花山椒のお鍋 : Kiyama

定期的にお邪魔している木山さん

花山椒のお鍋が頂けるかとお聞きすると
ギリギリ間に合うかどうかとのお返事でしたが
頂く事ができました

一年に一度の贅沢

木山さんの鰹節のお出汁で頂く
花山椒と牛肉のお鍋

花山椒の独特のピリッとした刺激や風味が
お肉とお出汁と相性抜群でした

椀もの　独活の擦り流しの中に能登の河豚の白子と胡麻豆腐を練りあげているとの説明でしたが
白子と胡麻豆腐の相性も抜群でした　


⭕️先付け
平貝と蛍烏賊　飯蒸し

⭕️椀もの
白子　胡麻豆腐

⭕️お凌ぎ
能登雌毛蟹
ホワイトアスパラ　ふき　

⭕️鰹節
食べ比べ

⭕️向付
鮎魚女
三つ葉　わかめ　柚子

⭕️煮物
空豆　雲丹　梅酢　新玉葱
駿河湾太刀魚
ふきのとうを素揚げした物が上に

⭕️焼物
炭で焼いて真空した
大原の筍

⭕️ 鉢肴
鯛の牛皮巻き
うるい

⭕️強肴
桜ますのフライ


⭕️八寸
花山椒と宮崎牛

⭕️ご飯と香の物
イカのとろろご飯
おうどん
しらすご飯
鯛の子ご飯
桜エビ天ぷら丼

⭕️水菓子
河内晩柑ジュース

⭕️甘味
蓬のお饅頭

⭕️お抹茶

店内は
メインカウンター
サブカウンター
個室
2階席　全て満席で
外国人のお客様　お一人様の方も数名いらっしって
凄い！！

予約困難店ですね

でも大将　お忙しそうで
最初と最後の挨拶だけで､､､
とても残念でした

ご馳走様でした

昨年
福井の名店三店で
美味しい蟹を頂いたお話を
大将としていたら

「うちの蟹も是非」と
お誘いを頂き
楽しみに楽しみに予約をしました

なんせ今年は食材の値上がり半端なく
蟹のお値段も凄い事になっているとの事､､､
ふー　なんだか心配

この日はいつもの女子友と♡


お席は
9人席のカウンター左端
目の前に蟹を焼く為の大きめの七輪が用意されていて
もうワクワク感半端なく

大将からのご挨拶と
大きな蟹
香住漁港でだけ水揚げされるベニズワイガニは「香住ガニ」と呼ばれるそうで
もうたまらなく美味しそう！！
目の前で焼き上げてくれるそうで〜！！

