独自の進化をしているらしい老舗津軽煮干しらーめん屋。
手打ち中華+おにぎり。
弘前市の地元民にとてつもなく愛されているらーめん屋。
今の店主で2代目だか3代目になるらしいが、現店主のらーめん愛が素晴らしい。と感じるお店。
11時開店なのだが、11時15分にお店に伺うと既に満席。
う〜ん、凄い。
こちらのお店も、弘前市を代表する、元祖津軽煮干しらーめんを食べれるお店。
家族経営らしく、厨房の雰囲気が独特で楽しい。
らーめんは丸みのある醤油感に煮干しがキュッと効いたもの。
そんならーめんには、やはり「おにぎり」である。
こちらも勿論お手製の「おにぎり」だ。
乱暴にかぶりつくと崩れてしまうやつ。丁寧に食べましょう。
さて、自分はいつもこのお店に来ると「手打ち中華」だが、現店主が裏メニューだったらしい「だしそば」なるものをレギュラーメニューに昇格させた。
その「だしそば」を目当てに来ているお客がかなり多かった。
「だしそばこってりで」とか注文しているお客も多く、カスタムも出来るらしい。
奥が深いお店だなあ、と思っていると他のお客が「汁なしで」との注文。
目の前のらーめんを食べる手を止めて、メニューを見回しても「汁なし」なんて文言は無い。なんじゃそりゃ。
気になる。気にはなるけど、来ると食べたくなるのは手打ち中華なんだよなあ。
困ったもんだ。
ご馳走様でした。
ニュートラル
手打ち中華+味付け卵
手打ち中華(大)+チャーシュー
帰省した際にお邪魔した。
JR弘前駅の裏手にあるお店。自分が学生として弘前に通っていた頃から年季の入った佇まいで佇んでいた。
若い頃はただの「昔からあるお店」と云う印象で、興味が湧かず敬遠していたが、数年前に気まぐれで訪れてみてから大ファンになってしまった。
出迎えてくれるのは津軽のおばちゃん。
弘前は津軽でも南に位置していて、津軽の北側出身の自分からすると、とても柔らかい津軽弁で耳障りがいい。
店内は特筆することもない、ありきたりな設え。とても懐かしいような親近感が湧くような店内。
サンダルに短パンTシャツで来ても、なんら違和感はない。
注文したものはいつもと全く同じ。
他のものも食べてみたいとは思うけど、直感的欲求にはなかなか勝てないでいる。
数分して提供されたラーメンの見た目は、いつ見ても感動するものではなく、敢えて云うなれば「よぉ、久し振りだねえ」と云ったところか。
醤油色したスープには殆ど脂が浮いておらず、朴訥を体現しているようなラーメンだと思う。
チャーシューをトッピングしているので、あまり目立たないが、「お麩」が浮いている。
これは、津軽地方で当たり前な事なんである。
最近はどうか知らないが、特に農家の家に生まれた人々には当たり前であろう。(と思う)
そうめんに油揚げを入れるのが当たり前なのだから、ラーメンにお麩を入れても違和感はない。
スープは煮干しのビター感を前面に押し出したもの。
自分にはわからないが、もしかしたら塩分は強めなのかもしれない。
麺は中細の縮れ麺で、その縮れの不揃いさが口の中で食べ応えを生み出している。
肩ロースと思われるチャーシューは薄切りながら、適度な肉感と僅かな脂身で、スープの邪魔をしていない。
そして「お麩」だが、これはきつねうどんの「きつね」だと思って戴ければ幸いだ。
無くてもそれは良いのかもしれないが、合うか合わないかで云ったなら、合うと思う。
スープをこれ以上なく吸ったお麩は、それはそれで蠱惑的な食べ物だ。
それにこの辺りのラーメンは「こう云う」ものだしね。
最近は本当に「津軽煮干しラーメン」と云うものを濃厚系、淡麗系とか色々なバージョンで津軽のラーメンを売り出しているが、これが本当の津軽平野で食べられて来たラーメンだと思う。しかも此方のお店のは相当旨い奴だ。
なので若し弘前に来て、ご当地の感じを味わいたい方には此方のお店をおすすめする。
派手な演出もなければ、寂れてもいない。
ただその土地に生き続けている美味しいラーメン屋であるから。
ああ、おいしかった。大満足。
ご馳走様でした。
店名 |
Bun Chiyan Ramen
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类型 | 拉面 |
0172-28-2400 |
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预约可/不可 |
无法预订 |
地址 |
青森県弘前市外崎2-1-2 |
交通方式 |
