食べるまで想像の出来ない唯一無二の五十嵐シェフの料理を堪能！ : Shimoyami Tenaeizuru

北海道産の食材を中心に独自のアプローチでどのジャンルにも当てはまらない五十嵐ワールドを堪能出来る 霜止出苗 。

札幌駅からタクシーで10分、最寄駅の中島公園からは徒歩5分の場所にある。

外観はマンションの1階で木の塀で囲われた入口から小さな中庭を通り店内に入店。雪が降りしきる中、奥様が外で待っていてくれて中まで案内してくれました。

内観は扉を開けて廊下を進むと靴を脱ぎ小上がりの部屋へ。
畳の部屋に掘り炬燵式のL字カウンター6席の空間は拘り抜かれた和の要素がある趣深い内装。
木の引き出しがついたワインセラーも五十嵐シェフオリジナルの建具で随所に拘りが詰まった空間。

オーナーの五十嵐シェフはフランスで修行後、自身の店五十嵐を2013年にオープン。2019年より現在の店で腕を振るう。

コースのボリュームもかなりしっかりでペース良く出てくるのでかなり満腹になれる。1日5合米を食べる五十嵐シェフらしいお客さんに満腹になって帰ってもらいたいという想いが詰まってるんだろなと感じた。

和の要素を取り込んだイノベーティブで他では堪能出来ない五十嵐シェフのアプローチは唯一無二の楽しさ。


■毛蟹と雲丹のフラン
しっとりフランに濃厚な毛蟹と雲丹の旨みを合わせて。

■お造り 八角
弾力あり脂も乗っていて北海道ならではの美味しい魚を堪能。

■にしんのお漬物
発酵されていて旨味が強いにしん。

■帆立の刺身、シャインマスカット酢漬け、発酵させた麹と合わせた蕗の薹
蕗の薹の旨みに柔らかく弾力ある帆立がよく合う。シャインマスカットも酢漬けにする事で甘さの中に酸味が入り最高のお摘みに。

■北寄貝、行者ニンニク醤油漬け
行者ニンニクの香りと味付けがたまらない。

■白子、三年塩漬けしたレモンと山ワサビ
三年塩漬けのレモンは酸味と深みあるがある初めて食べる感覚。そこにクリーミーな白子が最高のマッチ！

■ニシン、ドライトマトと蕗の薹のご飯
トマトの濃厚さと蕗の薹味噌がご飯に染み渡りニシンの旨みと合わせ味わい深い一品に。

■小肌のテリーヌ
五十嵐シェフのスペシャリテ！2ヶ月弱熟成のテリーヌの旨みと酸味とコクに脱帽。大葉や外側には生ハムが巻かれていてボリュームもしっかりあるのが嬉しい。

■銀宝、麹と茶と酢に漬けたさくらんぼ、行者ニンニク醤油
脂乗っててこちらも北海道ならではの魚を堪能。さくらんぼの甘さとコクが凄い。

■鱒塩締め
鱒の美味しさと旨みある出汁と合わせて。

■焼き穴子
干して焼いた穴子に野菜だけの濃厚出汁と一緒に。ソースや味付けが食べるまで分からないがどれも美味しい。

■道東のラムヒレ、ラムソーセージ
ジビエの肉の濃さを堪能。

■カルガモ鴨と赤ワイン煮の洋梨と卵と胡麻油のソース
レアに火入れされたカルガモに甘さコク旨み香ばしさのあるソースとの相性が抜群。

■キンキ、雲丹のご飯自家製のラー油を薬味に
出汁の旨みが染み渡ったご飯にキンキと雲丹を合わせて。一瞬でなくなる旨さ。

■明太子海苔巻き
3週間熟成した濃厚な味わいな明太子を手巻きで。

■打ち立て蕎麦、菊芋と鮑
ねっとりした菊芋の出汁に鮑を入れたつけ汁に香りの良い蕎麦が最高に合う。

■ババ
ラム酒につけたケーキに生クリームを合わせるババ。
ケーキが甘くなっているので生クリームは甘さ控えめでこれもかなり美味かった。甘党の自分は大喜び。笑

割と食べられる胃袋持ってる自分でもかなり満腹になれて満足度が高い。五十嵐シェフとの話も弾み楽しい時間になりました。


おまかせコース
■毛蟹と雲丹のフラン
■お造り 八角
■にしんのお漬物
■帆立の刺身、シャインマスカット酢漬け、発酵させた麹と合わせた蕗の薹
■北寄貝、行者ニンニク醤油漬け
■白子、三年塩漬けしたレモン山ワサビ
酸味と深みにクリーミーな白子
■ニシン、ドライトマトと蕗の薹味噌のご飯
■小肌のテリーヌ
■銀宝、麹と茶と酢に漬けたさくらんぼ、行者ニンニク醤油
■鱒の塩締め
■焼き穴子
■道東のラムヒレ、ラムソーセージ
■カルガモ鴨と赤ワイン煮の洋梨と卵と胡麻油のソース
■明太子海苔巻き
■打ち立て蕎麦、菊芋と鮑
■ババ


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