺められる
バスの方が断然よいですね。朝早い時間であれば、渋滞もありませんし。
…まあワタクシの事情などさておき、この日もかめやへ寄ります。
朝7時のかめやは比較的空いていて、並ぶことなどほぼありません。
財布には小銭が450円。きつねそばは420円、丁度30円余るな…また財布にしまうのも…
とここで「ねぎ盛り」のことを思い出し、「ねぎ盛り」を追加。〆てピッタシ450円。
「ねぎ盛り」とは、ねぎを追加料金で増してくれるサービスのこと。
よく「ねぎ多めで」などとコールする客を見かけますが、無料で応じてくれる店もあれば
このように追加料金で応じる店や、そもそもねぎ増しを受け付けない店もあります。
かめやの場合は、これを30円で受けてくれる、というわけです。
で、「ねぎ盛り」を依頼して、結果はどうだったか。見てください、このねぎの量!
そもそもかめやのねぎの量は多い方だと思っていますが、ほぼ3倍、予想を上回る量。
(トングでガバッと3回載せておられました)
「ねぎ盛り」をお願いしましたが、これはもはや「ねぎの森」。
ここまでくると、ねぎを掻き分けてソバを啜る、あるいは/及び、ツユを啜ることになり
口中はまさにねぎ風味一色、むしろ「ねぎソバ」と呼んでも過言でないほどの代物に。
そして、きつねの存在はねぎの前に消し飛び…。おーい、どこいった、きつね君!?
「ねぎ盛り」で存分にねぎを堪能したわけですが、口中のねぎ風味がいつまでも残り。
職場に着いたらまずは歯磨き、あるいはブレスケアは必須ですゾ!