距離弘前 865 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算 |
~¥999 |
预算(评价总数) |
~¥999~¥999
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付款方式 |
无使用卡 无使用电子钱 无使用二維码支付 |
座位数 |
25 Seats ( カウンター5席、小上がり4席×2卓、テーブル4席×3卓) |
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个人包厢 |
不可能 |
包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
可能的 店舗前6台、隣の砂利に3~4台ほど可 |
空间、设备 |
平静的空间,有吧台座位,有日式包厢 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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服务 |
提供外带服务 |
关于儿童 |
接待儿童(接待婴儿,接待学龄前儿童,接待小学生) |
网站 |
だしそば 大。
手打ち中華そば 大。
とあるお昼にお邪魔した。
1年振りの帰省の為に、朝早く東京からはるばる青森県までやって来た。
実家に帰る前に早い昼飯を食べてからにしようと思い、こちらのお店にやって来た。
何度も云うが、都内等で食べれる津軽煮干しラーメンは、厳密には進化系の津軽煮干しで、元々はこう云ったお店の普通の中華そばの事だ。都会で売り込む様な派手さはないが、津軽人には外せないラーメン。
因みに青森市のソウルフードの「まるかい」は、青森市のソウルフードであって、津軽煮干しラーメンではない。東京に進出している「長尾中華そば」もまた然り。
更に余談だが、津軽平野のど真ん中で生まれ育った自分としては、岩木山の恩恵も、津軽平野の恩恵も受けていない青森市を「津軽」と呼んで良いものだろうか?と子供の頃から思っている。一応、区分としては「東津軽郡」らしいが、何となくしっくり来ない。微妙に遠いし。
無駄話が長くなってしまった。
朝早く着いてしまったものだから、開店時間の11時まで、時間を潰してからやって来た。
時間を潰してる間、相方が「そんなにゆっくりして大丈夫?」と聞いて来るので、「人気あるって云ったって、弘前のラーメン屋だよ?5分前でも大丈夫だよ」と、応えると「ラーメンと甘いものを舐めてはいけない」と、予言めいた事を云う。
開店時間10分前に到着すると、予言的中。開店前に15人くらいの並びが出来ていた。
慌てて最後尾に接続したら、運良く自分達で満席。なんとか一回転目に間に合った。
相方に「予言凄いね」と云うと、相方曰く「最近はSNSが凄いからね、田舎でも行列が出来てたら、大体ラーメンか甘いものだと思ってるよ」だそうだ。
さて、注文。相方はお気に入りの「手打ち中華そば」を大盛で。
自分は悩みに悩んだ結果、気になっていた「だしそば」を食べてみることにした。
いつもならおにぎりも食べるのだけど、今日はラーメンと向き合うつもりで、だしそば大盛のみ。
一回転目の最後の最後に、ラーメン到着。
さて、滅多にメニューで冒険しない自分としては、大冒険なだしそば。
ドキドキワクワクしながら戴きます。
う〜ん、お初のだしそば。薫りこそ煮干しが強めなのだけど、薫りがなければ何ラーメンか分からない見た目。
取り敢えずスープから。
飲んだ瞬間、煮干しの薫りが流れ込んでくる。中華そばも煮干しの薫りがするのだが、もう少し薫りが分厚い。
中華そばに比べて液体油もあり、旨味が強い。
なんだろうなあ、巷にある濃厚煮干しとはちょっと違う。でもこれは人気出るの分かるなあ。中華そばより、もっとラーメン寄りになった食べ物だ。
麺は自動的に手打ちになるのかな?不規則な縮れ具合がそれっぽく見えるが、だしそばのスープにかなり合う。
少々濃いめの味なので、たっぷりの葱も嬉しい。
そしてやはり、おにぎりに絶対合うだろう。注文しなかった事が悔やまれる。
う〜ん、困った。年に1、2度くらいしか帰らないのに、だしそばの旨さを知ってしまったら、津軽煮干しラーメンの元祖である中華そばから遠ざかってしまいそうだ。
そう云えば、以前来た時に常連さんが「だしそばの汁なし」とか注文してた気がする。参ったなあ、悩みは尽きない。
ご馳走様でした。