気持ちの良いお店である
お昼に行ってみました。
最強レベルの2日酔いだったためお茶で。
(そんな体調でウプウプしながら行くなんて本当お店の方に失礼・・)
もしかしたら大人になってから鮨屋さんでノンアルコールって初めてかも知れません。
12時の予約で3分前にオープン。
いいですね、凛としつつもほっこりとした空間です。
ちょっとズレはありましたが、カウンター7名のお客さんでほぼ同時進行、と。
大将は、お若い。
うどんさんの写真でとろけた笑顔を見て、勝手にイメージしておりましたが、
実物は全く、ほんとうに全く違う印象で、別人かと思いました。
集中力の高い、研ぎ澄まされた顔付き。その動作も端正で見入ってしまいます。
また、私はお弟子さんがタネや舎利を持ってきた時の大将の微かな
「サンキュ」が大好きです。「うん」とか「あいよ」って感じでいなす
ケースが比較的多い中で一事が万事的な好印象メンタリティでした。
出して頂いたものを紹介します。(写真は2貫め以降は鮨に没頭したく、撮ってません)
鮪の突先 あいさつ代わりの一発ですね、膝まで来ましたけど
米茄子の治部煮 白子が美味しいですね。出汁は少々味強め。
城下鰈(大分)朝6時に〆たばかりというこの個体は大将の仰る通りとても良い歯ごたえ
墨烏賊(鹿児島)ここで最初の鰈では(鰈と自分自身の堅さで)気づかなかった舎利の凄さに気づく・・
タネも、米の1粒1粒でさえも独立しているようで、一体化しているような感覚。香りは完全に素晴らしく
食べ終わった後に口の中に残っていた1粒の舎利に気づいたとき(汚いw)、「ラッキー」と思えるくらい
のシロモノです。
血鯛春子鯛(茨城)
鮪おっぽ 突先といい尾っぽといいよく動くところは旨味が強い、そして脂がトゥルトゥルの滑り込みを生む
鮪中トロ 34kgの小さな鮪だという。確かにサッパリしていた。
鮪漬け 先ほどの尾っぽの部分と同じく津軽は大間の鮪に戻る。
小肌 大将から特にコメントのなかったタネ。私は大好きなんだけどなぁ。
車海老(長崎)ほどよい香り、強い甘さもここからか
鰆昆布〆(明石)熟成と若干強めの〆が堪らない鰆はあまりにホロホロ
秋刀魚肝醤油蒲焼 肝の苦みと脂の甘味・・・これは握りじゃなくてそのまま置いて酒ですね
いくら(岩手)
雲丹 平川水産 浜中産って書いてありましたよ。ほどよいジューシーさがあって旨いですね。
肝といくらと雲丹を食らい、自分のつまさきに聞くと「まだ歩き続けたい」と返事が聞こえたよ。
煮蛤(鹿島)出ました、私の隠れ大好物。余計な調味はなく「よく噛んで」と。何かを加えるのでなく、
中からにじみ出る素材そのものを感じるべきという事ですね。
穴子 食べる方も技術が要るほどのトロトロ具合w
魚の出汁のお味噌汁 これ美味しい・・・簡単に大将は説明してくれましたが、これだけ上手にまとめるのは意外に難しいと思うんですよ。
玉
※ガリは甘さのないしょっぱい系でドライでないウェッティ系。
結構からいので、手持無沙汰にパクパクやってると危ないw
以上で13,200円で税込ポッキリです。はっきり言ってお得です。
他のお客さんで飲みながら楽しんでいた方がとても羨ましかったので、
私も絶対次回は(昼でも夜でも)フルで楽しみたいと思います。
お見送りもご丁寧にして頂きました。とても気持ちのよいご対応です。
そして最後、大将と1on1でお話できたときに、ついに・・ついに私もあのお顔を見ることが出来ました。
ツンデレなんて低俗な言葉では表現できない、なんとも言えないトロトロの笑顔が
美味しいものを納得のいく対価(納得感以上)で頂いた幸福感に加えて、さらに
1人の客として受け入れて頂いたような安堵の気持ちすらももたらしてくれました。
自分独自のルールとして設定してある、「初訪問のお店の最高点は4.0」ですが、
ほぼマックスの満足感を得られました。友人にも勧めます。
店名 |
Kizaki
|
---|---|
類型 | 壽司 |
預約・查詢 |
03-6807-4110 |
可供預訂 |
僅限預約
ご予約は予約専門サイトにて承ります |
地址 |
東京都港区赤坂3-21-10 赤坂清明会館ビル5C |
交通方式 |
赤阪見附駅より徒歩3分 距离赤坂見附 123 米 |
營業時間 |
|
預算 |
¥20,000~¥29,999 ¥10,000~¥14,999 |
預算(評價匯總) |
¥30,000~¥39,999¥40,000~¥49,999
|
付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
座位數 |
8 Seats |
---|---|
個人包廂 |
不可能 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
此時建議 |
|
---|---|
開店日 |
2018.5.1 |
3-4ヶ月空きました。ちょうどいいかもですね。
親方はいつもの独特さで迎えてくれます。
凛とした空気をまといつつ、武骨な感じがありながらもチャーミングな笑顔と
個々のお客さんへの配慮ある姿勢が絶妙。
「今日、魚全然だめかと思ったけど、まぁまぁだったね。でも鮪はすいません、って感じす」
いつも通り突先から。そのあと舎利温度がぐんと上がって真子鰈。
この一貫はめっちゃ旨かった、、「始まるぞ」ってビンタされた感じでしたね。
そのあとのイサキ、春子鯛、平貝、、、本当に美味しい握りなんだと憶えさせられます。
鮪は巻き網の小さい個体で、たしかに淡白でした。鮪の王道的な醍醐味とは異なるかも
知れませんが、これはこれでファンがいますよね。でもいわゆる春の鮪とも違って、
香り高い特性というよりさっぱりとしたミネラル感を楽しむ感じでしょうか。
握り全体を通してハイレベルなパフォーマンスでした。
季節や個体差はあれど、訪問するたびに感動が大きくなっている気がします。
また近々伺いたいですね、ごちそうさまでした。