店名 |
Kotan
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类型 | 寿司 |
预约・查询 |
092-600-9478 |
预约可/不可 |
可预订 |
地址 |
福岡県福岡市中央区桜坂1-5-15 |
交通方式 |
七隈线樱坂站徒步2分钟机场线赤坂站徒步20分钟 距離樱坂 157 米 |
营业时间 |
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预算 |
¥20,000~¥29,999 ¥8,000~¥9,999 |
预算(评价总数) |
¥20,000~¥29,999¥20,000~¥29,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 无使用电子钱 无使用二維码支付 |
座位数 |
8 Seats |
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个人包厢 |
不可能 |
包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 附近有投币停车场 |
此时建议 |
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开店日 |
2021.11.24 |
福岡市中央区桜坂で晩ごはん。
東京・新富町の「鮨はしもと」さんご出身の野口さんが福岡へ帰り開いた「枯淡」さん。
すでに1年半が過ぎ、ようやくお伺いすることが出来ました。
今回は、空港へのアクセスにも便利な天神界隈に宿を取り、天神南駅から地下鉄にて桜坂駅へ。
駅からのアクセスも分かり易く、はなみずき通りをゆるりと下ってお店に到着。
すでに暖簾が掛かっておりました。すぉ~っと引き戸を開けますと、
うす暗い店内はとても落ち着いた雰囲気。スポットライトでカウンターが照らされてます。
「お久しぶりです!」と修行時代からは髪の毛を伸ばした野口さんが笑顔で迎えてくれました。
修行時代から、貫禄あるな~とは感じておりましたが、大将となりもう貫禄十分!。
「鮨 水谷」さんに2年ほど、そして「鮨 はしもと」さんには2015年~2020年の丸6年。
水谷さんでの戸田さんとの出会いから、「橘町都寿司」を卒業した橋本さんとのご縁が生まれました。
橋本さんが開店してすぐの頃は杉田さんのところからY氏が助っ人で来ておりましたが、
その後の独立したばかりの橋本さんの一番大変だった時期を支えた野口さん。
今でこそ橋本さんの下にはお弟子さんが6名ほどいますが、
「当時、親方(橋本さん)と二人きりで仕事をしたことが大きかったです」と野口さんが語ってました。
そして現在は「鮨 美幸」として稼働している旧店舗で、実際に握る機会を与えられたことも。
懐かしいお話をあれこれして、今福岡でお店を開かれたことをとても嬉しく感じました。
まずは、瓶ビール(ハートランド)を頂き乾杯~。そして野口ワールドが始まりました。
お造りは「やいとかつお」。関東だとスマと呼ぶかと思います。ねっとり、鮪に近い感じ、でも鰹。
次は「蛸にたたいたオクラかけ」。オクラの爽やかさと歯ごたえのある蛸。
次は「塩蒸しあわび」一切れはそのままで、もう一切れは肝と。残った肝にご飯を入れて混ぜ混ぜして。
次は「岩もずく 土佐酢で」 爽やかな酢加減で夏にぴったりな肴です。
次は「茶碗蒸し」。緑鮮やかな新銀杏のシャリシャリとした歯触りが心地よく、蛤の出汁がまた美味しい。
次は珍味で「鮎のペースト」。鮎をミキサーにかけて骨を取ったものだそうです。
最後は熊本・八代の鰻を白焼きで。皮目がパリッと香ばしく焼かれていて美味しい~。
お酒は野口さんから「せっかくなので九州のものでお出ししますね」と、おまかせしました。
一合目は、熊本の「産土(うぶすな)」。二合目は佐賀の「東一(あずまいち)」。
調子に乗って三合目は福岡の「若波(わかなみ)。どれも美味しかったです~。
17時半~からのお客さんが、我々ともう一組さんだけでしたので、出るペースが割と早かったです。
おつまみが一通り出ましたので、にぎりがスタートです。
天草のこはだ。やはり杉田さん一門の流れは原則こはだからのスタートです。
たい。話に夢中で産地は忘れてしまいました。。
北海道のほっき。やはり貝類はこちらでは仕入れが難しく豊洲からだそうです。
竜飛の中とろ、竜飛の赤身。
境港のとろ。まぐろの産地を変えてきました。
えぼだい。個人的には大好きです。関東では干物で食べる機会が多いですが、鮨でも美味しい。
さわら、ますのすけ(キングサーモン)。切り身が大きくて食べ応えありました。
えび。ちょうどいい大きさでした。
これで、あとは、穴子・玉子焼きです。と野口さんから。
出ていないものをお聞きして、
かすご。杉田さんや橋本さんは昆布締めにしてますが、塩締めでさっぱり。
あら。九州らしい種で普段ほとんど食べることが無いのですが、いい鮨種になるんですねぇ。
きす。昆布締めで。江戸前の代表的魚だと思うのですが、鮨店で案外食べる機会が少ない感じです。
唐津の赤雲丹。軍艦で。
対馬の穴子。ツメで。
最後に玉子焼き。
お醤油は九州の方に合わせて甘いものを使うのかな?と思ってましたが甘くない。
お聞きすると、野口さんの地元である糸島もミツル醤油というものだそうです。
東京での修行で身に着けた江戸前の技術に地元のもを上手く織り交ぜているとこもいいですね~。
出ていない種をまだまだ食べたかったのですが、お腹いっぱいになりました。
野口さんにお会いするのも2年ぶりくらいでしたので、あれこれお話も弾み
愉しい時間を過ごさせて頂きました。2回転目のお客さんがあるそうなのでお会計に。
他のお客さんとのやり取りも卒なくこなし、地元のお客様を大切にしている姿がありました。
まだ30歳の若い大将ですが、鮨店らしい応対がしっかりと出来ていることが素晴らしいと感じました。
ホイホイ来ることは出来ませんが、進化しいく野口さんにまたお会いできる日を楽しみにしてます。
( 訪問時 4.06 )