これヴィーガン？濃い旨味と深いコクに驚きました。 : Vegan Ramen UZU Tokyo

本日の休日ランチはこちらで。
早春の暖かな日差しに誘われて、海がある豊洲を散歩。その途中で寄らせてもらいました。

こちらVegan Ramen UZU Tokyoは、豊洲の「チームラボプラネッツ」の敷地内にあります。お気に入りの散歩コースの途中なので、度々様子はみていましたが、訪問して食事するのは初めて。テイクアウト方式でヴィーガンラーメンを食べてみたいと妻と一緒に伺いました。

チームラボプラネッツの建物と向かい合う店舗の注文口で若い男性スタッフにオーダーしたのはヴィーガンラーメン醤油1,320円。妻は味噌を選択しました。

呼び出しベルを受け取ってベンチで待ちます。このベンチ、曲面と平面が重なった一筆書きの形状で「ひとつなぎのベンチ」と名前がついています。ベンチなので座ることができ、一筆書きの形状でテーブルにもなっています。今回はこのひとつなぎベンチを利用して食事することにします。

呼び出しベルが鳴ったのは13分後。ちょっと待たされました。
ステンレスのトレーに載ったラーメンを受け取ってベンチに戻ります。

さて、初めて見るこちらのヴィーガンラーメンは、濃い醤油の色ごありながら透明感のあるスープ。スープの下の平打ち麺が透けて見えます。麺の上の具材はローストされたトマトとその上に刻まれた玉ねぎ、そしてその上に添えられた赤紫のスプラウト。ヴィーガンなのでチャーシューはありません。シンプルながら美しい姿です。

長めのスマホ撮影を終えて、ラーメンをいただきました。

スープは、動物系の材料を使わず、羅臼昆布と椎茸、野菜を加えて水出ししたあと、低温で煮出しているそう。動物系材料を使っていないとは思えないほど豊かな旨味に驚きました。カエシには古式醤油が使われているそう。香味油が個性的な味に仕上げています。

このスープに組み合わされた麺は自家製の平打ち中太麺です。ツルツルの食感で程よいモチモチ感。期待以上に高品質でした。妻の味噌のものに使われた麺は醤油の麺よりも幅広の平打ち麺で、こだわって作られていると感じられました。

ローストされたトマトを途中でひと口。口のなかで酸味と旨味をラーメンに与え、また違ったラーメンの味が楽しめました。

妻も、久しぶりに食べた味噌ラーメンに大満足だったようでした。どんなものかと少し斜めから見ていましたが、ヴィーガンとは思えない深いコクを感じました。お見それしました。参りました。