落ち着ける隠れ家
紹介制ということで自分の周りに誰か紹介してくれる人はいないかなあ~~と探したが結局誰もいなかった。普通ならここであきらめるところなのであるが、こちらのお店のwebsiteを見ていたらメールを送れるようになっているのを発見した。
ダメ元でメールを書いて大将に直接お願いしたところ、快くOKのお返事を頂くことができた。私のような見ず知らずの人間にとても温かい対応をして下さった和田さんには感謝である。
どうやら月に3組の紹介なしの新規予約は受け付けるとのこと。私はその3組目ギリギリだったらしい~~
お店は市役所の近くのビルの2階にある。下には「わだ」と書いた看板があるので運が良い人なら発見できるだろう。
階段を昇り2階に行き扉を開けると8人ぐらい座れそうなカウンターがあり、大将と初めてお会いすることができた。
こちらのお店はおまかせのみのようで、その日の食材で何が出されるかはかなり変わるようである。大将曰く、あたりの時もあればハズレの時もある。それはお客さんの運次第、と笑いながらおっしゃっていた。
さてこの日は最初はホタテと毛蟹の一品からであった。とても丁寧に仕事がしてありこれを食べただけでもこの店の大将の料理にかける情熱というものが分かる。味は当然とても美味しかった。
その他、蛤、河豚、等々旬の食材をふんだんに使った料理を食べさせてくれた。紹介していいのかどうか分からないので詳しくは書かないがどれも美味しかった。
大将のコンセプトとしてはなるべく食材から自分自身で最初から管理したい、ということらしい。「最初から」というのは、食材を知らない市場から買ってくることは極力避け、野菜は自分の畑から、そして肉類は恵那のご実家のそばの猟師さんから直接仕入れているようである。食材に対するこだわりはお強いようでそういう自分の知らない部分がないような料理を目指されているようなのだ。
ワンオペなので多少時間もかかるが、とっても居心地の良いお店である。また完全に紹介制ではないので運が良ければ行ける、というところも嬉しい。私も近いうちに再訪したい、そんなお店なのである。
店名 |
Shunzen Wada
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类型 | 日本料理 |
预约・查询 |
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预约可/不可 |
仅限预订 |
地址 |
愛知県名古屋市 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算 |
¥15,000~¥19,999 |
预算(评价总数) |
¥20,000~¥29,999
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付款方式 |
可使用卡 可使用电子货币 |
个人包厢 |
不可能 |
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包场 |
可能的 可接受20人以下 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 |
空间、设备 |
有吧台座位 |
此时建议 |
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网站 | |
开店日 |
2016.6.1 |
久しぶりの訪問である。今回は某社会奉仕団体の友人たちとの貸し切り会であった。時間に行くとほぼメンバーは揃っており、定刻約10分前に着いた私でもほぼ最後であった。やはり優雅な人たちは時間に追われていないのである(涙)
そして最後の一人が来たところでカウンター一列に並んで食事のスタートとなった。以前はほぼ当日予約でもOK、客もまばらだったがいつのまにか超人気店になってしまったようだ。今回の貸し切り会も友人が約3か月前に予約したものである。
こちらわださんではコース1本のみである。料理で大体1万5千円位とのことであった。食材や料理によって多少変動はあるものの大きく変わることはないようである。今やこの値段できちんとした和食のコースを頂けるのはとてもありがたいことなのだ。
さて今回はいきなりお椀からであった。ふたを開けてみると中には雲丹、イカ、茗荷の乗った素麺からであった。出汁が効いてとても美味しい・・・・いきなりガツンと来た。
そして次の八寸は2度揚げした小鯵の南蛮漬け、西京焼き、雲丹、ばい貝、チーズなどなどであったが小鯵の2度揚げした南蛮漬けがとにかく目立つような美味しさであった。これは2匹でも3匹でも食べたいなあ~~
そして次がお椀に入ったキンキ?のあら汁であった。魚の旨味たっぷりである。そこでホッとしたのもつかの間、お造りが登場した。北海道産のボタン海老ととらふぐである。今に時期にとらふぐ??とも思ったが厚切りのとらふぐは変わった食感であった。これだけ分厚いと固くて食べれないかな?とも思ったのだが、意外と子の分厚さのとらふぐも悪くない感じであった。
その後トウモロコシと鰻の白焼きをを頂いた。鰻は浜松産と中国産の2種類を出して客に味の違いを楽しんでもらおうという趣向であった。どちらも甲乙つけ難し、というのが私の感想である。
そして箸休め的に鶏の胸肉のねぎソースを頂いた後はキンキの煮付けであった。かなり甘めの味付けだったがそれもとても美味しく感じた。一緒に煮てあった牛蒡もとても良いアクセントになっていた。
その後魚とフルートという珍しいものを頂いたのちは、鮎ご飯の登場であった。鮎は少々小ぶりであったがご飯に味がしみ込んでよいハーモニーを奏でていた。季節を感じる一品である。最後のデザートはプリンのような豆腐のような感じの変わった食感、味のものであった。あまり甘ったるくなく和食の〆にはぴったりのような気がした。
恵那に畑を持っているわださんは自分の作った野菜を使うのを一番よしとしている。これは素性
の分からないものを使用するよりは安心感があるのだろう。以前はそういうところが多少こだわり過ぎてとっつきにくい面もあったが、今では一皮も二皮も剥け良い感じの大将になってきた。
しかし話を聞くと相変わらずあくまでもマイペースのようである。こちらの大将は何があってもマイペースを守ると思うのだ。これからも混雑が続きそうな、そんなお店なのだ。