この日の献立は

・つき出し
松葉かにの飯蒸し

天縁　　

•碗盛
海老芋　雲子のすり流し
百合根　柚子
香箱がに　青リンゴのジュレ

・削りたて鰹節　鮪節を頂きました
1年もの　酸味
2年もの　　カビ付　本枯れ
鮪ブシ
利尻の昆布のお出汁に
鰹節　鮪節を入れお味み

・お造り
九絵　源助大根　壬生菜　柚子
静岡駿河湾甘鯛
北海道の雲丹
菊芋

・焼き物
兵庫香住ガニ
レア状で

蟹味噌鍋

カニヅメのお吸い物

・煮物
牛の時雨煮ヤーコン添え
牛の百合根　芹　胡桃と抱き合わせ

・強肴
イワシの梅肉　下仁田ネギの揚げ物


・ご飯5種類と留め碗、香の物
煮穴子丼
かつお漬け丼
雑魚ご飯
ラーメン
カマス天丼
イワシの梅肉　下仁田ネギ

全種類　一口づつ　頂きました！！

・水菓子
La Franceじゅーす

・甘味
むかごの茶巾しぼり　求肥

・抹茶

メインの蟹
養分が豊富な海洋深層水で育っているので
身が詰まり甘味が強くて
目の前で焼いてくれるので
瑞々しさは半端ない

取り合いにならない⁉️
なんて心配しながら大将に取り分けて頂きました

熱々の蟹を口の中に入れると
蟹の旨味がジュワーと溶け出してきました
なんとも言えない
贅沢な味わい

蟹はリクエストしたお客様だけらしいです

来年もまた
よろしくお願いします♪
今年も美味しい蟹が頂けました

ご馳走様でした

毎回感動のお料理が頂けるお店です

今回特に美味しかった一皿は
秋が旬の「菱がに」を使ったお料理でした
この「ヒシガニ」と言う呼び名は関西だけの
呼び方なのだそうで「渡り蟹」のことを指しています
その菱がにの下に大根　人参　果物のジュレ
お箸ですくって食べると出汁が効いていて
お皿の盛りつけも素敵で
写真でお見せできないのが残念ですが、、、

毎回美味しいお料理と
楽しい会話
行くたびに虜になります

ご馳走様でした

2年前はお写真OKでしたが
最近　お料理　店内のお写真全て✖︎になったらしく
残念でした

京都の夏のお料理は
鱧
鮎
岩牡蠣
夏京野菜と好きな物ばかりなので楽しみにしていました

お店の地下から
汲み上げる軟水の井戸水を使い
荒削りの鰹をふんだんに削りお出汁をとる
まさに
日本人の原点の味
懐かしい味も感じられるお店です


食前酒　天縁をカウンターのお客様全員に
木山さんが注いでくれます

○鮎の印籠蒸し　万願寺とうがらし　鮎の骨唐揚げ　バチコ
お酒のあてに最高の先付です

○鮑と貝のお椀
新鮮な二枚貝からとったお出汁はほんのり白く色付いていて
山中塗りの椀に京都で描いた素敵な柄のお椀
うっとりしながら頂きました

○鱧の湯引き
お席に着いた時
目の前でシャキシャキとする音
鱧切包丁を使った見事な手捌き
とても美味しい鱧でした

○荒削り　枯れぶし　鰹節
削った鰹節を頂きます
そして一番出汁を頂きます
化学調味料のお出汁との違いを教えてくれる
一品です

○帆立の真丈
大きな帆立が入っていました

○イシカゲガイ
栄養価が高く
タウリン　グリシン　アルギニンなど疲労効果に役立つ栄養がいっぱい入っているとお聞きしました
幻の貝を頂きました

○白烏賊　塩水雲丹
実が引き締まった烏賊と
口の中に入れた瞬間フワッと甘い雲丹

○上桂の鮎
男性は姿そのまま
女性には3等分に切ってくれます
頭から尻尾まで美味しく頂きました

○伊勢湾の岩牡蠣
身が大きくジューシーでクリィーミーで
とても美味しかったです

○にしんの茶漬け
素麺
じゃこご飯

○和三盆のスイカゼリー
カウンターに大きなスイカが出てきて
その中に和三盆ゼリーと丸いスイカ

○お抹茶　どら焼き

全て丁寧に調理されたお料理

流石です

2年前より一段と美味しいお料理でした

今度はランチにも行ってみたいです

ご馳走さまでした

木山さん

玄関から入ると
いい意味で
ピーンと張り詰めた緊張感を感じさせてくれるお店でした


忘れていた 鰹節 こんなに美味しいだと
改めて実感致しました
木枯れ2年
荒節1年
鮪節
それぞれを食べさせてくれます

以前 瓢亭の高橋先生のお料理教室で
鮪節を使っていました
久しぶりに懐かし味を思い出しました


盃で日本酒を頂き
お料理が始まりました

空豆をすり流して桜鱒のお椀 最高でした

お造りも2種頂きました
ボタン海老と石鯛のお造り 絶品でした

大原の筍 えぐさと甘さ まさに旬を頂けました

ご飯は牛丼 天茶漬け じゃこ飯を頂きました
お腹いっぱいでウニ丼が食べれないなんてーー

桜餅も美味しく

私が 京都で一番美味しなーと思うお店です
一つ一つのお料理が丁寧です

また
行きたい と思えるお店です

鰹節削り 名古屋に戻って買いました 笑


ご馳走さまでした