神奈川を代表する鮨を目指して。 : Sushi Otowa

【本日の独り言】

よーいドンで始めます。

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神奈川の寿司屋。
ご主人は鎌倉の以ず美、あざみ野の逸喜優、新百合ケ丘の楠本を挙げた。

お好きな寿司屋は？
銀座の鮨一、そしてさわ田。
食後の会話の一部。

職人を志した頃は、銀座にお店を持ちたかったらしい。
当時自由が丘にあったお父さまのお店を中学生の頃から手伝いはじめ、都内複数の百貨店内で修行し、昨年自らのお店を持った。
和食か寿司職人で迷った末、寿司職人として生きることを決心したとのこと。

働く過程の中でご主人曰く、自由が丘や二子玉川のような小規模の街で地元に馴染むお店をやりたくなり、考えた結果、この場所に辿り着いたとのこと。恐らく自宅兼お店のスタイル。
二年間土方の仕事をして、資金を貯めたらしい。

失礼ながら、場所は辺鄙。
お客さんの層はやはりこの辺りに住んでいる方が多いと思う。
都内からここを目指してくるお客さんはまだまだ少ないと思うから。

ご主人は最後に言った。
一年経った来月10月からは値付けを変えるということ。
昼は3000円、5000円、8000円。
夜は現在の8000円が10000円に。
夜の値上げは正直大胆だと思った。
しかし、ご主人、夜は15貫以上出す予定とのこと。
季節毎にお客さんに食べて欲しいネタを考えるとご主人の中ではそのくらいの数になるらしい。
これからもどうなるか楽しみな鮨屋。

今回頂いたお昼は2000円。
開店時間と同時に予約のお客さんが集まる。
そして、全員揃ってよーいドン。
ランチという点で考えると、同じ神奈川にある逸喜優も同じ値段設定。
おとわの良いところは、僅か2000円でも逸喜優よりは落ち着いて、一通り一連の流れで楽しめるところ。
逸喜優はおとわと比べると、多少忙しい印象がある。
この辺りは、住宅街のど真中かつお昼は基本一回転しかしないご主人の方針からの部分が大きい。

「通う」ということになれば、今以上に惹かれる何かが必要。
ただ、ご主人のブログなどを見ていると、なんだか応援したくなる。

今後、10月以降の変化も気になるところ。
陰ながら、チェックしてみたいと思う。