官方消息
本店已登錄為TabeLog店家會員。本店相關營業資訊,是由店家人員所公佈。
網上預約
關閉
店名 |
To iro(To iro)
|
---|---|
類型 | 日式小酒館、蕎麥麵、日本料理 |
預約・查詢 |
050-5593-3299 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
東京都北区滝野川7-3-2 互恵板橋ハイム 1F |
交通方式 |
JR板橋站步行5秒新板橋站·下板橋站步行5分鐘 距离板橋 93 米 |
營業時間 |
|
預算 |
¥3,000~¥3,999 |
預算(評價匯總) |
|
付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 可使用電子錢 可使用二维码支付 (PayPay、d付款、樂天支付、au PAY) |
收據 |
可開立符合發票規定的收據 註冊號碼T8011401013788 *有關最新的註冊狀態,請查看符合國務院發票系統資格的發票發行人發布的網站或聯絡商店。 |
座位數 |
19 Seats ( 吧臺5席,桌子14席) |
---|---|
最大宴席可容納人數 | 23人(座位) |
個人包廂 |
不可能 |
包場 |
可能的 可接受20人以下 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
平靜的空間,有吧檯座位 |
酒水 |
有日本清酒,有燒酒,有葡萄酒 |
---|---|
料理 |
對蔬菜菜式講究,對魚類料理講究,健康/美容食品菜單,有素食菜單 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
---|---|
關於兒童 |
接待兒童(接待學齡前兒童,接待小學生) |
開店日 |
2024.3.15 |
電話號碼 |
03-6903-5529 |
板橋駅の近くに新しい蕎麦屋が出来たという情報が入って来ていた。
営業は夜のみで、蕎麦屋酒を主眼とした私好みの店のようである。
開店は3月半ばで一か月経ったためそろそろ出かけてみようと、17時の開店直後を狙って向かう。
場所は板橋駅東口真前の商業施設のビル1階という、極めて分かりやすい所。
まだ店頭には祝花の胡蝶蘭が飾られている。
入ると左手の厨房前のカウンターに6席、右手の4卓ほどのテーブルに14席ほどで、奥にはガラス張りの蕎麦打ち場が見える。
カウンター中央の席に通される。
この時点でスタッフは店主と思われる方ともう1人の職人がカウンター内に、ホールは若い男性が居る。
席に座るなり目に入って来たのは、客席の銘々に置かれたタブレット端末。
メニューの冊子もあるが、客は皆こちらの画面をタッチしてオーダーさせるシステム。
しかし口開け早々の為か、上手に作動しない。
スタッフに見てもらっても動かないので、とりあえず他の席のものを持って来て対応。
まずはビール(赤星中瓶)をもらう。
お通しには「蛍烏賊と蒟蒻の煮物」が出されたが、なかなか気が利いていて味も良い。
メニューの冒頭にこちらはワンドリンク制であること、さらに席料400円が掛かる旨が記載されているが、これはお通し代に相当するようだ。
これからも'呑ませる蕎麦屋'であることが分る。
肴は'本日のおすすめ'が面白そうで、何とか動き始めたタブレットを使い次のような4品を間を空けて注文。
「本日のお刺身3種盛り」:内容は「帆立・メジマグロ・〆鯖」で、包丁技の冴えが感じられ、ツマやあしらいの仕事もしっかり。
本山葵のおろしが付くのも好印象。
特に程よく脂の乗ったメジマグロが良かった。
「鴨ロース煮」:低温調理されたと思われる抱き身のスライスが6切れ。
柔らかくしっとりジューシーな仕上がりが好ましい。
味付けも控えめで、鴨肉の旨味を堪能。
「じねんじょ磯辺揚げ」:粘りの強い自然薯を一口サイズにまとめ、海苔を敷いた上に乗せで油で揚げられている。
モッちりとした食感で旨味も濃く、塩だけでも十分に美味い。
「真たこと有機野菜の酢味噌がけ」:削ぎ身にした真蛸と、茹でた青菜(あとで訊いたらウルイとノラボウ菜とのこと)さらに筍が盛り合わされ、酢味噌が添えられている。
プリッとした蛸とシャキシャキしたノラボウ菜の歯触りが楽しく、酢味噌に良く合う。
いずれも居酒屋メニューよりも一歩進んだ和食割烹の仕事が認められ、職人の確かな腕前が感じられる。
酒もタッチパネルを使って、画面に写真入りで並ぶ銘柄から2種を注文。
注文が奥に通ると、客の目の前でスタッフが徳利に一升瓶から注いでくれて、揃いの猪口も洒落ている。
「乾坤一 純米酒」:柔らかな口当たりとクリアな味わいで、なかなか美味い。
「裏 雅山流 怜華」:スッキリとした飲み口の後に、旨味が追いかけると言った印象。
料理の美味さと相俟って上々の蕎麦前となる。
蕎麦は基本の「ざるそば」を1枚。
十割を謳う蕎麦は、微粉が端正に打たれていて切り斑や千切れも無い。
香りもあり、歯触り・喉越しもまずまずで、盛りは結構多め。
つゆは返しと出汁のバランスは取れているが薄目で、しかも徳利では無く猪口に直接注がれている。
最初はどっぷりと浸すことなく啜るが、それではやや味が弱い。
しかも蕎麦の盛りが良いので、結果的にほとんどつゆが残らない状態となってしまった。
一方蕎麦湯は手が加わっており、白濁も粘度もかなり強いものが出て来た。
残り少ないつゆに注いでみたものの、このドロドロではすっきりと〆られない。
つゆの味と蕎麦とのバランス、蕎麦湯の状態については見直して頂ければありがたい。
振り返ると肴の出来はかなりのレベルで、値段はやや高めながら内容に照らせば順当。
酒の品揃えも程よい。
蕎麦についてはつゆや蕎麦湯に多少の不満はあるが、蕎麦自体の出来はまずまず。
トータルの支払いは9千円近くになったが、あれこれ欲張った結果であり相当に思う。
接客面でも多少のもたつきは有ったものの、概ね良好。
気になることが幾つか。
タッチパネルでの注文は若い人なら問題ないだろうが、蕎麦屋酒を目的とするのは大概が年配者であり戸惑う人も多いと思われ、ちょっとした操作ミスで間違いも起こりやすい。
実際に使って見ると言葉での注文とは異なり、他の客の注文の様子が分からず厨房内の状況も掴みにくいので、オーダーの間合いが取りにくいのが難点。
もう一つ気になるのは出店場所である。
「蕎麦居酒屋」を標榜しワンドリンク制で一律に席料を取る店にしては、人通りの多い駅前は場所が良すぎる。
前を行交う人々には普通の蕎麦屋が誕生したように受け取られ、よく確認せずに食事目的で入店してしまうケースは多いと思う。
事実この日も幼児を交えた家族連れが入ってきたが、メニューを見て戸惑う様子が窺えた。
まだ開店から1か月で、安定した仕事ぶりを見せるにはもう少し時間が必要に思う。
レビューアップは時期尚早ではあるが、ひと通りの肴で蕎麦前を楽しみ蕎麦の出来も確認できたため、現状を坦々と述べさせて頂いた。
実力店であることは間違いなく、これからも動向を注視していきたい。