美味！山本シェフによる和テイストな中華！ : Noyashichi

お店は、四谷三丁目は、新宿通りから車力門通りに入った直ぐのところに位置する。
本場中国で修行し三田の中華の名店“桃の木”でもシェフを務めた山本シェフが、昆布や鰹節などの和のテイストと技法を取り入れた独自の中国料理屋と聞いて、前々から気になっていたお店。
縁あって漸く訪問実現、会食で個室を使わせて頂いた。
(訪問した時はまだでしたが、気付いたら百名店に選出されたんですね、おめでとうございます)
店内は、和食割烹店を思わせるような居心地でとても落ち着く。

今宵のメニューは以下の通り。

先付け　　金柑のお粥カラスミ掛け
前菜　　　鰹のよだれ鶏風
　　　　　広東風叉焼
　　　　　セイコ蟹の和え物
　　　　　筍とエビの春巻き
　　　　　いんげんと桜エビの炒めもの
湯　　　　青鮫のフカヒレ煮込み
揚げ物　　河豚の白子と茄子の辛煎り
炒め物　　ホッキ貝と中国野菜の炒め物
食事　　　麻婆豆腐　　　　　　　
甘味　　　マンゴープリン

出だしのカラスミ掛けお粥は、優しくもインパクトのあるお味で、次の料理を楽しみに胃が鳴る〜
前菜は、どれも何が入ってるんだろう〜？と目を引くビジュアル！セイコ蟹の和え物は、雲丹とキャビア乗せで、濃厚な雲丹とキャビアに身の濃い蟹肉とのなんとも言えない味のバランスが最高！
圧巻は、鰹のよだれ鶏風！中にあん肝が隠れてて、これも濃厚なあん肝と辛旨の麻辣ダレが鰹の赤身の旨みを存分に引きだしてて、中々驚く美味さ！…
なるほど、シェフは、味の違う濃厚な食材とそれを引き出す違う真逆のフレーバーを奇抜に組み合わせ、それぞれの素材の主張を殺さずでも喧嘩させることなく融合させるのがとてもお上手とお見受けした！美味い！の一言に尽きる。

中華的なフカヒレも麻婆豆腐も流石のお味だったが、四川の名菜辛子鶏を思わせる、フグの白子と茄子の辛煎りの美味さには舌鼓！

どれもこれもいちいち驚かされ美味しかったです！
(ホールのサービスが若干まごついていたので、これが改善されたら、もはや言うことなしかな！)

ご馳走さま！