月は太陽を隠す : Tenzushi Kyomachi

大将は大変なお心遣いの方で、この日は偶然、大将と懇意にされている著名人の方と同席しましたが、前回同様、常連と一見の分け隔てなく温かく接して下さいました。

トークも本当に楽しく、たくさん笑わせていただきました。

大将ご家族はじめスタッフの方々のサービスは、洗練されている印象で、居心地の良さが加速度的に増していきます。

お鮨は、相変わらずとても美味しかったです。

いや正直な話をすると、前回よりもさらに美味しく感じました。

江戸前を食べている最中、こちらの独特なお鮨を無性に食べたくなる瞬間があります

今回は一足早く、海ぶどうが食べられたのも嬉しかったです。

ご馳走様でした。

※鮨に集中したかったので、写真は撮りませんでした。

言わずと知れた“九州前”の有名店です。

価格は5万円にせまる高級店ですが、格式の高さを感じさせない、アットホームで温かな雰囲気のお店でした。居心地良く過ごさせていただきました。

大将をはじめ、お店の方々がとても優しかった。
地元のお客様を大切にされている印象ですが、一見の私に対しても分け隔てなく温かく接して下さいました。昔馴染みの御店を利用させてもらっているかのような感覚になりました。

水の流れる音やヒーリング音楽を聴きながら食事が楽しめるので、上記の雰囲気と合わさって、リラックスしながらその時間を満喫することができました。

肝心の握りは、どれも新鮮で個性的な味わいでした。その見た目と使用されている食材からは、味の想像をつけるのが難しい握りが所々ある印象でした。“食べてビックリな美味しさ”という感想です。江戸前鮨のように毎日食べたい握りというよりも、時々無性に食べたくなるお寿司というニュアンスに思いました。とても美味しかったです。

つけ加えて、東京のお寿司屋さんでもよく提供される雲丹軍艦やネギトロ巻きは、多くのお寿司屋さんが霞んでしまうんじゃないかという美味しさに感じました。

酒の提供が無いことでも有名な当店ですが、握りの美味しさとお店の雰囲気が相まって、まるでアルコールが入ったかのような心地よい余韻に浸りながら退店することができました。

ご馳走様でした。有り難うございました。


◼️【食事内容】◼️

◯トロ　漬け
◯トロ　塩
(塩もいいなぁ…)
◯赤烏賊
(目が覚めるような美味しさ)
◯車海老　
◯お吸い物
◯しめ鯖　
◯帆立　ツメ
◯アラ
◯太刀魚　炙り
◯鮪　マグロ節漬け
(ビビッと驚く美味しさ)
◯キス
(漬けの後に感じられる爽やかさが最高)
◯河豚の焼き白子　軍艦
(和製リゾット。たまらない美味しさ)
◯二種の雲丹　軍艦
(溢れんばかりの甘さが口の中にに広がる)
◯サザエ　オクラ
(オクラの清涼感がアクセント)
◯赤だし
◯鰆
(肉厚ジューシー。薫香がたまらない)
◯海老頭
(爽やかさと香ばしさの絶妙なコンビネーション)
◯鯛と鯛の肝
(身がもっちもち！肝ともみじおろしが最高)
◯穴子
◯ネギトロ巻き
(江戸前も太刀打ちできないかも…)
◯玉
◯メロン