食べログブロンズに選ばれたリーズナブルなイタリアン。 : VIA Brianza

白を基調としたテーブルクロス、食べログで見た感じでは格調高い印象でしたが実際は比較的カジュアル。こじんまりとして席数は限られます。
食べログアワードでブロンズ、イタリアン百名店にも選ばれているお店。

頂いたのは、ピッコロ(1800円)。
前菜、パスタ、デザートをそれぞれ数種類の中から選べます。

前菜の前にゼッポリーニ。
表面はカリッと熱々。ナポリピッツァ風なもちっとした生地から青海苔の香り。


前菜は生カツオのカルパッチョ。
生カツオはさっぱりとして肉厚。一口サイズにナイフで切って合わせて頂きます。
トップはレモンの果汁の泡。
右下にはセミドライトマトのペースト。トマトの甘味や風味が凝縮。トマトの爽やかさを感じられつつも凝縮され生カツオに対しアクセントに。
斜めに掛かっているのは卵白のマヨネーズ。酸味もあるマヨネーズの中に旨味を多く含み円やかなテイスト。
カイワレ、カラスミも掛かっています。


バジルペーストのスパゲティ リグーリア風
リグーリア風とはバジルが本来パスタと混ざってあるのが乗っかっているものとの事。
パスタは真がしっかり歯触りに主張が有りながらももちっとが印象強め。
バジルは細かくペーストされ十分な量なので満遍なくバジルの爽やかな香り。
ジェノベーゼにしてはガーリック控えめですがオリーブオイルが上品でとても美味しい。サラッとしてフレッシュなオイル。量も多くパスタによくオイルの旨味を与えてくれます。
松の実は量は少ないが一つ一つが香ばしい。
全体的に塩味強く引き締まったお味です。
サヤインゲンが固めの茹で具合でシャキシャキとした歯触りはもちっとしたパスタとメリハリがある。


デザートはボネ　ピエモンテ風。
リキュールの効いたカカオのプリンです。
ほろ苦さ超強い、プリンは卵を活かした温かみあるお味が特徴ですが一口目はカカオにその温かみは潰され卵の良さは感じない。そこに更にカラメルのほろ苦さとリキュールの刺激や香り。リキュールは弱くはない。
もう生チョコに近いようなと少し思ったがそれは言い過ぎ、食べ進めると卵のほっこりさはありました。
食感は確かにプリン。
スーパーサイヤ人のゴハンを見たチチが「ゴハンちゃん不良になっちまっただか〜！」みたいな驚き。食べ終わるとゴハンちゃんは不良になった訳ではないと分かります、ちゃんとプリンとして美味しいです。


カジュアルな雰囲気の中にもお皿で高級感を出す演出が好き。グッと料理にフォーカスされる。


今回並ばずに入れましたが、ランチでも2〜3日前に予約した方が良いとの事です。是非また来たい❣️


ご馳走さまでした＾＾